4月10日①
信じられないほどのスピードで、初七日を迎えました。
辛い妊婦生活から、元の生活に戻り、あれもこれもやらなくちゃ、と、猛スピードで駆け抜けてきたからだと思います。
体を休めると、気持ちも立ち止まってしまうような気がして、退院した翌日から、本当に休む間もなく動き続けました。
深夜まで日記を書いていたので今日も3時間しか寝ていませんでしたが、出勤する夫にちゃんとご飯を作りたかったので、うだうだしないでパッと起床しました。妊娠のかなり初期から妊婦不眠に苦しみ、夫の出勤時間はいつも寝ていたので、朝から元気にご飯を準備できることがありがたい。
朝は3ヶ月ぶりに自転車に乗ってゴミ出しに行ってきました。当たり前だった生活を一つ一つ取り戻しています。
入院中に父がアパートに泊まった際に空気を入れてくれていたようで、朝からちょっとうれしかった。
いい置き土産です。
今日は穏やかな天気だったので、洗濯機を3回もまわし、コーヒータイムも作らず家事をこなしました。
妊娠前もこんなだったかというと、超ぐうたらだったのですが。
動けない日々を経験すると、時間の使い方が変わるものなんですね。
悪露は昨晩から急に減ったような気がしました。
出張に向かう夫が自宅に寄って、私がほしかった100均グッズと、印刷を頼んでおいた出産手当申請書を持ってきてくれました。
昨晩夫から急に出張が決まったと聞き、まだ一人にされるのは困るなどと弱音を吐いていたので、様子を見に来てくれたんだと思います。
午後は美容室を予約していたので、自転車に乗って出かけました。通勤するときと同じ距離しか走っていませんが、おしりが痛くなりました。
家のまわりにはたんぽぽが咲いていて、道中には小さくて可憐なスミレ（はるちゃんみたい！）、街路樹は八重のきれいな桜。
はるちゃんが生まれた季節はなんて美しいんだろう。
”はるちゃん、きれいだね。”
もうおなかにはいないけど、いつものようにちょっとだけはるちゃんに話しかけてしまいました。
最後に美容室に来たのは妊娠の前、12月だったかな。
妊娠時代の思い出がないので、一瞬、何ごともなかったかのような感覚になり、ずいぶん気分がまぎれました。
ずっと白髪を染められないでいたので、がっつりリタッチしてもらい、妊娠中すごくめんどくさかったロングもばっさり切ってもらいました。
もともと切りたかったし、上手に切ってもらえてよかった。
ロングからショートに変わると、急に世界も変わってしまったかのようで、図らずも気持ちを再スタートさせるには効果的なのかもしれません。
その後、3人目の子供を出産した弟夫婦に出産祝いを送りました。
義理妹の出産と、私の赤ちゃんの胎児水腫が分かった時期が同じだったので、気持ちをコントロールできるか心配でしたが、意外なほど、それはそれ、という感じで、母と普通に甥っ子の話をしたりしていました。
（あとで聞いたら義理妹も一人目と二人目の間で流産していたそうです。弟のところに3人目ができたなんで話をすると、妊活仲間の友人たちと一緒に「あちらは順調だよね～」とうらやんでいたものですが、悲しい経験を乗り越えているママも本当に多いんですね。。。）
合間に仕事の相談の電話が。会社の人たちと話すと一気に戦闘モードに戻れるので、休暇中でも社用携帯をＯＮにしてますいつでもどうぞ宣言をしておいてよかった。