過去を振り返って落ち込む事が多い方へ~私が楽になったきっかけ | 50代からのちょうどいい生き方|自分色にReデザイン

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20年の会社員を経て49歳でライフコーチへ。これまで頑張ってきた女性たちの心をゆるめ、オリジナル「生き方Reデザイン®ノート」で、人生後半を“自分色に輝かせる”サポートを展開中!人生の折り返しから、自分の価値観で幸せを選び取る女性を増やしたい!

「過去を振り返らずに前を向きましょう」

と、よく本などに書いてありますよね。

 

言われなくても、

頭ではわかっていること。

 

「いや、それができたら苦労しない」ってなる。

 

わたしの場合もそうでした。

 

40代後半で、不妊治療を諦めた時。

 

そこから、過去の自分を悔むようになりました。

 

「なんでもっと早く始めなかったんだろう!」

「仕事ばかりせず、子どもを持つことに集中していれば...」

「私の頑張りが足りなかったんだ」

 

こうなると負のスパイラル。

 

これまでの自分の選択すべてが間違いだったように思えてきて、

自分を責めるようになりました。

 

 

そんな日々から抜け出したくて、

コーチングと心理学に出会いました。

(途中、いろいろ寄り道しつつだけど)

 

その中で知ったのが「リフレーミング」

 

私が変えるきっかけになりました。

 

出来事は同じでも、見方を変えれば感じ方も変わる。

 

「失敗」と呼んでいたものを「経験」と言い換えてみて、

自分に問いかけた。

 

「この経験から何を学べるか?」って。

 

 

それまでは

「子供がいなければ幸せになれない」って固く思いこんでいた。

 

けど、それが自分の価値観でなくて

世間で言われていることを自分に当てはめていた、と気づいた時、

目の前が一気に開けた気がした。

 

もちろんね

子どもを持ちたかった気持ちが

消えたわけでは無かったです。

 

でも、子どもがいない人生

 

それを前提に、

これからをしあわせに生きるには?

 

って本気で考え始めるきっかけになった。

 

 

過去を引きずるのは普通のこと

 

 そもそも、人はネガティブな生き物で、

過去にとらわれるのには理由があります

 

1.脳の仕組み

過去の記憶は「失敗を避けるための学び」として残りやすい。

 

2.自己肯定感の影響

自分に自信がないと、

「過去の選択が間違いだったのでは?」と考えやすい。

 

3.未完了の感情

後悔や悲しみが消化されていないと、

繰り返し思い出してしまう。

 

そんなことを学ぶプロセスはわたしを癒し、

前向きな思考が自然と育っていった。

 

アララ、ネガティブなわたしはどこに行った?

 

なんてあの頃は半信半疑だったことを、

今日、この記事を書きながら思い出しました。

 

そして、自然にリフレーミングが起きた。

 

悩みがあったおかげで

新しい自分に出会えたと。

 

 

年齢を重ねると、

過去の自分を見る目が優しくなる方が多い。

 

これはコーチングで、

いろんな方のお話を聞いていて感じること、

 

「当時の私は、精一杯だったんじゃないか」

 

完璧なんてありえないし、

情報も限られてたし、

あの時の選択が私の選択だった。

 

そして、

未来の時間が有限なことにも気づく。

 

これからの人生で、何を大切にしていきたい?

 

死ぬときに

「ああ、この人生でよかった」って思いたいよね

 

それは「これから」

 

過去じゃなく、これからの選択次第。

 

 

 

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