行政法の記述式の出題予想の続き+民法の記述式 | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

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すみません。毎日更新するはずが、また滞りました。
ツイッターはまめにやりつつ、アメブロは少しゆっくりやろうと思います。
 
日にちが空きましたが、前回の行政法の記述式予想問題は、行政代執行法の手続を詳細に問う問題でした。
 
解答は、行政代執行法3条のとおり。
 

1項

……代執行……をなすには、相当の履行期限を定め、その期限までに履行がなされないときは、代執行をなすべき旨を、予め文書で戒告しなければならない。

2項

義務者が、前項の戒告を受けて、指定の期限までにその義務を履行しないときは、当該行政庁は、代執行令書をもつて、代執行をなすべき時期、代執行のために派遣する執行責任者の氏名及び代執行に要する費用の概算による見積額を義務者に通知する。

3項

非常の場合又は危険切迫の場合において、当該行為の急速な実施について緊急の必要があり、前二項に規定する手続をとる暇がないときは、その手続を経ないで代執行をすることができる。

 
3項を外して聞いてくるか、それとも、3項そのものを聞いてくるか。
ということころでしょう。
 
次に、民法の記述式ですね。
 
こちらは、出題の傾向が安定しないため、なかなか予想が難しいです。
もっとも、出題履歴を見て、出来る限り、絞り込んでみましょう。
 
R2 総則(意思表示)・物権総論(不動産物権変動)
R1 物権(所有権)・債権各論(第三者のためにする契約)
H30 総則(行為能力)・債権各論(贈与)
H29 債権総論(債権譲渡)・債権各論(不法行為)
H28 債権各論(担保責任)・家族法(財産分与)
H27 物権総論(占有権)・家族法(親子関係)
H26 債権総論(詐害行為取消権)・債権各論(担保責任)
H25 総則(代理)・物権(即時取得等)
H24 債権総論(保証)・家族法(遺留分)
H23 物権(抵当権)・民法総合(代理・不法行為)
H22 債権総論(弁済)・債権総論(相殺)
H21 債権総論(保証)・物権(不動産物権変動)
H20 債権総論(債権譲渡)・債権各論(賃貸借)
H19 債権総論(債務不履行)・債権各論(不法行為)
H18 債権各論(売買)・物権(抵当権)
 
まずは、繰り返し出題されているテーマを確認しておきましょう。
 
2回以上出題されているテーマは
 
代理
不動産物権変動
抵当権
債権譲渡
保証
担保責任
不法行為
 
です。不動産物権変動は、去年出題されているため、除外。
 
すると、代理・抵当権・債権譲渡・保証・担保責任・不法行為が残ります。
 
次に、未出テーマです。
民法の編別に代表的なテーマを整理すると
 
民法総則
 
・ 時効
 
物 権
 
・ 留置権
 
債権総論
 
・ 債権者代位権
 
債権各論
 
・ 請負
・ 委任
 
です。
 
出題履歴からみると、上記の繰り返し出題されているテーマと未出の重要テーマに絞り込みがかけられそうです。
 
もう少し分析をしてみます。が、ちょっと疲れたので、続きが明日にでも。
 

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