
世界的なワイン評論家である神咲豊多香(かんざきゆたか)の死によって莫大な遺産が残された。
遺言状には神咲豊多香が選んだ12本の偉大なワイン、頂点に立つ「神の雫」と呼ばれた幻のワインを、
1年後の期限までに言い当てることが出来た者に遺産の全てを譲り渡すと記されている。

ワインは神咲豊多香の詩のような言葉で描き出されている。
そして、それらが何年作のどのワインかを言い当てる。
対決をするのは、実の息子神咲雫(かんざきしずく)と、神咲豊多香がなくなる1週間前に養子縁組をした戸籍上の息子遠峰一青(とおみねいっせい)(ワイン評論家)の2人である。
ワインを知らない人間に、偉大なワインコレクションの遺産を譲り渡すことができなかった神咲豊多香であった。




















