松本大のつぶやき/マネックス証券
コメントの受け付けをするようにしました。
また、毎営業日一回の「つぶやき」に加えて、たまにアドホックにブログを書くことにしました。
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2018-11-19 21:00:00

アイダホ

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 今日、不思議な人に会いました。彼は29歳。アメリカ人。アイダホの数千人しかいないど田舎に生まれ育ち(正確にはそこから更に離れた集落らしいですが)、今は日本で働いている青年です。その彼にとって、マネックスは特別な存在だというのです。

 若い時にシアトルの図書館で、世界の(アメリカにとっての)外資系企業一覧、みたいな百科事典を読み、そこに小さくマネックスのことが書かれていて、ど田舎に育ったのでテクノロジーとか一切信用していなかった彼は、テクノロジーを使って創られた新しい金融機関と知って強い印象を持ち、以来、マネックスは常に気になる存在だったというのです。そして、だから一度会いたいです、という飛び込みの連絡が来て、私は会うことにしたのでした。

 彼の話は本当でしょうか?会って話を聞いた感じでは、本当のようでした。しかし遠いアイダホの、更に山間部の小さな町のアメリカ人に、そんな影響を与えたとは、容易には信じがたいのですが、表情や反応を見ていると本当の話のようで、事実は小説よりも奇なりと云いますし、こんなこともあるのでしょう。

 アイダホは、ポカテロという小さな町に、私は3回ほど行ったことがあります。彼の故郷も、ポカテロから近い(とは云っても20マイルほど離れているようですが、あの辺りではそれはかなりの御近所です)町だそうです。あの辺りは、私にとっても特別な地です。特別同士が出会った、不思議な空間でした。色々と面白いことが起きるものですね!

2018-11-16 21:00:00

新技術と発展途上国

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 久し振りにレッドアイフライト(夜行便)に乗ったら、流石にちょっと厳しかったです。香港便は座席間も狭いし、お勧め出来ませんね、これは。仕事上乗らざるを得なかったので利用したのですが、もうやめとこうと思います。

 

 さて香港での一日は、中々楽しいものでした。ノーベル経済学賞も受賞されている経済学者の方などと、新しい時代に於ける多国間の関係などについて議論したのですが、デジタル化が進み、仮想通貨も利用されるようになる中、多国間貿易などは全く新しい局面を迎えており、従来型の国家間交渉だけでは対応しきれない問題が増えてきていることなど、多くの、そして今までの国際会議などでほとんど話されなかったであろう論点に触れることが出来ました。

 

 ひとつ興味深い発見は、発展途上国の人の方が、新しい技術などの動向に詳しく、その利点と問題点をより深く考えていることです。世代間の差にも似た、国家間の差を感じました。気を付けなければ!との思いを更に強くしました。良い週末をお過ごし下さい。

2018-11-15 21:00:00

先生

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 私の敬愛する掛かり付けの内科医の先生が、亡くなられました。当社の就業時間前の朝早くから開いていて、急に風邪を引いた時、これから海外出張に行かねばならない時、普段の健康診断と、本当にお世話になりました。

 

 先生は人生の大先輩であるにも関わらず、本当に親身に私や私の家族のことを心配してくれて、優しく対応して下さり、そして私を「私たちはもう友人だよね」と云って下さって、本当に親しく、優しく、いつも笑顔で扱って下さいました。

 

 そんな先生と話して、顔を見て、色々なアドバイスをいただくためにも、私は年に2回程度の本格的な人間ドックを大きな病院でする他に、健康体であるにも関わらず、敢えて毎月のように先生のところにお邪魔して、血液検査をし、数値の経年変化を確認し、適切なアドバイスを受け、そして様々なことを相談してきました。「95点です。しかし過信しないで○○に注意して下さい。」などの成績表をもらうのが楽しみでした。先生は私にとって、文字通り掛け替えのない人でした。

 

 今からたったひと月前にも、診察をしていただきました。その時に、私は「あ。。」と思ったのです。先生は、本来ならもう診察出来る状態ではなかったようなのですが、患者さんを診るために、無理を押して診察されていたのでした。そしてその直後に入院されました。

 

 つい先日私は家族と一緒に、人間ドックが早めに終わったのでその隙間時間を使って急遽先生をお見舞いに行きました。先生は私たちを認識して下さって、しっかりと目を見て、聞こえないほどに微かな声で、「頑張ってね」と云って下さいました。そしてその翌日の早朝に、先生は亡くなられました。

 

 こんなつぶやきですいません。だらだらと経緯を、しかも個人的なことを、単に書き綴っているだけですね。申し訳ありません。しかしそれしか今の私には出来ないのです。そしてやはり書き残しておきたいのです。

 

 先生のことをしっかりと心の中に思いながら、先生の言葉を思い出し、先生が注意して下さったこと、そして「頑張ってね」と最後に云って下さったことをしっかりと胸に抱いて、これからも過ごしていきたいと思います。先生、ありがとうございました。

2018-11-14 21:00:00

星回り

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 昨日、私がまだ駆け出しのひよっこの頃に既に業界のトップにおられた大先輩方の前で、マネックスのこれまでとこれから、或いは私の資本市場に対する思いなどを話させていただく機会がありました。また仮想通貨やブロックチェーンが、金融や人々の経済活動をどう変えていく可能性があるかについても、説明など致しました。著名な大先輩方に対してですので、僭越というか何というか、少々微妙な心持ちでしたが、思いの丈は、或る程度は分かってもらえたように思います。

 思えば、私はこのような「縦」の関係で話すことが多い、今までもずっと多かった気がします。大先輩方と話すこと、或いはとても若い人たちと話すこと。選んでそうなっているというよりは、そういう星回りなのだと思います。人それぞれ役目ってありますからね。自分の役割を全うしつつ、楽しんでいきたいと思います。

 今日はまた、香港に来ました。一泊して(+機中一泊で)、弾丸で帰ります。温故知新ではありませんが、此の地でも、古くから知る若い人と、新しく知る大先輩と、新しいテーマについて話すことになります。まさに楽しみです!

2018-11-13 21:00:00

忙しさ

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 忙しいという字は、りっしんべんに亡くすで、つまり心を亡くす、と書きます。忙しくなると心が亡くなってしまうのか、或いは心を亡くすほどに集中し、或いは行動する状態を忙しいというのか。

 

 こんなことを書き出すぐらいですから、今私は忙しいのですが、忙しい時に気を付けなければいけないことがひとつあると思っています。それは、「忙しいから」という云い訳をするべきではないと思うことです。「忙しいから」という云い訳をされた人はどう感じるか?私はあなた以外のことに心を遣うのでもう余裕がなく、あなたには心を遣うことが出来ません。と云っているようにも聞こえるからです。

 

 しかし正直なところ、忙しい時には或る程度のことをスキップしないと、心身が回りません。そんな状態まで持っていかないことが重要ですね。うーむ、まだまだ修行が足りない。忙しいと、マーケットを見る、感じることも疎かになってしまいます。くわばらくわばら。有限の時間をどのような使い方に配分するかは、人生の中で最重要なテーマだと思います。忙しさを超越出来るように、もっと修行をしたいと思います!

2018-11-12 21:00:00

出会い

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 この数日間は、本当に様々な、そして多くの人に会いました。

 

 京都で平均年令20歳ちょっとの起業家9人に会い、福岡で当社のお客さま250名ほどにお会いし、そしてその間に、普段あまり接点のない多くの方々と触れ合うというか近くにいる機会もあり、そしてまた京都でひとつの軸で繋がる多様な人たちと濃密な時間を過ごし、更にもしかしたら未来人の出現?のような機会にも巡り合い、その他にももろもろ、正に時空を超えて多くの邂逅を得たような感じでした。

 

 人と会うことは、エネルギーを使います。しかしまた、エネルギーを得たりもします。これが一方通行にならない、お互いに与えるものがあるような出会いがいいと思います。そしてそう努めていきたいと思います。さて今週も頑張ります!

2018-11-09 21:00:00

ワクワク

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 さて、今日も移動です。明日は福岡で全国投資セミナーですが、その前に今晩、関西の(超)若手起業家(+予備軍)の皆さんと意見交換をするために、(このつぶやきを書いている時は)京都に向かっています。意見交換ディナーの後は、終電までにまた新幹線で福岡へ移動です。うーむ、随分長いなぁ。しかし、若い起業家と会って話すのは、とってもエキサイティングで興味深いので、(今は)疲労感はありません。

 

 常々思うのは、デジタル・テクノロジーの世界は、スポーツや音楽と一緒で、一流の人は若いうちから既に一流で、世の中の一般的な仕事のように、経験の蓄積を必要としない、少なくとも経験の蓄積よりもずっとずっと重要なものがあるということです。ですから、デジタル・テクノロジーを活用したベンチャー企業は、出来てすぐに強烈な規模と影響力を持つことがあり得るので、彼らと話すことはエキサイティングになるのです。高校生に芥川賞は取れないが、スポーツや音楽の世界では世界一になることが出来る。分かり易い例で云うとそうなります。

 

 どんな話が聞けるかな。ワクワク。そして明日は福岡で多くのお客さまのお顔を拝見することが出来ます。ワクワク。週末は天気も良くなりそうです。皆さまも良い週末をお迎え下さい。

2018-11-08 21:00:00

Plain English

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 SEC-米証券取引委員会が、年末までを目処に、新しい仮想通貨を作った場合にそれが「証券」に当たるか否かが簡単に分かるような、"Plain English"のガイドラインを作ると発表しました。Plain Englishとは平明な英語、分かりやすい英語という意味です。これは、資本市場オタクからすると、中々意味合いの深い発言です。

 

 今から20年ほど前、1998年の夏に、SECは"Plain English Handbook"なるものを発行しました。これは当時、証券の発行体による開示文書が、専門的な用語が多用されて、一般の人に分かりにくいという観察と反省から、とにかく分かりやすい英語(文章)で開示文書を書くように薦める、或いは指導するものでした。受け身で書かない。難しい単語を使わない。云々。

 

 「始めに」は彼のウォーレン・バフェットが書き、自分は企業を買う専門家で何社も買ってきたが、企業の開示文書は私にも良く分からない。自分が自分の会社のアニュアルレポートを書く時には、自分の兄弟たち(お姉さんか妹です)が読んでも分かるように書くように努めている。彼女らはとても聡明だが、企業会計などの専門家ではない。そのように書くことが大切だ、と説明したのでした。このハンドブックは、SECの文書ですが、名著です。

 

 今回の仮想通貨に関して、仮想通貨コミュニティの人たちに対して、何が証券に当たるのかのガイドラインを"Plain English"で書きます、とSECが発言した裏には、きっとこの名著、"Plain English Handbook"のことが念頭にあったに違いありません。SEC側から新しいコミュニティに近付こうとする姿勢に、私はアメリカの資本市場コミュニティの強さを感じました。そして仮想通貨は、そのくらい伝統的な資本市場コミュニティの人たちにとっても、重要なものになってきているのでしょう。

2018-11-07 21:00:00

中間選挙後

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 果たしてアメリカの中間選挙は、大方の予想通り、上院は共和党が過半数を確保し、下院は民主党の勝利となりました(このつぶやきを書いている時点では、未だ過半数の確定にまでは至っておりませんが)。ほぼ予想通りではありますが、一部が期待したほどには民主党の風は吹かなかったということでしょう。そして民主党が躍進した場合の期待値は、残念ながら株価にはマイナスなので、それが剥離して、株価は少し上がりました(米株の話です)。歴史的には、共和党が政権を持ち、上院下院がねじれている状況が、株価には最もいいという統計もあるので、まぁマーケット的には大きな問題は起きないでしょう。

 

 気になるのは、アメリカ国内の分断です。私の印象では、アメリカの人は元来大らかで、英語本来の意味でのリベラルなところがあって、色々な価値観を許容し、「ま、でも俺たちみんな、世界一いい国アメリカ市民じゃん」という明るめのノリがあったと思うのですが、それがなくなって来ているように見えます。しかしそれは外国人としての私の大きな誤解であって、そもそもアメリカは昔も今も分断しているのかも知れません。それをトランプが、いやむしろアメリカを取り巻く世界情勢が、その分断を浮き彫りにしてきた。そのような状況でしょうか。

 

 いずれにしても、大きな民主的プロセスがひとつ経られたことは、全般に見ていいことだと思います。アメリカの経済、市場、政治が、より良くなっていくことを期待したいと思います。

2018-11-06 21:00:00

中間選挙

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 日本時間の今晩は、アメリカの中間選挙です。私はこのつぶやきを19年以上、一営業日も休まずに書き続けていますが、そして今日のつぶやきは第4726号となりますが、なんと今までに一度も中間選挙のことを書いたことがありません。正確には、過去約3百万字の中に、「中間選挙」という4文字熟語を使ったことはたった一回しかなく、それは今年の9月の半ばに、そろそろ総裁選も中間選挙も終わりますね、という文脈で書いただけです。それほど、少なくともここ日本にいるとアメリカの中間選挙は遠く離れた出来事であり、そしてまた、今回の中間選挙は、今までの中間選挙の中ではよほど注目度が高いのでしょう。

 

 それは何故か?恐らく、トランプを嫌いな人が多く、なんとかここで失敗するのを見たいという欲望が強いため、そのような報道が多いのでしょう。しかしそれは、2年前の大統領選や今の世論調査を見ると、トランプを嫌いな人が多いとは一概に云えず、トランプを嫌いな人が情報発信者の中に多い、と表現する方が若干正しいでしょう。実際のアメリカ市民の声は、もっと真ん中にあるのではないかと思います。トランプを支持する人と嫌いな人の数は、半々に近いのではないかと思います。

 

 ではこのことは、マーケットとの関係ではどうなるか?共和党が負けた時よりも、民主党が負けた時の方が、残念感やショックは強く、ということは、どちらかというと共和党が勝った時の株価の反応に賭ける方が、民主党の勝ちに賭けるよりも、ちょっとだけ分がいいでしょうか?今晩、そして明日の日本時間、選挙の行方からは目が離せませんね。そして誰がどういうコメントをするのかも、見逃さないようにしたいと思います。

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