ニューヨークに来ていつも思うことがあります。それは、水回りは圧倒的に日本がいいということです。ニューヨークの最近のホテルは、とてもファッショナブルでカッコ良くてキレイなのですが、シャワーの出方はいまいちの所が多く、トイレも水の流れが弱くて詰まってしまうこともあります。日本のホテルではちょっと考えられないことです。オフィスでも、洗面所の水回りの性能というか水量がいまいちのことが多いし、なんでこんな文明都市なのに水回りが弱いのだろうと思うことがしばしばあります。

 日本のように水がバンバン出る所もあることはあるので、インフラがない訳ではないと思われ、そうすると好みとか趣向の問題となりますが、そんな趣向が何故あるのか、謎です。慣れの問題でしょうか?ニューヨークは屋根の上に水のタンクを置いて水を供給することをしてきたので、そして今でもそういうビルが随分残っているので、水がちょろちょろなのに慣れてしまっているのかも知れません。ニューヨークの人が、もっと日本に観光に来れば、常識が変わるのかなぁ。人間は慣れる動物である、とはニーチェかドストエフスキーの言葉だったと思いますが、同時に慣れると中々変われない動物でもあるのでしょうね!

 今朝、私が社外取締役をしているマスターカードのオフィスに行くと、会う人会う人ワールドカップの話で、日本頑張ってるね、凄いね、と声を掛けてくれました。CEOはドイツ人なので(国籍ではなく生まれと育ちが)、朝最初に会った瞬間に、よう!日本がドイツを負かしたぜ!と云うと、朝一からそれを思い出させられたかー!などと、和やかに、でもどこかアップビートな会話が続きました。

 

 ボードメンバーにはブラジル人も韓国人もいるので、3人で話が弾み、クロアチア戦がニューヨーク時間の午前10時、ブラジル・韓国戦が午後2時だったので、次は日本とブラジルの戦いになるね、などと話していました。朝から晩まで延々と取締役会なので、試合はほとんど見られなかったのですが、スタッフが気をつかって、数時間に一回ある休憩時間にコーヒーとかを取りに行く場所のモニターに、クロアチア戦の生放送を流してくれていて、ちょうど日本が一点入れるところと延長戦の最後とPKのところだけ、見ることが出来ました。

 

 見ながら思わず叫んだりしてしまい、他のボードメンバーやスタッフと一緒に、色々なやり取りをして、ワールドカップって本当にユニバーサルな話題・言葉なんだな、と実感しました。そして最後はやっぱり泣けちゃいましたね。あぁ、終わっちゃったか。やはり壁は高くて大きい。試練ですね。でも実力の高さを世界に見せつけたので、また頑張って欲しいと思います。ありがとう、日本代表チーム!私は、密かにカタールに行く準備を進めていたので、どうしよう!?と悩んでいます!(笑)

 4ヶ月ぶりのニューヨーク。相も変わらず、という感じです。方々に馴染みの人がいて、皆それぞれに元気というか楽しんで生きてるように見えるし、何か特別に変わった様子もなく、街は人が大勢いて、ホームレスが増えていることもなく、治安も異常なく、お店やホテルの人と話しても、にこやかで、前と変わらないニューヨークです。むしろ私が来始めた昔と比べると、全てが格段に良くなっています。

 

 インフレも、価格は上がっていますが必ずしもそれに凄く困っている様子もなく、ばんばん払っている・使っているように見えて、リセッションなんて到底考えられないような雰囲気です。もちろんニューヨークだけ、しかもマンハンタンの中心部だけ見ていても見誤るとは思いますが35年以上見てきた定点観測にはそれなりの意味があるとは思われます。やっぱり変わるのは自分なんですかね?

 

 しかしリセッションが来る・来てる、と云う論も多いので、これから一週間、丁寧に観察したいと思います。

 やりました!ワールドカップ、日本代表。未明に早起きしてから大興奮。大変です。ドイツとスペインに勝って決勝トーナメント進出。凄すぎます!こうなると、やはりライブ(生放送)で見たい、出来れば現地で見たい!という気持ちがはやります。

 

 私は明日からニューヨークに出張なので、クロアチア戦は現地(NY)の月曜午前10時。がーん。社外取締役として参加するマスターカードの取締役会の真っ最中です。うー。ちょっと見ちゃうかも。クロアチア戦に勝つと(勝って下さい!)、次はNY時間金曜の午前10時。これはちょうど帰国のためにJFK空港に向かう途中です。やった!見られる!

 

 準決勝まで進むと再来週の水曜日の午前4時(日本時間)。うん、これは見られるぞ。そして!もし決勝に進むと(夢は大きく!)、18日(日曜日)の24時、月曜日の午前0時です。これも見られる。しかしそこまで進むなら、急遽カタールまで、出来ることなら飛んでいきたい。ハァー、ハァー。興奮しますね。

 

 決勝はルサイル・スタジアムか。ドーハまでは成田から直行便が飛んでるようだ。土曜の夜に出れば、日曜の未明に着いて、現地で試合を見られるかも。ぬぉーー!そして月曜の午前2時発の飛行機で、成田に午後6時前に戻れる模様。うぉー。理論的には可能(月曜の仕事をどうするか問題はありますが)。盛り上がりますね。

 

 朝起きてから見る夢、いいものです。夢は長く見たいですね!ガンバレ、ニッポン!

 

 2006年、私たちは単独主幹事として、3つの企業が上場(IPO)するお手伝いをしました。16年経った今、その3社は全て東証プライム市場に上場しており、総計時価総額も優に1000億円を超えています。昨日、その3社長の皆さんと一堂に会することが出来、主幹事証券会社として、私は感無量でした。本当に様々な縁と運と努力が積み重なって、このような所まで来ることが出来て、本当に幸せを感じました。

 

 振り返って見ると、16年前、まだまだひよっこだったマネックス証券が、熱い情熱を持って単独主幹事業務に取り組み、同じように、いやさらにもっと熱い情熱を持った若い経営者の皆さんが上場を目指し、一緒に上を目指して力を合わせたのでした。熱いですね。今も私たちは熱いけれど、この熱さは特別な思い出として、ずっと大切にしていきたいと思います。

 ふと気が付くと、もう明日から師走でした。今日夕方ちょっとオフィスの外に出ると、4時半でもすっかり暮れていて、もうどこから考えても正真正銘の冬です。忘年会の類いも増えてきたし、これから年末に向けてまっしぐらですね。この時期は健康管理が特に課題になるので、気を引き締めていきたいと思います。

 

 さてハワイ島では、世界最大の活火山であるマウナロアが38年ぶりに噴火を始めたとのこと。現時点では住民に対する避難命令など出てないようですが、地球の営みを人間が理解し切れるとは思えず、注意深く状況を見守りたいと思います。

 

 地球上では、ウクライナ、イラン、中国、その他様々なところで、人の営みによって多くの問題、人災が起きています。地球の営みに比べれば、遙かに小さい人の営みが、地球の営み以上の痛みをもたらす。悲しいですね。早く色々な意味での平和がもたらされることを願います。

 「1989」はテイラー・スイフトの大ヒットアルバムですが、彼女の誕生年からタイトルは付けられているようです。そして1989年は、あの天安門事件が起きた年でもあります。

 

 中国は今、ゼロコロナ政策による過度の引き締めに対する不満から、国内の多くの場所で抗議のデモが起きています。中には公然と習近平は退陣しろとか、共産党も退場して民主主義を中国に、とか、中国では到底考えられないような反政府のスローガンをプラカードに書いたり、叫んだりするシーンもあるようです。

 

 中国では起き得ないことのようではありますが、1989年4月から、同じように自由を求める学生を中心としたデモ、抗議運動が起きて、次第にそれは大規模なひとつのうねりになり、6月4日には遂に人民解放軍の戦車が国民に砲を向ける事態にまで至りました。そして今回の抗議デモの一部では、テイラー・スイフトの曲を歌ってデモを開始したりしているようです。天安門事件に対する想いがあるのでしょうか。

 

 しかし、恐らく1989年のような展開にはならないのでしょう。中国の公安関係部門は、軍隊(人民解放軍)よりも大きな予算を持ち、国中に監視カメラを置き、ゼロコロナ政策の中でスマホを使って移動や入店などを全て監視・制御できるような仕組みを構築し、警察もまた、1989年時にはなかった、数千億円規模の対暴動道具を揃えていると云われています。戦車の砲を向けなくても、暴動を抑えることは出来るようになっているのです。

 

 更にしかし、ワールドカップの試合が中国国内でも放映されて、世界の人たちがマスクもせず、席の間隔も空けず、楽しそうに応援している様子を見て、厳しく行動が制限される自分たちと比べて、そのあまりに大きな差に驚愕し、政府に対する不満を爆発させたとも云われています。もちろん今は既に、ワールドカップの放映も、観客席は一切そのまま見せないようにしているとのことですが、こう云った幅の広い、全国的な不満や不信が募ってくると、流石の習近平政権も何かしらの譲歩をしなければならなくなるかも知れません。

 

 但しゼロコロナ政策は習近平自らが推進してきたこと。中々都合のいい軌道修正は難しいかも知れません。そして中国経済の悪化が、これら全ての動きに暗い影を落とし、反感のエネルギーを増幅するでしょう。急に起きてきたこの中国の情勢。目が離せませんね。

 昨日は新幹線の中で大相撲の優勝決定巴戦をスマホで観て、これは阿炎の応援をしていたので嬉しかったのですが、高安のことはずっと心配になり、家に着くとすぐにサッカーワールドカップの放送にかぶりついて、大きく期待し、そしてガッカリし、それからすぐに録画で鎌倉殿の13人を観て、ワールドカップに合わせてトキューサの蹴球シーンでもあるかと思ったら、そんな余裕もないブラックまっしぐら、中世の怖さをまざまざと見せつけられて、いやはやなんとも濃い夕方から夜まででした。

 

 しかし私が書きたいのはそのことではなくて、日中に発見した秋と春のことです。或る神社で綺麗な紅葉を見て楽しんでいたら、その楓の木の隣に桜の木がありました。葉がないので目立たず、桜の木の存在自体が中々気付かないのですが、よく見るとその枯れ木のような枝に、既に蕾(つぼみ)が一杯付いていて、それらがちゃんと膨らんでいました。そうです、秋真っ盛りの中に、春はもう準備を進めているのです。

 

 「十月は小春の天気、草も青くなり梅も蕾みぬ」とは、吉田兼好の徒然草の一節。そうです小春日和とは、まさにこのような状況の中でのちょっと暖かい日を云うのですね。冬来たりなば春遠からじよりもさらに早く、もう春が近付いて来ている。四季と自然のある国に生まれて良かったなと思います。季節感を感じながら、常に前を向いていきたいですね。

 

 仕事で知り合って、長い付き合いとなったシンガポールの知人から、引退することになったとのメールを今日もらいました。曰く、"it's time for me to smell the roses" ~バラの香りを嗅ぐ時になった、即ち忙しさから離れてゆっくりと過ごす、花の香りを嗅いだりもするくらいリラックスして人生を楽しむ時が来た、という意味ですね。私はこの言い回しを今まで知らなかったのですが、中々味があっていいなと思いました。

 

 私のつぶやきは私が書いた後に、事実誤認とか日本語の間違い、コンプライアンス的に問題がないか、などをチェックしてくれる人たちが社内にいるのですが、長年それをやって来てくれたKさんが、今日が最終出社日とのこと。Kさん、長年私の駄文を確認して下さってありがとうございました。It's time to smell the roses! 皆さまも良い週末をお迎え下さい。

 昨日は勤労感謝の日。日本版のサンクスギビング(Thanksgiving)デイですね。七面鳥とは行きませんが鶏肉を買ってきてソテーを作り、ちょうどボジョレー・ヌーヴォーの解禁日の直後でもあるのでボトルを買ってきて、我が家版のサンクスギビング・ディナーをしながら、ワールドカップの日本・ドイツ戦を観ました。いやー、ワイン良し、鶏良し、サッカー良し!最高のサンクスギビングでした。私はもらってばかりの気もしますが。堂安も浅野も最高でしたね!今まで勤労感謝の日をあまり強く意識したことはなかったのですが、これからは毎年、ボジョレー・ヌーヴォーと鶏肉で、楽しく暖かく過ごしたいと思います。