Elian Da Ros le Vignoble d'Elian 2004

【名 称】 Elian Da Ros le Vignoble d'Elian 2004
【価 格】 2,200円の10%Off(税込)
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/10/10、11
昨年末の10%オフセールのときに購入してそのままセラーの肥やしになっていたワインですが、ここで思い切っていただいてみることにしました。ACコート・デュ・マルマンデというマイナーAOCのワインです。マイナーな産地や品種のワインってついつい興味を持ってしまいますが、このワインを購入したのもそういう動機が大きかったように記憶しています。
さてこの地区、一体どこだ?と思って調べてみると、比較的ボルドーに近い南西地区のようです。なので品種的にもボルドーのものに似通っているのですが、シラーを使用することができるというのが大きく違う点のようです。このワインもカベルネ・フラン、メルロにシラーのブレンドということです。なお生産者はこの地区でも有名な自然派の作り手とか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、わずかに青みがかっているかな、という感じの紫色で、これらの品種のブレンドであればまあこうでしょうね、という趣。香りは、何というかまろやかさを感じさせるものです。あるいは少し還元的な臭いが混じっているのかもしれないのですが、その点も含めて丸みを感じさせるように思います。
では飲んでみます。口に入るといきなり感じたのは、微発泡感。もちろんスパークリングワインのような強い泡でなくてあくまで『微』ではありますが、スティルワイン、しかも赤ワインでこれは普通ではありません。味自体は、香りからも感じたようなまろやかさを持ちつつも適度な赤と黒のベリーが混ざったような果実味が感じられるので、全くの劣化をしているわけではないようですが、やはりこのような微発泡感があるのは全く正常な状態とはいえないのではないでしょうか。少々スワリングしてもなかなか抜けませんし、時間が経過しても軽くはなってきたものの完全には消えません。結局半分を飲んだあたりで、ハーフボトルに移して封印。
翌日残りをいただきましたが、やはりわずかに発泡感を感じます。酸による刺激とは異なる、物理的な感触があるので微発泡していることに間違いはなさそうです。味自体は前日と変わらずでしたが、何にせよこういう調子では違和感を感じながらの飲みとなってしまって普通に味わうことが難しいですね。土曜の夜でもありますし、するっと飲み干してはしまいましたが。
てなことで味わいそのものはロワールあたりの赤ワインのようなソフトで滋味深いものだったのですが、如何せん状態が完全ではなかったようです。もしかしたら「こういうワイン」の可能性も無きにしも非ずですが、まあそういうことはないでしょうし。醸造においてもあまり人為的な手を加えない自然派ワインには、こういうリスクがどうしてもついて回るということでしょうか。これもまた勉強ですね。
Oriol Rossell Rose Brut N.V.

【名 称】 Oriol Rossell Rose Brut N.V.
【価 格】 980円(税込) ※アウトレット価格
【購入場所】 カーヴドリラックス
【飲んだ日】 2008/10/04
本来なら月曜日は飲まない日なのですが、鶏の水炊きと言うこともありアルコールなしでは寂しいなあということで急遽このワインを用意しました。2月のアウトレットセールで買っていたもので、夏になったら飲もうと思いとっておいたのですが、いつの間にか夏は終わっておりました。まあ別に夏以外に飲んではいけないものでは当然ありませんので、ここで登場です。ちなみにラベルがややかすれている程度と、例によってアウトレット扱いとすることの基準の高さが感じられます、
抜栓してグラスに注ぎます。色は、ボトルが透明なので注ぐ前から分かりますが、鮮やかな赤色で、ロゼと言うより赤というべき感じです。泡はそれなりに強めで粒も比較的細かいです。このあたりはさすがにオリオル・ロッセールということでしょうか。一方、香りはそれほど特長的な感じがないようです。ロゼらしいアセロラとかサクランボとかそういう傾向だとは思いますが、かなり弱め。
では飲んでみます。きりっと冷やしていることと泡の爽快感がこれに相俟って、実に爽快に飲めます。味としては、飲む前はその色からそこそこの甘味があるのかなあと想像していたのですが全然逆で、飲んですぐは炭酸の強さやドライさが効いていてあまり果実味は感じられません。舌への刺激が収まった頃になると、徐々に口の中に残る風味に果物っぽさが感じられていきます。とはいえやはり香り同様に味自体の強さはそれほどでもないと言うか、ビール的な飲み口に思われます。通常のブリュットでは感じられるイースト香のような余韻もないですし。
と言ってもこういう味わいだけにかえって鶏の水炊きのようなシンプルな味の料理には実によく合います。料理とワインの相乗効果でそれぞれ良く進みます。気がついたらあっという間に鍋もボトルも空っぽになりました。
てなことで正直なところそれほど印象に残るだけの味・香りは感じられませんでしたが、消費スピードが物語るように実はかなり美味しく飲んだと言うことなんだと思われます。この価格帯の泡物はこういう印象でよいのかなという気もしますので、そういうことにしておきましょう。
Sokol Blosser Meditrina III N.V.

【名 称】 Sokol Blosser Meditrina III N.V.
【価 格】 1,670円(税込) ※セール価格
【購入場所】 ツネカワ溝の口店
【飲んだ日】 2008/10/01、03
アメリカのワインというとカリフォルニアワインは何度も飲みましたが、その他の州のものはこれまで未体験でした。今回はそこから一歩前進ということで、このオレゴンワインを飲んでみたいと思います。ラベルも特徴的ならセパージュも特徴的、なんとシラー、ジンファンデルそしてピノ・ノワールのブレンドだそうです。普通に考えると、ピノがあとの2種に食われてしまいそうな気がしてなりませんが、さてどうなのでしょうか。ちなみに「メディトリーナ」とは何かの神話における女神ということのようで、ラベルにもそれらしき顔が描かれています。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、ピノ・ノワール単独のワインに似た感じで少し暗めで透明度がやや高めの赤色。これはシラー主体のワインでもこういうものもあるのでそんなに違和感はありません。では香りはどうかというと事前の予想とは異なり、やはりピノ・ノワールを思わせる赤い果実の香りが目立つようです。少し意外な印象を持ちつつ、飲んでみることにします。
口に含むと、やはり香りから感じていたようなピノ・ノワールらしさが前面に現れています。すなわち、イチゴのような果実味とミネラルを感じる硬質な舌触り、華やかな余韻。同じくらいの値段のACブルゴーニュとよく似ているのではないのかな、と感じました。多少スパイシーなニュアンスがあるので、そこはシラーの特徴が見えているような気がします。その部分にブレンドのおもしろさが感じられます。なお、ジンファンデルらしさは、私の舌では分かりませんでした。こういう味わいだとは全く思っていなかったので、すこしびっくりしました。しばし時間が経過しても、あまりこの傾向は変わらず。多少濃さというか重厚さが見えてきていなくもないという気はしましたが・・・。いずれにせよ例によって300mlの小瓶に差し替え封印。
2日後、再飲します。すると、初日に感じていたピノ・ノワールらしさはどこへやら、全く分からなくなってしまいました。かといってジンファンデルが見えてきたかというとそうでもなく、シラー主体のワインの抜栓2日後、という印象。そんなこともあるかなあと思っていましたが、この点だけは予想通りだったと言うことでしょうか。面白みは失せましたがまあ十分飲める味ですし、量も少な目なのでするっと完飲。
てなことで非常に独特なブレンドで最初はどうかなと思っていましたが、予想に反してピノ・ノワールらしさがしっかり感じられるワインでした。商品入れ替えのため大幅割引で買ったのですが、これはよい買い物だったと思います。
Happs Cabernets 2001

【名 称】 Happs Cabernets 2001
【価 格】 2本3,675円セットの1本(税込)
【購入場所】 ヴィノスやまざき
【飲んだ日】 2008/09/28
この日の夕食はオーストラリア産のラムチョップのグリル。ならばワインもオーストラリア産、と言うことでこのワインを選びました。ヴィノスやまざき赤白ワインコース8月分の赤ワインです。オーストラリアって値段の割には質の良い印象があって本プロジェクト的にはかなり重要な産地であるはずなのですが、どういうわけかあまり食指が伸びません。何でかはよく分かりませんが、ニューワールドなら南北アメリカ大陸に行ってしまいます。そういうこともあり、こういう頒布会形式で自動的に普段あまり買わない産地のものが来るのは良いのかもしれません。
さて本題、このワインはカベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルロ、カベルネ・フランそれにマルベックをブレンドしたボルドーブレンド。南半球の2001年物ということでそれなりに熟成していると思われますが、さてどうでしょうか。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、2001年のものとしてはまだまだ元気というか若さがあるというか、あまり熟成感を示している感じのない紫色で、濃さ・透明度は中庸のレベル。香りは、このブレンドらしい黒い果実の香りに炭っぽい感触を添えたといったところで、ボルドーらしさを感じます。では飲んでみます。口に含むと、香りから感じるように、やはりボルドーっぽい感じの味わいです。中でもカベルネらしさが比較的強く、重厚感とタンニンの渋味がボルドーを思い起こさせるのではないかと思います。ただ、フルーティな感じも十分にありますし、さらにそこに何というかミントとかユーカリとかを感じさせる風味が加わっていて、ただ濃いだけの味わいではありません。
また、2001年物ということでどういう感じかなと思っていましたが、若すぎることもなければ熟成しすぎなこともなく、程よい熟成感ですね。むしろもっと熟成しそうな気もします。ちなみに1年前に飲んだ同じくオーストラリア(産地は全然違いますので荒っぽい比較になりますが)これと比べると、今回のワインの方がさらにフレッシュで凝縮感が高かったように思いました。
全体の印象としては、カリフォルニアみたいに陽気なわけでもなく、チリのように樽が効き過ぎということもなく、バランスの良さが目立ちます。実に飲みやすいです。そんな感じのワインなので、あっという間とまではいきませんが、するするっと全部飲み干してしまいました。
てなことでこれはなかなかよいワインでした。冒頭にも書いたように、頒布会でなければ手に取ることはなかったと思うので、そのメリットを享受で来たかなという気がしました。同じワイナリーのシャルドネが同時に来ておりますので、こちらも近々飲んでみたいと思います。
La Playa Block Selection 2007 Chardonnay

【名 称】 La Playa Block Selection 2007 Chardonnay
【価 格】 1,380円の8%引き(税込)
【購入場所】 サンタムール
【飲んだ日】 2008/09/27
この日は日中、御殿場のプレミアムアウトレットへ行きました。私個人的には残念ながら特に良い買い物はなかったのですが、なかなか楽しむことができてよい休日でした。その後新宿・渋谷をいろいろ歩いて回り、結局一日中よく歩いてちょっと疲れたので、夕食はデパ地下でにぎり寿司を買って食べることにしました。これに合うかどうかはちょっと分からなかったのですが、大外しはしないだろうということで在庫の白ワインからこれを選択。ラインナップの他のワインがなかなか良い感じだったラ・プラヤのブロック・セレクションの1本です。
抜栓してグラスに注ぎます。色は、思ったよりは薄めの黄金色。裏ラベルによると樽発酵・樽熟成させているような感じ(明記はされてないので詳細不明ですが)だったのでもう少し濃い目かとおもっていましたが、そうでもなかったようです。香りは、どちらかと言えば南のトロピカルなスタイルの方に近いのでしょうが(少なくともこの段階では)それほど厚みのあるものではなく、これに樽香が少しアクセント的に含まれているように感じます。では飲んでみましょう。
口に含むと、舌をピリッと刺激する微発泡感に、パイン・バナナ的な南国風の果実味、これに加えてリンゴ・柑橘系のようなさわやかな感触も同居しているようで、さらに樽由来のバニラ風味も感じられ、なかなかバランス的に面白いところです。ただ、全体的な印象としてはワインショップのサイトで見られるほどは果実味の厚さがあるわけではなく、クリスプでミネラリーなきりっとしたタイプのように思えます。もっとも、もう少し温度があがるとそのように変わっていきそうではありますが。
実際、温度が上がるとともに、だんだんとリンゴからバナナやモモなどの甘味の強い果物らしさを感じさせるようになってきました。ただ、甘味べったりということはなく、やはりベースにはドライさがあるタイプのようなので、それなりに締りのある味わいではあります。ブルゴーニュともカリフォルニアとも違う中庸さではないかと思います。もちろん二分法で言えばやはりニューワールドのスタイルなんでしょうが・・・。で、週末でもあることですしするすると飲み続けて完飲しました。
てなことでこのお値段としてはなかなかの内容だったのではないでしょうか。やはり、ラ・プラヤのこのシリーズは良い感じでお買い得度が高いかと思われます。4種類飲んだところではメルロが一番よかったかな(ワイナリーのサイトを見るとソーヴィニョン・ブランとボルドーブレンドのクラレットもラインナップにはあるらしいですが、これらはお店で見かけなかったように記憶してます)。