「やればできるのにもったいないよ」
中2の娘に対して
小学生の頃からよく言ってました
言わない時も
常に思っていました
能力がある子を前に大人はよく思います
『もったいない』
それは誰目線?
それは経験を積んだ大人からの目線で
子ども側の目線ではないから
全く伝わらない言葉
このもったいないの中にあるのは
自分が過去に必死にやってもできなかったこと
それをさらっとできる人に対する憧れ
あるいは
自分ができるくせに過去にサボっていて
中途半端な成果しか出せなかったことへの後悔
どちらも
経験を積んだ大人の目線
あの子はできるのにやらない
なんてもったいない!
なんでやらないの?もったいない
それ
言われた方は大迷惑ですから~
もったいない基準を勝手に設けられて
それをクリアしないからもっとやれ
あと少しやればここまで行くから
今やめるなんてもったいない!
そこには当の本人の感情は無い
あと少しやればクリアする壁を
本人がやりたいのかどうか?
そこを完全無視している『もったいない』
相手に伝わるワケがないのよね
それに気づいて先日娘に謝罪してみた
50年も生きてきた私は
やればできるのにという基準が見える
だからついついあなたに
「なんでやらないの?もったいない!」
って良く言ってたよね
あなたの気持ち
それが好きか嫌いか
それをやりたいかやりたくないか
を無視してた発言だったよね
ごめんね
そうよ
やりたくないからやらなかったんだよ
という娘
はいあなたの言うとおりだわ
勉強に関しても
数学がとても苦手だった私から見れば
娘は計算に関してのアプローチが柔軟で
私にはない発想で問題を解く
だから数学の点数が悪い娘に対して
「もっとやればできるのに」
という発言をしてた
でも娘は
学校で習うタイプの数学の授業は
「やりたくないこと」
『やりたくないこと』という発言は
怠けてると思いがちだけど
そうじゃないんだよね
やりたくないことには興味がわかない
興味がわかないことには時間を取りたくない
ってゆーか
元々
数学の点数を上げたいなんて思ってない!
昭和な私の思考は
『テストの点数は100点に近いほど良い』
『みんながテストの点数を上げたいと思っているはず』
こんな感じ
でも娘は
『テストの点数は自分がやった分の成果』
『やりたくないコトの点数は上げたいとも思わない』
と割り切っている
だからやってない科目の低い点数にも興味が無い
そこに『もったいない発言』をされても
意味不明なんだよね・・・
やっと気づいたわ
これは怠けてるとはちょっと違って
価値観の違い
言葉が届かない理由は
私が私の価値観を押し付けているから
私が私の価値観が正義だと思っているから
いやー
娘と会話すると勉強になるわー
こんな会話を娘としていた数日後に
私が友人とお茶していたら
「もったいないってつい言っちゃうよね~」
って話がそこでも出た
タイムリーな話でビックリ
やっぱり同じ世代は悩みも一緒
わかる~!って盛り上がって
楽しいお茶会になったのでした
生年月日と氏名を元に
あなたやご家族の思考のクセや
お子さんのタイプによる言葉がけなど
今よりハッピーな毎日のヒントをお伝えします
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