花粉症におすすめのハーブティー | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


冬季オリンピック、終わっちゃいましたね。ここまで努力を重ねてきたアスリートたちの姿には感動を覚えます。その美しさこそ金メダルですね。3月になりましたので、春らしくスキンを変えてみました。


花粉症対策 、あれこれお届けしておりますが、今回はお子さんにもご利用いただけるハーブティーをご紹介しましょう。ハーブティーをゆっくりと飲むことで、蒸気の吸引にもなって、一石二鳥ですよ。


1 エルダーフラワー

粘膜の炎症を鎮める作用があり、カゼやインフルエンザ、鼻炎にもおすすめです。シミやニキビ予防にもなるといわれます。ただし、5歳未満の乳幼児、妊婦さんや授乳中の方は飲まないでね。


2 カモミール

消炎・鎮静にすぐれた作用があり、目の充血やかゆみがある方におすすめです。ただし、キク科植物に対するアレルギーのある方は避けてくださいね。リラックスしたいときにも最適。消化不良、食欲不振や腹痛にも。


3 ネトル

抗ヒスタミン作用があり、花粉症のかゆみと鼻水を抑えます。ビタミンやミネラルを含み、血液の浄化をうながして、体質改善に役立つといわれています。貧血症にも。


4 マロウ

粘膜に作用して、咳や気管支炎、胃腸炎、花粉アレルギーの症状をやわらげます。空気中の酸素に反応して青から紫に変化する色も楽しめますよ。


5 リンデン

鎮静作用と利尿作用があり、エルダーフラワーの代用品として使うことができます。脂肪分解作用もあるので、メタボ対策にも。


6 ルイボス

ミネラルが豊富なので、少々くせがあって飲みにくいですが、便秘気味で代謝が落ちている方に。肌荒れ、老化防止にも。


7 ローズヒップ

ビタミンC補給にぴったり。ビタミンPと呼ばれるバイオフラボノイドも含むので、ビタミンCの吸収を高め、アレルギー反応を抑える働きも持っています。美容にも最適。妊婦さんの栄養補給にも。


ローズヒップのハーブティーにはハイビスカスがブレンドされているものが多いのですが、酸っぱいものが苦手な方には飲みにくいもの。お子さんにとっても、酸味が強すぎるかもしれません。その場合は、ローズヒップだけのものを選びましょう。


お子さんが小さい場合は、薄めにつくりましょう。甘味をつけたいときは、蜂蜜を使うといいですね。飲み終えたティーバッグは、入浴剤として使うこともできますよ。


免疫力を高めると言われるエキナセアは、今回のリストからはずしました。長期にわたって飲み続けるとめまいや吐き気を起こす可能性がありますし、5歳未満の乳幼児や妊婦さん、授乳中の方は飲まないほうがいいからです。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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