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感情に目を向けるきっかけに・・・
彼との交際は、
結婚するまで9年間の
遠距離恋愛。
その間、
色んな変化があった。
最初の一年は、
私は、ある意味彼に依存気味。
毎晩電話は欠かさない。
週末は札幌へ行き、
一人暮らしの彼の為に、
食事洗濯、掃除もして、
尽くす重たい女になっていった。
当時は、仕事以外で
特に趣味もなく、
彼が全てになっていた。
時々、飲みに出かけたりしている彼に、
不安が募り、
週末遊びに行くと、
携帯チェックもしちゃってました。
彼に認められたい。
失いたくない
その想いが強すぎて、
干渉、束縛、尽くす・・・
どれもやっちゃってたなぁ(汗)
その年の、クリスマスイブ
札幌に行き、
2人で過ごすクリスマスを
楽しみにしていたはずが、
彼の様子がおかしい。
思い切って、
聞いてみると、
彼の口からは、
一言
「別れたい」
だった。
頭の中が真っ白に。
「浮気してたに違いない、
私は遊ばれてただけだったのか、
単なる家政婦に過ぎなかったんだ
愛されてると思ってたのは、自分だけ
こんなに尽くしてきたのに」
とても惨めだった。
プライドが傷つけられた感と、
情けなくて、恥ずかしくて、
私って一体・・・
私は、頑張っても愛されない・・・
どこかに不足感を
抱えたままいたから、
またそんな想いが出てきた。
でも、マイナス感情に
目を向ける事を避けてきた私は、
自分が感じた悲しさすら
認める事が出来ず、
私の出した返事は、
「うん、そうだね。
分かったよ。」
だった。
そのまま、駅まで
送ってくれた彼に、
笑顔で別れを告げて、
電車に乗った。
涙が出なかった。
出ないように感情を
閉じこめたからだろうな。
泣いたら負け・・・
同情なんかされたくない。
振られるなんてカッコ悪い。
人を本気で好きになるなんて、
傷つくだけ。
頑張っても、愛されない
そんな風にも感じていたんだと思う。
今思えば、
逆だったんだよね、
頑張らなくても、
愛されていたという事。
次回へ続く~自分に目を向ける