※この記事は過去記事の再構成です
諸君、ご壮健かな。
以前、触れたこの記事。
ガンペリーの決定的な欠陥で命を落としたミハル・ラトキエだが。諸君は知ってるだろうか。
彼女が救われる話があることを!
現実と空想が入り交じる文献「ガンダムさん」によると(ガンダム自体が空想だろ!とは言わないでほしい)。
彼女は生きていたのだ!
以下、困ったときのすがる記述「Wikipedia」の抜粋だ。
大西洋上に落下したが生きていた。驚異的なサバイバル能力を持っており、生きた魚を捕らえて食いちぎって腹を満たし、シロクマをも倒す程の蹴りを放つ。泳ぎ着いた島の原住民と会話もすることができ、自力で海を渡って弟と妹が待つベルファストを目指す。
ハハハ、すげえじゃねえか!
そう、彼女が息絶えたなんて誰が決めた!呆然とした顔で吹き飛ばされただけ!うまく着水できた可能性もあろう!
あれほどの逞しい女性、弟たちを取り残すわけにはいかない、そう簡単に息たえるわけはないのだ!
さらに「Wikipedia」は続く。
しかし、どういうわけかベルファストに帰り着くことが出来ないでいる。登場するごとになぜか前回とは全く違う場所にいる。
哀しい。あまりにも哀しい。
必死に弟たちに会おうと生き抜く姉を嘲るような、そんな哀しき運命。やはり涙涙の物語なのか!
さらに「Wikipedia」は続く。
なお、弟のジルと妹のミリーは、株成金になっていたり、ふとしたことからロシアの石油王の跡継ぎになったりしている。
・・・。
あぁ!
やはりミハルはつらいよ。
こういう話が出ること。それ自体が彼女の話があまりにも哀しい、そんな気持ちを癒す心の発露なのかもしれない。