写経のすすめ
かねてから「写経」には興味があり、福井県にある曹洞宗大本山「永平寺」を訪ね、初!写経体験をしたのが二年前。
年末のNHKの番組「ゆく年くる年」ですっかり有名。
もともとは、座禅修行として約760年前に開かれた道場で、今は曹洞宗の大本山として四季を問わず多くの観光客が訪れます。
写経とはお経を一字一字写すことでお釈迦様の教えを学ぶこと。
私も仕事がら仏教に触れる機会が多く、「般若心経」にも馴染み深いため、期待を胸にいざ!冬の永平寺へ。
樹齢600年を越える老杉の巨木からは、言いようのないパワーを肌で感じました。
天にそびえ立つ木々に囲まれながら 静かにたたずむ写経道場。
修行中の若いお坊さんが、迎えてくださり、写経のイロハを丁寧に教えてくださいます。
いずまいを整え、腹式呼吸・・・・。正座がいつまで持つか心配でしたが、静寂に包まれる中、不思議なほど筆は進み、集中力が高まってくるのが分かります。
私の写経プチ体験はなんとか足もしびれず終了。東京へもどり、あの静けさと雰囲気があまりにも心地よかったため、紀伊国屋書店でテキスト付の写経本を購入。
たくさんの種類があるのにびっくり!
慌ただしく過ぎ去る毎日ですが、写経本が今、密かなブームというのも分かる気がします。
グランディの独り言
私、二度目の登場、会社猫のグランディと申します。私が何か粗相すると、このようなポーズをとれば、「しょうがないなぁ…」としぶしぶ許して頂けますが、利害関係が発生するビジネスの世界では、こういうわけにはいきません。
お客様は今や「殿様」と言われる時代。
お客様も様々…謝ったから許される時代でもありません。
こんな時代だからこそ、社長の研修では「お葬式で起こりがちなクレーム対応」が人気のテーマだそうです。
車業界では品質世界一と言われたトヨタでさえも現場の社員から社長へのクレーム報告が遅れただけでトヨタの母体だけではなく、日本の産業の信頼を揺るがすほどの大問題に発展しました。
私、猫なりに報告、連絡、相談の基本コミュニケーションについては初心を忘れないように心がけたいニャ~です。
大型の式典には、この人
170センチのスレンダーな長身を活かし、大きな式典会場でも存在感を放つスタッフ…小澤マネージャー。
病院の理事長がご逝去され、病院葬が行われました。式典では、病院側の関係者はじめ、VIPの対応などを担当。
規模の大きな式典の場合、ある程度の準備期間があるとはいえ、式次第通りスムーズに行かないこともたくさんあります。
想定外のことが発生した際こそ、我々の力量が問われます。
私が大きな式典の司会を無事終えられるのもスタッフの先々を読む気働きと絶妙のタイミングで送られてくるアイコンタクトのおかげ。
かくゆう小澤もキャリア・アップし、現在はアテンドだけでなく司会にも挑戦中です。
彼女の前職はなんと「歯科助手」…歯科助手時代はドクターの手元、患者さんの口元に全神経を集中していたと思います。
業種が変われば、視野の広さがプロの条件。
今や式典アテンダントとして会場を見つめる視野は格段に広がり、数千人の参列者にも目配りできる人財へと急成長しています。
今度、もし虫歯になったら相談してみます(笑)