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お葬式セミナー大盛況!

本日、都内にて「お葬式セミナー」が開かれ、400名近いお客様が参加されました。会場内の椅子が足りなくなり、立ち見のお客様も。



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テーマはテレビでも放映された「愛する人が亡くなった時、喪主としてしなければならない25のこと」。
皆さん、熱心にメモを取っていらっしゃいました。


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会場には、無宗教葬用のお花をアレンジした空間を再現。
また、葬儀社オリジナルの素敵なお棺を展示。
布張りを活かしたお棺は、品があり、お花の刺繍が目にも鮮やか。

また、イベント最後にはハリウッド映画でアカデミー賞をとった「おくりびと」で納棺士の指導をしたプロフェッショナルによる実演も行われました。

納棺の実演が無事終わり、ご遺体役をされたスタッフさんが、ホッとしたのか無表情から笑顔になった瞬間、会場は大爆笑。

お葬式セミナーは熱気に包まれ、笑いありの和やかなうちに無事終了しました。

強みは野球部出身…ユニークな人財発掘法

久しぶりの関西出張。
毎年伺うのが楽しみな葬儀社さんがあります。


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私が伺う会社は、研修先のご紹介か口コミ。
こちらの葬儀社さんは雑誌で私どもの活動を目にされ、直接ご連絡いただいいたのがご縁の始まり。
クライアントの前情報もなし、当時この会社さんのホームページもなく、私も正直恐る恐る関西へ。

駅からは車で一時間以上かかるという…どんな人が迎えに来てくれるのだろう?駅で待ってくれていたのは、体格のいい、笑顔が若干ぎこちない(笑)スポーツ青年。
今、考えれば、私よりも送迎を言い使った方が不安だったにちがいありません。
ようやく会館に到着、研修会場には、どう見てもいかつい(笑)男性ばかり。

社長さんが九州大分ご出身で高校野球関係者と懇意なことから、毎年のように、野球部の青年たちが、社員寮完備のこの葬儀社さんに就職。

地元のお年寄りやおばさんたちからは、「若いのにしっかりしている!」、「いつも一生懸命」、「孫のように可愛い」と評判も上々。
社会人経験ゼロの野球少年たちがやがて葬儀のプロフェッショナルに。
全国でも類を見ない、社長のユニークな「人財発掘法」は会社の強みそのものです。


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ある舞台監督の別れ

冷たい雨が降る中、渋谷のとある式場で著名な舞台監督のお葬式が営まれました。
その方の名は青木義博さん。
舞台監督は裏の主役ともいわれ、照明、音響はじめ舞台の空間を作り上げる技術スタッフの統括を担う仕事。

青木さんはスタッフワークだけでなく、演技者の相談にも乗って下さる、カンパニーの成員皆さんに慕われるお人柄だったそうです。

そんな彼を偲び、東京乾電池の柄本明さん、ベンガルさん、宮藤官九郎さん、阿部サダヲさんなど数多の演劇人が涙のお別れをしました。ご霊棺を前に大人たちが泣きじゃくる姿は純粋に美しい光景でもありました。

生前、死期を察してか書類やお写真を整理されていたといいます。
ご遺影はその中の一枚。
仲間たちと酒を酌み交わしタバコをくゆらせる、その一コマからは何ともいえない優しさが伝わってきます。

通夜が始まる前は通常、ご霊棺はご自宅から、もしくは葬儀ホールにご安置され式場に入られますが、ご家族、有志らの希望で、ご霊棺を乗せたお車は、ゆかりの劇場…上野文化会館、新橋演舞場、草月ホール、渋谷文化村シアターコクーン、本多劇場などを巡り式場に。

天国からお葬式をご覧になっていたとしたら…。
どのようにご指導いただけたのだろう…。
青木義博舞台監督が憩われるお葬式という舞台は数え切れないほどのたくさんの涙で幕が下ろされました。