おはようございます
「からだはすべてつながっている」シリーズ、これまでその1 、その2 、その3 、その4 とお届けしました。いずれも西洋医学的な観点からのもので、東洋医学の要素は入っておりません。この次くらいからは東洋医学的なものを書こうと思いますが、今日はその前に…。
これまでの「からだはすべてつながっている」話の流れから見れば、昨日の「骨盤ダイエットじゃ痩せられない?」 に取り上げた『ガッテン』の「街のウワサを大検証 それってホント!?スペシャル」に対して、私が「物申す!」な感覚を持っていそうだなって、わかりますよね。昨日もちょっと書いてますけど。
一昨日の『ガッテン』には、正直言って、かなり失望しました。骨盤体操とか骨盤ダイエットとかを指導している人に、恨みでもあるんだろうか?と思っちゃいました。まぁ、本を出してる人の中には、ブームに乗っかっただけの人もいるのかもしれないけど…。
ぶっちゃけ、目的は何であろうと、やり方はどうであろうと、からだに無理がない限り、とにかく「からだを動かすことは、いいことだ!」と思うのです。
昨日も書いたけど、まず血行がよくなるでしょ?血行がいい状態って、健康の基本よね。「今さらですが、血液の役割って何?」 にあるように、からだをいい状態に保つ上で、血液の働きはとっても大切なんだもの。
それから、筋肉使うから、血糖値が下がって、脂肪も燃焼するでしょ?筋力だってついてくる。つまり、代謝が上がる。1日に1回でも代謝アップの時間帯があれば、冷えの解消につながるし、体調がととのってくる。お肌もきれいになる。
以前「人間は動物なんだよ」 をアップしてますが、そこにも書いたように、「人間は動く生物」なんですから。美しさのため、健康のため、老化防止のため、目的は何でもいいの。自分の状況に合った形で、たとえ5分でも10分でも、からだを動かすのはいいことなのよ。
骨盤体操も続けていれば、きっと腹筋力がついてくるはず。これだけでも、おなかポッコリにある程度の効果はあるはず。腹筋力がついて、おなかの血流がよくなれば、臓器や筋肉表面の腹膜や結合組織の状態だってよくなるはず。であれば、内臓下垂によるおなかポッコリだって、解消される可能性はあるじゃない?
だから、「骨盤をしめれば、内臓が持ち上がり、おなかポッコリ解消」じゃなくて、「骨盤をしめるために体操することで、腹筋力がついて、内臓が持ち上がり、おなかポッコリ解消」とすればいいのよ。
「血行が改善し、基礎代謝が上がることでやせやすい体になる」のほうは、「続けることで、血行が改善し、代謝が上がり、やせやすい体になる」って言えばいいのよ。
からだはすべてつながっているんです。からだの反応は、負の連鎖もしやすいけど、正の連鎖だってするんです。正の連鎖を起こすきっかけとして、体操するのはいいことなんです。
一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。
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