「手助けが必要ない人」なんていないんだ! | 『やっぱり我が家が1番!』をかなえる片づけ術

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〜横浜のライフオーガナイザー 内山ともこのブログ〜

横浜のライフオーガナイザー♪内山ともこです。


先日、学童の勉強会で受講してきた「子どもの自尊感情」についての講座の続きです。
よろしければ前回記事、
子どもはみんな「認められたい!」からご覧いただけると嬉しいです。

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講師の星山麻木さんは、こんなお話もされていました。
(オフィシャルサイトは、コチラから→


昔は、障害があるか無いかで「障がい児」か「健常児」を分けていました。
(障害がある子を「黒」とするならば)「黒」か「白」か

でも実際のところ、全ての子供たちをどちらかに分けるのは不可能で、
どちらとも判断がつかない「グレーゾーン」の子どもたちも大勢います。

※星山さんによると、全国平均で6.5%の子どもが、グレーゾーン。
 小学1年生にいたっては、9.8%(およそ10人に1人)がグレーゾーンだそうです。
 グレーゾーンの子供たちにも個別に配慮が必要なのです。


やはりその診断方法では問題があり、
現在は「支援が必要」「支援が必要じゃない」かで診断しているようです。

一言でグレーゾーンと言っても、濃いグレーから薄いグレーまで様々。

そんな判断が難しい症状を、「スペクトラム(連続体)」という考え方で診断するそうです。

こんなイメージかしら?

「黒」から「白」まで、すべては連続体でつながっているっていうこと。

0か100かではないんです。

それから、生まれてから死ぬまで一生支援が必要ない人はいません
たとえ障害を持っていなくても、誰かの手助けを受けることはあるはず!
ともおっしゃっていました。
(確かに!)

問題がある子も早く支援を受ける事ができれば、その子は「早く」幸せになれる!
ひとりひとりに違う対応を根気強く続けることが大切!、とも。


発達障害の特徴についても少し説明がありました。

◇自閉症スペクトラム(ASD) 
 地図が読めない、コミュニケーションが苦手、予定の変更が苦手、できるだけ一人でいたい、
 感覚が過敏(人が嫌いなわけではない)等

◇AD/HD(注意欠如・多動性障害)
 AD(注意欠如):自信がない、忘れ物が多い、友達からはずれる、友達が怒られていると自分が怒られているように思ってしまう等 → のび太タイプ

 HD(多動性障害):けんかをする、じっとできない、人がとても好きでけんかの中にわざわざ突っ込んでいったりする等 → ジャイアンタイプ

◇学習障害(LD)
 文字がゆがんで見える、ひっくり返って見える、縦書きが書けても横書きが書けない等
(知的障害ではない)


サザエさんはAD/HD(注意欠如・多動性障害)の要素が強い?というお話も面白かった。

 ~♪お魚くわえたドラ猫、追っかけて~♪裸足で~かけてく♪~

のは、AD/HDの症状に近いとか?

悪意の目で見たら、サザエさんは発達障害の疑いのある困った人。
でも善意の目で見たら、陽気で愉快な人。
これって、すごく大きな違い!

「まったく姉さんは~」とカツオは言うけれど、
誰ひとりとして可哀想だとも迷惑だとも思っていませんよね?
だって、それがサザエさんだから。
そんなサザエさんをみんな受け入れて、手助けが必要な時は当然のようにフォローする。
それでいいんじゃないかな?と。

発達障害がある子は「困った子」ではなく「困っていて支援が必要な子」

(発達障害の診断がなくても)手助けが必要な人がいたら支援して、
逆に自分が助けて欲しい時は支援を受ける。

手助けを求めているのが子どもであったら尚更!

それが「当然のこと」になれば、みんな幸せに暮らせるんじゃないかな~。
そうなるためには、正しい知識を持つことも大切ですね。

支援が必要な子どもに対して、悪意の通訳者ではなく善意の通訳者になろう
→ どうしてそうなったのか?次にそうならないようにするには、どうしたらいいか?

最近は「すごくできる事」と「すごくできない事」の差が激しい(凸凹している)子どもが
多くなってきているそう。
(ウチの子たちもそうなのかなぁ~?)

そういう子どもたちが幸せな人生を送るためには、自分を活かせる職業を選ぶことが大事。

子どもが一生安心して自分で育ち、自分で意欲を持って暮らせる環境を作ることは
親の責任でもありますね(^-^)


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何だか、私の感想も入り混じって分かりにくい文章になってしまいました。。。


問題なのは障害があるか?無いか?ではなくって、
手助け(支援)が必要な人なのかどうか?
ってことなんですね。

みんなから迷惑に思われているジャイアンだって、
本当は「周りの人の手助けを必要としている子」なのかもしれない・・・そう思うと、
テレビを見ていてもいつもと違う感情が生まれてくる(笑)

保育園のちょっと乱暴なあの子、
小学校の同じクラスの勝手に我が家のキッチンのお菓子を持ってくるあの子、
学童の娘に意地悪するあの子、
もちろんウチの子たちにだって、しっかり話を聞いてもっともっと優しく接してあげよう!


星山さんは最後に、『コップいっぱいの幸せの法則』のお話をしてくださいました。

子どもの心は親や家族や周囲の人の愛情によって、いっぱい満たされたとき、
 その愛情は溢れ他の誰かの心に注がれ、他の人を幸せにする事ができる



ちなみに、まだまだ手助けが必要な我が家の娘。
昨日、久しぶりにバトルしました。。。と思ったら、
今朝から熱を出して、学校を休んでおります(T▽T;)
今朝の検査では陰性でしたが、このまま熱が下がらなければ、明日再度検査に行く予定。

インフルが とうとう来たか 我が家にも・・・




【さいごに・・・】
私は発達障害について専門的に勉強をしたわけではないので間違って解釈している部分が
あるかもしれません。
細心の注意を払って書きましたが、もしこの記事で気分を害された方がいらっしゃいましたら
申し訳ありません。
もし間違っていることがありましたら、ご指摘いただけると助かります。



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