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2014年5月に書いたこの記事は、
7年以上経った今でも毎日多くの方に読んでいただいています。
その事からも「子供のいない人生の老後」に
不安や迷いを持つ方が多いのだろうと
想像できます。
この記事を書いた当時の私は、
子供のいない人生に生きがいを見出せなかった数年間を脱して、
新しい学びに出会ったタイミング。
その後、自分がコーチとして
子供のいない人生に悩む方のサポートをするようになるとは、
思ってもみなかった頃です。
この記事を書いたのは、わたしと同様、
子供のいない40代の友人のある一言が発端でした。
その言葉とは・・・
「子供がいなければ子供に助けてもらうことは100%あり得ない」
いつも笑顔しか見た事の無い彼女は、
夫婦仲も良く、趣味や学びに積極的な人です。
いつになく強い口調の彼女に、
内心ビックリしたのをよく覚えています。
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彼女から聞いたのは、こんなお話でした。
子供のいる友人と老後の話になった時、
その方がこう言ったそうです。
「子供がいたって老後の面倒をみてくれるかはわからない。
だから、子供がいたって、いなくたって同じよ」
それを聞いた瞬間、彼女の頭に浮かんだのが、
(相手には言わなかったそうですが)
「子供がいなければ
子供に助けてもらうことは100%あり得ない」
「子供がいても老後の面倒を見てくれるとは限らないけど、
可能性すら無いのが子供がいない人生よ」
彼女が私に言った言葉。
この思いは、子供のいない人が
大なり小なり感じている
気持ちではないでしょうか。
わたし自身、
子供のいない老後が不安でたまらない頃が
ありました。
父の壮絶な闘病と
年老いてからの自分を重ねてイメージしていました。
子供(わたし)がいなかったら、
受け入れてくれる病院を探すことも、
繰り返す入退院の手配も、
父と母だけでは無理だった。
一人寂しい病室で、
誰も会いに来てくれる人もいない年老いた自分・・・
そんな妄想が浮かびます。
40歳から始めた不妊治療を
なかなか諦められなかったのも、
今振り返ると、
老後の不安を無くしたい
その気持ちが強かったのが大きい
と思います。
もしあのまま、
マイナスの妄想をし続けていたら・・・
きっと、確実に、
それを現実に引き寄せていたでしょうね。
そう思うと、
時々、ゾッとします(>_<)
今の私は、
何を大切に生きているかというと、
この人生で良かったと思いたい!
そこに集中して生きています。
もちろん、子供がいない老後に対して、
不安が消え失せたとはいいません。
けれども、当時の様に、
不安だらで、
自分の境遇を嘆くことは無くなりました。
心は穏やかです。
備えられる不安と
備えれない不安を
切り分けて考えられるますし、
心を穏やかに整える事も上手になりましたので、
マイナスの妄想に
心折れる事はありません。
時々、
子供がいたら楽しかっただろうなぁと、
頭に浮かぶこともありますが、
前の様に、
「子供がいないから楽しく生きられない」
とは思いません。
子供のいるしあわせは得られないとしても、
人生のしあわせは他にもある
幸せは自分の内側になる
そんな風に捉え方を変えたら、
人生はどんどん変化しました。
欠けているものではなく、
今、あるものに感謝が
自然と湧いてくるようになり、
生きがいや楽しみと
出会う様になりました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
かつての私の様に、
今、子供のいない人生に悩んでいる方に、
何かヒントになれば嬉しいです。
この記事は、2014年5月21日に最初に書いたもので時々内容を見直しています。
直近では、2022年2月5日に修正しています。
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