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今度は、頼られる私でいなければと
感じるようになっていた中学時代。
そしたら、
人に弱さを見せないように
ダメな自分を認める事が
怖かった。
だから、自信の無さとは裏腹に、
めちゃくちゃプライドは高かった。
弱い自分は知られたくない。
努力は常に報われて、
失敗のない完璧な人でいたかったんだと思う。
そうすれば、
私は頼られる存在でいられるという
思い込み。
だから、
高校受験の失敗は、
ダメ人間のレッテルが貼られた感で、
いっぱいだった。
あんなに調子に乗ってたくせに、
あんなに負けないと思ってたのに、
私は、周りからどんな目で見られるんだろう。
憐れんでみられるんだろうな。
頼りがいなく見られるんだろうな。
そして、浮上したのは、
やっぱりお姉ちゃんには追い付けない。
所詮、私なんて口だけ偉そうなだけの
ただの落ちこぼれ。
滑り止めの高校なんて、
行く気がなかったし、
絶対に行きたくなかった。
何の目標も夢も希望も無くなり、
絶望でしかなかった。
だから、
周囲からの
慰めの言葉も、
同情する言葉も、
寄り添いも、
何一つ聞きたくなかったし、
むしろ、いらなかった。
言葉が何一つ耳に入ってこない。
本気で、
何も言わないで、
見ないで、ほっといて。
私に近づくな、かまうな。
優しさなんて偽善でしょ?
可哀想だと思ってるんでしょ?
この気持ちは、
当事者にしかわかんない。
まるで分かったようなアドバイスや、
同情は本気でいらないんだよ!
(超ひねくれもの。)
優しい言葉を聞けば聞くほど、
同時に、親への罪悪感に苛まれ、
私立に行くなんて、
私なんかにお金が掛かってしまう。
望まない高校の為に、
親に、こんな苦労を掛けるなんて!
私は、いつも親に
迷惑をかける子。
高校受験で明確になったじゃん。
お姉ちゃんは公立のトップクラスの進学校。
自慢の娘で、親孝行。
私は受験に失敗し、
お金が掛かる私立で苦労をかける、親不孝。
そんなこと一言も言われてないのに、
勝手な思い込みで、悲劇のヒロインに
なってたんだね。
「こんな私でごめんね」
そう思ってたね。
かなり、ひねくれていたものの、
色んな想いが重なって、
中学時代の私は封印しよう。
高校生になったら、
おとなしくて、消極的な、
目立たない存在に
生まれ変わろう・・・
次回へ続く~心を封印する