● 虚栄心の塊の「背伸び系」アーティストが、「等身大の」オリジナリティに嫉妬する滑稽さ | 願いの花が咲く運命を信じて

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● ロックバンドなどのアーティストがアイドルを意識することほど滑稽なことはありませんね(笑)。

男性3人組ロックバンド・RIZEのKenKen(金子賢輔)という人が、AKB48をナメたようなことをツイッターでつぶやいたいようですが、甚だ滑稽で笑わせて頂きました(笑)。


まぁ、一般的に「かっこいいもの」よりも「可愛いもの」の方が、汎用性があり伝播力も強い。ディズニーやキティちゃんを始めとする可愛い系キャラクターは、誰にでも受け入れられるし愛される。簡単に国境を越えていくし、「商業」の意味でも、大いに儲かる。

アイドルも同じですね。「可愛らしさ」が売りですから、その「馴染みやすい」「堅苦しくない」感じが幅広い層に受けやすい。だから、火がつけば、その辺のアーティストより売れるに決まっているのである。

それに加えAKB48系の楽曲は、その辺の雑魚(笑)アーティストが作るよりもうんと優れているので、「可愛らしさ+秀逸な楽曲」で、そりゃヒットします。

もうジャンルが違うんだから諦めた方がいいと思いますよ。これに嫉妬しても、「可愛らしさ」には勝てません(笑)。

・・・。

● それにしても、「RIZE」って何?誰?(笑)。

日本人がロックバンドを気取ることほど、痛々しいものはない。欧米ナイズされたようなやつね。

日本風にアレンジして、「J-ROCK」という形の「等身大」のスタイルならばまだマシですが、そうではない人々が、「俺たちはROCKだぜ」と偉ぶるのは甚だ痛々しい。

もうね、ロックは欧米のものなんですよね。日本人がいくら背伸びしても様にはならない。諦めなさい(笑)。どうだこうだうんちく垂れたいなら、AC/DCを超えてから来てもらいたいものです(笑)。

【動画】AC/DC - Shoot to Thrill (Live at Donington) HD

次元が違う(笑)。我らがAC/DC様を見ちゃったら、日本のバンドは屁みたいに思える(笑)。天地の差。

日本のロックなんて興味ないんです。欧米に素晴らしいバンドがたくさんあるから十分(笑)。

● 欧米の著名なアーティストが、日本のアイドルについてどうたらこうたら言うことはないと思いますね。彼らも、「オリジナリティ」の素晴らしさをよくご存じでしょうから。だからこそビッグになっている。

たとえば、「ドラえもん」のようなアニメやディズニーの世界、宮崎駿さんの作品とか。その「オリジナリティ」についてどうたらこうたら言う欧米の著名人がいるとは思えませんね。好みの問題はあってもね。

大事なのは唯一無二の「オリジナリティ」。

●【動画】RIZE 「KAMINARI」TOUR 2010 EXPERIENCE

どないなもんか少し見てみましたが、なんか、欧米のいろんなアーティストをごっちゃまぜにしてパクったようなスタイルですが、曲もつまらないですし、そこにあるのは「ノリ」だけではないでしょうか?(笑)。

これでは売れませんよ(笑)。こういう音楽は、日本人に似合わないの。大事なのは「合うか合わないか」。

「ポニーテールとシュシュ」や「ファースト・ラビット」のような曲の方がよっぽどよく出来てるし、音楽性も高い。人の心も掴む。また、作曲・アレンジ陣も「RIZE」の人たちよりも音楽家として圧倒的に優秀です。

あとはやはり「頭脳」の違いです(笑)。こんなことで炎上させて謝罪してしまうぐらいの思慮の浅さで、ヒットを飛ばせるような音楽が作れるとは思えない。せいぜい、自己満足に浸るに堕すのみでしょう(笑)。


● また、「歌が上手い」=「売れる」という、この、成立しない方程式を、何も考えることなく信奉する人々がまだ生息してるんだなぁと驚いたりする。

歌が上手くても売れないアーティストはごまんといます、はい。それはなぜか?(笑)。

まずはオリジナリティ。「その歌(音楽)にその人の人生が表現されているか」、唯一無二のその人の個性がそこに映し出されているか否か。歌が上手くてもそれなしには人の心をまず惹くことはない。

あるいは、それはその人の「等身大」のものなのか否か。特に、日本人はその傾向が強いですが、世界一般でも同じだと思いますが、「背伸び感」には嫌悪感を覚えるのが普通なんですよね。合わないことをやると痛々しいというのは万国共通。

その人に合ってないのに、背伸びしているアーティストは絶対に売れません。みんなそれを見た瞬間、チャンネル替えますからね(笑)。目を背けたくなる。

これは「歌が上手い」と自負する歌い手さんが、往々にして陥りがちの、典型的な罠ですね。これは非常に多い。それに気づくのに何年かかるか、気づけないままか。

ぱるるのような「歌が苦手」な可愛い女の子が、それに「似合った歌」を歌った時、「互いの魅力がシンクロして」光り輝くのです。その輝きに、「RIZE」のような「背伸びバンド」の「虚栄心」が勝てるわけがない。当然、ぱるるの歌の方が売れます(笑)。

・・・。

というわけで、「歌が上手い」が売れるための必須条件じゃないことを認識しないと、売れるはずもない。スタートラインにも立てないですよ(笑)。

● 韓国人が見栄っ張りでパクリ癖があって嫌悪感を覚えることが多いですが、日本人もたいがい同じなんですよね(笑)。

いや、日本人は割とマシで、そのことをよく分かっていて、「等身大」の大切さを認識してる国民だと思います。ただ、中には、調子をこいてる系の人々が、上記、韓国人のような醜態をさらすこともある。これは、日本人として甚だ恥ずかしい(笑)。

欧米の音楽を取り入れるにしても、日本のオリジナリティに「変換」しないまま、その欧米スタイルをそのまんま追随しようとするから、もう、「背伸び感」満載で痛々しくて見ていられなくなる。

そんな音楽あるいは各ジャンルの作品は、「欧米の目」から見た時は、単なる「劣化コピー」にしか見えないんですよ。もちろん、この「欧米の目」というのは、欧米の作品を主に好む日本人としての目線も含みます。

往々にして陥りがちなのは、それらを知らない、「井の中の蛙」の日本人たちである(笑)。それが「劣化コピー」であることに気づかない。「こんなに素晴らしいのに」と称えるものの、その外にいる人間から見ると、「嘲笑の的」でしかないのだ。「無知にも程がある」と(笑)。

そういう人に限って、「日本のアイドル」ようなものを下に見て、どうたら言う。しかし、「お前の聴く音楽はどうなのよ」ということである。

欧米のものをこよなく愛する人は、その「オリジナリティ」の素晴らしさをよく知っている。だから、同じロジック・感覚で、他国の「オリジナリティ」を尊重し称えようするのが一般的。

なので、日本の演歌やアイドルやアニソンとか、これらのオリジナリティは「自らの文化圏にはないもの」として、その独特な「光」や「奥深さ」に「すごいね」と思う。あるいは、韓国ドラマでも特に「歴史物」の作品を見ると、「韓国人にしか作れない輝き」として、私でも「すごいなぁ」と尊敬する気持ちになる。

他国のそういったオリジナリティを「馬鹿にする」ことなんてしない。「オリジナリティの輝き」こそが最高だと思うからである。

● 今までなるべく言及を控えて来ましたが(笑)、特に、日本のエイベックス系(だけじゃないですが、象徴的な意味で)の音楽が隆盛だった時代、私は上記の理由で、「目も当てられない痛々しさ」ということで、嫌悪してきました(笑)。

「背伸び感」なんですよね。ダンスミュージックでもヒップポップでもR&Bでも、「痛々しい」んですよね(笑)。

「おい、そんなの欧米にいくらでもあるじゃんか(笑)。しかも、"似合わない分"、単なる劣化コピーしか見えないぞ」と。まぁ、それを好きな人がいるだろうから、それを尊重して、普段は言わないですけど(笑)。

まぁ、あの宇多田ヒカルさんのR&Bでも、それなりのよさは分かりますし、私個人も好きな曲もありますが、それが通用するのは日本国内だけですね。実際、アメリカで売ろうとしても売れないでしょ? だって、それより素晴らしいものがゴロゴロしてるんですもん。

当たり前のことなんですよ。極めて当たり前。

そんなものよりも、「日本流に変換し昇華した」J-POP、あるいは、歌謡曲や演歌、あるいは、アニソンやアイドルソングなど、その「日本独特のメロディと言葉の響き」あるいは、「謙虚で等身大の自然なスタイル」が詰まっている音楽の方が、「オリジナリティ」の輝きを感じ、とても美しく尊いと思い、好む。

実際、海外のAKBファンでも、AKB48系の楽曲について、「可愛らしいアイドルらしい楽曲」の方が人気ですし好まれてますもん、その論調を見てますと。逆に「かっこいい系」の曲はそれほどでもない。もちろん、「振り幅ソング」であることをちゃんと認識して愛してくれてはいますけどね(^-^v。

「オリジナリティ」、それから、「背伸び感のなさ」つまり「等身大」こそが最高の価値だと思いますね。これ万国共通。

● こういうのは、海外のアーティストと並立でステージに立たせたら分かる。一発で痛感するし、誰が見ても一目瞭然でしょう(笑)。RIZEも海外で向こうのアーティストとステージに立ってみたらいい。自分がこっ恥ずかしくなるから(笑)。その「二番煎じ感」を自覚するから。

逆に、たとえば、お辞儀をしながら演歌を歌う「岩佐美咲ちゃん」をそこに立たせた方が、欧米の方たちは拍手してくれることでしょう(^-^v(笑)。