こんにちはさーしーです。
今回も遊びに来ていただき、
誠にありがとうございます!!
さーしーブログは、
上のタイトルにもあるとおり、
3ヶ月で即興演奏を可能にするブログです。
これまでの記事で、そのために必要な、プログラムを公開しています。
興味のある方は是非チャレンジして下さい。
そして、確実に実現させるためには、
最初から、順番に目を通していただくと、
一番効果が上がります。
下のリンクをクリックすれば、
最初から順番にご覧頂けます⬇︎
第1回 たった一回ライブをやっただけで
http://ameblo.jp/satosinseven-690/entry-11853935986.html
第2回 ついにインディーズデビュー、しかしその後なにが・・・
http://ameblo.jp/satosinseven-690/entry-11854930972.html
第3回 即興演奏が出来ない人はいない!?
http://ameblo.jp/satosinseven-690/entry-11855488355.html
第4回 もしギターを持っているなら今すぐ捨てて下さい!!
http://ameblo.jp/satosinseven-690/entry-11856905714.html
さて、
今回はまず曲をご紹介したいと思います。
曲というよりは、アルバムを紹介します。
ある意味最強のアルバムです。
なぜ最強かと言うと、
まずクオリティーの高いアルバムというものは、
聞く人にとって宝であり、栄養だとも言えます。
しかしそれが全く関係ない別のジャンルだったり、
興味のない、または嫌いなジャンルだったとしたら、
その効果は薄れていきます。
そういう意味で考えた時、
今回ご紹介するアルバムは、
聞いておいて絶対に損はない、
しかも、より多くのジャンルの人にも、高い効果をもたらすアルバム。
という意味で、最強だ、
ということが言えるアルバムです。
特に、ジャズ、ブルース、リズム&ブルース、
ファンクなどのジャンルの方には、
間違いなくバイブル的存在になるだろうアルバムだと言えます。
このアルバムを持っている。
あるいは、ちゃんと聞いたことがある。
というだけで、
ものすごくステイタスが上がるというか、
そういうイメージの強いアルバムです。
そのアルバムとは、
マイルスデイビスの
「カインド オブ ブルー」
というアルバムです。
マイルス デイビスとは、
ジャズ界を代表するトランぺッターで、
ジャズといえば、
そしてトランぺッターといえば、
まず挙がる名前がこの、
「マイルス デイビス」
というくらい、有名な方です。
1926年に生まれ、1991年にこの世を去っています。
このアルバムは、ジャズ界では
屈指の傑作と言われており、
マイルスデイビスの最大の代表作であり、
ジャズというジャンルに大きな影響を与え、
その知名度は、ジャズ界で最高位だと言えます。
ジャズに長けている人が、
アルバムを何枚か勧めるとしたら、
必ず入ってくるだろうと言えるのが、
この「カインド オブ ブルー」だと言えると思います。
なおかつ、
このアルバムはジャズ界の最高傑作でありながら、
その内容としては、ビギナーにとっても比較的、
わかりやすいものになっています。
あくまでも比較的ですが...
その理由として、
音数が少なくメロディアスなのです。
これは、
当時マイルスが確立したとされる、
モードジャズというひとつのスタイルが、
大きく反映されているからです。
そして更に、
この、ジャズの歴史的名盤であるアルバムには、
サービステイクを除いて、
全5曲収録されていますが、
その5曲の中の、2曲は、
なんと、ブルースと同じ、
スリーコードの構成になっているのです。
5曲の中の、2曲もです!!
ジャズ界の最高傑作の中の2曲が、
ブルースと同じスリーコード!?
スリーコードとは、
どこまで奥の深い、
ジャンルという領域を越えた存在なのでしょう!?
さて、
その2曲とは??
と!
ちょっと待ってください!
その前に、
まずは聞いていただきたいと思います。
これはクイズにしましょう(笑)
曲目はそのあと、
記事の最後で発表したいと思います。
この「カインド オブ ブルー」。
是非アルバムの購入をお勧めしますが、
YouTubeでもアップされておりますので、
リンクを貼っておきます。
マイルス デイビス
「カインド オブ ブルー」
フルアルバム(全曲)
http://www.youtube.com/watch?v=HMPL_ACKmHk&sns=em
1. ソー ワット
http://www.youtube.com/watch?v=DEC8nqT6Rrk&sns=em
2. フレディ フリー ローダー
http://www.youtube.com/watch?v=yFXuygTV9Jw&sns=em
3. ブルー イン グリーン
http://www.youtube.com/watch?v=PoPL7BExSQU&sns=em
4. オール ブルース
http://www.youtube.com/watch?v=b9fmb4DqLQ4&sns=em
5. フラメンコ スケッチ
http://www.youtube.com/watch?v=ez-Kefu4vvU&sns=em
さて、聞いていただけましたか?
さすがに全曲最後まで聞くと長いので、
スリーコードの曲を聞き分けるなら、
触りの部分だけでもいいと思います。
このアルバムに参加している方々は、全て、
ジャズ界の神と呼ばれるクラスの方々です。
まずはそのひとりとしては、
ジョン コルトレーン(テナー サックス)。
あまりに有名なジャズ界の、いえ、
音楽界の伝説です。
その他も、そうそうたるメンバー。
キャノンボール アダレイ アルトサックス
ビル エバンス ピアノ
ウィントン ケリー ピアノ
ポール チェンバース ベース
ジミー コブ ドラム
それぞれが、ソロとして、
活躍してきた人たちです。
それから、聞くときは是非イヤホンなどで聞いて下さい。
パソコンやスマホでそのまま聞くと、
ベースの音はほとんど聞こえないので、
それだと、せっかく聞いても、
本当に聞いたことにはなりませんので、
もったいないと思います。
ジャズを初めて聞く方は、
免疫が出来ていないため、
聞いても退屈に思うかもしれません。
私も最初はそうでした。
しかし、ブルースも同じですが、
そういったとっつきにくいジャンルほど、
わかってくると奥が深く、
学ぶものも多い。
ということが言えると思います。
繰り返し聞いていくうちに、
だんだんとなれて、
だんだんと、興味が沸いてくると思います。
その音楽性は、知れば知るほど、
いろんなジャンルに応用が効く。
そういった強さがあります。
それからこのたび、
私の経験をもとにマニュアルを作ってみました。
これを見れば、必ずモテるギタリストになれるという、
秘密の書です(笑)
これに興味のある方は、
こちらの記事から見てみてください。
モテるギタリストになるためのマニュアルとは?
http://ameblo.jp/satosinseven-690/entry-11919128852.html
では・・・
今回のタイトルですが、
「なつかしい気持ちを作る方法とは?」
て、
またよくわからないことを言い出したな・・・
と、思われるかもしれませんが(笑)
少しだけお付き合い下さい。
突然ではありますが、
あなたは、
「懐かしい」という気持ちを持ったことがありますか?
そりゃあるよ!
そうです。
それはあるに決まってるでしょう。
ではそれはどんな時でしょう?
思い出してみて下さい。
やはりそれは、
長い期間、
見たり聞いたりしなかったものに、
久しぶりに触れた時。
あるいは、
久しぶりに何かを食べた時や、
匂いや、
触った時の感触などもそうでしょう。
それは、
五感や、記憶の部分で、
ながい間触れなかった物や部分に触れた時、
懐かしいという感情を抱く。
というものですね。
では、
その懐かしいという気持ちを持った時、
人は何を感じるのでしょう?
懐かしいという感情は、
よく考えてみると、
気持ちのいいもの。
という気がしませんか?
どちらかと言うと、
「懐かしい」という言葉には、
プラスのイメージがありますよね。
懐かしいと思った時、
その時、
ちょっと感動していたりしませんか?
時には、すごく感動したり、
更には涙が出たりすることもあるでしょう。
懐かしいという感情は、
全てではありませんが、
心地良い感動
と、言える場合が主だと思います。
では、その懐かしいという気持ちになるのは、
どういうことなんでしょう?
それには、
どのような要素が必要なのでしょう?
ちょっと分析してみましょう。
その要素は3つ。
1. 過去の記憶と、
2. 記憶を呼び覚ますための出来事。
3. そして、ある一定の期間
記憶は自分の頭の中にあるものですから、
出したり入れたりは出来ません。
もちろん持ってくることも、
買うことも出来ません。
その過去の記憶がなければ、
とんな出来事が起きようと、
懐かしいという気待ちは浮かんではこないということです。
しかし、
あの懐かしいという気持ちは、いいものですね。
大概の場合は、
「懐かしいなあ~」
という時、人は心地よい気待ちになるものです。
まれに嫌な記憶が呼び起こされ、
嫌な気待ちになることも、
人によってはありますが、
大方の場合は、懐かしいと思った時、
それにちょっとくらいお金を払ってもいいくらいの、
心地良い気持ちを持つことが出来ます。
そのいい例として、
よくテレビを見ていると目にする、
懐メロや、懐かしい映画などの宣伝があります。
あれを見て、
お金を払ってその音(CD)や、画像(DVD)を買ったりするわけです。
その時に、
買ったのは音や、画像ですが、
これはある角度から見れば、
「懐かしいという気持ちを買った」と言っても、おかしくはありません。
では、
このお金を出して買う程の価値があるものを、
簡単に作り出すことが出来たら、
ちょっと面白いと思いませんか?
懐かしいという気持ちを作るには、
最低限の時間と、
何かしらの題材を
ある程度記憶に強く刻むことが必要です。
懐かしいという気持ちがより強くなるには、
やはりどれだけ時間が開いたかにもよると思いますが、
そのことがどれだけ印象に残っているか。
どれだけ記憶に深く刻まれたかにもよると思います。
これを、一番簡単に作り出す方法があります。
それは・・・
記憶に深く刻み込むには、繰り返し脳に焼き付けることが必要です。
例えば、
いつも行くスーパーでかかっていたあの曲、
とか、
会社の朝礼の時に流れる音楽とか、
いつも聞いているラジオの、
番組の中のBGMや、ジングル
(タイトルコールの時などに流れる短い効果音のような曲)
とか、
そういったものは、
それを例えば一年間ほど聞かずに、久しぶりに聞いたとしたら、
懐かしい!
という気持ちになるのは間違いないでしょう。
また、それが毎日の習慣なら、
半年でも期間が開けば、
充分懐かしく思えるのではないでしょうか?
では、そういったものを、故意的に作り出せるでしょうか?
出来ます。
それには、繰り返すことが必要です。
五感や、出来事の中で、簡単に繰り返せるものがあるでしょうか?
ではちょっとシミュレーションしてみましょう。
五感と言えば、
1. 食べる
2. 嗅ぐ
3. 見る
4. 触る
5. 聞く
この五つです。
ひとつづつ見てみましょう。
1. 食べる。
これは、同じものを食べ続けるわけですから、
とても難しいことです。
どう考えても、すぐに飽きて嫌になってしまいます。
そのための
お金と費用もかかります。
2. 匂い。
これも食べると同様で、
お金と費用がかかり、
もしいい匂いだったとしても、
同じ匂いをずっと嗅ぎ続ければ、
嫌になってしまう可能性もあります。
何か、蚊取り線香のように別な用途が発生しないと、
中々難しいかもしれません。
3. 見る。
これは同じものを繰り返し見るということですから、
その場所に自分の身を置かなければならないし、
もしそれが、自分の家だったりしても、
そこに長い期間訪れないという時間差がなければ、
懐かしい気持ちは作れません。
ということは、
何かしらの不可抗力でしか、作ることは出来ないでしょう。
従って、家や町などで、懐かしい気持ちを味わうということは、
故意的にコントロールするのは難しいと言えます。
また、
テレビやビデオの画像を見るとしても、
その間 、他のものを見ることが出来ませんから、
手が止まってしまい、
何かのついで、というかたちが取りにくいと思います。
4. 触る。
これはもう、考えただけで、ちょっと無理感がありますね。
例えば、
シャバに出て、久しぶりに○○○を抱いたとか(笑)、
何かを触り続けるといっても、
何を触っていいやら、見当もつきません。
感触で懐かしさを感じるには、
よほどのシチュエーションがなければ、まずあり得ないでしょう。
では、
5. 聞く。
これはどうでしょうか?
聞くことなら何かをしながら出来るので、
繰り返し聞くことも容易に出来ます。
お金もCDを買うくらいで済むし、
YouTubeだったらただですね。
場所、環境、時間、お金、
これらに、限りなく影響なく、
繰り返し続けることが出来ること。
それは、聞くことなんです。
だからと言って、
ただ懐かしい気持ちを作るためだけに、
繰り返し、同じ音楽を聞くというのは、
中々難しいのではないでしょうか?
ではここで、さーしーブログの要点を思い出して下さい。
さーしーメソッドの要は、
なんと言っても、曲を聞くことです。
さーしーメソッドのプロセスの中で、
曲を聞くことによって得られるものは、
とてつもなく大きいのです。
いえ、そうでないにしても、
とにかく音楽に関わる中で、
曲を聞き(聴き)、より深く知るということは、
何よりの肥やしであり、
原動力にもなります。
ですから、
それに則って、音楽、そして、
聞くべき曲を聞く。
目的を持って、選曲し、
繰り返し聞いて、記憶に焼き付ける。
これをすれば、
それがギタリスト、
また演奏者としての強力な武器になってくれます。
大切なのは、これを知っているか、知らないかの差です。
ポイントは、
聞きたい曲だけを聞くのか、
そうでない曲も聞くのか、
この違いです。
この差が、音楽に携わっていく中で、
特に演奏者にとっては、
大きな差となるのです。
そしてひとつの曲を、繰り返し聞くことで、
記憶に深く刻み込まれれば、
数年、あるいは数ヶ月という期間でも、
懐かしいという気持ちを味わうことが出来ます。
ある一定の期間、同じ曲を繰り返し聞く
これをすることで、
人生にもたらされる影響は、
意外にも大きいのです。
さーしーメソッドの要、
曲の聞き方については、
こちらを参照してください。
第4回 もしギターを持っているなら今すぐ捨てて下さい!!
http://ameblo.jp/satosinseven-690/entry-11856905714.html
人は、
その曲を久しぶりに聞いたりして、
「懐かしい」という気持ちを抱いた時、
最初にその曲を聞き込んだ頃の、
景色や、環境、その頃の習慣、
その頃の自分の精神状態などを思い出すことが出来ます。
ある意味ちょっとしたタイムマシーンみたいな感じですね。
もしスキルに繋げていくような要素がなかったとしても、
人は、過去には戻れませんから、
聞かないよりは、何かしらの曲を聞いておいても、
まず損することはないのではないでしょうか。
ですから、
今のうちにたくさん曲を聞いておいて、
しばらくしてからまた聞いてみる。
というのも面白いのではないでしょうか。
ただで懐かしいという気持ちを得る。
そのためには、今、
何かしら脳に、記憶をインプットしておけば、
数ヶ月後か、数年後に、
ちょっとした感動を与えてくれるでしょう。
これはある意味、「記憶の貯金」
ということも言えるのでは
ないでしょうか。
・・・
では、先ほどの答えですが、
「カインド オブ ブルー」の中で、
ブルースと同じ、スリーコードの曲とは・・・
答えは、
2曲目の「フレディ フリー ローダー」
そして、
4曲目の「オール ブルース」
でした。
もしこの2曲を集中して聞けば、
スリーコードを身体に覚えさせることにも
効果があるし、
ジャズの要素も吸収することが出来るので、
非常におすすめです。
では今回も最後まで
ありがとうございました!!
またお会いしましょう!!