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ユーザのアイデアにいくらお金を払いますか?

今週の「週刊ダイヤモンド」のテーマは、「ツイッターマーケティング入門」だったので、早速、買って読んでみました。

内容的には、まぁ、今までのツイッター本と違う新たな見識や発見的な記事はなかったんだけど、「茨城プロジェクト」のビジネスツイートの事例は一読しておいた方がいいでしょうね。

ビジネスツイートの本質の事例が、ここに書いてあると思いました。

そこに書かれているのは、仕事の悩みなどをツイッターでツイートして、そのレスをビジネスに反映していくというものです。しかも、商品に関することだけではなく、マーケティング的な質問もしているのはオドロキでした。

でも、これはツイートネタとしては使えますよね。

「外国人に自社の商品を販売するにはどうすればいいでしょうか?」
「新商品の企画を教えてください!」
「弊社のホームページを見た感想を教えてほしい」

こんな事をツイートしてみたらいかがでしょうか?

2000年ごろ、掲示板全盛期のころから、上記のような質問をして、ユーザさんの意見を吸い上げようという企画は数多くありました。特に目新しいことではないですよね。

でも、中小企業が自社でコミュニティを構築して、ユーザの意見を聞こうとするのは予算的に時間的にもコストに合わないという意見が出ていたのではないでしょうか?

また、意見が収集できたとしても、誰か知らない人の意見を聞いてもなぁ、、、、なんて言って実行しなかったのではないですか?

ツイッターは、フォロワーさんの人となりが何とかわかるじゃないですか?
また、意見の意図を確認することもDMを使えばすぐに可能ですしね。

それがツイーッターのスゴイところなんですよね。

当然、ツイートして意見をもらうには、ある程度フォロワーさんを集めなければいけないし、時間もかけなくてはいけません。でも、このような事が可能になるのであればコストをかけてやる価値はあると思いませんか?

このようなユーザのアイデアを吸い上げるツールとして利用できるツイッターですが、それに対する費用対効果って、いくらくらいで考えますか?その価値を高く認める企業がツイッターの恩恵を受けられる企業です。

ツイッターでつぶやくこと

げげげっ!最近、ブログを更新してないなぁと思っていたんだけど、1ヶ月近くも放置していたとは。。。。

プライベートでは完全にワールドカップ中心の生活となり、仕事ではツイッターの運用サポートの相談がちょこちょこあり、1年間続けていた仕事が終了になるので引継ぎが大変だったり、またまた新しいサービス立ち上げの話しがあったりで、、、、、

月日が経つのは、ホントに早いですね。ビックリです。

さてさて、最近、ツイッターの運用サポートの相談がちらほら入ってくるようになり、その中で多い質問をここでも回答していこうと思います。

◆多い質問:「何をつぶやいていいのかわからないんですけど」

これまでのブログでも書いてきましたが、ツイッターの目的を明確にしましょう
 「ビジネスツイッターの目標設定」

基本的には一般消費者とコミュニケーションをとっていくために、大体のビジネスツイッターでは、

「4(日常のこと):4(みなさんの専門分野に関すること):2(目的に直結すること)」

この割合でツイートすることが良いでしょう。目的によって、若干、変化しますが、この割合を覚えておくことが良いでしょうね。

こんな提案をすると、「日常のことをつぶやく事に何の意味があるの?」という質問が返ってきます。

それについては、自分でも表現の仕方に困っていたのですが、「クーリエ」の最新号で良い表現が載ってました。

「アンビエント・アウェアネス」・・・・周囲の雰囲気や情報をとらえる能力・状態

それは、そばにいる人の身振り・手振りや溜息などのさりげない行動から相手の気分を察することに似ていると書かれてました。

ツイッターでは、ひとつひとつのツイート自体には意味がないものが多いとしても、それが集まることでその人の生活スタイルが細かく描写されるようになります。それによって、職場の隣の人が咳をしたら、「大丈夫?」って声をかけるように、少しの変化でも気にかけるようになってくるのです。

ビジネスツイートの中での「日常のこと」をツイートする意味は、そこにあります。

親近感という言葉がチープになってしまうほど、今までのマーケティングでは考えられないような消費者コミュニケーションがツイッターでは起こっています。

それは、体験しないとわからないこと。未体験の人は早く始めた方がいいですよ。

そうは言っても何から始めたらいいかわからないという方には、無料で相談にのりますので、メッセージを送ってください。

【ビジネスツイッター】企業アカウントはエイリアン

今日は、暑かったですねー。お昼頃までは、風が気持ちよくて、とても快適に仕事してたんだけど、午後からはついに我慢していたエアコンを使っちゃいました。

あー、しんど。。。

最近は、仕事中にradikoでJWAVEを聞いてるんだけど、久々にstingが流れてきて無性にstingを聞きたくなりCDをかけまくってました。かなり古いCDだからジャケットが日焼けしちゃっていて歳を感じつつも、やっぱりstingはいいね。

みなさんは、stingの Englishman in NewYork という曲を知ってますか?

NewYorkに来たイギリス人のことを歌っているのですが、

その中には、

 I'm alien I'm a legal alien

I'm an Englishman in NewYork

っていう歌詞があります。

alienって元々は外国人っていう意味だったらしいんだけど、映画「エイリアン」のせいで地球外生物という意味も加えられてるんですよね。

その歌詞を聞いていて、ふと思いました。

ツイッターの中の企業アカウントって「エイリアン」じゃね???

エイリアンが地球人と仲良くなっていく過程って、ツイッター上で企業アカウントが一般消費者とコミュニケーションをとっていく過程を全く同じだと思いました。

【エイリアン向け地球人と仲良くなろうマニュアル】

1.まずは危害を加えない存在だと思わせる
2.地球にはない専門的な技術やシステムなんかを紹介する

 そうやって、ウッフィーをためましょう!

3.友達の多そうな人におそるおそる声をかけてみる(声をかけてもらうようになる)
4.仲良くなり、専門的な話題だけでなく日常的な会話をするようになる
5.友達を紹介してもらう

★注意事項★
決して、地球人に対して、うそをついたり、真実を隠したりして、疑われたり、恐れられたりしてはいけません。一度でもそのような行為があると、信用を回復するのには信頼を得るまでの10倍の時間がかかります。

※「ウッフィー」については、こちらをご覧ください。
 ビジネスツイッターで大切なこと
 ウッフィーを貯めるには

 どうですか?なんか企業ツイッターのフォロワーさん獲得方法と似てませんか?w

 従来のメディアと違って、距離感が近付くだけに、信用を失ったら回復には時間がかかります。そこを理解した上でコミュニケーションをとってくださいね。