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ありがとうございます
色で表すと真ん中に位置する
グリーン。
波風立てず、
周りに常に合わせていく。
深入りせずに、
聞き役に徹していきました。
新しい環境の中には、
私を知っている人がいなかった。
最初の印象で、
「優しいおとなしい人」と言われ、
そのキャラクターに
なりきりたくなった。
誰の事も悪く言わない。
誰とでも仲良くする。
感情を感じないように、
自分の意見も言わず、
周りに合わせる人になろう。
それはそれで、
居心地も良かったし、
今迄みたいに争う事もなく、
平凡な穏かさもあった。
高校で出会った友だちは、
ある意味色んな刺激をくれた。
この頃は、
今までで一番視野が広がった時期だったかな。
友だち関係に、
そこまで深く入り込まなかったので、
誰とでも上手くやっていけたし、
好き嫌いもなくて、楽だった。
でも、
同時に寂しさも感じていた。
仲良しのグループがいくつかあった。
私は、特にグループに属さず、
その時々で、
楽しそうな中に入っていた感じ。
グループ内では、揉めている様子もあったけど、
気を遣うことなく、お互いが、
心を開いているからということだよね。
私は、揉めたりもしない代わりに、
深く付き合える子がいなかった。
それも、自分で選んでいたことなんだけど。
この時、私は一体何者だったのかさえ、
思い出せなかった。
平和で穏かな学校生活だったけど、
早く高校を卒業したかった。
とにかく、
制服も、指定のかばんも
指定のコートも、
学校行事も、
全部嫌でしかたなかった。
3年間、
この学校に在学している事を
ずっと受け入れられなかった。
この頃の私は、
あまり感情を見ないようにもしていたし、
逆に、親に迷惑かけてるんだから、
とにかく勉強は頑張らなきゃと
認められたい一心で、
良い子でいる事で安心していたんだと思う。
平和を乱されるような出来事を
避けて通り、
見ないように、感じないように
してきた。
この辺りから、
私は私自身を、
認められなくなっていた。
次回へ続く~感情って何だろう?