【第2章 癌の三大治療】
1節:近年の統計
2020年 部位別がん死亡数
↓↓↓
■男性
①肺がん
②胃がん
③大腸がん
④膵臓がん
⑤肝臓がん
■女性
①大腸がん
②肺がん
③膵臓がん
④乳がん
⑤胃がん
2020年 年齢階級別がん死亡 部位内訳
↓↓↓
これを見る限り、
どの癌も高齢になるほど増えるというワケではなく
中年の段階で増え、
高齢になると減っているケースもありました。
癌は高齢者が患う病気というものでは決してないと言えます。
乳がんの罹患数と死亡者数
↓↓↓
この図は乳がんに絞ったものですが、
罹患数は年々増加しているのが分かります。
またそれに伴い
乳がんでの死亡数も増えていますが、
割合としては
減っていると言えるでしょう。
しかし48,000人の罹患者で
11,500人の死亡者では、
やはり危険な病気という
認識は消えることはありません。
1975年では13,000人の罹患者で
4,000人が亡くなっているワケですから
約1/3の割合で助からなかった。
それが2015年では48,000人で
11,500人ですから約1/4になっています。
助かる率は上がっていますが
安心は出来ません。
何より乳がんの罹患数の増加が
怖いことを示すグラフです。
では、その乳がんですが、
どの年齢層で
多いのかというグラフですが、
80歳を超えると急激に上がっています。
しかしそれよりも怖いのが
40歳辺りから
死亡数がグンと増えているところです。
働き盛り、あるいは主婦の方でも
子供が中学や高校で
一番忙しい時でもあります。
この様な生活と言いますか、
生き方の部分に何かあるのでしょうか。
こういった詳細は
国立がんセンターのHPに細かく記載されています。
それぞれの癌に対しての
詳細がありますので確認頂いても
良いのかもしれません。
しかし私が本当に知りたい部分は
この先の詳細で、
例えば乳がんになった方と、
残念ながらお亡くなりになられた方の割合。
治った方はどんな治療を選んで、
どんな生活を送ったのか。
逆も同じことが言えます。
第1章でも書きましたが
癌の治療には外科療法や化学療法などの、
いわゆる三大治療というものがあります。
また真逆で自然療法と
呼ばれるものも存在します。
言える事は、
どちらも助かった人、
助からなかった人が存在するという事です。
一概に言えるものではないのかもしれませんが、
あくまで事実として、
どの様な選択をされ、
どの様な治療を行った結果なのか。
ここが、これから癌に向き合う場合は
大切になる部分かと思います。
ですが、ここから先の詳細は
記載されていません。
ですから統計上で判断が出来ないと言えます。
あくまで、ここからは自分なりの生き方の問題になってくるのではないかと考えます。
では三大治療というものが、
いったいどういうものなのか。
安保徹先生の教えを記載してみたいと思います。
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