狭いところ落ち着くんですー。の図。
しまった、結局封印出来なかった…
校閲ガール(地味スゴ)は、やはり良いですね。
後味悪いところもなく、ひたむきに。勇気と元気をもらえます。
それはさておき。
直前期における民法です。
民法は、行政法と異なり、論点そのものを把握することが大変です。
さらに、論点を把握しても、微妙な事案の違いで結論が変わるため、当該パターンの整理もしないといけない。
この2つを克服していくことが、重要です。
それでは、直前期において、民法はどういう勉強を心がければいいのでしょうか。
達成度に応じて検討してみましょう。
まず、民法の択一問題について、過去問や模試・答練の問題を大体検討出来ており、概ね問われ方も把握出来ている方。
この方は、テキストを読めば大体どんな感じで問題が出るかが想起できるため、問題演習は割愛して、テキスト読み込みをずっとすべきです。
模試や答練といった機会を利用して解くくらいの感覚で大丈夫です。
民法は、ある程度問題を検討してしまうと、いくら問題の量を増やしても、全く点数が伸びてきません。
不安になるところではありますが、テキストの読み込みに全てを注ぎ込んでください。
次に、問題検討がまだあまり出来ていない方。
民法は、問題を解いた経験が少ないと、テキストをいくら読み込んでも全く成長しません。
そのため、この場合はテキスト重視ではなく問題重視の勉強にしてください。
まずは、過去問。
平成18〜28年度過去問:99問+記述22問
ここに、答練・模試の問題をかき集めていきます。100問くらい欲しいです。
手元に200問くらい用意があるでしょうか。
この問題をバンバン読んでいきます。
解くのではなく、読みます。
読み方は、次の通り。
① 問題文でキーワードと思われる部分に印をつける(キーワードというのは、問われている知識を出題するには、絶対このフレーズは使うよねという箇所です)
② すぐに解説を読み、中身を確認する
③ キーワードと解説の内容が結びつくように何回か往復する
④ 次の問題へ(やる作業は以下同じ)
この工程が終われば、大体の問題に対して、何が問われているのかが把握出来るようになります。
次の問題演習の際には
キーワードと解説をバンバン読んでいく
ということが高速で出来るようになります。
これが完了したら、最後にテキストを読み込んでください。
問題では問われていないパターンも含めて、一気に知識整理が進むと思います。
問題加工→キーワード・解説読み→テキスト読み
という工程が吉です。
闇雲に勉強することなく、正しい方向で常に学習を。
それでは。