原点回帰
惜敗から一夜明けました。選手達の夢を断ち自責の念から「ああすればよかった、もっとこうするべきだった」とキリもなく考え始める。ふと我に返るとそこには「勝利至上主義」に走ろうとする自分が居ることに気づきます。
少年スポーツにおいて「勝利」とは何なのか。一冊の本「スポーツは良い子を育てるか
」と出会ったのが新チーム結成間もない冬でした。
子供達は未熟だからスポーツから勝敗の結果以外に何かを学ぶという価値観はなかなか持てません。勝ち負けにこだわる気持ちは大人より強くあります。だからこそ子供に対して「スポーツするのは勝つためだけではないのだ」と諭すのが大人の役目のはずです。(以上引用)
「子供達に野球を通じて教えてあげられるものはたくさんある。勝利はモチベーションを高めるための手段のひとつ、だからとても重要だ。しかしそれは最終目標ではないのだ。」こう整理して臨んだ新チームでした。そう考えればいつまでも負けを後悔していても意味がない。そう、選手達の目標(夢)と我々指導者の目標(目的)はそもそも違うのだ。選手達はスポーツマンとして勝利を目指し、敗戦は潔く受け止めて欲しい。そこで何かを感じ自主的に次にやるべきことをつかんで欲しい。大人はそれをサポートするが決してエゴで煽ってはいけない。本来そこで彼らが学ばなければならないものを気づかせよう。決して押し付けることなく。
この一日で気持ちの整理できました。どっしり構え骨太のチーム作りを目指します!
区長杯準々決勝vs倉田スターズ
倉田スターズさんの壁を越えることが出来ず、ドルフィンズの区長杯、終了しました。
浜川 0 3 0 0 3
倉田 0 1 2 0 3
サドンデス
浜川 1
倉田 2x
稜-遼馬(4回+0.3)
三塁打 稜
二塁打 優馬
これでひとつの夢は諦めなければなりません。しかし明確な目標を持ち、それに向けて全力で取り組んだ選手達、そこから溢れ出るエネルギーはとても素晴らしいものでした。そんな時間を共有できたこと、選手達に感謝したい気持ちで一杯です。
試合はスコア通りの激戦でした。8安打するも要所を抑えられ一歩及ばず、しかし力と力の勝負の連続で、選手達の持ち味が充分に発揮された試合だったと思います。負けを受け入れ、倉田さんには是非とも23区大会に出場してもらい優勝を狙って欲しいと思います。
選手達とは次の目標を話し合いたいと思います。何よりも大切なのは彼らのモチベーションを下げないこと。野球への情熱の火を燃え続けさせることが私達の使命です。ドルフィンズ最終章は幕切れですが「特別編」とでもしましょうか。新たなスタートです。
勝者の目にも涙が。泣きじゃくるエースくん。極度の緊張感から解き放たれ思わず出た涙だろう。ありがとう、倉田エクスプレス!
区長杯2回戦vs山中ビーバーズ
3対2、1点リードされたまま最終回攻撃、満塁も2アウト。打ち取られればゲームセット。そうなればドルフィンズストーリー最終章も幕切れです。バッターは最も信頼できる4番の遼馬、しかし打球は無常にもイージーなショートゴロ。がっちり捕球され堅実なスローイング。誰もが「終わった」と思ったその瞬間でした。
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山中 0 0 0 2 1 3
浜川 2 0 0 0 2x 4
稜-遼馬(5回)
三塁打 大和
二塁打 太一
その瞬間は実は正直覚えていません。送球がそれたのか、捕球後こぼれたのか。でも一塁手のファーストミットに収まっていない事実だけがそこにありました。三塁ランナーに続き、二塁ランナー大和が絶妙のスライディングで生還。結果サヨナラで勝利を手にしました。
実はこういう経験初めてではないんです。思い起こせば5年前、前身のチームで監督の指揮を執っていたときのこと。大会準決勝、最終回1点ビハインドで2アウト、やはり同じくショートゴロ、が一塁手ポロリ、同点となり最後は抽選で勝利。そしてその大会最後は優勝を飾ることができました。
選手達には試合後その話をしました。勝ちたいという皆の強い気持ちが通じたのだと。そしてこれは優勝に向けてのとっても良い流れだと。![]()
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一度死んだ身。もう怖いものは何もありません。開き直った時のドルフィンズはチョ~強いぞ![]()
勝負は時に子供達に残酷な結果を突きつける。
ビーバーズの選手諸君に最大級のエールを贈ろう。
リトルリーグの国際ルール
今日CSで放送していたリトルリーグ世界戦の決勝戦を観ました。日本からは江戸川のチームが出場していたようですが残念ながら準決勝1点差でメキシコに惜敗してしまったようです。決勝はそのメキシコとアメリカ代表ハワイとの対決になりました。結果は11-3とハワイの圧勝。とても面白かったです。
試合はもちろん国際ルールで運用されていますが、今回いろいろなことを知りました。それは少年スポーツに対する配慮の姿勢が強く感じられるものでした。
いきなり「スペシャルピンチランナー」なるものを知りました。臨時代走とはちょっと違い、控え選手を「専用ピンチランナー」として何回でも出すことが出来るそうです。交代した打者はまた守備打撃に戻ることが出来る、鈍足のスラッガーを持つうちのようなチームにはとてもありがたいルール。守備打撃はイマイチだが足はピカイチという選手にチャンスが与えられるわけです。
全員出場の規則というのもあるそうで、その名の通りベンチ入りしている選手は全員出場させなければならないとうルール。細かいところはよく分からないが打撃では最低1打席、守備では最低連続3アウト出場させる義務がある。結構戦略が必要になりそうだ。
これらのルールーは出来るだけ選手に出場機会を与えようという配慮の表れでとても素晴らしいと思います。軟式少年野球連盟のルールーは大方成人のルールーに準じていると思いますが、特に子供の体力や育成に視点をおいた専用ルールーというものは、ベース間距離とイニング数を除き特に感じられません。リトルリーグの国際ルールはおそらくアメリカが主導で決めているものと思いますが、野球で歴史ある国がこのように目的を明確にフレキシブルに対応してして行く姿を参考にして、日本の少年野球連盟の今後のアクションに期待したいですね。
ところでピッチャーの球数制限というのがあるのは知っていましたが、リトルリーグでは85球だそうです。今日の決勝戦ではハワイのピッチャーは完投ペース。しかし最終回ワンアウトを取ったところで球数オーバー。リリーフを仰ぎ優勝の瞬間にマウンドに立つことが出来ませんでした。ちょっとかわいそうな気もしましたが、将来のスポーツ界を担うであろう金のタマゴ達を大事に育てようという強い意志の元、そこは割りきりができると言うものです。
来年は是非、日本チームに優勝して欲しいですね!
区長杯1回戦vs豊ベアーズ
いよいよ品川区長杯
スタートです。初戦はなんやかんやで何とか勝利。でもスコア上では分からない葛藤と苦しみが、あったんですよぉ~。
豊 0 1 0 0 1 2
浜川 4 3 0 0 x 7
稜-遼馬(2回)
匠海-遼馬(1.3回)![]()
俊炯-遼馬(1.7回)![]()
本塁打 匠海![]()
三塁打 優馬
二塁打 稜 遼馬
初戦相手は5月に1回練習試合をしていただいた「豊ベアーズ」さん。いきなりの手強い相手で選手には緊張があったようです。今日は朝からフィジカル面で、まあ、いろいろなことがありました。頭いたっ。
<その1>朝いきなり二遊間コンビが「きもちわるぃ~」でリタイア。心配はしたものの何とか試合までに復調。やれやれ。
<その2>匠海、試合早々鼻血ぶ~。止まるまでしばしライト守備で様子見。しかし復調後見事なホームラン。さすがだ。
<その3>稜、思わぬ不調。投球練習時から制球不安定。球に威力無し。3回からリリーフを仰ぐ。
こんな状況で迎えた試合、やはり「流れ」を意識しないわけにいきません。悪いながらも要所を締めて2回を1点に抑えた稜はさすがだ。そのまま信頼して続投もあるけれど、今日は早めに手をうって流れを持っていかれないように心がけました。しかしそれはとってもリスキーな選択。でもそれをカバーしてくれたのがリリーフした匠海と俊炯。本当にいい仕事をしてくれました。
足りないものを補完しあうのがチームプレー。そんな意味では今日はいい試合だったのかもしれない。欲をいえば駄目押し点が欲しいところだったが、まあ良しとしよう。とにかく皆の力で勝てたのだから。
復調の二遊間、心配させやがって。。
鼻血のあとホームランで奇跡の生還。鼻のティッシュがチャーミングです。