私が子どもの頃のことは記憶にないが、

大人になってから、スーパーの陳列棚から一部の商品が欠品するという状態をあまり見ることがなく、

それを見ると、異常な状態だと感じる。

 

それは最初、2011年3月に起こった。

ドラッグストアのトイレットペーパーの棚が空っぽになった。

初めての経験だったので写真を撮ってSNSにUPした記憶がある。

福島第一原発が爆発して、日本は普通ではない状態なのだと感じた。

 

そして、今日スーパーマーケットに行った。

結構あちこちに空の棚があった。

パスタが全てなかった。

袋のインスタントラーメンもほぼなかった。

一部の粉物(小麦粉)一部の米もなかった。

理由は違うが、このところまたバターが不足していて、

陳列棚のスペースが狭くなっていた。

 

贅沢な時代に、自分は生きてきたのだとつくづく思う。

スーパーマーケットに行けば、どんな食材でも手に入る世の中でずーっと生きてきた。

だから、それが当たり前だと思っていた。

 

今は普通ではない状態。

買い占めは良くないが、

買い物に行く回数をなるだけ減らし、殆ど在宅で3食食べる今、

ある程度多めに購入することになるのだろう。

 

それでも食べるものに困っているわけではない。

地球上のあちこちで、今も食べ物が手に入らない状態は発生しているに違いない。

地球のどこかでは、

私たちが普通ではない状態が、常態的に起きているのだ。

 

パスタの棚が、インスタントラーメンの棚が空っぽである事実を目の当たりにした時の、

私のなんとも言えない空虚な気持ちは、

もしかしたら近い将来、当たり前のことになるのかもしれない。

 

PS:それにしても食料品の値上げがしょっちゅう起きている。知らない間に10円20円と上がり、じわじわと家計を苦しめる。今日はいつも買っているパルメザンチーズがなんと半分くらいの大きさになっていて、愕然とした。どんどん暮らしにくくなっていく。