●セクハラの懲戒処分取り消し=名大大学院教授が逆転勝訴-名古屋高裁
----------------------------
セクハラの懲戒処分取り消し=名大大学院教授が逆転勝訴-名古屋高裁
女子大学院生へのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)などを理由に受けた6カ月間の停職処分は不当として、名古屋大大学院文学研究科の男性教授が同大を相手に、懲戒処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(野田武明裁判長)は19日、請求を棄却した1審判決を取り消し、教授の懲戒処分を取り消すよう命じた。
----------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000102-jij-soci より
●「ばかやろうで解雇は酷」と無効判決、でも懲戒対象
-------------------------------
「ばかやろうで解雇は酷」と無効判決、でも懲戒対象
上司への暴言を理由に解雇されたのは不当と、愛知県豊橋市の日系ブラジル人男性(35)が、静岡県浜松市の人材派遣会社「ラポール・サービス」に地位保全などを求めた仮処分申請で、名古屋地裁の上村考由裁判官は19日、「『ばかやろう』と言っただけで解雇するのは酷」と、解雇無効の決定を出した。
決定によると、男性は通訳として勤務している同社豊橋営業所で今年6月、有給休暇の届け方を巡って上司とトラブルになり、「ばかやろう、おれは子供ではない」と、電話で暴言を吐いた。同社は7月、「職場の秩序を乱し、その後の勤務態度が著しく不良」として、男性を解雇した。
決定で上村裁判官は「部下が、上司に『ばかやろう』と言ってはならないことは明らかで、戒告などの懲戒対象にはなるが、解雇まではできない」とした。
-------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000513-yom-soci より
見出しは「判決」となっているが、正確には本文にあるように「決定」である。
●<集団暴行死>元少年らに1億800万円賠償命令 千葉地裁
---------------------------
<集団暴行死>元少年らに1億800万円賠償命令 千葉地裁
千葉県市原市で02年、出身中学の先輩らに集団暴行され、死亡した県立千葉東高1年の清村亮太さん(当時16歳)の両親が、暴行した元少年らの共同不法行為と保護者の監督義務違反があったとして、約1億2500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、千葉地裁であった。仲戸川隆人裁判長は元少年6人(同16~17歳)や保護者ら計14人に約1億800万円の支払いを命じた。仲戸川裁判長は「集団暴行と死亡には因果関係がある」と「集団リンチ」を認定した。
判決によると、少年らは02年4月9日午前1時ごろ、市原市椎津の畑で清村さんに金属バットで殴るなど約20分にわたり暴行し、別の場所に清村さんを運んだ後、発見者を装って119番通報した。清村さんは、意識が回復せず、同年6月21日、脳挫傷が原因の低酸素脳症で死亡した。
6少年は同年5月、傷害などの非行事実で中等少年院送致の保護処分を受けている。【倉田陶子】
---------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000134-mai-soci より
●架空請求にだまされ着服、5400万円振り込み
------------------------------
架空請求にだまされ着服、5400万円振り込み
静岡県警は19日、出会い系サイトの利用料を架空請求したとして、埼玉県内の兄弟を詐欺容疑で逮捕した。請求された女性(43)は架空とは思わず、派遣先の静岡市の会社から売上金約5400万円を着服して支払い、業務上横領罪で懲役3年の判決を受けて服役している。
逮捕されたのは、埼玉県日高市下鹿山、無職工藤由有(よしとも)(30)、同県川島町下伊草、同成田博之(24)の両容疑者。調べによると、工藤容疑者らは昨年9月、女性に「出会い系サイト使用料の未払いがある」と電話でうそを言い、計約600万円を指定する口座に振り込ませてだまし取った疑い。
工藤容疑者らはその後も十数回にわたって架空請求を続け、中古車販売会社の経理担当者として派遣されていた女性が数日間で着服した合計額とほぼ一致する約5400万円を詐取したとみられている。
------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000214-yom-soci より
●奈良地裁・家裁:判決文「HPでの公開も必要」 新所長の前田氏が就任会見 /奈良
---------------------------
奈良地裁・家裁:判決文「HPでの公開も必要」 新所長の前田氏が就任会見 /奈良
◇国民の関心高い事件の判決文
奈良地方・家庭裁判所長に10日に着任した前田順司氏(55)が17日、記者会見し、「国民の裁判への期待に応えたい」と抱負を述べた。
09年5月までにスタートする裁判員制度について「広報活動や模擬裁判を通じて、国民に理解を深めてもらいたい。裁判員として参加してもらいやすくするため、有給休暇の創設や育児や介護の支援など、(司法の立場からも)できることを探りたい」と話した。
裁判を身近にするための判決文の公表などの取り組みとして「国民の関心が高い事件については、東京地裁、高裁が実施しているように判決文をホームページ(HP)に載せることも必要だと思う」と述べた。
前田所長は75年に大阪地裁判事補となり、その後、東京地裁判事、東京高裁判事などを歴任。主に民事裁判を担当した。【高瀬浩平】
10月18日朝刊
---------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000218-mailo-l29 より
●<歩行者訴訟>27歳女性逆転勝訴 93歳と衝突、責任なし
-----------------------------
<歩行者訴訟>27歳女性逆転勝訴 93歳と衝突、責任なし
交差点で歩行者同士でぶつかり、転んで骨折した東京都内の93歳の女性が「右足に障害が残った」として相手の27歳の女性に2000万円の賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(宮崎公男裁判長)は18日、約780万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決(6月)を取り消し、原告女性の請求を棄却した。
原告側は「若い女性が前方左右を注視せず足早に歩いていたため衝突した」と主張。1審判決も「お年寄りが周囲にいないか注意を払い、接触や衝突を回避すべき義務を怠った。健康な成人は弱者に進路を譲るべきだ」と賠償を命じた。これに対し、高裁判決は「若い女性は込み合う交差点で人の流れに従ってゆっくり歩いており、過失はない」と退けた。
判決によると、2人は04年8月、世田谷区の商店街の近くの交差点で衝突。原告女性はあおむけに倒れ、股(こ)関節の骨を折り右足が不自由になった。【高倉友彰】
-----------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000138-mai-soci より
●飲酒運転で事故死、でも保険金は支払え…名古屋地裁
-----------------------------
飲酒運転で事故死、でも保険金は支払え…名古屋地裁
酒を飲んで正常な運転ができなかったという理由で保険金を支払わないのは不当だとして、自損事故で死亡した男性(当時25歳)の遺族(名古屋市)が、保険会社「損害保険ジャパン」を相手に保険金2500万円の支払いを求めた訴訟の判決が18日、名古屋地裁であった。
野口卓志裁判官は「男性は、正常な運転ができない状態だったとは言えない」として、請求通り、同社に2500万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2004年11月3日深夜、名古屋市緑区で、制限速度50キロのところを約120キロで乗用車を運転中、反対車線にはみ出して別の車と接触し、街路樹に衝突、翌日未明に死亡した。
-----------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000114-yom-soci より
●2円すり:常習性認め、懲役3年の判決 名古屋地裁
---------------------------------
名古屋市中区の百貨店で今年8月、女性客のバッグから2円相当の伝票入りの封筒を盗んだとして、常習累犯窃盗の罪に問われた岐阜市石谷、無職、前山敦子被告(67)に対し、名古屋地裁は17日、懲役3年(求刑・同5年)を言い渡した。伊藤新一郎裁判官は「同種の窃盗などが14件あり、常習性が認められる。盗癖をぬぐい去るためにも相当期間(の懲役)が必要」と述べた。
判決によると、前山被告は8月6日午後2時40分ごろ、名古屋市中村区名駅1の百貨店催事場で、女性客の手提げバッグから封筒を盗んだ。伊藤裁判官が「更正できる最後の機会。出所して別の人間になって下さい」と諭すと、同被告は小さな声で「はい」と答えた。【加藤隆寛】
毎日新聞 2006年10月17日 14時11分
---------------------------------
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061017k0000e040074000c.html より
●ロッテ、グリコに逆転勝訴 ガム比較広告で知財高裁
-----------------------------
ロッテ、グリコに逆転勝訴 ガム比較広告で知財高裁
江崎グリコ(大阪市)が甘味料キシリトールを含むガムの販売開始に当たり、効果が同種ガムの約5倍と表示した比較広告は虚偽として、ロッテ(東京)が広告差し止めや10億円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は18日、請求棄却の1審東京地裁判決を変更し、広告差し止めを命じた。
塚原朋一裁判長は「5倍の根拠とされる実験を鑑定として再現しようとしたが、グリコは特定の鑑定人でない限り意義はないと主張して譲らなかった。再現実験は審理の中で最も重大なのに、グリコは自ら放棄した。実験に合理性はないと言わざるを得ない」との判決理由を示した。損害賠償などは認めなかった。
判決によると、グリコは2003年5月に発売したガム「ポスカム〈クリアドライ〉」の新聞広告などで、初期の虫歯を元に戻す「再石灰化」効果について「一般的なキシリトールガムの約5倍」と宣伝した。
04年10月の東京地裁判決は「実験には科学的根拠がある」と判断していた。
(共同)
-----------------------------
http://www.kenmin-fukui.co.jp/flash/2006101801000474.html より
●靖国神社 「国会議員の会」84人が参拝 閣僚はなし
---------------------------------
靖国神社 「国会議員の会」84人が参拝 閣僚はなし
超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・瓦力元防衛庁長官)の84人が18日朝、秋季例大祭が始まった東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。A級戦犯分祀(ぶんし)を議論するよう主張し靖国神社総代を辞任した日本遺族会会長の古賀誠自民党元幹事長は参拝しなかった。
閣僚の参拝はなかったが、副大臣は田村憲久副総務相、木村隆秀防衛庁副長官の2人、政務官は国交省の梶山弘志氏ら5人、首相補佐官は山谷えり子氏が参拝した。政党の内訳は自民党75人、国民新党3人、民主党1人、新党大地1人、無所属4人で、代理を含めると計174人。
瓦会長は参拝後の記者会見で、首相の参拝について「迫り来るいろいろな問題があるので困難な状況だが、これからもお願いは進めていく。機会があればそういう機会を得たい」と述べた。【野口武則】
---------------------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000016-maip-pol より