私が子どもの頃のことは記憶にないが、

大人になってから、スーパーの陳列棚から一部の商品が欠品するという状態をあまり見ることがなく、

それを見ると、異常な状態だと感じる。

 

それは最初、2011年3月に起こった。

ドラッグストアのトイレットペーパーの棚が空っぽになった。

初めての経験だったので写真を撮ってSNSにUPした記憶がある。

福島第一原発が爆発して、日本は普通ではない状態なのだと感じた。

 

そして、今日スーパーマーケットに行った。

結構あちこちに空の棚があった。

パスタが全てなかった。

袋のインスタントラーメンもほぼなかった。

一部の粉物(小麦粉)一部の米もなかった。

理由は違うが、このところまたバターが不足していて、

陳列棚のスペースが狭くなっていた。

 

贅沢な時代に、自分は生きてきたのだとつくづく思う。

スーパーマーケットに行けば、どんな食材でも手に入る世の中でずーっと生きてきた。

だから、それが当たり前だと思っていた。

 

今は普通ではない状態。

買い占めは良くないが、

買い物に行く回数をなるだけ減らし、殆ど在宅で3食食べる今、

ある程度多めに購入することになるのだろう。

 

それでも食べるものに困っているわけではない。

地球上のあちこちで、今も食べ物が手に入らない状態は発生しているに違いない。

地球のどこかでは、

私たちが普通ではない状態が、常態的に起きているのだ。

 

パスタの棚が、インスタントラーメンの棚が空っぽである事実を目の当たりにした時の、

私のなんとも言えない空虚な気持ちは、

もしかしたら近い将来、当たり前のことになるのかもしれない。

 

PS:それにしても食料品の値上げがしょっちゅう起きている。知らない間に10円20円と上がり、じわじわと家計を苦しめる。今日はいつも買っているパルメザンチーズがなんと半分くらいの大きさになっていて、愕然とした。どんどん暮らしにくくなっていく。

 

 

緊急事態宣言が出て、気が滅入ったりしていませんか?

それともこれが出たからって何も生活変わらないですか?

 

長野県の我が村では、緊急事態宣言が出る前から自粛が始まり、

イベントや習い事が中止になったのは勿論、

個人的にも買い物以外は殆ど出かけていないので、

自粛生活そろそろ1ヶ月半になります。

 

緊急事態宣言を出すのが遅いという意見もたくさんありました。

その少し前には、わざわざ会見で、各家庭に布マスク2枚ずつ配布しますという発表があり、

国民の殆どを呆れさせた日本の総理大臣。

 

今度は、星野源のMVに合わせて、家でリラックスする動画を流して

かなりの国民を敵に回しました。

 

何をやっても批判があるのは、仕方がないのだけれど、

これほど怒らせるのは、側近がよっぽどダメな人々なのか、

本人も含めて、国民から解離した生活や考え方をしている方々なのだと思います。

 

そしてやっていることが、場当たり的にしか感じられないことが問題。

一貫性がない。

主義主張が感じられない。

だから、その都度その都度、イラつかせる。

筋が通っていれば、納得できることもあるはずなのだけど。

 

布マスクは要らないから、

それに使う4、5百億円を別の目的に使って欲しい。

誰だって、まず医療関係者を救って欲しいと思っているはず。

医療関係者に十分なマスク、防護服などの医療用品が揃っていないのに、

どうして私たちが必要なはずがあるだろうか?

誰だって病気になりたくないから予防はするけれど、

一番かかる恐れがある人たち、そして目の前で病気と闘っている人たちに、

まず予防してもらわないといけないのは誰でもわかるはずなのに、

一体どうしてしまったのだろう?と誰もが思っているはず。

 

そもそも布マスクならば、かなりの家で既に作っていると思う。

4月から学校が始まった地域では子どもたちにマスク必須で、

世のお母さんたちは、せっせと布マスクを作ったはず。

私も試作品作って、とりあえず学童で毎日働く友人にプレゼントした。

 

だから、我が家に届く四百円のマスクは要らないから、

この四百円+送料を正しく使って貰いたい。

そもそも全ては私たちが支払った税金。

 

誰でも分かることを、ここまで後手後手でやられることに、憤りしか感じていない毎日だけど、

とにかく誰とも接触しないで、ほとんど家の中で生活するこの日々と

早くさよならするためにみんな頑張っているのだから、

あらゆる行動は一刻も早くしなければ、嫌な反動がやってこないとも限らない。

我が家に仔猫がやってきて10日経った。

ラグドールという大人しい種類の猫にしたのは、

先住猫と仲良くなれる確率を考えてのこと。

大切なのは、すでに我が家にいる先住猫がストレスを感じず、

仔猫と仲良く過ごせるようになることだ。

基本的に、仔猫の方は、まもなく慣れるものである。

我が家の先住猫、MIXのさび猫は、穏やかな性格なので、

予想以上に仔猫と仲良くなるのが早かった。

3日目には、こうやって絡まっていたし、

仔猫に愛されて困っている。

1日に何回か二人で追いかけっこをして、

そのうち、爆睡している。

まだ二人で爆睡とはいかない。

先住猫(ザザ)が寝ているところに仔猫(於市)がやってきて、

そのうちザザが逃げるの図である。

 

しかし、大人しいはずのラグドールなのだけれど、

やはり仔猫は格別である。

可愛いということだけではなく、予想外のことが起きる。

まず、きて4日目の夜、2階の手すりから落ちた。

そこは薪ストーブの煙突周りの手すりで、下は、壁と薪ストーブの間の狭い空間。

私は2階に居て落ちる瞬間を目撃していたのだが、なすすべもなく落ちた。

右の手を怪我したらしく、びっこを(放送禁止用語でごめんなさい)引いている。

その日はさすがに落ち込んだのか、大人しく夜を過ごしたが、

次の日からはまた大暴れだった。

びっこのまま遊び続け、3日目見た感じ、治った様子でホットしている。

 

今日は、トイレの便座の中、つまり水の中に落ちた。

慌てて、拾い上げ、洗われた仔猫は、大騒ぎだったが、

なかなか気の強い子なので大丈夫。

 

どちらも私の目の前で起きたからいいものの、

留守中に何かあったらと気が気ではない。

基本的に人間がいないと猫というのは殆ど寝ているものなのだけど。

 

しかし、そのフォルムといい、仕草といい、

超可愛いことは間違いがない。

これは1月に生まれた時の兄弟との写真。

つまり我が家の於市の方は、このお母さんのような顔になる、予定。

昨日我が家に子猫が来ました。その子の名前をここ1ヶ月考えていました。

ブログの写真のモネというスコティッシュホールドが亡くなって、

ここ一年猫を探していた。

ボランティアさんから保護猫を貰うつもりだったのだけど、

ペットのおうちなどで探していて、

とにかく会う前にメールでストレス。

最終的にはいいブリーダーさんと知り合い、生後2ヶ月のラグドールが来ました。

この子は、私にとって最後の猫になるかもしれない。

そのつもりで探して来た。

そして最後の猫には、和名を付けると決めていた。

 

我が家にいた犬猫の名前は、世界各国バラエティに富んでいた。

 

唯一の犬は、イタリア名でパパゲーノ(papageno)

 

最初の猫は、ドイツ名でシュルツ(schultz)

 

アビシニアンの姉妹が、エジプト名でいいのかしら?クレオとパトラ(creo patra)

 

ブログの写真になっているスコが、フランス名でモネ(monet)

もう1匹スペイン名でベンガって言う猫もいました。

 

今家にいる子は、アメリカ名でレディーザザ(Lady zaza)

そしてやって来た子が日本名 於市の方 と命名致しました!

これが於市の方です。

今はこんなですが、大人になると高貴な顔になります(予定です)

 

最終的に、我が家には日米の名前の猫が最後に残ることになりました。

レディーザザは、mixなので、長生きする予定です。

あと15年は生きてくれるでしょう。

於市の方はラグドールなので、血統書にしては長生き出来る。

よって、私も含めて一人と二匹、なんとかあと15年一緒に頑張りたいと思っています。

 

そして虹の橋のたもとで遊んでいる先に逝っちゃった子たちを迎えにいくつもりです。

 

まずは、先住猫ザザと於市の方が仲良くなるまで暫し見守ります。

外出出来ない時期をゆっくり愉しみます。

昨日安倍総理が「各家庭に布マスクを2枚ずつ配布します」と会見したことが、ツィッターなどSNSで大変な騒ぎになっている。理由は、

 

他の先進国が次々と金銭的な支援を始めているのに、日本はマスク二枚?!

もうこれは先進国ではない!

 

そもそもマスクたった2枚を配布する程度のことを会見する必要があるのだろうか?

1月から新型コロナウィルス対応を始めているはずなのに、4月、つまり2ヶ月半も経ってマスク?

 

だいぶ前からマスクは不足していて、必要な人は洗ったり作ったりしている。

実際私もマスク作りました。

ワイシャツを壊した布で、使い捨てマスクから取った鼻の上の針金とゴムを再利用。

洗ってマスクを使用していると言う友人に試作品であげました。

 

近くのスーパーでは手作りマスクを売っていました。

マスク用のゴムが不足しているので、使用していないストッキングを利用しているそうです。

 

4月から子どもたちは学校が始まります。

マスクをしろと言われている。(厚生省が言っていました)

母親たちはマスク作りを強制されているわけです。

そこにきて一家に二枚配布されてもねぇ。

 

その配布されるマスクはどこで作られているのか(山口の企業と言ってたけど信憑性は?)

そのために数十億円が私たちの税金から支払われる。

考えられますか?

 

私たちが必要としているのは本当に2枚のマスクなのですか?

 

医療機関にはもう潤沢に医療物資(マスクや防護服など)が回っているのでしょうか?

まず守るべきは全ての医療機関です。

彼らがどれほど厳しい状況で働き続けているか。

そして、国民の命を守ってくれるのは、医療関係者しかいないのです。

 

全てが後手後手になっている今の政府は、本当に無能なのか?

それとも国民の命よりも何か大事なものを守っているのか?

 

昨日の会見でも、他の人たちが使い捨てマスクをしているところ、

安倍総理だけが布のマスクをしていたのは、布マスクの宣伝でしょうか?

それなら今後もずーっと布マスクをしてテレビ会見をされるのでしょうか?

 

東京オリンピックのために感染者数が増えないように検査数を抑えていたように感じられたこの国。

東京オリンピック延期が決まった次の日から、ぐーんと感染者数が増えた東京都。

 

全てのことに対してうがった見方をせざるを得ないのは、

福島第一原発の事故以降、

安倍政権下、特定秘密保護法案が通って以降、

事実が表に出てきていない感じがしているからでしょう。

 

世界的に大変な事態なのだから、

国も国民も一体となってこれを乗り切るためにも、

もっと正直になって貰いたいのだと思う。

 

2020冬ドラマ

 

チェックしたドラマは【悪魔の弁護人:知らなくていいこと:ランチ合コン探偵:アライブ:トップナイフ:恋は続くよどこまでも:10の秘密:心の傷を癒すということ:病院の治し方:ケイジとケンジ:SEDAI WARS:病室で念仏を唱えないでください:テセウスの船:アリバイ崩し承ります:ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵:シロでもクロでもない世界でパンダは笑う(計16)】

 

事件モノと病院モノばかりで飽き飽きしました。本当につらかった。時々面白い話はありますが、それを見たからどうって感じで、参りました。もうチェックする本数減らそうかなぁ。

 

2020冬 MYアカデミー賞

 

作品賞  該当なし  

(次点:ケイジとケンジ、病室で念仏を唱えないでください、知らなくていいこと)

 

主演女優賞  天海祐希 (トップナイフ)  (次点:浜辺美波)

 

主演男優賞  伊藤英明 (病院で念仏を唱えないでください)

 

助演女優賞  上野樹里 (テセウスの船)

 

助演男優賞  ムロツヨシ (病院で念仏をとなえないでください)  (次点:永山絢斗)

 

脚本賞  林宏司(トップナイフ) 福田靖(ケイジとケンジ)

 

演出賞  該当なし

 

主題歌賞  いくつか記憶に残る音楽はあったけれど…

 

 

簡単に感想

【悪魔の弁護人】 タイトルが悪くて見る気になれなかった。内容はまあまあ

【知らなくていいこと】 唯一のドラマでした。吉高由里子はいいと思います。柄本佑が格好いい役でした。でも、来週が楽しみ…になるほどではなかった。

【ランチ合コン探偵】山本美月好きです。芝居もきっちりやってたけど、どうも内容が軽すぎる。会社の窓いつもブラインドが降りているのは照明の手抜き。祖父に最後にいうセリフ芝居どころだったのに、おしかったね。

【アライブ】こういう内容のある大人のドラマは芝居のできる人にやって貰わないと作り上げられないです。松下奈緒は、芝居できないので無理。魅力的な人なのでしょうから、彼女でもできる役にしてあげるべき。髪型も医者としてはNG。だから美しくも見えない。

【トップナイフ】メンバーも凄いし、脚本林宏司だし、それなりに良かったです。椎名桔平の猫背は役作り?やはりそこそこで楽しみになるほどではない。永山絢斗格好よかったけど。広瀬アリス可愛いけど。三浦友和いいけど。

【恋は続くよどこまでも】主演佐藤健だし、脚本金子ありさだし、ラブストーリーだし期待していたのに、作りすぎで、参りました。何が狙いなんだろう? 普通にやってはいけないのだろうか? ハンサムな男が格好つけることで実は格好悪く見えていることにどういう狙いがあるのだろうか?

【10の秘密】狙いしか見えず、見続けられませんでした。

【心の傷を癒すということ】 1話は面白かったのだけど…

【病院の治し方】 芝居のできない小泉孝太郎が主演だけど、ドラマはよくできていました。彼に合った役なのかな? できないのだから、何もしないことが一番です。前半面白かったんだけどなぁ。

【ケイジとケンジ】 一番面白かったかな。脚本とキャスティングが素晴らしかった。桐谷健太は、こういう役で輝く人。本当に素敵な存在感。お陰でちょっと物足りない彼の所属する刑事課も成立していた。東出昌大もとても良かった。

【SEDAI WARS】無理でした。

【病室で念仏を唱えないでください】 一話で力が入りすぎていた中谷美紀が段々良くなり、二話でムロツヨシの芝居どころで少し興味を持ち、段々よくなっていった。六話の吉沢悠は、久々に素敵だった。堀内健と宮崎美子の役は余計な感じがしていたが、堀内健はそれなりに楽しませてくれることもあったが、宮崎美子の役は必要なく終わった。

【テセウスの船】 どんでん返しをするためだけに作られたドラマで、何の整合性もなく、好き勝手にタイムトラベルし、歴史を塗り替え、もういい加減にして欲しいって感じ。ドラマはある程度の制約があってこそ作られるモノ。

【アリバイ崩し承ります】 浜辺美波主演になってしまったねぇ。上手な子ですから、主演させないで、いい役者たちの間で育てて欲しい。成田凌、嘘っぽい役をわざとらしく作っていたけど、最終的には成立させていた。OK

【ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵】 NHKのドラマもこのレベルですか。主演のシシド・カフカは余計な芝居しなくてとてもいい。

【シロでもクロでもない世界でパンダは笑う】 期待の二人主演ドラマなのでしょうが、無理でした。

 

今回は、本当に辛かったので、感想もザーッと書き、不丁寧な文章になってしまった。刑事番組と病院番組、人が死ななければ感動を与えられない番組、展開をごちゃまぜにして、何の根拠もなくどんでん返しを繰り返すドラマ。もう辟易としています。何よりもいい脚本、そしていい役者をキャスティングして、もっとレベルの高いドラマを作って欲しい。視聴率のためだけのドラマ作りは辛いです。

新型コロナウィルス対策として、生活が一変しています。

私は長野県の田舎に住んでいるので、近辺は自然が多く、人が少なく、

発症者はいません。

それなのに、3月になってから、あらゆるイベント、サークル活動が中止になりました。

それにともなって、みんな気をつけていると思う。

私は、夫以外の人とは誰とも室内でおしゃべりしていない。

数回友人と喋ったのはすべて外。

 

スーパーマーケットに買い物に行くと8割の人がマスクをしている。

ここではあまり必要ないと思うので、もったいないと感じてしまうが、

年配者は怖いだろうから仕方がないか。

 

週に一度、仕事で東京へ行く。

田舎で綺麗な空気と水で生活しているので、東京は雑菌だらけで怖い。

いつも、電車通勤すると東京都に入る頃にマスクを着用するのは日課。

本当は仕事が休みになって欲しい。

私の仕事は、かなり怖い。

若者たちが教室に集って、発声とかしてしまうわけだから。

一応、提言はしてみたけれど、学校が休みにならないので、

私の判断で休んだり、稽古内容を変更したりしているけれど、

とってもとっても怖い。

 

東京を歩いていると、田舎よりもマスク率は低い。

マスクが足りないということもあるのだろうが、

若者が多いからのような気がしている。

若者たちは、最近自分がコロナに感染しても大したことなく終わるだろうと思っているのかもしれない。

でも、怖いのは移ることよりも移すことだ。

 

症状がなく、陽性だった人たちのCTを撮ったら、半数以上の人の肺に異常が見られたという結果もある。症状が出なくてもかからないに越したことはない。肺は炎症を引き起こしていたのだ。

軽症だった人の話を聞くと、かなり苦しいきつい病気だったと耳にする。

肺炎だもの、呼吸器だもの、苦しいに決まっている。

 

そして、恐ろしいのは、知らない間に誰かに移すこと。

それが年寄りだったら殺してしまうことになるかもしれない。

 

それで思い出すのが、

高齢者の交通事故。

アクセルとブレーキの踏み間違いなどを含む高齢者の運転ミスにより交通事故を引き起こし、

若い人を含む人が亡くなるというニュースをよく耳にする左近。

私も車を運転するので他人事ではない。

何よりも怖いのは、車という武器を動かすことで、誰かを殺してしまうことだ。

だから、運転するときは緊張感が必要だ。

事故で自分が死ぬよりも、誰かを殺してしまったらきっと余生は最悪のものになるだろう。

 

ウィルスも同じ(もっとたちが悪い)

自分の軽はずみな行動で、誰か高齢者に被害が及ばないように

危機感と緊張感を持って、この時期暮らしていきましょう。

そうすれば間違いなくいつか(数ヶ月後か来年か…)収束します。

 

田舎よりも東京の雑踏の中で緊張感のなさを痛感する私の戯言です。

 

古くてごめんなさい。ロードショーとか新作とかに取り立てて興味がないもので…

 

2009年公開映画

監督 深川栄洋 脚本 古沢良太

出演 中村雅俊、原田美枝子、井上順、戸田恵子、イッセー尾形、綾戸智恵

 

良かったですよ。あんまりつまらない映画について書評を書くエネルギーはないので、

基本的には良かったという感想。

 

役者では、原田美枝子とイッセー尾形が素晴らしかった。

 

原田美枝子は、デビュー当時(「ああ、野麦峠」以来)からずーっと大好きな女優。

つまり一番大好きな60代の女優さんです。

綺麗だし、芝居が雰囲気でやっている割に、緻密。

今回も本当に細かい芝居をやっている割に、美しかったり可愛らしかったり、

彼女が出ている時は、ほぼ彼女を見ています。

 

イッセー尾形は、渋谷のジァンジァンで一人芝居をされていた頃に、

一度だけ見に行ったことがありますが、

映像の世界に来てからは、ちょっと芝居が濃い、うるさい。

でも、今回は素晴らしかった。

奥さんが病気になってからは、ハンサムにさえ見えました(笑)

 

それ以外のキャスティングはちょっと異色でした。

役者としてはそれほど好きではないのだけど、

それぞれ今回の役には合っていた感じがあります。

 

脚本も良かった。

脚本はセリフ勝負です。

いいセリフがいくつかあったし、

いい役者を生かしたり、役者がセリフを生かしたりしていた。

 

気になったのは、いくつかのカメラワーク。

なんでそっちからその角度で撮ってるの?っていうカット

 

まず、原田美枝子が石黒賢と初めてレストランでデートしたシーン。

原田の右下から彼女の顔を押さえているのだけど、全く意味不明。

「この角度面白くないですか?」「ああ、いいんじゃない?」的な

思いつきで使われたとしか思えないカット。

そこからパーンするならともかく、

実際右側には別の客の背中を舐めているので、右にパーンするのは不可能。

どちらにしてもパーンはなく、次のカットはなんとなんと、石黒賢なめの原田。

二人の会話だけのシーンなのに、原田を撮るカットが2つ続くのに、流れも美しさもない。

 

もう1つ引っかかったカットは、

家の前で石黒が原田にキスをしようとしたシーン。

左から少しロングめで撮っていたところから、急に右からのアップめになる。

これは、家の敷地内に隠れた中村雅俊目線とう意味を持ってしまうのに、

彼は実は藪の中に後ろ向きで隠れている。

つまり彼の目線ではないようなんです。

意味のないカット、または不用意に間違った意味を持たせてしまったカット。

 

もう1つは、戸田恵子と井上順の娘役金澤美穂のシーン。

とにかく気持ち悪かった。

金澤美穂を舐めて戸田恵子を移している時の、まず証明が変!

彼女の髪の毛のあたりも変。

このシーンは、2、3カット切り替えるのだけど、

細かいことは覚えていないのだけど、

とにかく金澤舐めのカットは全て変!でした。 気持ち悪かった。

なんで?のクエスチョンの連発。

 

カメラワークで何か変わったことをやってみようという思いつきの結果だとしか思えない疑問カットでした。

 

 

内容としては、最後に中村雅俊と原田美枝子の夫婦が元の鞘に戻るのだけど、

これは「ありえない!」と声に出してしまった。

女性から見たらありえないです!

が、「実話」とのコメントがあったので、仕方がないです。

「実話」と言われてしまうと、もう言い返せないですから。

 

感動という意味では、イッセー尾形の歌。良かったです。

雪も降っていることだし、映画の感想でも書いてみるかな。

 

「対岸の彼女」という映画を見た感想

 

何故だか今となっては思い出せないのだけれど、

回想で高校生になった時に、それは主演の夏川結衣の回想なのだと思って見続けた。

かなり長い間、高校生のアオイという人とうまく付き合えない子は、夏川結衣の若い頃なのだと信じて疑わなかった。

財前直美がアオイという名前の役だと分かってからも疑うことはなく、

なんでこんな紛らわしい名前なんだろうと疑問に思いながら…

実際、それが財前直美演じる葵だとはっきりわかった時には、あまりにびっくりして、

一緒に鑑賞していた人と見合ったほどだった。

 

多分、回想シーンに入り方が悪かったのだろう。

もうひとつは、高校生役の女優が夏川結衣と雰囲気を同じくしていたことだろう。

 

通常、回想に入る時、誰の回想かわかるような工夫をする。

また、見ている人に(必要ならば)早めに役名を記憶させる工夫をする。

それは脚本や演出によって行われるが、

それが不十分だったのだと思われる。

 

もしもその混乱をわざと狙って作ったのではないとすれば、

その点で大きな失敗をしている作品だ。

 

雰囲気はあるし、空気感もあるが、

実際のストーリーに疑問を残しすぎた。

 

もう1つの失敗は、

若い頃のその高校生二人(多部未華子と石田未来であっていますか?)の声がそっくりなのだ。

多部未華子はかなり個性的な声をしているので、誰かと混じることが少ないと思われるのに、

この二人は多分喋り方がそっくりなのだ。

だから、ロングで二人を撮って会話が挟まれているシーンで、

一体どちらが喋っているのか判別できない。

 

ラスト、この高校生2人と、夏川結衣、財前直美が座るシーンに至るのだが、

これも財前直美が主演ならば納得できるが、

そうでないならば、非常にバランスの悪い4人である。

それが狙いならば仕方ないのだけれど、その狙いが観客に正しく伝わらなければ混乱を来すだけである。

 

原作、角田光代だ。

是非、原作を読んでみたいと思っている次第である。

私の好きな人…は、

私の嫌いな人の真逆です。

 

私の嫌いな人は、

八方美人、事なかれ主義、日和見主義、筋の通らない人。

 

つまり私の好きな人は、筋の通っている人。一貫している人。

 

筋の通っている人は、自分の物差しを持ち、自分の価値観がはっきりしているので、

八方美人にはならないし、

いろいろな異なった意見を持つ人がいる以上、事なかれ主義にはなれないし、

日和見主義なんてとんでもない。

長いものに巻かれないということ。

 

でも世の中には筋の通らない人が多すぎる。

特にこの国には。

 

それとも自分の筋を通すと、生きていけないのだろうか?

 

誰か権力と筋力のある人に従わないとお金と権力を手に入れられないのだろうか?

それならば、お金と権力を諦めれば良い。

幸せは、お金と権力とイコールではないのだから。

つまりは価値観の転換である。

 

その場その場をうまく収めるために意見が変わる。

でも、特にこの国はそれで回ってきた感じもする。

そういう人が多くいることで、なんとなく平和。

でもそれって、いったん方向を間違えると

国全体で戦争に向かってしまう。

 

疑問を持たないと!

 

確かに人の意見は変わる。

長く生きていれば、以前の自分の意見が間違っていたことに気づくことがある。

その時は自分の意思で意見を変える。

 

そう、自分の意思で、というところが大切なのかもしれない。

 

疑問を持ちましょう。

そして考えましょう。

それだけで世の中は良くなっていくような気がします。