こんにちは。

若菜塾 数学講師の平野くりえです。


今日は、中2数学【箱ひげ図】データの比較 について

1問解説したいと思います。


よろしくお願いします。



(問題)

お店ABで売られているキャベツ1個の、毎週月曜日の販売価格を調べて

下の図のような箱ひげ図にまとめた。


お店ABのどちらかでキャベツを買うとき、

あなたならどちらのお店を選びますか。

理由もふくめて答えましょう。





(解き方)

このような問題では、

どこが優れているかをデータから読みとり

説明ができれば、どちらを選んでも正解になります。



お店ABのそれぞれの特徴を読みとります。



お店A

・最安値が130円、最高値が170


・データの散らばりが小さい

 安定した値段で買える


※「安定している」と読みとることがポイントです




お店B

・データの散らばりが大きい


・最安値が90円、最高値190

 お店Aよりも安い値段で買える場合がある




それぞれの特徴から下のような解答例となります。



(解答例)

◉お店を選ぶ

(理由)

データの散らばりが小さいので、安定した値段で買えると思うから。



◉お店を選ぶ

(理由)

お店Aよりも安かったことがあるので、今回も安く買えるかもしれないから。





4/18に実施された全国学力・学習状況調査でも

箱ひげ図の問題が出題されていました。


箱ひげ図は、実際に身のまわりでも使われているものです。

様々な問題を解いて、データを読み取る練習をしたらよいと思います。



平野くりえの数学blogでした。