●L25【もっと知りたい滋賀県 04】 滋賀県ゆるキャラレビュー(1) | 願いの花が咲く運命を信じて

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● 前回ご紹介しました、「滋賀ふるさと観光大使」西川貴教さんをモチーフにしたキャラ「タボくん」ですが、こちらは実は、「ゆるキャラグランプリ」の「携帯投票部門」でナンバーワンを獲得してるということで、そちら方面でも名を馳せている(?・笑)、キャラのようですね。
【Wiki】▼ゆるキャラグランプリ 第1回(2010年)
↑こちらは、ゆるキャラグランプリの記念すべき第一回目ということですが、携帯投票部門では「タボくん」、記名投票部門では、あの「ひこにゃん」となってますね。

これは知りませんでした(笑)。「ひこにゃん」はもちろん知っておりますが、「タボくん」はそれと肩を並べる(?・笑)キャラだったとは。

まぁ、いずれも、「滋賀県出身」のキャラですが、なんと一回目から、滋賀県のキャラが大活躍、上位に名を連ねてますね。

というのも、この「ゆるキャラグランプリ」自体が、「『ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと~』に併せて開催」ということでスタートしていて、それを主催した、"今の"、「日本ご当地キャラクター協会」という団体の本部が「彦根市」にあるということですし(のちに主催者は移管)、年々規模が大きくなっていく「ゆるキャラグランプリ」の"発祥地"は滋賀県、と言っても過言ではないでしょうね。

オリンピックの発祥地はギリシャ的な(笑)。

ってそもそも↓にありますように、「ひこにゃん」の方は、「ゆるキャラグランプリ」などがスタートする以前からもう、話題になっていたということも大きいでしょう(^-^b。
「2007年頃から、『国宝・彦根城築城400年祭』のイメージキャラクター・ひこにゃんが火付け役とされる「ゆるキャラブーム」が起こる」
というわけで、滋賀県を考える上で、「ゆるキャラ」は外せないといいますか、ゆるキャラを語るには滋賀県を語らざるを得ないと言うか( ̄ー ̄)ニヤリッ(笑)。

「"ゆるキャラ"の発祥地は滋賀県」といったところでしょうか(^-^v(笑)。

● 滋賀県サイドもそれを有効活用しない手はないということで、「ご当地キャラ博」というものを開催してるようです。
【公式サイト】▼「ご当地キャラ博 in 彦根 2014」公式サイト
↑このように、地元自ら、"ご当地キャラの聖地「彦根市」"としての立場をフル活用(^-^v(笑)。
【ここまでのまとめ】
★ 滋賀県彦根市「ひこにゃん」が「ゆるキャラブーム」の"火付け役"とされている(2007年頃)
★「ゆるキャラグランプリ」は、彦根市のイベントの一環としてスタート
★「(社)ご当地キャラクター協会」の本部は彦根市
★ 彦根市は、「ご当地キャラ博」を開催し、その立場を有効活用

→「滋賀県」および「彦根市」が、"ゆるキャラの聖地""ゆるキャラの発祥地"と名乗る(笑)のは"ほぼ"問題ないという客観的情勢

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● そうそう、思い出しました。さっしーの冠番組「指原の乱」でやってましたね。「キャラクタービジネス」について、ちょいとつっこんだやりとりがあった回、ありました(笑)。

あれによりますと、必ずしも「ゆるキャラ」と限られるわけではないですが、キャラクタービジネスって馬鹿にはならず、結構な経済波及効果を持っているということですが、なんと、その中心で、あの広告代理店の「電通」が専門企画スタッフを持ち、いろいろ動かしている様がよく分かって面白かったですね(笑)。

各自治体やら団体企業のみならず、大手広告代理店がもう大々的に、立派に絡んでいるということで、改めて思ったよりも馬鹿にならない世界だということがわかったという(笑)。

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● というのはいいとしまして(笑)、ここで、「ゆるキャラ」とはいったい何なのか一度「おさらい」をしてみましょう。
【ゆるキャラ三か条】

(1)郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
(2)立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
(3)愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。

【Wiki】→ゆるキャラ三か条
まぁ、ゆるキャラとは、ウィキベディアをご覧になれば分かりますが、「みうらじゅんさん」が命名のもので、出版社の『扶桑社』と『みうらじゅん』の名前で、商標登録されているとのことです。そのみうらじゅんさんがガイドラインとして掲げているのが、「ゆるきゃら三か条」となっておりますね。

で、その「三か条」を見ますと、キャラクターということですから (2)と(3)は普通ですが、重要なのはやはり(1)ではないかと思いますね。

「郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性」

なので、各地方の自治体やら団体などがこぞって作っているキャラクターはもちろん「ゆるキャラ」に当てはまると言えるわけですが、「三か条」を厳密に適用しますと、「郷土愛」とは無縁のものは、それに当てはまらないということになりますね。論理的に考えますとね(笑)。

ただ、これは、「狭義の(狭い意味での)」定義とされており、郷土愛とは無関係であっても、(2)や(3)の要素があれば、「広義の(広い意味での)」定義として、「ゆるキャラ」に当てはまる・・ともされてるようです。

まぁ、「地方」や「ご当地」といったものとは無関係な、「会社が作ってるキャラ」的なものの場合の、"ゆるキャラかそうでないか"という時のお話ですね。狭い意味では入らないが、広い意味では入ると(笑)。

「みうらじゅんさん」の定義ですと、「入らない」となるわけですが、強情張ってシャットアウトするよりも、多種多様なキャラが生まれたほうが、「ゆるキャラサイド」としても喜ばしいことでしょうしね(^-^b。(←"全体"が盛り上がるから)

まぁ、キャラクターについて、そんなコチャコチャ細かいことを言っていてもしょうがないと思いますけどね(笑)。とはいえ、「ゆるキャラ」というものは、"基本的に"「郷土愛」というものと関係があるものであり、それとは切り離せないもの、という点も同時に押さえておきたいところです(^-^b。

まぁ、早い話、ゆるキャラ=ご当地キャラと認識すれば、ほぼ問題ないでしょう。(ただ、ご当地キャラでないゆるキャラもあることには注意・笑)

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● そんなこんなで、「ゆるキャラのふるさと」とも言うべき、滋賀県内のゆるキャラちゃんたちを見て行き、一つ一つレビューしてみたいと思います(^-^b(笑)。
【評価の基準など】
ゆるさ      ★★★★★
可愛さ      ★★★★★
インパクト    ★★★★★
みうね的好き度 ★★★★★

※ 5段階で4項目。全く主観によるものですので、悪しからず(笑)。捉え方は十人十色だと思います(^-^b。
※ この評価は、各ゆるキャラを「どんなキャラなのか」と、面白おかしく"楽しく"深堀りして見てみるという目的から行うものです。基本「どのキャラも応援」というスタンスに立っています。


【File 01 ドウタクくん (野洲市)】

ゆるさ      ★★★★☆
可愛さ      ★★★☆☆
インパクト    ★★★★★
みうね的好き度 ★★★★☆
★ これはゆるい!!(笑)。とてもゆるい感じがしますが(笑)、お顔はイケメンの感じの男の子。

野洲市のキャラということですが、野洲市(やす・し)には、銅鐸がたくさん出土してるということで、それを展示する「銅鐸博物館」開館に合わせて生まれたキャラとのことです(^-^b。

★ この機会に「野洲市」について調べたところ、一つは、「滋賀ふるさと観光大使」の西川貴教さんのご出身地であること、それから、「近江富士」という小高い富士山っぽい山が、この街の象徴ということですが、やはり、「銅鐸」を大々的に推したくなるのはよく分かるような感じです(^-^b。

「ドウタクくん」が誕生したのは"必然"と言っても良いでしょう(^-^b。

★ まぁ、注目すべきは、特技が「筋肉トレーニング」である点でしょうかね?。ということは、日々励んでいらっしゃるのでしょうか( ̄ー ̄)ニヤリッ(笑)。

★ 誕生日は、「1988年11月1日」ということで、ゆるキャラブームとは無縁のだいぶ前に生まれた方のようで、どうやら、歳は取っていく模様です(笑)。

★ にしても、野洲市の「やす」という読み方ですが、たまたま地元の方のブログを読んでましたら、やはり、「のす」なのか「やす」なのか、ということで、ぜひ「やす」と読んでほしい、もっとそれを広げたい的なことを仰ってましたね。

僕も分からず、「なんて読むのだろう?」と思ってしまいましたしね(笑)。多くの方はそうなのかもしれない。

これをきっかけに、「やす」で頭にインプットしたいところです(^-^b。

★ そうそう、この街のシンボル「銅鐸」ですが、確かに、「銅鐸」目当てにこの街を訪れるってのはなかなかという感じはしますが(笑)、ただ一方で、歴史ファンというか考古学ファンという方々も、しっかりとそれなりにいらっしゃるのは知ってますし、見る方によっては「価値の高いもの」であるとも言えるでしょうね(^-^b。

だって、「銅鐸が出土」ってなればやはり度肝抜かれるというか(笑)、かなり太古のことでしょうから、歴史的資料としての価値も、相当高いに違いない(^-^b。すごいことですよ、確かに。

★ まぁ、歴史を楽しむ際に僕が思うのは、「もし自分がその時代の関係者だったら」ということですね(^-^b。銅鐸というものを作った背景、作った人の意図、実際作業した人の思いやこだわりとか。

歴史というのは、単なる架空のストーリーというものとは違って、時間を巻き戻せば、間違いなく史実として存在していたものですからね。 たとえば、徳川家康だって、実在した人物ですしね(^-^b。おとぎ話じゃない(笑)。

いやぁ、すごいことですよ。本当、歴史で、当時の時代を推測するのは楽しい作業です(^-^b。

僕のオススメは、「もし自分がその時代の人間だったら」と置き換えることです(^-^v(笑)。

【File 02 ちま吉(大津市 / 大津祭り)】


ゆるさ      ★★★☆☆
可愛さ      ★★★★☆
インパクト    ★★★★☆
みうね的好き度 ★★★★☆
★ 大津市の「大津祭」というお祭りを盛り上げるために作られたキャラということで、「男の子が"ちまき"を頭に乗せている」というデザインらしくて、なんとデザインは学生さんらしいです(^-^b。

★ ちまきを頭に乗せてるという点がインパクト大となっておりますが、キャラとしてはゆるいというより、可愛らしいキャラクターと言う感じですね。これは、きちんと(?・笑)作られてる感じです。

この「ちま吉くん」が深いのは、他にも類似関連キャラが用意されており、「ストーリー仕立て」になっている点、設定がきちんとしてる点です。なんと、ちょっとしたコミックにもなっているという(^-^b(笑)。(参考→ちま吉ウェブサイト

★ さて、「大津祭」というものは存じ上げなかったので調べてみましたが、古くからのお祭りで、いわゆる、「曳山(=地方によっては"山車(だし)"と呼ばれる)」で、練り歩くと言ったお祭りのようですね。

で、そのお祭りのさなかに、配られるのが「ちまき」らしいです。

★ ただ、この「ちまき」は、単なる、食べてもらうためにふるまうちまきというより、神社の宮司さんによるお祓い(おはらい)がなされており、「厄除け」のためのものとして、曳山の上から配られるものらしいですね。なので、食べるというよりは、家などに吊るしておき、のちに神社で焼かれるものらしいです。(参考→厄除け粽

【File 03 東近江のガオさん(東近江市)】


ゆるさ      ★★★★★
可愛さ      ★★☆☆☆
インパクト    ★★★★★
みうね的好き度 ★★★★★
★ やべ~~~(笑)。コレを見つけた瞬間、笑いがとまらなくて、まじめに腹筋が壊れそうでやばかったです。これはおもしれ~~(笑)。

まだ、笑いは収まりません。おなか、痛い(´∀`)(笑)。

★ これは、ゆるいと言えばゆるい、というか、悪魔キャラぶりというか、そのメーターの振り切れっぷりというか、ほんと、悪そうなキャラですな(笑)。

そこが面白くてね。

目が白抜きになってるところがパンチが効いてるように思います。

★ このキャラの由来は、八日市商工会議所(旧八日市市/←合併)というところの有志の集まりに「ほない会」というのがあるそうで、そこの会長さんとやらが、子供へのしつけを目的に考案したキャラのようですね。

で、この「ほない会」というのが、「妖怪」を使っていろいろアピール活動してるようで、その妖怪のうち、子供に向かって、秋田のなまはげ的に、「悪いことしてると来ちゃうよ」的に言われてるのが「ガオ」といわれるものらしく、それをキャラ化したのが、「東近江のガオ」らしいです(^-^b。

★ 「八日市は妖怪(地)」(参考→ほない会)というキャッチフレーズが掲げられてますが、なぜかといいますと、同じ「ようかいち」だからみたいです(笑)。

● 今回はここまでです(笑)。(2)に続きます。