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HARUのブログ

ラッパの事、普段の事、色々。

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The left one had been used in 25 years and the right one was started to use before a week.

25年使ったマウスピースと一週間前から使い始めたマウスピース。

I've changed my main modern mouthpiece in a week. Not only embouchure, my body is changing for the adjustment of the new mouthpiece.

メインのマウスピースを変えて一週間。
アンブシュアだけで無く身体の状態が変化を続けている。

I think the embouchure is not the way for the playing trumpet. The embouchure is the just result of the useing the body, the listening sense, air breathing.... all senses and all phigical condition for the sounding the horn.  

僕はアンブシュアは楽器を吹く為の手段だとは思わない。アンブシュアは身体の使い方、聴くこと、呼吸、、、サウンドを鳴らす為の感覚や身体のコンディションの結果だと思う。

my physical condition, my air, my ear, and embouchure are changing for my new tool now.

いま、身体のコンディション、息、耳、そしてアンブシュアは新しいツールの為に変化をしている。

I've got new modern mouthpiece after 9 years. I never got that in this 9 years. And for the modern trumpet, I've got new one after 12 years over. That means I got some modern mouthpiece for the baroque trumpet around ten years ago.

新しいモダンのマウスピースを買ったのは実に9年ぶり。モダン楽器用には12年ぶり。バロックトランペットの為には10年位前はモダンマウスピースも買ったけど。

Today, my collegue of the trumpeter visited my home and we talked about the trumpets and mouthpieces and the method for the trumpet playing. We also tried  some instruments with my old and new mouthpieces and his mouthpiece.

今日、知り合いのトランペット吹きが訪れて、楽器やマウスピース、奏法などの話をした。僕の古いマウスピースや新しい物、彼のマウスピースで色々楽器を試したりもした。


My new one is pretty great. It sounds perfectly all trumpets with the center of those sounds. I was so surprise! That works very good all situations.

新しいマウスピースは本当に凄い。全ての楽器を音のセンターで完全に鳴らした。かなり驚いた。楽器の少々の不都合をものともしない。

We talked about the method for the trumpet playing a lot. At that time, I found myself that I've got sooooo much senses, much knowledges, much skills in this few years. It's real much. I wondered why I can talk about the trumpet playing. 
And my new mouthpiece shows more senses to me.

私達はトランペットの奏法についてたくさん話しました。その時、僕は自分が本当に沢山の感覚や知識、技術をこの数年で得た事に気がつきました。自分が何故こんなに奏法について話せるのか驚いた。そして、新しいマウスピースはさらなる感覚を教えてくれてます。




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先ず、たまに話題になるけど、年齢や体力の衰えから来る突然の違和感。

個人的な経験としては突然表に出て来た感じ。日が特定出来る。

2003年の10月9日17時。(笑)

かなり無理をした感じで1日中クインテットの練習をして最後に違和感を感じた瞬間から、唇がある音以上は全く振動しない状態に。いつもならこの感覚で音になるのに… 突然、真っ白になる様に音、振動が消える。

それから暫くはレッスンであろうが、仕事であろうが何かの瞬間に突然その状態に陥る様になってしまった。

真ん中のドから上が全く無い。

これで終わり?その当時はかなり焦った。

先ずやった事はその状態にならない様に吹き過ぎを筆頭にコンディションを保つ事だけを考える。鍛えるって事は一切やめる。
もし、その状態に陥ったらそれがゲネプロならリハ後本番5~10前までは吹かない。本番中も"試す"と言う行為を一切止めて、音楽と自らのイメージだけを基準に演奏をする。意識的なコントロールは一切しない。

身体のバランスもベストに近く無いとその状態にハマりやすいので呼吸など全てをバランス良く。しかし、イメージから身体を動かすだけでどこをどう使うかは考え無い。

プレスは軽く~強くすると一時的に安定するが根本の解決にはならない。強いと筋肉の動きを制限するので基本的に軽く。ただし、浮かせる様な状態は筋肉に緊張を強いるので、これもまた良くない為、軽く息漏れがするかしないか、でもしない位のミニマムなバランスを音からも判断して保つ。

気にしない事。

唇の振動に頼らない。

アンブシュアを忘れる。形作ろうとも、脱力しようともしない。
アンブシュアは刻々と変化するもの考えた。毎日違うかも知れない。

イメージの中の音、表情だけを頼りとする。

とにかく先ずはボーダーラインを超える吹奏をしない事。

今でもその嫌な感じは残っているが、殆どアンダーコントロールされてる。過度な疲労をさせない事。身体全体のバランスを感じて呼吸して歌う様に、唇の振動、アンブシュア、プレスは意識的に加減しない。
ここが効いている間は若い頃より全てで優っている。


プレス過多過少は本当に危険だと個人的には思う。対処療法としては一時期には有効なのだけどイメージを始め全てを失い易いし、根本的なバランスの解決にはならない。イメージと身体全体のバランスが取れれば自然に適度なプレスの強さは決まる。

プレスが強いと息も強くなるし、息が強くなると唇は振動や音をさらに掴もうとしてそれを保つためにまたプレスが増える。
また、身体全体の支えを失う傾向にもなる。強い、速い息を吐くのが支えで無く、心地良く沢山吸った息を一度に吐かないようにサポートするのが支えで有って強く吐くための筋肉は殆どの場面で必要が無い。
ハイトーンを出す為だけに(大きな音を持続するのとは違う~その場合は更に力は必要だろう)息のスピードを上げることは殆ど必要無いし、逆に息の量は低音よりずっと少ない。物理的に一定時間の息のスピードと量は比例するから高音で息のスピードが必要だと言うのはこの点でも違うと思うし、ナチュラルトランペットでは邪魔にすらなる。(ペダルトーンも息で吹き抜くのとツボに共鳴させるのとは全然違うと思う。以前は吹抜こうとしていたが、今は共鳴のポイントに導かれる様に。はるかに自然だと思うし、色んなことに有効)

ナチュラルもモダンも基本的なコントロールは同じ。喉や響きの捉え方でコントロールが出来るし、リップスラー(歌う声のポジションと同じ変化を学ぶエクササイズ)はその為のトレーニング。


逆にプレスが弱いと唇の緊張を保とうとしてアンブシュアが硬く自由に動かなくなる。そこから身体の緊張にも繋がる。
10代はこの状態には良くなっていた。


いま、マウスピースを変えてその辺りのバランスや感じ取るセンサーが小さいが新しい大きさのバランスに合わせる変化を続けている。とても、意識的にコントロール出来るバランスでは無くて、音を聴きながら身体と対話しながら良い方向に身体が動ける様に、頭が邪魔をしない様に"コントロール"してる。

こういうトレーニングも楽しい(笑)

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この数年レッスンのアプローチをある意味180度変えた。
内容はここにも書いて来てるように。

それ以前はもっと理屈優先に伝えて居た気がする。

観察して考えて修正する様に。

いまは、考えるより聴いて感じて歌う事を最優先。
何が自らの上に、自らの音の上に起こっているかを観察、認識はするがそれに対して対処はとりあえずしない。あれこれ試したりもしない。(これをやると本人のイメージが崩れる、あくまでもイメージが柱)でも、認識すると自然に修正されていく。大事なのはどうするかでなくて、今起こってる事が自分の思い描く事に対して上手く行ってるかずれてるかを認識する事。思い描く事自体が良くない方向ならそこを修正する事が方法を修正するより先。思い描くイメージが弱い、無いのならそこを創る事が何よりも先。考えるなんてずっと後。

もちろん、なんのアドバイスもしない訳では無く、ポイントでキーワードは渡す。そこで、自らが"何をすべきかは考えて"もらう。


感覚を最大限使い感じ取ること。そして感じ取った事、出来た事をちゃんとイメージとして覚えておく事。出来た事はいつでもそれが自分の感覚の引き出しからすっと引き出せる事。
(聴覚が一番大切なのだけど、音を見る、触る様な感覚も必要)

それらが出来た上で初めて理論を当てはめてみる。理論的に正しくても上手く機能しなければそれはその人にとっては間違った手段。理論は出来てる事、感じ取れてる事をより確実なものにする自分の中で確立する手段。

ただ、教える側としては、教えられる側に良い状態を体験させる手段をその理論から導く事が出来る。だから勉強も大事。でも、教える側がそれを感覚で理解して無ければ役に立たないと思う。


この過程で自分にとってインナーゲームの手法はとても役に立ってる。必要十分。


なぜ改めて今書くかと言うと、このところ生徒さんの伸び方や安定感が確実に数年前と違うと感じているから。


目指している事は大きくは変わってない。
でも、言葉は減ったし以前は全てを一度バラして説明してた事を、感覚で一度に感じてもらう事を優先してる。それで上手くいかない時にポイントだけを取り出して機能し始めたらまた一度に全体を感じてもらう事に戻る。

だって、音楽してる時にいちいち考えられないし、反省なんてしながら演奏してたら、音楽に集中する前に曲は終わっちゃう。技術を組み立ててからってのは理屈に合ってるようで、実はそんな機械のプログラミング的な事を僕らはリアルタイムに出来ないと思う。感覚を開ければもっと簡単に自然に身体が動いてくれる。極端な言い方をすれば、ただ、聴こえるだけで良い。聴こえなければ全ては機能しない。アドバイスはそれを後押しする最低限の言葉が良い。
バラして考える事は身体や感覚の自然な動きを邪魔する。感覚や身体が自然に動く様な段取りを考えて実行するのは解るけど。

今日、レッスンと新しいマウスピースへ対応する自分の練習で改めて凄く感じた。


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オーダーしたマウスピース到着!

いや、本当に美しい。

Jun's Renaussance works 
New Legend - X1, Heat treatment, Hammerd rim, Engraved Aries

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最初に見た3年前からこの外形を気に入ってます。←音じゃないんかい。。
いや、音質や吹き心地もこの外形一択ではあったのですが。

この外形だと私の楽器が負けてしまう~他社のスタンダードのより30g位重い。バロックの楽器に資金をかけ過ぎて自分の思うスペックのオーダーに予算が立たない。(モダンのマウスピースが相当にやばくなって来てるのに)
という理由で他人が購入するのを指を咥えて見てました。

以前にも書きましたが、バロックマウスピースの貰い手が決まって思い切ってゴーサイン。

ここで以前試したものより、さらに少し違う方向に発展したモデルが有りそちらを勧めますって事で、こちらも書いたことだけどサンプルを試して決定。自分の楽器にも極めて良い相性。

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オーダーにあたりスペック以外に彫刻は外せなかった。オーダーする時は絶対に彫刻入りでと考えて居た。気に入ったものは知らないうちに何十年も使うっていうのが自分のスタンスで、それはそうしようと思うより気にいると他に魅力を感じなくなる。
この外形でこのAriesの彫刻はイメージから外せなかった。音とは直接関係の無い部分だけど、こういう感覚的なこだわりは感覚的なものを作り出す自分には凄く大事な部分。
綺麗の一言。もちろんデザインはお任せ。メッキだけは本来のシャンパンゴールドで無くて24Kにして貰った~フルボディ彫刻なので変更可能。とにかく最初はサテンゴールド。
イメージ通り。いや、それ以上。ここまで精細な羊が描かれているとは… 本当に素晴らしい。
因みに誰かが持って行って使ってもすぐ見つかります。このデザインはこの世に一つ。


昨日は2Cで音出しをしたところにおニューが到着。
今日は音出しから使用。
昨年最初にバロックマウスピースをフラットに変えてからいつも最初に感じる"小さい"って感覚は無い。これは昨日に両方を行ったり来たりしてみた時にも感じた事で2Cだとピッコロのマウスピースを吹くような感覚に陥る~暫く吹くと慣れるが。
この部分がまず楽。

ハンマーリムと言う特徴もありマウスピースのセットの位置も決める~場所によって口当たりが違う。見事に羊が上に来る(笑)

音出しをしたり、レッスンで話しながら突然吹いたり、ばててから吹いたり様々な状況を試して行くと、大きさを含めてリムの違いによる感触のずれを感じる。ミスの出方やばて方、ばてた時の不具合も違う。

この辺りを対処をせずに暫くはひたすら観察する。これでほとんどの問題は身体が解決してくれる筈。もし出来なければ残念ながら自分には合わないという事~少なくとも自分の現在の力では。
これを最初からああでも無いこうでも無いってやる事が一番危険で不調を招く。
大体、調子が上がってる状態では今までとの違いは全く問題無いし、何よりサウンドの豊かさを筆頭に音の存在感、上から下までの安定感、表現の幅は段違いに良い。
敢えて低次元か高次元の二択で表現したら今まで出会った事が無い断トツの高次元。
ただし、このモデルは奏者にも"力"を求めるマウスピースだとも感じる。マウスピースの力を引き出せるほどの能力を持たないとコントロールが難しいかも知れない。
自分がアジャスト出来るか否かだけがポイント。



【奏法もそうなのだけど、音を一番の頼りに先ずは自らを冷静に観察出来るかが何より大事で、そこが完璧に出来れば全てのメソードや理論は不要だとも思う。楽器を鳴らすこと、コントロールすることは、"そのもの"を理解すれば身体は勝手に動く。
世の中で語られることの殆どはそれを助けてくれるだけにすぎない。全ては自分本人にかかってる。(自分以上自分以下にはならない)違いを理解すれば修正される。
それを観察して理解する事が凄く大事で、そこを抜きに幾ら方法やアドバイスを求めても大して効果は上がらない~聞こえなければ変わらない。教える時も時にはキツイ行為のようでも(タイミングも大切)、そこに気が付いて貰うようにする事が出来なければ、本当の意味で教えているとは言えないと肝に銘じている。それは自分にも返ってくる行為であって、本人がテキトーにしてたら伝わらない。】

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ナチュラルトランペット第13倍音を持ち上げる感覚が、自分の中ではモダンできついフレーズの後や、動き、跳躍が多いフレーズでのハイトーン決めにすごく有効な感覚である事を見つけた。

また、小川メーカーのマウスピース、楽器だとどうしても第8倍音のドがその下と少し違う感触になる(繋がりにほんの少し段差がある)のだけど、それをサウンドの変化無しで鳴らす技術としても有効~歌う感覚でそこはクリアして来たのだけど、より豊かな倍音を含ませる事が出来る。

喉の上の方を柔らかく開く様な感じ。
高音が響くスペースを確保する様な。
ちょっと癖になる音の芯を撃ち抜いた様な気持ち良さがある(笑)疲れて無い、きつくない時より、疲れてきた時や ばてかけている時に効果を感じる。
この点ではイーというシラブルは完全に逆効果。
何とか捻り出せるが、音はウィーって言うし、後が続かないし、そのまま下に降りる時に難しい。


これは少なくともうちに来る生徒さんにもかなり有効。この感覚の基本は下のドと真ん中のソの間のリップスラーがきちんと歌うモード(喉のコントロール)で出来るようなるのが最初で、そこから上に拡げて行けると繋がる。響きのポジションの変化とも言える。


【ビックバンドをやられてる生徒さんにも同じアプローチをして少しマウスピースの選択と楽器の方向性を楽に変えて上げたら(とにかく息が入ってしまうポイントのないマウスピースからスロートが細くて明るいサウンドが軽く得られるマウスピースにと、楽器は響きを止める作用の有る物からずっと軽い物へ)、周りから音が大きくパワフルになったと。。いわゆる、一般に考えるパワフルにする方向とは逆の選択。上手く音が鳴れば良い。】



最近のレッスンの中で下の音がちゃんと鳴らないうちはリップスラーの練習は必要無いかもと感じる。上の音で無くて下の音。

そしてそれら全体が安定してからペダルに向かうとさらに強化される感じがする。

ポイントは喉。それも下のほうで無く上の方を如何に歌う様に共鳴させられるか。舌は勝手に動けば良い~それより舌はタンギングの種類を練習する方が音楽には大切。

実はこの喉の状態~歌うモードが上手くバランス良く出来ていると呼吸や身体の使い方も自然に動く。何処にどう吸うかなんて必要を感じ無くなる。身体が必要な方向に自然に動く。

練習をする時は自分の音を聴きながら歌う感覚を無くさないように。そして、自らの身体をただ観察して何が起こっているかをそのまま知覚する事が役に立つ。
実は上手くいかない時に反省して修整するって作業がマイナスに働くが多い~上手く行かない原因の多くはここかも知れない。
ただ、観察をして先ずは欲しい音を耳で求めて歌う。
取り掛かりの部分は殆どこれで解決する。
全てが自然に動き出してからほんの少しのキーワードが有効に働く事が多い。


もう直ぐマウスピースが届く。
それは最初に書いた感覚を意識せずとも自然にそこへ導いてくれる。楽しみ。


写真は… マウスピースの産地で食べたマンゴスチンが無性に食べたいので。。(笑)
全ての果物の中で断トツに好になったのだけど日本じゃ高くて買えない。泣

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生徒の男の子がレッスンで3連符が良く分からないとコンクールの楽譜を見せてくれた。どの位でやってるの?て聞くと4/4なのに8分音符でこれ位… って。
あー、二拍三連符だから、それじゃあ4つの中に3つ入れるのね。そりゃ難しいわ。
1つの中に3つ入れるのが先ず第一歩。
一つの中に2つ入れるのと3つ入れるのを両方感覚で出来る様にしてごらん。それが出来無いと2つの中に3つや4つの中に3つ入れるのは無理だよって。

そして、他の人はどう考えるか判らないけど、ゆっくりから練習と言っても、ただ8つ鳴らして練習する事は結局は意味が無いと思う。

4つ鳴らしてさらにそれを細かく感じるのは良いと思うけど、ただ、8つ鳴らして練習すると1/8拍子の練習になっちゃうんだよね。4つ鳴らす時もちゃんと拍子感がないと1/4拍子の練習になって音楽が窮屈になる。

大きく全体を眺めて時間の流れ方から把握するのが第一歩で、細かい事は最後。細かい事からやると結局 ちぐはぐ になってしまう。


もう一つ。
高校のクラブで。


一年生の子。
こうしてごらん?って吹いてもらうと、ずっと、こちらがどんな反応して どんな指示が次に出るかを気にしてる。
僕の顔見てなくて良いし、何言うか気にしなくて良いし、間違っても、ミスしてもかすっても構わないから、自分の音を聴いて自分の事に先ず集中してごらん。


上級生の子。

ここはこういう感じでって吹いて聴かせたら、
短くするんですか⁈
いや、短くで無くてこうして(笑)
言葉に置き換えないで。先ずそのまま音を受け取って。そうしないと言葉にした途端に全く違うものになるから。


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最近、自分のマウスピースをオーダーしたり生徒の物をオーダーした事、オーダーでは無いが選んであげたりした事でマウスピースについて考える。

モダンマウスピースは自分の中の理想に対して物凄く探した時期が有る。二十代前半。
でも、技術者に呆れられるくらい注文をつけて(無礼な若造に良く付き合って頂けたもの…)、何本も失敗して半分位諦めた心地で今のモダンマウスピースに落ち着けた。
そう、物凄く気に入って決めた訳で無くて、これはきっと自分のわがままで見つからないし実現は不可能なのだって思い、探すのに疲れてしまったのも有り、そんな事にエネルギーを使うのを止めようと思った。

それからは、今のメインのコピー~スペアの為に~を作ったり同じ品番からスペアをとも思ったがこれもなかなか上手く行かなかった。慣れも大きいのだけど自分の物に追いつかないし、良いかな?と思っても自分の物に戻った瞬間にやっぱりこっちだな~と思う事の繰り返し。25年間。
この間にバロック楽器の為のマウスピースは随分と試した。日本ではノウハウが無いので、スイスと慣れない英語でやり取りをして何本か試し、それを日本で細かなアイディアを自分で出して調整してもらう。ここで感覚が鍛えられたかも知れない。

それが、3年前に、試した後に自分の物に戻った時にあれ?って思える物に出会った。それに、今まで無理だと思っていた調整や自分の感覚的要求を、試した瞬間、こちらが言葉にする前に理解して的確にと言うか思う以上に調整する感覚と技術に脱帽した。
そこから、資金調達~バロック楽器にお金をつぎ込んでいたので~や、その他の事情で自分の中でゴーサインが出るのに時間がかかったが遂に到着待ちの状態。一般の値段に比べるとかなり高価なのでそこも時間がかかった原因。しかし、それは妥当な事で、ここまで手をかけたマウスピースは無いんじゃないかなと思う。この辺りはそれぞれの考え次第。好みは分かれるだろう。

あとはそれに慣れられるか?
これは昨年バロックマウスピースのタイプを一新して大丈夫だった事が有り楽観的にみてるのだが。
こちらの癖や好みを把握してるマイスターにお勧めのサンプルを試した時は自分の物を確実に超えて居たので後は自分次第。
この選択にはサイズアップという変化も含めた。バロック楽器を吹くようになって、両方を吹いている時にどうしてもモダンマウスピースを小さく感じる事が多くなったため。この歳になってこんな冒険をするか?って感じだが、冒険が出来るリミットな年齢かもと考えたから。試した時は大きい方がコントロールも耐久力も増して、音域も遜色なかった。いずれにしろ到着を楽しみにしてる。確実に乗り換えて使い続けるつもりでマイスターの奥様が入れる彫刻もお願いした。これは以前にデミカップに彫刻を入れたものを頂いてオーダーする時は絶対に入れようと思って居たことも有る。今まで使い続けようと思った物は金メッキにはして来た。しかし、このマウスピースは金メッキが標準(笑)

届いたらまたこのまま少し篭ってさらう予定。

さて、生徒さんのマウスピースも何本か選んだりチェックしたのだけど、いつも思うのは音域により鳴りむらが少なくてスムーズに息が入る感触は最低限必要だなという事。これは音本来ののキャパシティやエナジーなどとは少し違うのだけど、スムーズに息が入るというのは実は音の立ち上がりや響き方も含んで居る。芯からエネルギーの強いサウンドに至らなくても、スムーズさの無いものは扱いに困る。息は入るが鳴らないって感触は少ない。基本は鳴らない感じがすると息も詰まる感じを受ける。感じる息の流れと実際の量は違う。ここを理解してないと選べないし、楽器を吹く事自体が大変かも。。

先日も中学生の生徒さんに全く同じ型番の選び直しを手伝ったり(これはたまたま同じ型番の違う個体が良かった)、ビックバンドを初めて周りに勧められるままボアを拡張して鳴るポイントを失った浅いマウスピースと響きを失ってる楽器で苦労されてる方に軽い楽器と逆に細くて効率良くビックバンドに必要なサウンドを生むマウスピースを勧めたり選んだりした。

なんか鳴らない気がするけど無理すればそれらしくなるってマウスピースは危険。第一印象で鳴らない…って感じが有ったらそれはやっぱり鳴らない。ちょっとの負荷が厳しい場面では大きな足かせになったりする。今日もその例をレッスンで感じた。

ただ、シンプルな吹き方をしてればマウスピースの状態は把握しやすいが、余分な力を使っているほどそこを感じ取る事が出来なくなる。また、マウスピース本来のバランスが取れてないとどうしてもそこで余分な力が必要になる。
吹き方に少し余分な力を使っている場合は取り敢えず大きな抵抗の有るマウスピース、逆に必要以上にポイントのぼけたマウスピースが心地良く感じるかも知れない。
でも、それは本来の効率の良い楽な状態とは異なると思う。

楽器本体も実は同じだが、今はバロック楽器につぎ込んだ為にモダンは再選定は無理~人生終わるまでに出来るのか?(笑)

写真は生徒がオーダーした物が先に到着して撮らせて貰った。僕のはもう一つ重いタイプ~重いタイプを選ぶのも初めて。
これは本来の僕のカップサイズだが既に少し小さく感じたので、サイズアップも正解かな~

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久しぶりに生徒さん達のマウスピース選び。と、レッスン。
最近、仕事以外で外に出無くなった。しかも、この時期はレッスンが多くてかなり引き籠ってる感じ。元来人の多いところが苦手で東京の電車は拷問でしかない。。

さて、お一人目。
ビッグバンドで予想される場面で助けてくれそうな物を探す。予め最近のモダンモデルに疎い自分は詳しいラッパ吹きのお店の方に用意してもらい、さらにそこから個体差を吟味して選んだ。
お店で話しながら、自分の中でバロックマウスピース、モダンマウスピースと明確に位置付けが有るので、ついモダンマウスピースと言葉に出る度にそう言えば普通は言わないよな~と振り返ってしまった。
トレーニングで自然に鳴らすことをやりつつ、そこから外れなくても、より大きな音のエネルギーを生み、周りとの音そのものやニュアンスのスピード感を合わせやすくする道具を選択。定番のバックとマルシンキビッツ。両方共にビッグバンドの事を中心に考えて。トレーニングやもう少しゆったりとしたサウンドには少し考えが有ってご本人の返事次第。

レッスンは準備する事を大切に。
ちゃんと息を吸う。100%吸ってるつもりで50~60%位になっているのを、呼吸を取り出して100%に近い状態を体感して貰い実際はそこまでは吸う事は少ないが、今まで感じた100%よりは増える事~息を吸う事は身体へエネルギーを取り入れることで上手く吸えればそれだけでサウンドも変わる。
(ただし、これはイメージが有って音が聴こえるようになっている事が実は前提で無いと全然違う方向へ行ってしまう可能性も大きいので注意。)
呼吸を変えて声の通り方や子音のクリアー差が変わる事も聞かせてみる。

そこからもう一度準備の話に戻り、筋肉や呼吸や色々なことを一つ一つバラバラにして言葉にしてしまわずに、イメージと聴く感覚を大切にして、その感覚に従い、この状態なら音が出ると確信が持てる状態にしてから音を出す。もちろん呼吸は自然にたっぷり。あとは聴きながら歌う。
これで唇のコンディションは解決。


二番手は中学生の女の子。
しっかりしてる。
全部言わなくても気が付ける子。
ただし、小学生の時からの癖がすこし強い。それを無理矢理で無くて音や身体の快適さを求めつつ自然に良いバランス持っていくのが目標。
出した課題はもちろん完全ではないが必ずこなして来る~子供から大人まで意外に少ないんですよね(笑)
少し全体に窮屈になってる。技術が伴わないうちに高い音を要求された跡を感じる。
でも、例えばアンブシュアもそこに触れずに自然に良い状態に持って行きたい。前にも書いたけど良い方向にしようと力で抗うのは一番不味い手段だと思う。鏡を見て強制的に形を整えるのとても危険だと個人的には考える~これは自身の経験からでも有り、何事も自分の身の上で試してみての判断。

今日のポイントは先ず音の出だし。
どうしても良いバランスにならなかったり、最初の方と同じ様に準備不足で初めてしまい、先ず唇の振動を求めようとする。
少しでも振動が起こらないとつまづく。
最初の方と同じ説明と呼吸の話。そして、
それに加えて、音の出だしの舌や息やアンブシュアや力のかけ具合など一つ一つバラバラにして考えるのでなくて、一度に感覚としてタイミングを感じてごらんという事。バラバラにしたら訳が分からなくなるし、実際の動作では間に合わなくなる。
イメージさえ出来れば後は身体が自然に動くし動く様にトレーニングが居る。コンピュータなどマシンは手順を踏めば動く様に他の人の手によりプログラムされているが、ラッパの吹き方は自ら脳や身体にプログラムしないと上手く動かないし、それは自分でしか出来ない。いま、自分がどうなのか聴いて感じてくれればアドバイスがもっと生きる。

その声がけの後は出だしの失敗は一度も起きなかった。この辺りの理解はすごく早い。

もう一つ。
スラーで音階を吹くとどうしても上で力が強くなり下で緩める。先ず上に行くときに、最初の力が100%なら今度は85%で吹いて。その次はもう5%落として。そのうちにコントロールが難しくなる。ここで、此処からが難しいよね。これがコントロール出来るように自分で聴いて意識しようかと伝える。
降りる時は真ん中のラからソに移る時にいきなり緩む。同じ力で喉で歌ってと声をかけて何回か。何回か吹きながらソに移った瞬間に本人がニヤっとした。ポイントに気が付いた。もうそれでOK。
「言葉は毎回変わるかも知れない、なぜなら力が過剰だと思えば抜けというし、足りなければ入れろと言う。大事なのは方法で無くて上手く行った時のサウンドと感覚~全てのバランスをバラバラしせずに一度に感じること。僕の言葉と違う方法を取っても結果がよければそれで良い。先生のOKを貰おうと思わないで、自分が感じ取れればそれで良いし、そちらの方が遥かに大切。」
中学生には教育上、既存の教育のシステム上問題あるかな~と思いつつオブラートに包まずアドバイス。
その頃には少し窮屈な口元も自然な方向に動き出していた。ここで、どこそこをどう使ってと言うのはかえって混乱を起こすし、上手く行ってるのを見た事が無い。
アンブシュアは音が聴こえて、身体を感じながらより自然になる事を目指せば身体が選んで良くなって行く。
それがある程度進んだ過程でそれぞれに有効なキーワードが生まれる事も有るし、ちょっとしたコツもあるのだけど。

マウスピースは全く同じ型番のよりスムースなバランスの物を選び終了。

最後に毎回簡単なエチュードを、1ページづつやるのだが、結構忙しいはずなのに、ちゃんと読んで来てるし段々とスムースになってる。言い訳してエチュードやって来ない人は変わらないんだなー(笑)

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夜中にお気に入りのカフェオレを淹れて。
BGMはケチャ (笑)
夜中に一人で聴くケチャなかなか良い。
今年は吹奏楽コンクールの3の練習をお手伝いする事になりそうで、作品を調べていたらその中でケチャに行きついたから…
また、何か喚び込むかな(笑)
オカルトブログじゃ無いね(笑)
この辺りの民族音楽は母が集めて居てくれたおかげで開封もして無い資料が実家に沢山(あれ?)

さて、先日遂に50代に突入。
マジか⁈

少なくとも20代までに想像してた50代は面影も無い。金も地位も名誉もまーーーったく無い。

で、肝心のラッパの話だがこれでラッパが終わってたら…
それが、年々状態は良くなってる。
この3年の感覚と意識の変化は40年近いラッパ人生の中で一番大きな変化を遂げていると思う。

と言うより、いつ頃からか余分な物を自分の中に取り込み過ぎたと言うのが正解かも知れない。

この数日感じているのが、

この数年の3カ国への3回づつの訪問と素敵な演奏家たちから得た新たな感覚の開き。そして、同時に自分の感覚がやっと間違って無いと確信出来て、ずっと感じていた常識と言うか主流とされてた事への疑問から完全に解放された事。
バロックラッパを買い換えて音色への感覚がぐっと刺激された事。
以前はモダンから見ると信じられなかった大きなマウスピースで吹くナチュラルトランペットから気が付いたある感覚。
最初に出逢った時から心に残っており、今のモダンのマウスピースから移るならこのマイスターが作ったものと固く決めて居たマウスピースを、予算など全て要素がやっと揃い暫くサンプルを借りて吹けた事(サイズアップもする~これはナチュラル•バロックラッパを吹くうちに今のモダンサイズが小さく感じられ始めたし、良いマウスピースであればもう一つ二つ大きい方が音色も口も心地良い。何より年齢的にサイズアップは最後のチャンスだろう)

これらが一つのラインの上にしっかり繋がったという事。あんなに苦手だったり、出来なかった事が問題無い。
20代、30代、40代の前半に比べてずっと楽に実質的な耐久力や音量も格段にアップしてると感じる。

実際は体力は落ちる。特に回復力は落ちるし、こればかりはどうにもならない。しかし、どうにもならない状態になる前に対処出来る事でそこは回避できて、耐久力は効率を上げる事で鍛えるより伸びる。
音域は常識に捉われず、音への感覚を最大に開き身体と対話をすれば引き出せる。もちろん時間がかかる。でも、どうやら人生の中に間に合った様だ(笑)技術もそれらと同時に自然に付いてくるように。

多分、自分のこの世は何も無くて後20年位だろう。そしてラッパを問題なく吹けるのは15年位な気がする。身体(歯とかも)さえ健康なら15年位は未だ上達すると思う。

金も地位も名誉も無いのだからその位はこの世で成し遂げたいかな。。もちろん、楽しみながら。

そう、少なくても50歳まで上手くなれることは解った(笑)


毎日、吹かないといけない?
そうでは無いと思う。

1日吹かないと3日下手になるって10代に言われたけど…

1日開けた方が遥かに上手くなることが有る。例えば何か難しい曲を練習して居て、ある程度まで来たら一ヶ月~半年寝かせる。その間はその曲は吹かない。バロックラッパも毎日で無くて暫く吹かない。ピッコロトランペットは殆ど本番前のみ。でも、その間に上達して居る。脳には情報を整理して定着させる時間が居る。そこを理解して無いと練習すればするほどわけがわからなくなってしまう事にも陥る。

疲れが溜まってる時、調子が悪い時、何か変化した時、新しい事をやる時はゆっくりと時間を使い、脳や身体がその回復や変化について来れるようにしないと。

歳を重ねるとそこのさじ加減が物凄く大事になると思う。

筋肉の回復には48時間かかると読んだことも有る。練習し過ぎはさぼり過ぎと同じ位かそれ以上に良くない。

では、その量をどこで判断するか?
出てる音を聴ければ判る。
判らなければ?判る様に感覚を開く体験~例えば多くの良い演奏を聴く、素晴らしい芸術に触れる、映画を観る、本を読む、旅をする、アニメ、漫画でも良い… それらを漠然と流すので無くてちゃんと受け止めてみる。ある瞬間にふと気がつく事が有ればそこから感覚は開いて来ると思う。


ここからはおまけ。(笑)
さっき、古いパイパーズ読んでいて、カールルイスのトレーニングに触れた記事を読んだ。その中に普段のレッスンでも良く使う例えが出てきてたので。。

良い方法、良い結果、
と、
悪い方法、悪い結果。

この2つづつ、2組を組み合わせると4つの組み合わせが出来る。その4つを練習する時の判断する基準として当てはめるとどの順番になるだろう?

答えは写真の下。

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三年間(12週間)で回った独国内。この3年の国内より多い…


1. 良い方法で良い結果
2. 良い方法で悪い結果
3. 悪い方法で悪い結果
4. 悪い方法で良い結果


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最近のレッスンより。

どうしても唇の振動を必要以上に求め上下の唇を必要以上に閉じようとして息が強くなりますます唇を閉じようと…

大抵の子や一般の方はレッスンの最初にここに陥って居る事が多い。

唇はある程度のアンブシュアの構えと頭の中に音が有れば楽器がその振動を導いてくれる。アンブシュアの型も。

そこを感じてもらう一つのアプローチとして簡単なフレーズを吹いてもらってから、音を出さないマウスピースのバズングをしてもらう。一息で保つように息を加減して。その時に歌う感覚を忘れない事が大事。唇も操作しない。(音を出さないのでバジングとは言えないが、音を出した途端に唇で音を掴んでしまうので)

その後に楽器にマウスピースをつけて吹くと、さっきまで色々やってキツかった事や音の違いに気がつく。こんなに何にもしなくても音が変わる?との印象を持つ人も少なくない。

唇は振動しないと音にならない。
でも、その振動を求め過ぎると楽には吹けない。また、マウスピースでのバジング時のでの唇の振動に必要な力具合と楽器での唇の振動時の力具合は違う。
実は上手な人はそこを感覚的(無意識と言っても良い)にスムーズに使い分けていると云うのが僕の意見。でも、上手く行かない人は同じ力加減で吹こうとしてしてしまい落とし穴にはまる。出来る人のトレーニングとしては良いのだろうが、吹けない人へのトレーニングとしては勧めない。



教えるという行為で一番難しいのは自らが無意識に出来てしまって居る事に気が付いてそれをシンプルに明確に伝えること。
僕は元々軽々と吹けた人間では無いし、強さも持ち合わせて無い。吹けない人間が何年もかけて試行錯誤や失敗を重ねて自らを構築して来た状態。
僕にはバジングは恩恵が全く無い。
きっと元々の才能が無いのだと思う。
かなり繊細なバジングも出来るようになったが楽器の上達には全く繋がらなかった。

同じ様にシラブルも今では自分のコントロールの中では障害として働く。若い時に苦手だった事は殆どこの二つの弊害だった事に40過ぎて気が付いた。腹式呼吸についてはかなり早くに離れることが出来たのだけど。

アンブシュアも舌の位置も双方ともにある意味結果だと感じてる。

先生としても、演奏家としても主流の中には居ないと思う。

でも、常識の幾つかを捨ててからの方が生徒の伸びは良いと実感してる。吹ける子は大きくは変わらない。元々、感覚で掴んでるから。でも、僕みたいに一般の愛好家の方に教える事が多い時に大事なのは、出来る人へのアドバイスより出来ない人に気が付いてもらえるシンプルな一言だと思ってる。でも、そこに全てのタイプの人の大事な部分が有ると思っているのだけど。

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