おはようございます
「足が教えてくれること」シリーズ、目 、歯と歯茎 、大腸 、胃 、副腎 とお届けしてきました。すでに反射区としてご紹介済みのものもあれば、副腎のようにこのシリーズで初めてご紹介したものもあります。このシリーズでは、セラピストしての体験をもとにお話ししてます。
このブログでリフレクソロジーと足ツボを併記していることについて、「リフレクソロジーと足ツボ その違いは?」 で、リフレクソロジーの歴史をご紹介するとともに、私の個人的見解を述べていますので、読まれてない方は目を通してくださいね。
ところが、はっきりと「リフレクソロジーと足ツボは違う」と足療師 さんが記事を書かれています。その記事 を拝見すると、足療師さんの足ツボは、まさに足のツボを刺激するもの。台湾式のお店がよく足ツボという看板を出していて、そこの施術はリフレクソロジーだったので、つい同じじゃ~んと認識していたのですが、違うようです。
私自身は鍼灸師でもあるので、実は足のツボも使っています。習ったのはリフレクソロジーですけど。お客様はよくご存じですが、私のリフレクソロジー施術、痛いときはけっこう痛い。とはいえ、このブログでご紹介している反射区はリフレクソロジーのものです。間違えないでくださいね。足ツボとなっているところは、直せたらいずれ直したいと思います。
リンパ系の反射区は、「むくみの解消・予防に足ツボ」 と「むくみとりに水かきもみ」 でご紹介しています。タイトルに足ツボって入ってますけど、これはリフレクソロジーの反射区としてご理解くださいませ。
さて、本編はリンパのお話。あるお客様、かなりの冷え性さんで、10年間の不妊治療後にお子さんを産み、今は子宮内膜症と子宮筋腫があるという方。
この方、足にあるリンパ系の反射区が、当初は触れられるだけでも痛いという状態。ふだんの強さでやろうものなら、「熱湯をかけられたかと思うくらいの痛さ」とおっしゃっていました。しかも、足湯に入る前の足は、チアノーゼかと思うほど紫色をしてたんです。
月に2度、定期的に通われるうちに、紫色は淡紅色になり、冷えも徐々に改善されていきました。それにともなって、リンパ系の反射区の痛みもほとんどなくなりました。が、体調をくずして、からだの冷えが強くなると、その痛みがまた出るんです。通い始めのときほどの痛さではありませんが、体調管理のバロメーターにはなりますね。
手足の水かきのところ、指ではさんだり、上からこすったりすると痛みを感じるという方、かかとがヒンヤリしていませんか?「かかとを温めて腰痛予防?」 に書きましたけど、かかとの骨の冷えは骨盤の冷えであり、そういう方はたいていリンパ系の反射区の痛みも強い。
ということは、骨盤の冷え取りのためにも、リンパ系の反射区のケアは大切。おふろの中でぜひ指ではさんでもんだりさすったりしてくださいね。冷えは万病のもとです。リンパの循環がよくなれば、水分代謝も血液循環もよくなりますから、疲れも取れますよ。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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