先日、学童の勉強会で「子どもの自尊感情」についての講座を聞いてきました。
自尊感情は、片付けにも大きく影響を及ぼすことを実感してブログを書きました。
※その時のブログはコチラ→「娘の片付けと自尊感情」
よろしければ、ご覧くださいませ～♪
今日は、その講座で私の心に残ったことをまとめてみようと思います。
講師は、明星大学教育学部教授の星山麻木さん。
星山さんは長年教育支援の仕事をされており、自身の息子さんが1歳の時から
保育園に預けて働いている先輩ママさんでもあります。
オフィシャルサイトはコチラです。
まず『自尊感情』とは・・・自分で自分のことを大切にする気持ち
自分のことが大好きですか？
自分の存在そのものに意味があると思いますか？
自分は幸せだと思いますか？
と、問いかけると、自分のことが大好き！って思えない子どもたちがすごく多いんですって！
意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は「ウチの子だ！」と思いました。
小２の娘の事ですが、少し前、部屋が荒れ放題で気分の波がすごく激しかった頃は、少しでも自分の思い通りにならない事があるとすぐキレていました。。。
そのとき口癖のように言っていたのが、
「自分なんかバカで大嫌い
！！！」「自分なんか死ねばいいんだ
！！！」キレる直前（自分のやりたい事をしている時）まではすごく機嫌がいいのですが、娘にとって不都合な事（例えば「宿題やったの？」とか「片付けはいつするの？」とか「ごはんの支度手伝って！」とか）を言ったとたんに機嫌が一変してしまうのです。
どこかに「機嫌の切り替えスイッチ」でもあるかのよう！
「死ぬ」という言葉を初めて娘の口から聞いたときは、さすがに、自分たちの子育ては間違っていたのだろうか？とショックでした。。。
キレている時は何を言っても意味がないので、気持ちが落ち着いてから時間をかけて話をして、その都度解決するようにはしていましたが、こういったことは何度も何度も続きました。
そんなことで悩んでいた時期の講座でしたので、この自尊感情の話はストンと私の心の中に落ちてきたような感覚がありました。
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講師の星山さんがおっしゃっていたのは・・・
子どもが「自分っていい！」「幸せ！」と思えるポイントは、
◎仲間がいる
◎見守ってくれているという安心感がある
◎居場所がある
自分のことを「いい！」と思っている人は、他者に対しても優しくなれる
自尊感情が高いと、心の状態が良い → 他者を傷つけることは無い
自尊感情の低い子どもの幸せ度を上げるには…
◎否定しない
◎注意しない
◎指示しない
周りの大人の声かけのポイントは、「条件をつけない」こと
「ママ（パパ）の子に生まれてきてくれて嬉しいよ♥」をきちんと伝える
子どもは幸せになるために生まれてきたのです
集団（仲間）の中と家庭（家族）の中、両方で認められる事が大事 → 幸せな人が増えてくる
みんな同じでなくていい 人にはそれぞれの良さがある
どんな子も、親や身近な大人に認められたい
ほめられたい
誰かの役に立ちたい
できなくても、きっとできる！と認める
「さすが！」と、言い続けると本当にさすが！になる ← 役に立つチャンスを与える
誰かに絶対的に守られている！という気持ちが持てることが大事
愛情をもらえなかった子どもほど、不安定で、自分を傷つけ、他人を傷つける
→ 誰かに自分の存在を分かってほしい！という気持ちのあらわれ
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私の心に残ったポイントを挙げてみましたが、こういうことを知っているだけで子どもに対する接し方が変わってくると思いませんか？
もし、子育てで悩んでいる方がいらっしゃいましたら心に留めていただければな～と思います(^-^)/
今日の娘の机。
先日、片付けをしてから10日経ちました。（その時の記事はコチラ）
「とりあえず3日頑張ろう！」と始めました。
「次は1週間目指そう！」と頑張りました。
気がついたら10日経っていました！
次は1ヶ月！（欲張り過ぎ？）
毎日、キレイに片付いた机で遊んだり勉強(！)したりしています。
以前より、机に向かう時間も増えています(*^^*)
最近、片付けに関して私が口を出す事は、ほとんど無くなりました。
娘の中で何かが変わったことは事実のようです。
「片付け」ができたという自信が、自尊感情を刺激したのかもしれません。
「認めてもらえた！」と、安心したのかもしれません。
でも、まだまだ成長中の娘。
これから何が起こるか分かりません。
どんな事があっても揺るがない自尊感情を育てていかなくっちゃね！と気を引き締める母であります(^з^)
この講座については、実はまだ続きがあります。
長くなってしまったので、続きは次回へ。
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