胎児水腫、18トリソミー、お腹の中の16週間

胎児水腫、18トリソミー、お腹の中の16週間

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

前ページ
次ページ

18Jul
- 3年経ちました
  元気でやっています。今もはるちゃんは私のそばにいて、日々叱咤激励をしてくれています。本当は納骨するものなのかもしれないけど、できるわけないよね。私も、きっとはるちゃんも、そばにいるのが一番いい。このサイトはぜんぜん見返せませんでした。3年経って久々にアクセスして、まだ全部読む勇気はないけど、書いておいてよかったなと思います。今も戻ってきてほしいとも思うし、悲しくなるときはもちろんあるけど、テレビの横でちょこんと座る姿を見ているとき、ほとんどの場合は穏やかな気持ちで過ごしています。不妊治療に献金もしてるけど、なんだろう、割と心中は穏やかでした。そうできるからこそ、友達たちでなく私にこの試練が回ってきたんだなとさえ思っています。というわけで今日はこの辺で。とりあえず、あれから3年です。
09Jun
- 2ヶ月たちました
  死産後2ヶ月、2回目の生理が終わりました。1回目の生理は生理日までの期間、量、生理の期間ともに普段と違っていましたが、今回は概ね正常に戻ったようです。基礎体温も二層になってました。あれから夫の実家にも帰り、やりたかったことはやり尽くした感じです。はるちゃんを失った悲しみから少しづつ回復はしています。最近は、死産前後の辛かった自分を思い出すことが多いです。例えば何気なく買ったアイスティ妊娠中、カフェインが入っているから一口だけ飲もうと思って買ったとき、とてもおいしかったこと。つわりがひどく、死産になるかもしれないとわかった状況で、何もかも苦しかった、あのときの悲しみをいっしょに思い出してしまいます。夫と二人で動物園とかに行って、楽しいんだけど、ほんとはこの年の夫婦なら子供がいて、子供メインで楽しむはずなのに、とか思うと急に虚しくなったり。。。お腹がぷっくらしてきた妊婦さんを見て、ほんとなら私もこれくらいになっていたんだな、とか。あの時の妊娠はまるで夢だったかのよう。ありえないことが起こってしまっていた。再び妊娠しても私だけはまた同じことが起こる、もう一生子供はもてないかもしれない。本気でそんな風に考えている状況です。表面的には忙殺されている感情の裏は、わ以前よりも深い闇の中にいるようです
16May
- ここにきて
  近々仕事復帰し、生活が変わるのを前に、ここにきて1ヶ月前の精神状況に逆戻り、、、社会と接点を避けていた時は大丈夫だったのに。はるちゃんに会いたいな。一生かなわない片思いようです。また前みたいにはるちゃんといつもいっしょにいたい。最近よく思います。こんな想いは、同じことを経験した人しかわからないと思う。一方で、私が分からないような、つらい経験をしていて、苦しんでいる人もいる。人には優しく、自分は強く生きる。そんな一見あたりまえのことを、はるちゃんに教えられたのかもしれません。がんばっていくしかないよね。
15May
- 死産後最初の生理
  人工死産してからちょうど1ヶ月でじんわりと生理が始まったようです。悪露が3週間ほど続いたので、終わってからは１０日程度の空白でした。基礎体温が高く続いたので最初はびっくりしましたが、痛みもないし、普通に過ごしていたら1週間で大体終わりました。1週間で収束したようですが、それから３日間、ちょっとだけ茶色いのが出ています。基礎体温ががくんと減ったので、生理だったのかな。夫から病院に行ったらと言われてますが、もう行きたくないんです。病院を思い出すだけでつらいです。こんな状況でこれから先大丈夫かな。表面上は元気だけど、自分の不安定さが怖いです。冷静になって、メンタルやられないようにセルフコントロールしていかないと。。。
- 職場復帰を前に。
  そろそろ職場に復帰します。ちょろちょろと仕事もしていたのでまったく久しぶりではないけれど、100パーセント普通の生活に戻ることがちょっと怖い。この休みの間に妊娠していたことをなるべく忘れようととしているかのように脳が動いているような感じでした。その理由は、やっぱりとてつもなく大きな傷を負っているからだろうと思います。ふとはるちゃんと向き合った時、それまでまったく平気だったのに、一瞬で心が乱れます。もう妊娠が嘘のように普通の生活に戻っているのに。もしかしたら、私自身が普通の生活にもどっても、会社の人は妊娠している私として接してくるかもしれない。それも怖いです。ちゃんと、毅然と過ごせるかな。誰かに呼び止められないぐらい忙しくなったらいいのに。
01May
- 死産後1ヶ月
  死産による産休中（改めて、なんとも皮肉な名前ですね。。。）に、お墓参りに行ってきました。亡くなった親戚、はるちゃんのお供のぬいぐるみのモデルとなった愛犬、愛ネコ、みんなそれぞれ別のところで眠っているのですが、この1週間で全部のお墓を巡ることができ、はるちゃんのことをお願いしてまわりました。誰も知らない世界でひとりぼっちにならないように、どうか、おじいちゃんたちにかわいがってもらえますように。こんな風に立て続けにお参りができるのはとても稀で、もしかしたらこれははるちゃんの導きなのかもしれません。帰りに2ヶ月になる甥っ子にも会って来ました。ちっちゃくてほんとうにかわいい。夫も半ば無理やり抱っこさせられていて、アワアワしながらもかわいかったなぁとつぶやいていました。はるちゃんに出会う前は赤ちゃんを見てもあまり母性のようなものが沸かなかったのですが、あの経験を通して、赤ちゃんの特別さや清らかさが身にしみて分かるようになりました。だからこそ、赤ちゃんを見ると”ほんとだったら私も・・・”と、いつもならメソメソしてしまうところですが、本当の赤ちゃんを抱っこしていると、そんな気持ちもすべて吹っ飛ぶくらいかわいくてかわいくて。心配はあったけれど、思い切って会いに行ってよかったです。・・今はユリのシーズンですね。はるちゃんの最初の花束も大きなユリが主役だったので、2度目の献花も同じピンクのユリの花にしています。つぼみだった状態から、大きく花を開いていく様がとてもきれいだし、香りもいいです。ローズピンクのカーネーションと、カスミソウも一緒。ここに大きなお花があると、はるちゃんも寂しくないような気がするし、はるちゃんをそばに感じることができます。・・1ヶ月前、はるちゃんとお別れをするために入院しました。長いような、短いような、妊娠という夢と現実を行き来しているような、不思議な1ヶ月でした。今日も何人かの天使ママさんたちのブログを読んで、ボロボロ泣きました。日々に追われ、泣く日がなくなってきたとしても、これこそが妊娠していた証、感じたことのない思いと闘っています。それと。体もすっかり回復してきていますが、妊娠に対してだけはどうしてもまだ明るい未来が見えてきません。たくさんの天使ママさんたちが、次の妊娠に対する不安と闘っているんだと思います。そんな女性たちがたくさんいること、1ヶ月前までは知る由もありませんでした。どうか、一人でも多くの天使ママさんたちが、不安を乗り越えていけますように。
27Apr
- 死産後3週間
  死産を経験してから3週間、やっと悪露が終わったようです。妊娠は１６週間だけだったのに、長かったな。特に腹痛などもなく、すでに病院も終わっています。基礎体温は10日程度、36度8分ぐらいの日が続いていましたが、徐々に落ちてきて、一昨日ぐらいから36.3まで下がり、基礎体温も安定してきました。あとは次の生理がちゃんと来るのを待ちます。今週夫がずっと出張だったので、実家に帰っています。デジカメになる以前の写真をデータ保存したくて、昔のアルバムを見ていました。自分が生まれた時の写真を見ると、幸せそうに子育てしている両親の姿が映っていました。写真から、初めての子供である私への愛情がちゃんと伝わってきます。私にもこんな一見普通の結婚生活が待っていたはずだったのに。もう泣く日もだいぶ減ったけど、そういうことを考えるとやっぱりダメでした。自分は年も食ってるぶん、色々辛い経験もしたし、メンタルは強いと思ってこの3週間をのりきってきましたが、やっぱり深く傷を負っていると言わざるをえず。。。いまだ、自分が妊婦だと錯覚するときがあります。一瞬だけど。それくらい当たり前に出産するんだと思っていました。当たり前が突然なくなってしまったことに、心のどこかがまだ全く追いついていない。。。
24Apr
- 10週目のこと
  10w1d2月19日会社。次の検診までまだ二週間以上空くのが心配。つわりの状況は8週目ぐらいから変わらない感じ。この状況にだいぶ慣れて来たことはプラスに働き、つわり生活が長引き食べられるものさえ飽きづわりになってきているのがマイナス。いつ終わるか分からない不安が追加でマイナス。.飽きづわりを防ぐために今週からお茶漬けと麻婆豆腐がラインナップに加わりました。味の濃いものはメリハリがついて飽きづわりに効果的。夫からもらうトンカツのかけらに涙。でも胃もたれするから一欠片しかもらえません。毎日出勤前にホットもっとに寄るんだけど、毎回食べられないなと諦めて店を出ます。いつも、食べられるようになったらあれ食べたいこれ食べたいと考えていたけど、食べられるになった今、もうその執着も無くなりました。妊娠しているときの色々な辛さって、驚くほど忘れるのが早いな、と感じます。辛さを覚えていたら少子化するから、早く忘れるようにDNAに組み込まれているのかなと思うほど。9週目ぐらいからバス移動がちょっとキツくなりました。スマホも見られなくなり、特にバス移動は必死になりました。マタニティマークでだいぶ多くの人に席を譲ってもらって、心から感謝の日々。ドキドキしながら席を譲ってくれた女子高生かわいかった。三席向こうの今どきっぽい若い男子がスマートにどうぞと言ってくれたり。帰宅時は、電車で座るのは不可能なので、できる限りグリーンに乗っていましたが、やむ終えないときなどは本当に助かりました。マタニティマークは悪阻で苦しい妊娠初期こそ使ってアピールしてほしいし、マタニティマークで助けられたお母さんたちが、自分の子供達に優先席の教育をしていけば、もっと優しい世の中になると思いました。ちなみに女性に席を譲らないのは日本ぐらいで、アジアの国は大抵男性は女性に席を譲ってくれます。ある国の子に聞いたら、母親からのレディファースト教育なんだとか。見習いたい。2月20日会社不眠のために朝方寝て、１０時ごろ起きる毎日。昼過ぎに出社して、9時ごろ帰るように調整しつつ、まだなんとか通勤してました。麻婆豆腐食べられるぐらいなら、と、マンゴツリーでガパオを食べてみて、ちゃんと消化できました。9週目は、まだ胃も元気だったのですが、辛くなったのはもう少しあと。この日は本屋に立ち寄ったり、成城石井でスコーンを買う余裕も。夜は会社の近くのモスでミネストローネとモスチーズ。初期段階から野菜がまずくなって食べられなくなったので、ミネストローネはだいぶお世話になりました。12週ぐらいから、帰宅時の吐き気がひどくなり、胃を空っぽにしてから電車に乗らないといけなくなりましたが、この頃はまだ食べて帰る余裕もあったみたい。2月22日会社2月24日外回り。まだ仕事を受ける余裕があった証拠。外回りの仕事は交代ができないので、１１週以降は自粛するようにしました。土曜は夫に駅まで送って行ってもらえたのがとても助かりました。バスに乗って移動したり、ちょっと歩いたり、ノソノソしてるけど、でもまだなんとか大丈夫。外回りしてるとつらいのが吐きづわり対策。レストランとかで軽い食事もあまりないし。グミばかり食べるハメに。水分はスポーツドリンク生活。14、5週目あたりから、この二つもよく吐くようになり、退院したときには見るのもいやになるほど、ほんとにお世話になりました。
23Apr
- 天使ママさんたち
  胎児水腫から、18トリソミー、死産に至るまでの記録を残します。........いつも天使ママさんたちの日記を読ませてもらっています。同じ時期に、同じ経験をされた方経験や気持ちがオーバーラップして、一緒に泣いてしまうこともよくあります。元の生活に戻る自分と、どこかで時間が止まってしまっている自分、二つの自分に戸惑うこともよくあります。励ましあったりとかじゃなく、お互いに、波形がよく似たテレパシーのようなものを送り合っている、そんな感じなのが天使ママ同士なのかな、と勝手に思っています。お空で天使ちゃんたちがお友達になっていたらいいな、と願わずにはいられません。
- 9週目のこと
  9w3d-2月14日バレンタインデーに母子手帳と市から補助券をもらって、その足で3回目の病院へ。バディは2センチ大きくなって3センチまで成長していました。前回は平均より小さかったけど、今回は10週1日ぐらいだといわれました。二人でがんばった成果が出たのかな、と思っていました。これにて予定日は9月16日に確定となりました。この日は心音を聞かせてもらいました。どくどくどくどく、力強く響いていて、頼もしく思いました。心拍数も問題ないと言われました。はじめて聞く赤ちゃんからの音。この心音にいつも励まされていました。前回の頸がん検査も陰性、今回は血液検査があり、結果と次回予約は三週間後の12週目。その頃には悪阻なくなってるといいな、なんて呑気に考えていました。この日から経膣出なくてお腹の上からエコーを当てました。なんとなく赤ちゃんが見えづらかったようで、先生が手こずっているような感じに見受けられました。トイレをがまんしていたり、ご飯を食べた直後だからかな、とか考えていました。三週間後の検診で胎児水腫が分かるのですが、この時から先生には何か気になることが見えていたのかもしれません。今となっては知る由もないけれど。.母子手帳は家のすぐ近くの母子健康センターでもらいました。まだ寒い、静かな午後でした。保育園のことなどを聞いて、帰ってから夫に、どこの保育園にしようかなんて話をしていました。復帰してからの生活パターンをシュミレーションしてみたり。今から思うと、はじめてのことだらけで、余裕がなかったんだなーと思います。だって、生活とか母子の体のこと、教育のことばかり気になって、赤ちゃんとのふれあい、たとえば、抱っこして毎日かわいいって思うのかな、とか、そういう心のことを考える余裕がなかった。赤ちゃんの異常が分かるだいぶ前から妊婦不眠になったのも、そういった心理的ストレスが原因の一端だったのかもしれません。それさえも気づかないほど、毎日置かれた状況をこなしていくのがやっとでした。この日の検診から補助券を使うことができました。補助券、結局二回だけ使った。家に帰って母子手帳に夫と私の名前を書き込みました。少しずつ、母になる実感が湧くようになっている。.9週に入って、気のせいかつわりがきつくなりました。食べても胃の入口あたりにつかえている感じがする。つわり生活もかれこれ数週間、いつまで続くのか弱音を吐きたくなることもありました。もっと大変な人もいっぱいいるし、がんばらないといけない、、、この頃はまだチャーハンを食べることができました。でも茶碗半膳が限界。日に日に食べられるものが減っていて、このままだと三食バナナになりそうな予感がしていました。今週に入って睡眠時間はいつもよりは取れていました。1日眠気が続く日も。他の人もよく書いてるけど、やはり私も悪夢が多くなりました。これは妊娠中の不安の現れだそうだけど、毎晩あせります。.2月は会社を休んでソファーでぐったりしながら、オリンピック中継を見まくっていました。次のオリンピックのとき、バディは4歳なのよね。凍った水たまりでスケート選手ごっこしてるかもしれないな、珍しくそんな具体的な想像もしていました。
17Apr
- 死産後2週間
  会社でトラブルがあり、出社。会社の中に入れば、とにかく次から次へと問題が起こり、それらを黙々と捌き、あっという間に時間が流れます。事情をさらりと話した後は、みんなそれぞれ忙しく業務に戻り、私自身も平静を装っているので、帰る頃には何事もなかったかのような状況。会社の中ではこれでいい。悪露はだいぶ無くなりました。昨日からお風呂にも浸かるのを解禁し、温活再開。高温が続いていた基礎体温は、3日4日前から36、5台に安定してきました。一番の変化はよく眠れるようになったこと。不眠の原因は妊娠に起因するものではなく、精神的なものなんじゃないかと思った時期もあり、死産後さらに悪化するのではないかと不安があったのですが、どうやら完全なる妊婦不眠だったようです。悪阻といっしょにきれいさっぱりなくなっていきました。今日は夫が会社でもらったお菓子を持ち帰ってきてくれました。結婚してから、お互い美味しいものを持って帰って食べさせたいと思うようになったよね、と話していました。お菓子をいただく前に、はるちゃんにお供えすることにしました。はるちゃんのことには触れない夫も、めずらしく、そうだね、と賛同してくれました。死産を経験してから明日で2週間です。毎朝、毎晩、はるちゃんにおはようとおやすみを言います。小さな桜色の骨壷を抱きしめます。どんなにバタバタした朝でも、この瞬間は雑音が消えてはるちゃんとだけ繋がっているような、赤ちゃんを抱いているような、お腹にいた時のような、そんな気持ちになります。そして、どんなときも、泣きそうになります。深く考えないようとしていても、どんな朝でも。休暇をもらって家にいることも多く、作業はいつもはるちゃんが見える場所でやっています。なんとなく、話しかけてしまいます。はーちゃん、と、あだ名で呼んでみたり。おかしな話ですが、お腹の中にいたときよりも、話しかける回数も、赤ちゃんがいたことを感じることも、多くなりました。なにもかもが初めてで、起こる変化全てに戸惑いながらの妊婦生活。それが突然終わり、今客観的に妊娠を考えると、今まで以上に強く強く、自分にとっての妊娠の意味を考えるようになりました。今日も手芸屋さんに行って、はるちゃんのために作る予定の刺繍用の布を買いにいったのですが、ピンクの生地を眺めているだけではるちゃんが愛おしくなります。久しぶりの焼肉屋で美味しいご飯を食べても、なんか足りない、大切な人が、家族が足りない。今までのように夫と二人無邪気に肉をつつくことができなくなっていました。はるちゃんへの想いはまるで恋のように、一日中胸の1番上のあたりにあって、いつもはるちゃんを探しています。会いたい、って、いつも思っています。家族になって、手を繋いで、お出かけして。いつかそんな風にできたらどんなに幸せだろう。正直まだ自分に自信が持てていません。子供のいる将来。妊娠時よりももっともっと具体的に夢見るようになったのに、現実としては全く想像できなくなってしまいました。
16Apr
- 病院
  退院後の診察のため、病院へ行ってきました。いつも通り車を運転して。いつもは気持ち悪くてやっとの道のりでしたが、あっという間に到着。こんなに近かったんだ。駐車場から、退院した時に通った裏口が見えました。はるちゃんが入った小さい箱を持ってたまたま休診日で表口が開いてなかっただけだけど曇り空でなんだかとっても静かで音が聞こえない、光も見えない思い出すのはただただ、悲しみのどん底にいたことだけどそこにはまだはるちゃんがいていまここにいないはるちゃんが、まだそこにいて大切な宝物が消えてなくなってしまった今が、もっともっと辛くなってしまう土曜日だったので夫婦連れが多かったですが、私は大丈夫でした。何もみない、考えない、知らんぷり妊婦じゃない自分のことなど、考えないふり、知らんぷり死産してもう1週間以上経っていましたが、まだ出血が結構ありました。その状態でも採尿するように言われました。血圧は90台に戻っていました。すぐに診察室に呼ばれ、内診。子宮の入り口を見る言っていました。そして消毒。ちょっと痛いかも、と言われ、ラミナリアを入れた時のことを思い出しました。あのときのように麻酔はかかっていないので一瞬怖かったですが、あの時の痛みと比べればなんてことなかった。以前は軽がん検診でさえ怖くて前日から眠れないほどだったのに。。。最後に子宮を押して大きさを確認、もう鶏の卵程度になって、順調に収縮しているとのことでした。そういえば、数日前からお腹がだいぶへこんできたような気がします。今後のことについては、聞かなかったので先生も何も言いませんでした。経過は良好のようでした。これにて今回の妊娠に関する通院は終了、と告げられました。1月に妊娠がわかって、ちょうど3ヶ月でした。とてつもなく長く、苦しい3ヶ月でした。でもたった3ヶ月だったのか。。。先生はあまりわたしのようなケースの妊婦は受け入れないとおっしゃっていました。今回は色々な経緯があり、受け入れをしてくださったようで、退院日にご挨拶できなかったこともあり、改めてお礼を言いました。先生にとっても、行いたくない処置だったはずです。入院の相談時にも、感情的理由で受け入れない、と明言されていました。とてもやさしい方だと思います。同席されていた方からも、お辛かったでしょう、と言葉をかけていただきました。できればここで元気な赤ちゃんを産んで、笑顔で退院したかったです。でもきっともうここに来ることはないと思います。この場所は、あまりにも辛い。不思議なもので、この病院、家からすぐ近いのに、なぜか今まで一度も通らなかった、これからも通る必要のない道に面しています。運命が決まっていたかのよう。。。会社は8週間の休暇を与えようとしていましたが、6週間で職場復帰するための診断書を書いてもらいました。出産一時金の書類もいただいてきました。予定日を書かなくてはいけないことがとても辛かったです。会社の人にも、死産による産後休暇のケースは初めてだと言われました。わたしだけなんだな。と思うとますます悲しくなります。今回の入院の費用は一時金を差し引いて15万ぐらいでした。飛び出た金額のほとんどは無痛分娩代です。実は東京のクリニックでは、自己負担が50万などと言われていたので、正直驚きました。しかもなぜか、流産なら保険が使えるので、という情報まで。。。赤ちゃんがお腹の中で死ぬのを待つみたいで、すごく嫌な気持ちを抱いてしまいました。または、東京の先生は、可能な限り妊娠を続けるよう暗に示していたのかも知れませんが。。。手続きを終え、再び車へ。はるちゃんとの記憶が残る建物を見上げました。分娩を行った処置室まだ悪阻で苦しんでいた病室はるちゃんがいた場所悲しい思いをさせてしまった場所ここだけは、やっぱりもう戻れない
13Apr
- 妊娠８週目のこと
  １６週で終わってしまった妊娠生活不安いっぱいの妊娠生活、胎児水腫判明、１８トリソミー判定までの道のりをつづります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8w3d-2月7日出勤前にポンパドールに寄る。行動圏内にある全てのパン屋を回りつくした。。。ポンパドールは固めのパンが多く、妊婦向きではなかった。チョコクロ塩パンとチーズが入ったパンを買って会社へ。食べる前にヨーグルトを胃に入れるとげっぷの回数が減る気がして、実践。夜は夫が駅まで向かえに来てくれた。最近は夫の食事の世話が一切できていないので、せめてお弁当ぐらいは体にいいものを・・・と思って、おこわ弁当を。私はというと、すでにお惣菜コーナーにほとんど食べたいものがない状態。まだ食卓に座っていられるだけましだったころ。8w4d-２月８日どうにかこうにか8週目。性別については、私は理論的に男の子、夫は勘で女の子だと思っていました。てっきり男の子だと思っていたので、小坊やとミニ坊とか呼んでました。このあたりから、いつも行動を共にしているので、”バディ”と呼ぶことになりました。前の週に心拍がピコピコと確認でき、食べづわりも順調に慣れて、この週は仕事で外出もなんとなくこなせていました。電車に乗って、二つの市役所をはしご。マタニティマークをながめながら、ゆっくり歩きながらも、まだ活動できることに感謝しました。この日は元気だったので帰りにバインミー半分食べてきました。つわりでもナマスとかパクチー、ナンプラーはいけるので、おいしかったのですが、ビタミンAのレバーパテ入っていたことにあとで気付きました。ほんと妊婦って大変。夫にはベーグルとマフィンをお土産に。マフィンのような口当たりの軽い食べ物を好むようになりました。.このころ、目下の悩みは不眠。一週間ほど前からひどくなってきていました。妊婦不眠症ってやつだと思います。漢方始める以前は不眠の翌日はひどい頭痛があったけど、妊娠してからは不眠の翌日も頭痛はなく、さほどしんどくないのが救いでした。マイナスな体質変化ばかりの中で、このことはだいぶ助けられました。夜中空腹でとさほどつわりがひどくないのも助かりました。というわけで、不眠についてはあまり悩まないことにしました。.あとは胃腸の問題です。夕方になるにつれ、胃もたれがしてくるので食べる量も減ってしまいました。食べたいものもかなり減り、インスタに溢れるインスタフードを恨めしいと思うように・・・。つわりがおさまったら太陽のトマトラーメンにチーズぶっかけて食べてやろうと思ってました。.ともあれ、このあたりまではエアーげろげろだけで落ち着いていて、吐き気もうまくかわせていました。おそらくバディが割と協力的なんだと思います。8w5d-２月９日『バディ、今日の仕事は羽田だよ。よろしく頼むよ』そう声をかけると、『赤ちゃん、ママは羽田で仕事だからがんばるね』と伝えるより、自分にしっくり来る感じがしました。まだ自分がお腹の中に子を宿している感覚があまりなく、赤ちゃん、とか、ママですよ、とか、そういうのがはずかしくてぜんぜん口に出せませんでした。.オエオエしつつ無事仕事を完了させ、ご褒美に伊藤園のほうじ茶あんみつを食べました。バディはあんみつが好きらしい。.体調メモ悪阻が始まって以来水分を飲むのが苦しかった。スポーツ飲料導入で解決。体に合うのか、落ち着く。あったかい麺つゆとそうめん半束が胃もたれしないし夕飯にいい。
- 妊娠７週目のこと
  １６週で終わってしまった妊娠生活不安いっぱいの妊娠生活、胎児水腫判明、１８トリソミー判定までの道のりをつづります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7w1d-１月２８日夫が掃除洗濯皿洗い買い物ぜんぶやってくれた。妻はひたすら寝て過ごした日曜日。朝は梅干し粥。とてもおいしかった。。。急遽梅干し追加購入。昼、カレーで激しく胃もたれ。しばらくこってり系は禁止。デザート、グレープフルーツの果肉がどっさり入ったゼリー。激ウマ。夕飯海苔巻き。酢飯がいい。夫は自分で買ってきた弁当。ごめんなさい。。。保存食としてこんにゃくゼリーとパンを購入。空腹だとますます気持ち悪さが増してきました。明日からの仕事がちょっと不安。がんばろう。下腹部痛はこの一週間でだいぶ減った感じ。それと入れ替わりで悪阻が上がってきた感じ。昨晩丸亀製麺に行った後お腹を壊しました。うどんはつるりと入るから妊婦にはいいみたいだけど、あんかけ肉うどんは脂っこすぎたのかも。あとはたぶん、タマゴか。。。妊娠すると体質が変わると言うけれど、さっそくのマイナートラブル。7w2d-１月３０日突然の奥歯痛！これも妊娠にまつわるマイナートラブル！？仕事していれば悪阻は忘れられますが、この歯痛は太刀打ちできず！歯が痛いので帰りたいです、と言いたくなるぐらい痛い！食べかすなどが詰まって炎症を起こしているだけかもしれないので、家に帰ってよーくよーく歯みがきしたら、あっという間に痛みが引きました・・・妊娠すると虫歯になりやすいらしいですよ！（夫の方が把握していた）カレンダーを見ながら、この先のことを考えました。まっさきに考えたのは、安定期までの道のりです。とにかく高齢妊娠、かつ、初マタ、ということで、安定期に入るまではとても神経質にすごしていました。まずは心拍確認を目標に。。。続いて、悪阻のことです。まだそれほどひどい時期ではなかったのですが、仕事のこともあったので、いつ悪阻が終わるかは常に気にしていました。２月を乗り切れば１２週になって、安定期にもなるし、悪阻が終わるかな。。。２月半ばは仕事が忙しいけど、きっとつわりのピークだな・・・なんて、悪阻の早期終了に希望を持っていたのですが、実際は１２週を乗り切ったあとのほうがピークでした。。。
- 妊娠６週のこと
  １６週で終わってしまった妊娠生活不安いっぱいの妊娠生活、胎児水腫判明、１８トリソミー判定までの道のりをつづります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6w2d-１月２３日どうしても外せない仕事で雪の中出勤分煙のファミレス、塗装場のシンナー、コーヒー紅茶だらけの自販機、妊婦には厳しい世の中である。.腹痛が軽くなり、つわりも相変わらずひどくなく、今週は普通にお仕事してます。お昼ごはんにはまだトマトパスタが食べられたほど。.動くと流産の可能性もあるかなと思う一方、この時期の流産は運動量でなく染色体異常という説明を読んで、必要以上にビクビク過ごす必要はないと思い出しました。空腹時だけわずかに気持ち悪くなり、あ、食べたくないな、と思うけど、食べ出したら普通に食べられる。ちょっと一回で食べる量が減ったかも。.いちご、みかん、ざくろ酢、トマトジュースがおいしい。ざくろ酢を牛乳で割るとヨーグルトみたいでもっとおいしい6w5d-１月２６日いよいよつわりやら便秘やら偏食やら、体調変化が顕著になってきた。毎日食べたいものか減っていく。母も義母もつわりは軽かったらしいけどこれからどうなることやら。元気に育ってきていると思ってがんばろう。6w6d-１月２７日仕事で半日稼働。常に胃がむかむかしてるので出勤するのが苦痛だし、仕事中も決して楽ではないけれど、少なくとも家で寝ている時よりはつわりのことを忘れられる。たぶんまだ余裕がある状況。ずっと仕事してきているから、前線を離れることには未練があるし、築いてきたものをここで一度打ち止めしてしまう悲しさなんかも味わいつつ。でもたぶん、それもまだ余裕ある証拠。これからつわりがひどくなったらそれどころじゃなくなるんだろうなーと思っていました。とにかく体最優先で、本格的につわりがひどくなる前に、できるだけ外回りの仕事は今週で終わらせるようにスケジュールを組みました。マタアカさんたちも働きながらの人がたくさんいて、ほんとにがんばって！と思いました。妊婦マークの人が電車で立ってたら、ちょっと譲ってやりなさいよぐらいのことは言えるよ今なら。.惰性で付けてた食べ物記録○塩パンおろしとかレモン絞ったうどんヨーグルト、うっかり飲んでしまった緑茶×甘い味付けの肉全般、冷蔵庫のものだいたいぜんぶ食べられたけど胃もたれ⇨テリヤキマック.梅干しのお粥を食べてみようかな、と思い出しました。.味覚の変化は、まず最初に、白菜とか葉物野菜がまずいと感じたのをよく覚えています。あと、すき焼きでお腹を壊しました。妊娠中にタマゴでお腹を下すようになったのですが、このあたりからだったと思います。ちょっと下痢がひどいときもあり、影響がないか心配しました。体調記録毎日一滴程度の茶オリ子宮のあたりが痛いの手前、かゆい？レモングミの最初の味覚が化学的空腹時のつわり寝つきが悪いが日中は眠い便秘ぎみ胃もたれ
- 妊娠５週のこと（胎嚢確認）
  １６週で終わってしまった妊娠生活不安いっぱいの妊娠生活、胎児水腫判明、１８トリソミー判定までの道のりをつづります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5w1d-1月15日今日から5週目。東京で会議に出席。片道２時間の通勤はきつくはないけど、きっと体には良くない。会議中に座っているのが結構つらくて、後半軽い貧血に似た症状も。ご無沙汰だった頭痛も発生。帰路がとてもつらかった。頭痛持ちにとっては薬が飲めないのは不安も残りますが、半年間の妊活期間でだいぶ薬を飲まないことに慣れたし、どんなに痛くてもがまんする自信はある！あと微妙に寝つきが悪くなったかも。つわりはなし。胃が熱いような感じが続いている。コンビニとか飲み放題にノンカフェイン飲み物が少ないことに気づきました。妊娠して初めてわかる世界。5w3d-1月17日初診にて無事子宮内に胎嚢確認。とりあえずほっとした。子宮内も今のところ問題なし。卵黄嚢の小さなリングも見えて、これがちゃんと見えるのはいいことだと教えてもらった。胎嚢は12.3mmで、大きさからすると4週から5週目とのこと。計算上は5週の半ばだから、予定より小さいの？か？調べてみたところ、平均値内みたい。今はまだ自分の一部が小さいですよって言われている気分で、これがそのうち、自分で子供となったとき、小さいですね、と言われてどう思うようになるのか。ちょっとだけ茶オリがあったので診てもらったところ、この日は血液は出ず、先生もあまり心配なことは言わなかった。妊娠リスクチェックでは、年ってだけでややリスクありになりました。近所の産院じゃ無理かなーと思ってたけど、むしろ分娩予約を勧められました。高齢出産なので染色体検査の資料をいただく。いただいたものの、どうしろって言うの。。。。このときの私は、染色体検査をするつもりなどなかったと思う。いや、もしかしたらNTなど所見が見えたらやっていたかもしれない。もちろん不安はあったけれど、深くは考えていませんでした。あまり不安がるのもよくないので、とにかくポジティブに考えようと思っていました。前日からソワソワしてる夫に報告。次なる関門は心拍の確認。それが大丈夫から、3ヶ月の壁。妊婦には倒すものがたくさんあるわ。それぞれの母に報告すると、夫の母は少し涙ぐんで喜んでくれたらしい。義理父が闘病中だったので、一刻でも早くいい知らせを届けたかったのです。私の母は、私たちが自然に身を任せすぎだと思っていたので、とにかく驚いていた。母は常々子育ては素晴らしい経験と語っていたので（育った子が私でも？）、本当に喜んでくれた。夫の母から、近所の産院より、ちょっと大きな総合病院のほうがいいんじゃないかとアドバイスあり、ちょっと悩む。午後は仕事して、やっとたまひよ買う気持ちになれた。ぬか喜びはしたくないけれど、ちゃんと知識もほしい。とにかく油断せず、家にいる間はできるだけ安静にして過ごそう。5w4d-1月18日お休みにつき、だらだら過ごす。おえっという悪阻はなく、食欲も旺盛、生理予定日ぐらいからお通じがとてもよい。心配事。朝、ほんの一瞬ちょっと強目の下腹部痛。座っている時とお茶碗洗う時、ずっとおなかが痛い。下腹部痛ではない痛みで、子宮の収縮と関係あるのかよくわからない。3日連続寝つきが悪い食後に胃もたれがするいちごがおいしいポテトチップとかフライドポテトとか唐揚げがやたら食べたい甘いものはあんまり。ちゃんと大きくなってるかなー。がんばれ赤ちゃん5w5d-1月19日今日は羽田でお仕事昨日からの腹痛はややよくなったけど、朝はまたほんのり茶オリでドキッとする。念のためナプキンを持ち歩く。今日は電車移動と歩き回ることが多かった。なるべく安静にしたいけど、働く者にとってはそうすぐに仕事の調整もできないから大変。今日初めて妊娠してますストラップをつけてみた。一番は安全のためなんだけど、試しに優先席の前でチラつかせてみたところ、まぁ譲ってくれないよね。むしろばあさんじいさんにすごいスピードで取られたわ。自分としてもこれをちらつかせて座ってる人の目の前に立つのは、あんた譲りなさいよと威圧してるみたいで居心地悪い。ただ、立っていると腹痛が起こるから、本音は今こそ座らせてほしい。他の人が書いてるほどひどい眠気ではないけど、椅子に座るとよく寝られる。12月の妊活はタイミングも微妙だったし、ないなーと思って葉酸も適当に摂取してた。しかもずっと飲んでたアサヒのやつが、実は必要摂取量の半分だったと妊娠が発覚してから気づいたという。。。葉酸を取らなくてはいけないことは知っていたけど、必要摂取量までは調べていなかった・・・情報社会ゆえにちょっとでも不安があると、ネガティブ思考にひっぱられがちですが、まずはこれまで健康体でいた自分と、お腹の赤ちゃんの生命力を信じることが大切！がんばるぞ5w6d-1月20日お休みなので１０時間睡眠。.安静にしていたからか、茶オリもちょこっとで、下腹部痛もまったくなくなった。何もないとないで心配。元気なの？どうなの？？空腹時の胃のむかつきがはっきりしてきた感じ。つわりがいまだないので、ちょっと心配しだす。.夜ご飯の準備などで立つ時間が多いと、また腹痛再開。横になっておきなさいってことかな。.食後のノンカフェインのお茶の種類が少なく、ちょっとお口がさみしい。まだこのときはお茶も飲めたけど、この後酸味のある水分以外は受け付けなくなります。.なんとなく、何を食べても美味しく感じない気がしました。自分の腕が悪いってだけ？？..冷え防止に登山用の分厚い靴下をはきだしてから芯からあったまるあったまる。午後からエアコン消して過ごすほど体がポカポカ。
- 妊娠４週のこと
  １６週で終わってしまった妊娠生活不安いっぱいの妊娠生活、胎児水腫判明、１８トリソミー判定までの道のりをつづります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4w2d-2018年1月9日生理がまた遅れたのと思いつつ、何気なく基礎体温測ったら、まさかの37度台、仕事の帰りにくっきりブルーを確認。あまりのことに空を飛んでいるような気分でした。その頃夫はぎっくり腰を起こし動けなくなり、妻からの陽性反応メールをまさかの既読スルー。高齢なので、夫も妻も大変冷静。まずは病院で正常に妊娠しているか確かめないと。さっそく帰りがけにデカフェインスタントコーヒーや、ノンカフェインの紅茶やルイボスティーを購入。ここ１年、スリランカやネパール、台湾など、産地ばかりを旅行して集めたお茶たちがしばらく飲めないのは残念。ぎっくり腰の夫が動けるようになるのを待ちつつ、やよい軒で味噌煮込み定食食べて帰る。妊娠初期症状乳首が超痛い1月初旬にあまり感じたことがない、ちょっと刺すような腹部の痛み。リセットに怯え、妊娠した時の対応を一切考えたことがなかった。慌てて妊娠週の数え方を調べ、インスタでタグを探して、トツキトオカなるアプリを知る。なんかもう何かが起こっている、4週目からすごく大切な期間が始まっていてあせる。地元の病院を探して予約して、朝まで飲んでた漢方を取りやめなければいけないことを確認し、最近適当になっていた葉酸摂取も再開。世の中のプレママさんたちの知識の多さに脱帽、若くして３人目とか、すごすぎる。バリバリ働いてた自分から、なんも知らない、初心者のただのおばはんになった日。#4w6d-1月13日ぎっくり腰の夫が何もしない問題。休みなのに朝から掃除洗濯皿洗い買い物炊事と、いつも以上にオーバーワーク。おまけに夫を病院に送り迎え。いつも通りにできる気はした。気にしすぎなのかもしれないけど、いつもより疲れるかも。買い出しも今日から少し内容を変更。葉酸の多そうなものを取り入れて、味噌などは無添加ものを揃え、添加物や塩分の多い加工食品を控えめに。昆布だしの代わりに、無添加のかつおダシを購入。餃子の皮も原材料表示を確認し、一番シンプルなものを購入。50円程高くても必要経費。昆布とかひじきの過剰摂取はあまりオススメされていないので、これから味噌汁はワカメなし、かつおダシに変更。仕事は急には減らせないし、とりあえず家にいるときはもう少し安静にしていたい。けど食べるものをコンビニ食とかインスタントにはしたくない。んー、落とし所模索中。
12Apr
- 記録
  ４月１１日初七日の昨晩は夫が出張で留守だったため、枕元にはるちゃんを連れてきて一緒に寝ました。朝起きたとき、夜寝るとき、はるちゃんを抱きしめる時間、はるちゃんの小ささが愛おしく、とても近くに感じることができるのです。月曜日から、はるちゃんについて、覚えていることをこと細かく記録する作業をしています。高齢での妊娠であることがとにかく不安で、”何が起こるか分からない”と、いつもどこかで妊娠を手放しに喜べない自分がいました。そんなわけで無邪気な妊婦記録もほとんど残すことができず、記憶だけが記録をつける足がかりとなっています。それなのになぜ今ここで記録を書くのか。書く作業は正直、本当につらいです。その日一日外に出て、一生懸命作業に没頭していたとしても、書くことでまた気持ちが１週間前に戻ってしまいます。でもそれでいいのです。泣きながら書く日記でも、はるちゃんと過ごした日々を忘れないために、しっかり残しておきたい。悲しい思い出でも、はるちゃんを感じていた日々が愛おしく、日記を書いたり、見返したりすることで、あの時の気持ちに寄り添える自分がいる。。。私の時間は確実に前に向け進んでいるけれど、自ら巻き戻しているのかもしれません。でも、これはすごく不思議な感覚ですが、悲しい思い出でも、はるちゃんを感じられれば、それはうれしい、そんな感じです。
10Apr
- 初七日②　手芸屋さんで
  4月10日②最後に手芸屋さんに寄って、刺繍糸を買いました。2作目は、いろいろな種類のお花が散りばめられたデザインで、はるちゃんの産まれた季節にぴったりです。図案にはなかったけど、はるちゃん色のピンクの糸も組み込むことにしました。手芸やさんにはとんでもなくかわいい布やレースがたくさんあってテンションが上がりました。はるちゃんが元気に大きく育っていたらきっと喜んでくれそうなピンクやパステルカラーの布がいっぱい！こんなんで何か作ったら喜ぶかな、こっちもはるちゃんに似合いそう！かわいいリボンがあったので、はるちゃんのお土産にしました。はるちゃんのために何かを選ぶということが、とても幸せでした。女の子色のものをたくさん眺めながら、ふと、思いました。私、本当に女の子を待ち望んでいたんだ。はるちゃんがいなかったら、こんなテンションで手芸屋を徘徊することはなかったと思います。こんなに待ち望んでいた女の子だと分かっていたのに、命を終わらせる決断をしなければなりませんでした。いつかまた赤ちゃんを授かって、こんなかわいい布で何かを作ってあげられる日が来るのかな。そんな日が来ると分かっているなら、今からお裁縫勉強して準備しておきたい。でも今はまだ、そんな日が来ることを全く想像できません。。。夕方になり、頭痛がはじまりました。妊婦不眠のときはどんなに寝不足でも不思議と頭痛にはならず、だいぶ救われましたが、妊娠していない状態に戻った瞬間、妊娠前と同じように寝不足時の頭痛が起こるんですね・・・心も辛くなります・・・家に帰って、まずはるちゃんと、お土産のおリボンをどうするか相談しました。桜色の骨壷のてっぺんに、リボンを作って置いてみました。はるちゃん、すごくかわいい！ついでに短くなった髪の感想も聞いてみました。立ち上がったとき、はるちゃんの後ろに飾ってあるお花がふっと香りました。お花を買ってから匂いを感じたのは初めてだったので、”はるちゃん、気に入ってくれたの！？”と尋ねると、もう一回、甘い香りがふわっと漂ってきました。これ、本当なんですよ＾＾　やさしい子だね、はるちゃん。今夜夫は出張なので、初七日の夜ははるちゃんと二人だけで過ごします。忘れてしまわないうちに、はるちゃんとの思い出を記録していくことが今一番やらなくてはいけないことです。はるちゃんと一緒にいた時間は、幸せな夢のような時。再び夢の世界に戻ることはできないけれど、思い出すだけでも胸がいっぱいになります。はるちゃん、私のところに来てくれてありがとう。もうしばらく、そばにいさせてね。
- 初七日①
  4月10日①信じられないほどのスピードで、初七日を迎えました。辛い妊婦生活から、元の生活に戻り、あれもこれもやらなくちゃ、と、猛スピードで駆け抜けてきたからだと思います。体を休めると、気持ちも立ち止まってしまうような気がして、退院した翌日から、本当に休む間もなく動き続けました。深夜まで日記を書いていたので今日も3時間しか寝ていませんでしたが、出勤する夫にちゃんとご飯を作りたかったので、うだうだしないでパッと起床しました。妊娠のかなり初期から妊婦不眠に苦しみ、夫の出勤時間はいつも寝ていたので、朝から元気にご飯を準備できることがありがたい。朝は3ヶ月ぶりに自転車に乗ってゴミ出しに行ってきました。当たり前だった生活を一つ一つ取り戻しています。入院中に父がアパートに泊まった際に空気を入れてくれていたようで、朝からちょっとうれしかった。いい置き土産です。今日は穏やかな天気だったので、洗濯機を3回もまわし、コーヒータイムも作らず家事をこなしました。妊娠前もこんなだったかというと、超ぐうたらだったのですが。動けない日々を経験すると、時間の使い方が変わるものなんですね。悪露は昨晩から急に減ったような気がしました。出張に向かう夫が自宅に寄って、私がほしかった100均グッズと、印刷を頼んでおいた出産手当申請書を持ってきてくれました。昨晩夫から急に出張が決まったと聞き、まだ一人にされるのは困るなどと弱音を吐いていたので、様子を見に来てくれたんだと思います。午後は美容室を予約していたので、自転車に乗って出かけました。通勤するときと同じ距離しか走っていませんが、おしりが痛くなりました。家のまわりにはたんぽぽが咲いていて、道中には小さくて可憐なスミレ（はるちゃんみたい！）、街路樹は八重のきれいな桜。はるちゃんが生まれた季節はなんて美しいんだろう。”はるちゃん、きれいだね。”もうおなかにはいないけど、いつものようにちょっとだけはるちゃんに話しかけてしまいました。最後に美容室に来たのは妊娠の前、12月だったかな。妊娠時代の思い出がないので、一瞬、何ごともなかったかのような感覚になり、ずいぶん気分がまぎれました。ずっと白髪を染められないでいたので、がっつりリタッチしてもらい、妊娠中すごくめんどくさかったロングもばっさり切ってもらいました。もともと切りたかったし、上手に切ってもらえてよかった。ロングからショートに変わると、急に世界も変わってしまったかのようで、図らずも気持ちを再スタートさせるには効果的なのかもしれません。その後、3人目の子供を出産した弟夫婦に出産祝いを送りました。義理妹の出産と、私の赤ちゃんの胎児水腫が分かった時期が同じだったので、気持ちをコントロールできるか心配でしたが、意外なほど、それはそれ、という感じで、母と普通に甥っ子の話をしたりしていました。（あとで聞いたら義理妹も一人目と二人目の間で流産していたそうです。弟のところに3人目ができたなんで話をすると、妊活仲間の友人たちと一緒に「あちらは順調だよね～」とうらやんでいたものですが、悲しい経験を乗り越えているママも本当に多いんですね。。。）合間に仕事の相談の電話が。会社の人たちと話すと一気に戦闘モードに戻れるので、休暇中でも社用携帯をＯＮにしてますいつでもどうぞ宣言をしておいてよかった。

前ページ
次ページ