【人生の哲学書】

 

離婚の原因と気持ちの改善

 

 

 

近年は結婚をする若者が

 

減っていると言われています。

 

 

 

また結婚をしても

 

 

離婚率は増加傾向にあり、

 

 

子供が出来てもシングルマザーとして

 

 

育児を1人でこなす家庭も少なくありません。

 

 

 

 

 

結婚が減っているのは

 

社会の問題が大きく感じますが、

 

 

 

離婚は社会の問題以外にも

 

 

結婚の目的や自分にとっての

 

 

パートナーの存在意義に

 

 

考え方の間違いがある気がします。

 

 

 

 

 

結婚は他人同士の男女が

 

 

共に歩き始めるものです。

 

 

 

当然、性別が違う訳ですし、

 

 

育った環境も違えば、

 

 

価値観など100%合致するはずもありません。

 

 

 

 

 

お互いの人生を尊重し合い、

 

 

その人生をお互い助け合い、歩んで行く。

 

 

 

 

しかし価値観の違い同様に、

 

 

その”助け”の度合いは

 

全く同じ様にならないものです。

 

 

 

 

自分の方が相手に手を貸している!

 

 

手を貸すとは困っている時に、

 

何か力になることの他にも、

 

相手が喜ぶことを行うことも含まれます。

 

 

それなのに、

 

相手は自分に助け(尊重)をする事が少ない!

 

 

 

こんな風に不満が溜まっていくパターンを数多く見てきました。

 

 

 

 

私の勝手な持論ではありますが、

 

 

まったく同じだけの助け合いなどあり得ません。

 

 

 

どちらかが多く、どちらかが少なくなります。

 

 

 

『相手より自分が沢山するぞ!』と思い、

 

 

実際に自分の方が断然多く思えるなら、

 

 

 

それを自分の誇りに思い、

 

 

相手の幸せを手伝えたことへの喜びを感じれば良いのです。

 

 

 

 

つまり結婚とは、

 

 

自分を幸せにしてくれるパートナー探しではなく、

 

 

”自分が”幸せにする相手を決める行為と言えます。

 

 

 

 

それをより行いやすくする為にも

 

一緒に暮らし、

 

日々を共にすることが求められるのです。

 

 

 

現在の個人主義の考え方では、

 

 

自分は自分。相手は相手。

 

 

別居婚でもそれが良い距離!

 

 

この様な結婚に対する価値観が生まれてしまい、

 

 

それでは何の為に結婚をしたのか分からなくなります。

 

 

交際している最中のひとつのイベント気分だったのでしょうか。

 

 

 

 

どれも個々の考え方を否定はしませんが、

 

 

結婚という概念としてはふさわしくないと思ってしまいます。

 

 

 

概念とは大切なもので、

 

 

食事で言えば本来、

 

 

自分が生きる為に他の動植物の命を頂く行為を指します。

 

 

 

それを会話を楽しむ為の場として食事、

 

 

あるいは味覚の快楽として食べる。

 

 

つまり食事は娯楽という概念を持ってしまっては、

 

 

生きる為に必要な量以上の食事を行うようになります。

 

 

 

それは他の命を無駄にしていることにもなり、

 

 

その結果として食生活の乱れにもなり、

 

 

自分の健康被害にも繋がってきます。

 

 

 

概念を間違えて食事を行うことは、

 

 

最終的には自分を苦しめることになるものです。

 

 

 

 

結婚も同じで、

 

自分の幸せを相手が叶えてくれると思って

 

結婚しては、それが満たされない時に

 

不満が溜まり、時にそれが爆発します。

 

 

それを押し付けられた相手は、当然不満が溜まり、

 

お互いが相手に不満を持つようになり、

 

 

嫌だけど我慢するか、

 

別れるかの選択肢になり、

 

 

いずれにしても相手への嫌悪感から、

 

 

恨みや憎しみ、怒りの感情が残り、

 

 

それに別れたとしても、

 

 

その感情に執着してしまい、

 

 

場合によっては復讐しようとする者まで現れます。

 

 

 

本来の、自分が相手を幸せにする!という概念でいれば、

 

 

自分が行うだけであり、

 

 

足りないと思えば、自分自身の判断で動けます。

 

 

パートナーの誕生日にプレゼントを渡す。

 

これはパートナーを喜ばせるためと同時に、

 

それで喜んでくれたことで自分も喜べるから行うものです。

 

だからこそプレゼント選びにもワクワクするのでしょう。

 

 

 

これと同じものが本来は日常にあって良いのです。

 

 

相手に幸せにしてもらう=✖

 

相手を幸せにする=〇

 

 

こういった概念をもって結婚を真剣に考えるべきであると言えるでしょう。