物語を書くときの型として、「起承転結」が有名ですが
ほかにも、序破急、三幕などのスタイルがあるんです。
今回は、マメ知識として物語の型をご紹介します。
ちなみに、私がシナリオや「プロフィールSTORY」を考えるときは
「起承転結」で考えることが多いですよ~☆
起承転結は、四行から成る漢詩の構成を
物語の構造に転用したもの。
全体を4つのパートに分ける考え方です。
4コマ漫画でよく用いられる型として
聞いたことがある人は多いかもしれませんね。
起:物語の始まり
承:「起」に続き、事態が変わる流れ
転:意外な出来事が発生
結:決着、オチ、エンディング
三幕は、舞台などをイメージすると分かりやすいです。
第一幕、第二幕、第三幕と全体を3つに分けるスタイル。
だいたい以下の割合で構成されることが多いようです。
第一幕:25%
第二幕:50%
第三幕:25%
序破急は、日本芸能(雅楽の楽曲)の三部構成が由来。
能や歌舞伎の脚本構成でも使用されているそうです。
序:冒頭部、導入部
破:物語の中心部分、変化に富んだ展開
急:終章、結末
五幕は、全体を5つのパートに分けて考えます。
いろんな考え方がありますが、
発端、葛藤、危機、クライマックス、結末のパートなどが挙げられます。
発端:物語や事件の発端部
葛藤:主人公が葛藤する様子
危機:次のクライマックスへ向けてドラマを盛り上げる
クライマックス:ストーリーがもっとも盛り上がる
結末:全てが決着しエンディング
「プロフィールSTORY」のプロットを考えるときは
起承転結の流れで展開していきます。
これまで、ゲームシナリオを考えるときも起承転結。
四コマ漫画のようなコンテンツの企画を考えるときも
起承転結で物語をつくりました。
過去に4コマ案件を大量にこなした経験があるので
4つに分ける考え方が染みついた感じです。
そんなワケで私は「起承転結」で物語を書くことが多いです。
※ブログ記事を書くときは、起承転結で書かないことも多いです。
今回は物語、STORYを書くときの型をご紹介しています。
起承転結、三幕、序破急、五幕などなど
物語を描く型はいろいろあります。
物語の型は、戯曲や演劇などの文学形式から生まれたものが多い。
古くからの文学研究の賜物なのです。
文章の型は比べてみると流れはほぼ同じ。
それぞれ型が生まれた背景は異なりますが、
コレが正解、アレは間違い……など言えるものではありません。
実際に書いてみて、自分にピッタリ合う型を選びましょう!
何度か書いていくうちに自分の型が生まれるかもしれません。
今回紹介した型をベースに、自分らしく楽しく書いてくださいね♪
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