寝つきをよくするハーブティー | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


週間天気予報によれば、関東地方の暑さは今日までらしいです。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」って言いますけど、ホントにそうですね。今夜、十五夜なのに、お天気が下り坂なのはちょっと残念ですが、涼しくなるのはうれしい。

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ここんとこ、昼間は暑くても、夜は涼しいので、毎日ほぼ快眠です。でも、ちょっと夜更かし気味なので、つい寝坊して、朝暑くて目が覚めることも。これはいけない。時間的にも、もったいないですよねぇ。


夏の養生法 では遅く寝ても早起き、秋の養生法 なら早寝早起きがいい。睡眠サイクルを前倒しして、早寝早起きに変えなくっちゃ。


夜更かしの利点をあげるとすれば、気温が下がってから寝ることになるので、寝つきやすいとこかな。だからこそ、夏は「少し遅く寝て早く起きる」なんですね。でも、もう秋になるから、早寝しないと…。


寝つきをよくするには、昼間のうちにからだを動かしておくことが大事ですが、眠れると思ってたのに寝つけないときには間に合いませんね。


そんなときは、「寝つけないときのアロマケア」 でご紹介したように、足浴や半身浴で体温変動のきっかけをつくってあげたり、安眠穴失眠穴 のツボ押しをしたり、自律訓練法 やストレッチしたりするといいかな。


そして、もうひとつ、温かいハーブティーもいいですよ。気持ちをほっこり緩めてくれて、眠りへといざなってくれるハーブティーには、↓次のようなものがあります。


1 カモミール

「夏バテを防ぐハーブティー」「花粉症におすすめのハーブティー」 にも登場しています。ジャーマンでもローマンでも、どちらでもOK。カミツレとして売られていることもあります。鎮静作用があるので、気持ちを落ちつけてくれます。キク科植物にアレルギーのある方は避けてくださいね。


2 マジョラム

スパイスとしても使われるマジョラム。食前なら食欲増進、食後だと消化と安眠を促してくれます。抗酸化作用もあるので、お肌にもうれしいお茶です。


3 ラベンダー

ハーブティーにはイングリッシュ・ラベンダーがおすすめです。リラックスに一番ポピュラーなラベンダーですが、お茶にするとけっこう香りがきつく感じられるので、ほかのものとブレンドしたり、ハチミツを加えると飲みやすくなるかな。


4 リンデンフラワー

西洋菩提樹の花。これも鎮静作用があり、リラックスできます。血圧を下げる作用もあるので、高血圧予防にもなりますが、低血圧の方は飲み過ぎないでくださいね。「花粉症におすすめのハーブティー」 にもリストしてますが、そっちはリンデンウッドです。


5 ローズピンク、ローズバッズピンク

ローズピンクは花びら、ローズバッズピンクはつぼみ。甘く上品な心地よい香りです。不安や落ち込みで眠れないときに最適。胃腸や肝臓をととのえるのにも効用があります。ローズには女性ホルモン様作用があるので、更年期障害の症状緩和にもいいお茶ですが、ホルモン剤を服用している方や子宮筋腫などの治療を受けている方は、念のため医師に相談してくださいね。


それぞれ単品でもいいですが、ブレンドするのもまた楽しいものです。就寝の30~60分くらい前に、温かいのを薄めにつくって、ゆっくり飲むのがコツですよ。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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