【第3章 乳がん】
1節:乳がんの原因と治療
第3章では乳がんにスポットをあててみます。
乳がんは珍しいケースでは
男性でも発生する癌ですが、
基本的にはやはり
女性が圧倒的に多いものです。
乳がんの罹患者数と死亡者数のグラフです
1975年では約11,000人ほどの罹患者数ですが
2017年では96,000人を超して
右肩上がりで急増しているのが分かります。
それに伴い、死亡者数も増えています。
一見、96,000人の罹患者に対して
14,000人の死亡者では助かる見込みが大きいと思う方もいるかもしれません。
しかし・・・
約96,000人のうち、
約14,000人という数字をよく考えると、
6人~7人の罹患者のうち1人は
助からなかったことを意味します。
1975年の数字で見ますと、
約11,000人の罹患者数のうち、
約3,200人の死亡者数。
3人~4人の罹患者のうち1人は
助からなかったと言えます。
死亡者数は罹患者数が増えている為、
人数としては当然増えています。
そして死亡の割合は年々減っていることも分かります。
ではそんなに怖くないかと言えば、
このグラフの約40年で、
3人~4人に1人が亡くなっていたものから
6人~7人に1人が亡くなっている状態に進歩しているに過ぎません。
1,000人に1人、10,000人に1人くらいであれば
気持ちに安心感も持てますが、
いまだ一桁の数字です。
これらが意味することは、
乳がんの抜本的な治療方針が
正しいとは言い切れないと考えています。
また罹患数は異常なくらい増えています。
女性の患う癌の中で罹患数は乳がんが1位です。
断トツです。
これを単なる婦人病的な言い方で、
『中年や高齢になったら増えますよ~』
『だから早期発見・早期治療が大切~』
の様に、
乳がんになったら治療くらいの考えではいけない気がします。
また、助かった方でも5年生存という部分でもあり、
その間も、その後もホルモン療法などを含め、
副作用で辛い生活を送っている方もいます。
元気に自分らしく生きている方はどれほどいるのでしょうか。
もっともっと真剣に考えてみて、
癌を切除する
放射線で攻撃
抗がん剤で攻撃
ホルモン療法で守る
これらで抜群の成果だと言えない以上、
現在の科学的なエビデンスに有るか無いかも重要ですが、
もっと生物として人間を捉え、
癌細胞だけに注視せずに、
身体全体を考える必要があると私は考えます。
■生活リズムはどうか?
■昼夜逆転ではないか?
■食生活(食材)はどうか?
■カロリーは足りてるが栄養は?
■運動量は生物として足りている?
■過度にストレスを溜めてないか?
■電磁波などの影響は受けていないか?
■体の冷えは把握しているか?
■健康より美容を優先していないか?
などなど色々な要素が絡んでいるはずです。
三大治療のところでも記載しましたが、
手術もやはり完全に良い治療ではありません。
成功したとしてもあくまで応急処置です。
もちろんこの応急処置も成功しないこともあるでしょう。
抗がん剤もそうですし、
乳がんはホルモン療法が付いてきます。
またはHER2タンパクに向けた分子標的療法もあります。
そういった治療により
仮にいったん治った?としても、
身体全体はダメージを受けている状態よりも
より良い方法で完治させ、
治った時には以前より健康になっている方向の方が良いと思います。
その為にも病気と向き合う知識は必要になってくるものです。
2節では乳がんの種類に関して綴っていきます。
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