過去に好評だった
シリーズを再編気づき



​*まゆの自己紹介*
・ナリ心理学認定心理アドバイザー

・アラフォー看護師

・自己紹介詳細はコチラ指差し

 

 

 

 

 

 

 


 
母子家庭という閉鎖的空間で起きていた
虐待のリアルを伝えるために書いてます。
 
 
 
 

今回の前提…

 


・時代は平成、私は中学生

・家は4.5畳+6畳で襖を外して生活

・母親は2回目の離婚を経験

・母親・父親違いの妹と3人貧乏暮らし

 

 

 


 
母親から私への
不潔扱い暴力は悪化。
 
 
 
母親に腕を噛みつかれて
歯形を残された私は
噛みつかれた部分の皮膚を
タオルで削り取った。
 
 





 
その翌日…
 

 
当然
母親に傷のことなんか言えず
母親に傷のことを
知られることもなくて。
 
 
 
薄皮めくれた状態だったから
カサブタができなくて
ずっと浸出液が出てるような状態。
 
 
 
手のひらサイズの傷口は
絆創膏で保護することもできず
半袖シーズンだったこともあって
傷口をオープンにしたまま登校。
 
 
 
学校では隣の席の男の子から
腕の傷をどうしたのか聞かれた。
 
 

学校では家でのことを
一度も話したことないから
本当のことなんて
言えるわけもない。
 
 
 
何て答えたか忘れたけど
適当に誤魔化した。
 
 

傷について聞いてきたのは
その男の子だけだった気がする。
 
 
 
 



 
 
 
傷口が目立つから
ハンドタオルで隠してたんだけど…
 
 
 
カサブタができないせいで
タオルの繊維が傷口にくっついて
タオルをはがすたびに痛かった。
 
 

諦めてタオルをくっつけたままにして
お風呂に入った時にはがした日もあった。
 
 

今になって思えば
保健室に行ってガーゼと包帯で
保護して貰えば良かったんだろうね。



なぜか、そんな発想
できなかったなぁ。




傷についての真相は
誰にも話したことがなかったし
母親にぶつかった時に話すまで
母親に知られることはなかった。
 


 
 
 
 
傷跡が完全に消えるまで
十数年かかった。
 
 
 
腕をよーく見ると
ここだったかな?って
今でもわかる。
 
 
 
母親への抵抗は
代償が大きかった。