40代からの太らない体のつくり方 | 後藤組社長 後藤茂之のブログ

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満尾正著「40代からの太らない体のつくり方」
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40代も半ばを過ぎたので、太らないコツなどあるのかと思って読んでみましたが、食生活や運動、睡眠など、どれも理想的な生活をしていることがわかり安心しました。
私がいつも健康でいられるのも、普段の生活習慣のおかげなのだと思います。

以下抜粋

「あなたの体を錆びさせる活性酸素」を抑える方法を紹介しましょう。「活性酸素」はエネルギーをつくるときに発生するものですから、発生を止めることはできません。しかし、抑える方法はあるのです。

活性酸素を消す酵素はタンパク質を材料とし、亜鉛、銅、マンガンなどの助けを借りてつくられます。これらの栄養素が不足しないよう、心がけなければなりません。とくに、亜鉛は不足しやすいので、意識してとることが肝心です。亜鉛は牡蠣、レバーに含まれます。「活性酸素」を消去する物質は、ほかにもあります。「抗酸化物質」、あるいは「スカベンジャー」と呼ばれています。ベーターカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、フラボノイドがその代表です。これら「抗酸化物質」を含む食材を積極的にとりましょう。

ベーターカロテン  ニンジン、カボチャ、ホウレンソウなど
ビタミンC  レモン、ミカン、ブロッコリー、コマツナなど
ビタミンE  アーモンド、ホウレンソウ、カボチャ、イワシなど
ポリフェノール  赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、ダイズなど
フラボノイド  レタス、シュンギク、タマネギ、ダイズ、緑茶、柑橘類の皮など

子どもの成長を促す成長ホルモンは、思春期をピークに歳をとるにつれて分泌量は低下しますが、大人でも分泌されています。この成長ホルモンが分泌されるのが、おもに睡眠中なのです。一般的に、夜10時から午前2時までの間をグッスリと眠っていれば、分泌がさかんになります。せめて夜11時には、床につきたいものです。

筋肉運動によって生じる乳酸には、普段、大気汚染や水質汚染によって知らないうちに摂取してしまっている有害金属を、排出させる作用があることもわかっていました。

また 、 「ストレッチを続けることで高血圧が改善される 」 「柔軟性の高い人は動脈硬化度が低い 」ということもわかっています 。

さらにストレッチには 「太らない体 」をつくる効果もあります 。それは 「リラクゼーション効果 」があるからです 。これは最近 、明らかになってきたことです 。30分くらいかけて全身の筋肉を順番に伸ばしていくと 、脳波にはアルファ波が増加します 。ストレッチによってストレスがやわらいで気分も安定し 、ホルモンのバランスもよくなり 、疲労回復も進むのです 。

「太らない体 」づくりで重要なのは 、 「食べること 」より 、まず 「出すこと 」です 。

食べること 、消化 ・吸収は 、もちろん体の維持に必要不可欠なことです 。しかしそれは 、消化器の相当な負担のうえに成り立っていることを知っておく必要があるでしょう 。

野菜ジュースを飲みながら消化器を休ませると 、たまっていた老廃物の排泄が促進されます 。 「マイルド断食 」は老廃物のそうじ 、体の若返りに大きな効き目があるのです 。この断食を一度経験すると 、体が変わっていくのが実感できます 。

私たちの体には 、知らないうちに 「有害金属 」がたまっています 。水銀 、鉛 、ヒ素 、カドミウムなどです 。見るからに恐ろしい金属ですが 、大気汚染 、喫煙 、加工食材などによって 、体内に蓄積されているのです 。これらは 「活性酸素 」の大量発生の原因となって体の錆びとなる 「酸化 」を進行させ 、さまざまな不調や病気を引き起こします 。体がやせにくくなるのも 、その一つです 。

卵を食べるとコレステロール値が上がる ─ ─ 。長い間 、広く信じられてきた 「常識 」ですが 、じつは間違っています 。それどころか 、卵を食べるとコレステロール値が下がると言ってもいいくらいなのです 。

卵は人間に必要な20種のアミノ酸をほぼ完璧なバランスで含んでいる 、数少ない優良食材です 。老化防止になる抗酸化物質も含まれていて 、 「体の錆び 」を落としてくれるのですから 、 「太らない体 」をつくるためには 、安心して食べてもらいたい食材です 。

マーガリンも 、植物油です 。植物性の油は 、通常 、常温では液体のはずなのですが 、マ ーガリンは固形です 。なぜでしょうか 。
科学的に水素を足して、固形にしているからです。その結果、自然界には存在しない脂肪(トランス脂肪酸)が副産物として混じっています。これが、たいへん体に有害なのです。
マーガリンは植物性の油ですが、じつのところマーガリンほど危ない油はない、と言ってもいいくらいです。

オリーブオイルを常食していると、血液中の善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減ってきます。これが動脈硬化の予防につながります。実際、オリーブオイルを常食している地中海沿岸の人には、心臓病が少ないのです。

ほかにも、オリーブオイルは胃では違算の分泌過多を防ぎ、腸では栄養素の吸収を助けます。

太陽の光が、メラトニンが分泌されはじめる時間を決めているのです。毎朝、起きたときに太陽の光を浴びた瞬間に、その時刻から14~16時間後に増えはじめるよう、自動的にセットされます。

「レム睡眠」は、体を休めるための浅い眠りです。体は眠っているのに、脳は活動しています。「レム睡眠」の代表的な役目の一つは、心のメンテナンス。眠っている間に、悲しみや怒りといった感情や精神的なストレスをやわらげているのです。

「ノンレム睡眠」の代表的な役目は、体のメンテナンスです。眠っている間に、脳の神経回路の調整、皮膚や筋肉の修復、免疫機能の強化などを行っているのです。

「眠るのに適した温度」というものがあります。
いつでも「良い眠り」を得るには、眠るときの「適温」にも気をつけたいものです。
その適温とは33度。暑くなく、寒くなく、心地良い温度です。
と言っても、ふとんの中の温度は調整しにくいので室温を調節します。