読んだり観たり聴いたりしたもの -22ページ目

ジェームズ・キャメロンの深海への挑戦/PrimeVideo

時間が無いのでメモだけ。

ネクストビデオにチョイスしたのは本作。のっぺりした深海は3Dで映えないのでは。
この映画監督が深海への冒険を頑張っていたのは知っていたが、タイタニックなどの映画の延長だと思っていた。逆だった。海洋冒険が彼の本分で、映画はむしろおまけだった。
類い希な行動力で深海に挑むプロジェクトを率いる。そのドキュメンタリとして見応えがある。挑戦こそ人生。元気をもらえる作品だろう。

ジェームズ・キャメロンの深海への挑戦

統計学が最強の学問である/西内啓

時間が無いのでメモだけ。

4月に読んだ本。
データマイニングなどの流行語に踊らされず、統計学的な基礎を理解すれば十分だという主張は好感持てる。
入門書ほど系統立ってないが、ビジネスマン向けの導入読み物としては面白いだろう。


西内啓
統計学が最強の学問である

新PC「HP ProDesk 400 G3 SFc/CT」の設定その後

この所ブログの更新が滞っていた。それというのも、新PCの設定関係でいろいろと忙しかったためである。
先日ぶっちゃんに新PCを買ってもらった話を書いた。4/14に注文し、4/20に到着。その後設定して4/24のブログで、リプレイス可能になったと報告したわけである。

しかし、そこから地獄が待っていようとは想像すらしていなかった。

4/24の日曜はまだ平和だった。翌25日の月曜に惨劇は始まる。前日までに大筋の設定は終えていたため、そろそろと実際の業務をこなしながら、細かい追加設定、例えばサイトのパス入力、などを行っていた。その時、設定上の大きな作業漏れに気付く。そうだ、プリンタの設定をしていなかったじゃん。早速、メーカーサイトを開いて最新ドライバをDL。インストールしてプリンタをUSBで接続。設定完了後に試し印刷。ここまで僅か数分。完璧である。その後しばらくいろいろな業務作業を行って、念のため再起動しておくか~、と何気なく再起動を掛けた。

するとどうだろう。再起動後のPCは、マウスもキーボードも効かないではないか。

あれ?どうした?CPU切替器のネゴ待ちか?
サーバ機との切り替え用にラトックのCPU切替器を使っているが、これまでも、切替時にマウスやキーボードの認識に時間が掛かったり、認識ミスが発生する事がたまにあったのだ。
しかし、今回は違う。何度か切り替えても、うんともすんとも言わない。マウスを直接PCに差しても反応無し。万が一と思って別のUSBマウスを差しても同様。やむなくPS/2マウスを引っ張り出してきて差し込む。反応あり。フリーズでは無いとややホッとする。とりあえず再起動してみる。症状変わらず。デバイスマネジャーを調べてみると、USBコントローラが死んでいる。コントローラを削除して再起動。しかしインストール失敗。

USBコントローラのエラーメッセージを読むと、「このデバイスに必要なドライバーのデジタル署名を検証できません。ハードウェアまたはソフトウェアに最近加えられた変更により、正しく署名されていないファイルや破損したファイルがインストールされた可能性があります。また、出所の不明な悪意のあるソフトウェアであることも考えられます。 (コード 52)」とある。なんのこっちゃ。

とりあえずHPサイトに接続し、USBやチップセット関係のドライバをDLして入れ直す。効果無し。これは困った事になったかもとうすうす思い始める。
HPのサポートに電話していろいろ作業を行ったが、基本的にはドライバ類の再インストールで、やっぱり効果無し。結局、OSインストールし直してダメならハード故障かも、という実験待ちでサポートは終了。

システムの復元をすれば良いんじゃね?と思うだろう。
たしかに、復元すれば戻る。しかし、プリンタドライバをインストールするとまた同じ状態になってしまうのだ。そして一旦USBコントローラのドライバ破損が発生すると、もう何をやっても治らない。各種ドライバを再インストールしてもダメ。システムファイルチェッカーを使ってもダメ。

それも、ここまでの経過は、整理した上で書いているので分かりやすく見えるが、最初は何が原因かも分からなかった。プリンタが原因であると言う事を突き止めるだけでも、数日にわたって何度ロールバックを行った事か。不具合がインストールや接続の直後などに発生すれば分かりやすいが、ややこしい発生条件で、単にプリンタドライバをインストールしたり再起動するだけでは、この不具合は発生しないのだ。その条件とは、
・プリンタドライバをインストールする
・プリンタを接続する
・数分以上待って、プリンタがスリープ状態になる
・上記の状態でプリンタを接続したまま再起動する

これを全て満たす時だけ、USBコントローラの破損が発生するのだ。スリープ状態になったプリンタが接続されてさえいなければ、全く平穏なままなのである。この条件は気付きにくいので、最初の内は、マウスドライバやADBドライバの方を疑っていろいろ調べていたぐらいである。

その後、数日にわたる調査研究の結果分かった事をまとめると、おぼろげに原因が見えてきた。どうやら、ドライバ署名がSHA-2に対応した関係と、対応するUSBドライバのWindowsUpdate経由でのアップデートとメーカーであるHPからのUSBドライバのアップデートの齟齬、そしてその齟齬部分を触ってしまうプリンタドライバ。どうやらWindowsUpadateとUSBドライバのインストールの順番などによって、微妙な違いが生じてしまうようなのである。
完全に究明して対処すれば、復旧も可能かも知れない。しかし、そんな時間は無い。

とりあえず、PCに元から入っていたHDDで再現実験を行うと、HPの提供するUSBドライバをアップデートする前に、WindowUpdateを適用し終えると、この問題は発生しない事を確認した。

ということで、結局それが早いだろうと、SSDをクリアしてOSクリーンインストールからやり直した。大変そうに思って尻込みしていたが、直前に実行済みで、各種設定作業の手順は覚えていたし、それらに必要なサイトやデータの記録は取ってあったので、ビックリするほど迅速に設定できた。多分、最初の時の半分以下の時間で設定できたと思う。

こうして、4/29にようやく本当にPCの設定が完了した。現在は、実に安定して稼働しており、完全に旧PCに代替して使用している。先のレポートでも述べたように非常に快調である。旧PCはもう2,3日電源を入れていない。あと1週間ほど経過して無問題なら、旧PCはリカバリしてヤフオクで販売予定。新PCに元から入っていたDDR4メモリとHDD、そして未開封の付属キーボードマウスのセットも売ろう。予想売価は合わせて1万5千ぐらいかな。

最後にバックアップ設定の話をメモ。

元々、LOFEBOATのイメージバックアップ10というバックアップソフトを使用していた。
64bitWin7も対応なので、そのまま使えない事は無いのだが、実はUEFIに対応していないので起動ディスクからの起動ができず、また本体から起動した際も、リブート後の終わり際など綺麗に終了しないということがあって、今回新バージョンを購入した。

LB イメージバックアップ11 Pro

これまで、バックアップは、サーバ機は毎日定時サイクルバックアップ、クライアント機は大体月に一度手動でバックアップ、という体制だった。業務データは常時サーバにレプリケートされ、開発データは常にVCSで管理しているので、これでおおよそは問題ないはずである。万が一PCがつぶれても、他のPCで業務は滞りなく進められるし、その間に新PCを用意して設定すれば数日で復旧するだろう。今回のPC設定トラブルも、これによく似た状況だったとも言えるわけだ。

しかし、今回、SSDという未経験のデバイスを導入した事で、若干不安に思う点が無いわけでも無い。よって、クライアント機でも自分が使うこのメインPCは、毎日バックアップする事にした。そうすれば、もしSSDが破損しても、日本橋まで行ってSSD買って帰ってリストアすれば、最速で3時間ほどで復旧できる。安売り時に予備のSSDを購入しておけば、1時間程度で復旧可能だ。これは心強い。

具体的なバックアップの方法は、PCにUSBで繋いでいるデータ用外部HDD(500G)に、上記バックアップソフトで、サイクル差分バックアップをしてやる、というものだ。その構成自体は全く問題ないのだが、さて、では何時バックアップするか、という問題があった。
サーバ機は朝から夜中まで稼働しているので、夕食の時間にバックアップ処理を行うスケジュールにしている。もっともサーバアクセスが少ないだろうという時間帯である。一方、クライアントPCは使用時間がマチマチだ。スリープになっている事もあり、きっちり時間を決めてスケジュールするには向かない。寝る前のPC終了時に、バックアップ後電源を切る、というオプションがあればベストなのだが、それを実現するには一手間必要だ。

結局、このページを参考にした。PCのドライブは、3つのパーティションに分かれており、サイクル差分バックアップはパーティション毎に設定する必要があるため、バックアップタスクを3つ作成した。その内の最後のタスクは、「終了後電源を切る」設定にする。あとは、参考ページ通りのバッチファイルを作って、タスクを3つ並べてやればOK。終了時にはOSのシャットダウンを押す代わりに、デスクトップのこのバッチファイルを管理者モードで実行しておけばバックアップを取った後に電源を落としてくれる。ログを見ると、大体2,30分掛かっているようだ。

さて、あとは溜まった記録を書くかな。

1日3杯のコーヒーが人を健康にする!/安中千絵

高校生の頃からコーヒー党であったが、あまりこだわりは無かった。吟味した豆を煎って挽き、淹れ方の修練に血道を挙げるような趣味はなかったが、一時期、まだ近所の商業施設にコーヒー豆専門店が入っていた時代に、店主に無理言って生豆を買ったりした事もあった。確かに、それなりの風味は味わえたと思うが、感想の大半を占めたのは、やっぱり面倒だな、というもの。煎って惹いて淹れてで、コーヒー一杯淹れるのに半時間かかってしまう。
一方でインスタントなら、小さじ2杯をマグに入れ、水道水を注いで、レンジでチン。飲みたいな、と思ってから1分以内にはもう飲める。
まあ、たしかに味は違うだろうが、自分はあまりこだわる方では無かった。便利な方が良い。
以来、20年近くインスタント党だった。

妻は、ほとんどコーヒーを飲まなかった。カフェインがあまり良くないと思っていた事もある。たまに一緒に飲む事もあったが、それよりはインスタントコーヒーにゼラチンを入れて作ったコーヒーゼリーを食べる方が多かったろう。インスタントで作ってもそれなりに美味しいゼリーができる。

そんなある日、ふとコーヒーを飲もうと思い立った妻が、自分でインスタントを淹れてみて、そのあまりの不味さに愕然としたという。
こんな不味いものを飲んでいるのかと夫を不憫に思った彼女は、涙をこらえて早速ネットで安いドリップパックを探して注文したという。むろん、夫本人はそれなりに旨いと思って飲んでいるのだが…。
購入したのは、封を切って、カップに乗せて、お湯を注ぐと、すぐにドリップコーヒーが楽しめる、というよくあるタイプの商品である。

ところが、これがことのほか旨かった。あまり旨いので、妻も喜んで飲み始めた。しかも割合コスパが良い。1杯あたり20円程度だ。むろん、インスタントコーヒーの1杯約5円には負けるものの、味と手間を勘案しても、これはドリップの方が良いな、となるほどだ。

私がコーヒーに求めているのは、味と言うよりも、むしろ成分で、平たく言えばカフェインである。逆に、妻はむしろカフェインを避けていて、一時期紅茶にハマった事もあったがカフェインレスの麦茶に落ち着いたという経緯もある(カフェインよりもシュウ酸による結石の予防という目的の方が強いかも)。
ところが、このお手軽ドリップコーヒーを飲むようになったら、結構体調がよい事に気がついた。体調と言うよりむしろ気分だろうか。
そこで、毎朝一緒にコーヒーを飲むようにしたところ、これでもう1ヶ月ほどずっと非常に調子が良い。
すっかり我が家の朝の習慣になった。

そんなときに、妻が見つけてきたのがこの本。
コーヒーの有効性がいろいろと書かれている。この手の本なら当然の、トピック形式の平易で読みやすい文章などは当然だが、著者が研究者出身で、キチンとエビデンスを意識して書いているところがポイントだろう。その上で、よくある他の健康に良いと喧伝される食品とは異なり、コーヒーには特に明らかな効用のエビデンスが見つかる、とても珍しらしい食品であると結論づけている。
コーヒーの効用は大きく分けて、カフェインと、クロロゲン酸(ポリフェノールの一種)によるものが多いらしい。
よくあるインチキ健康食品本とは一線を画し、キチンと知的で良識ある書き方をしており、信頼に足ると思われる。ただ、その分、その手の本やテレビの喧伝になれた現代人にはインパクトは薄めに映るかも知れない。コーヒーのダイエット効果は1年で1kg!とか言われて、たったそれだけ?と思うような人には向かないだろう。

そうそう、先の映画を見ていたので、著者は昔タニタで栄養士をしていたとの経歴を巻末で読んで、この人か!と奇遇な縁を感じた。

安中千絵
1日3杯のコーヒーが人を健康にする!

Vita/タイムトラベラーズ/レベルファイブ

と言うわけで、ひとまずクリア。のんびりでも10時間程度と、ボリュームは少なめか。

しかし、そのストーリー表現は、中々良かった。正直、前半は映像的にもテキスト的にもイマイチな印象で先行き不安だったが、中盤以降、かなり盛り上がってラストまでつなげたと思う。
ラストとルサンチ☆マンが見得を切って奮起するシーン。この2つが最も感動したかな。前のエントリでも書いたが、実際、映像的にはかなりギビシイ表現になってしまっている。アニメ調の3Dモデルとそのモーションがかなり前世代的だからだ。具体的には、ポリゴン数の少ないモデルや、気になって仕方ないリップシンクのずれ等である。しかし、演出、特にBGMとボイスなど音楽的要素にかなり救われて、全体としては表現として十分なものに感じられたようだ。
トータルの感動度としては素晴らしいものがあり、個人的には、シュタゲ0よりはよほど感銘を受けた。

トラベラーズ、というタイトル通り、時間跳躍の表現をもっとプレイヤーは期待したろう。が、「命に関わる出来事があると無意識に時間をさかのぼってやり直せる能力を持ったトラベラーズ達」という設定。それが実はプレイヤーの選択やり直しの事ですよ、という、さりげない設定には、案外気付かないプレイヤーも多いのでは無いかと気を揉んだ。タイムトラベラーなんていないじゃんとか思ってそうだ。

多分、制作上の予算とスケジュールの関係でいろいろと制限を受けたのだろうなと感じたが、美琴が何度もやり直したはずの一日を、その各回のみことの視点でじっくりとプレイできれば楽しかったろうと思う。さあこれから、という所でバッサリカットは悲しいよ。

また、殆どストリー分岐のようなものが無く1本道なのは残念だった。また、選択肢も、三択でも明らかに、正解・不正解・ギャグと分かるような構成で、他に選びようがないというケースが多く、若干興ざめだった。大仰にプレイングシネマと銘打っているけど、要は単なるQTEで、鬱陶しいだけで何も面白い事はない。

ヒロインのみことが沢城さんだったのに気付かなくてビックリした。言われてみれば。熱演していたし、良かったと思うが、ゲーム全体としてみるなら、べつに声優は要らなかったと思う。3Dモデルも、ムービーも要らない。それらの予算を回して、もっとサウンドノベルとしての構造を作り込んで欲しかったなと思う。

ドラえもんネタにはやられたと思った。最初に新藤がちゃんと言っているし。
キーとなるオーパーツの腕時計。何時誰が作ったのか気になるね。

上にも書いたが、BGMが素晴らしい。挿入歌も多数ありどれも質が良い。そして、特にテーマ曲が秀逸なのだが、これを聴いた時すぐに、あ、この歌手はゼノブレイドのエンディングの人では?と思った。調べてみるとまさにその通りで、ビックリした。サントラ欲しいね。

2周目はTipsが追加されるらしいが、あまり興味なし。
現在はクリアで出現したおまけモードをプレイ中。が、現実世界の時間とリンクする構造のため、連続プレイ時間が限られており、要は毎日ちょこちょこ遊べ、という感じの作りで中々もどかしい。

モードクリアなど、気が向いたらまた書こう。

レベルファイブ
タイムトラベラーズ

体脂肪計タニタの社員食堂/PrimeVideo

次のビデオを何にしようかという事になったわけだが、「夜ノヤッターマン」で受けた感動の大きさを思えば、続いて視聴するのに、そんじょそこらのアニメでは荷が重いだろう。直前の傑作と比べられて、「何これ」扱いされては可哀想だし、何より私達自体も詰まらない。

と言うわけで、アニメはしばらく避けて、軽そうな実写のこの映画を選んだ。
何でも社員食堂本が売れてるね、というのは新聞広告などで見て知っていたため、その辺の奮闘記+レシピ映画みたいな感じかなと予想したが、その通りだった。

体重計メーカーの老舗タニタは、新製品の体脂肪計の発売を前に焦っていた。商品に自信はあるものの、どうにも宣伝がうまくいかない。そんな折に、ワンマンのオーナー社長も倒れて入院してしまう。ボンボン育ちで何一つやり遂げた事の無い二代目の副社長は、突然背負い込まされた艱難に、自らを筆頭に体脂肪計メーカーとして説得力の無い太りすぎ社員達のダイエットキャンペーンを提案するが…。と言うような話。

コメディとしてはそこそこ面白いし、軽く眺めて暇を潰すには十分過ぎる内容だったと思う。
問題は実際の企業であるタニタの社内の真実をどれだけ反映したものかが興味あるところだが、ストーリーはフィクションの様子。そりゃそうだろう。本当にあんなボンクラ2代目が副社長だったらマズイ。

最も感動したのが、ダメ息子が奮起したのを病室の電話で聞いて、父の社長(草刈正雄)が胸を詰まらせるシーン。
あと、栄養士として社員食堂を切り盛りしたヒロインの優香が、最後に「彼はおでぶちゃんなの」的なオチはちょっと後味悪いかなと思った。

ところで、この主人公のボンボンが、ノーコンキッドでキッドを演じたハマケンだった。

ちなみに、我が家の体組成計はすこぶる快調である。

体脂肪計タニタの社員食堂

新PC「HP ProDesk 400 G3 SFc/CT」の購入顛末

以前、Android Studio入れたらPCが重い、という話をした。PCを新調したいものだ、と。
本来なら、アプリが売れたお金で、と予定していたのだが、待ちきれずに、皮算用で先に購入する事にした。
その顛末を記す。

結局、ぶっちゃんに買ってもらったのだ。
正確に言うと、ぶっちゃんボーナス、という名目で用意していた資金の残りから出資してもらったのである。
ぶっちゃんは、晩年、定期往診や療養食、投薬などで出金が嵩んでいた。大体、月に5,6万ほど掛かっていただろうか。むろん、ぶっちゃんの為であれば、幾ら掛かろうと全く問題ではない。問題ではないが、実際に手元にお金がなければ払いようがないのも事実。

なので、昔のエントリでも書いた老後資金用の株式を昨年12月前頃に売却して手元資金を作ったのだ。老後資金を減じたわけではない。今から思うと、ちょうど良いタイミングだったと思うが、当時、購入時からの差益が私の年収分ほど発生していたので、株を売ってその差益の一部を日常口座へ移動したのだ。元本は現金のまま証券口座に残しており、そのうちまた底を打った辺りで株を購入しようと予定している。で、その差益分があれば、当面はぶっちょも我々も困る事はない。そう思っていたのだが、最愛のぶっちょは、用意した資金をほとんど使う事もなくゴールしてしまった。

残った資金は、また老後資金に蓄え直しておいても良いだろう。貯金はいくらあっても困る事はないから。
しかし、ちょっとばかし使っても良いんじゃ無いか、と夫婦で話した。人生を十二分に楽しんでゴールしたぶっちょが、我ら夫婦にも、これを使って人生を楽しむんだよ、と言ってくれたような気がしたからである。ぶっちょのいない淋しさを癒やすためにも、そうする事は有効に思われた。

話が逸れたが、そういうわけで、ぶっちゃんに新PCを買ってもらおう、と言う事になったのである。

資金的には割合潤沢なので、金に糸目を付けずにどーんとつぎ込んで、超高性能PCをゲットする手もある。
しかし、それは本当に人生を楽しんでいる事になるだろうか?
そうじゃなくて、本当に必要な機能を持ったPCを、できるだけ賢く選んでできるだけ安く調達する事こそが、新調PC選定を楽しむ、という所までを含んだ、ぶっちょ資金の使い方に相応しい行為ではないだろうか。

と言うわけで、今回のプロジェクトテーマを「格安なんちゃってワークステーション」購入と定めた。

早速選定に必要な情報を洗い出してみよう。

まず、現状何が困っているのか?

まず、上のエントリでも書いたように、Android Studioを入れたら激重だった、という点。
現在使用しているPCはNECのMK32L/Bという古いマシン。2010年製だが、3年ほど前に中古で3万で購入。
主要スペックだけ書いておくと、Core i3-550-3.2GHz、H55、Win7Pro32bit、4GB、150GBという感じ。
現在、メインのPCで主に立ち上げているのは、Android Studio、業務ソフト、Firefox、Becky、Eclipse、会計ソフト、Word、Excel、WMPなどなど。このうち、最初の二つだけで、メモリの4G(正確には認識するのは約3G)をオーバーしてしまうようで、同時に起動しているとしばしばスワップが始まって固まってしまう。勤めていた十数年前に、Win95のCompaqマシンを使ってフリーズにおびえながらAutoCadR14で必死に図面を描いていた頃を思い出す。HDDが何時まで経ってもカリカリカリカリとアクセスし続けて、重かったなあ。よくあんなんで仕事できたもんだ。

とまあ、回想は置いておいて、その対処を考えると、

・メモリを増やす → OSがWin7の32bitなので4G以上は無意味。
・HDDをSSDに変更する → コスト的には安いが、スワップが早くなるだけで、スワップ自体をなくす事はできないため、どれだけパフォーマンスが上がるか怪しい。
・OSを64bitに替えてメモリを増やす → Max8Gだし、この機種に今から高価な64bit版OS購入はコスパが見合わないだろう。
・新PC購入 → スッキリ解決だがコストが掛かるだろう。

と言う事で、スッキリ解決する4番目の解決方法がもっとも妥当であろうという結論を再確認。

次に、最低限必要な性能を見積もる。

・メモリ → スワップ状況を見ると最低でも6G必要。余裕を見て8G。作業効率を考えて他ソフトの同時立ち上げをひっくるめ、さらにAndroidのエミュレータまでを見込むと8Gではギリギリっぽいので、余裕を観て16Gは欲しい。16Gあれば業務データが全てオンメモリで動くはず。
・グラフィクス → ゲームも動画視聴も配信もしないのでオンボードで十分。
・HDD → 現状からやや余裕を持たせて150~250GB程度あれば十分。この程度の容量ならSSDも狙いやすい。
・OS → メモリを潤沢に積めるようWin7Pro64bit必須。
・光学ドライブ → たまにバックアップ用のディスクを焼くのでDVDマルチ。
・USB3.0 → バックアップ用HDD接続用に必須。まあ新品PCなら付いてないのを探す方が困難。
・ケース → 特に拡張予定はないので出来るだけ小さい方が良い。
・消費電力 → できるだけ小さくする。私の作業部屋にはクーラーがないので、人間と機器がともに安定稼働するためには、少しでも廃熱を抑えるべく、低消費電力構成にしたい。また、コスパのコストには、ランニングコストも当然含まれている訳で、消費電力が下がれば電気代が浮く。ざっと概算でいうなら、私の使用環境では、PCの消費電力を10W下げれば月間電気代が500円浮く計算だ。すると最低でも3年間使うとして1万8千円の差が出る。

その他の性能・パーツは状況に応じて。
予算は、会計処理が面倒なので上限10万で。

と言う事で、今度はここから逆に予算内でできるだけコスパが良いものを選んでいく。
いろいろと調べまくって、2016年4月現在では、私の用途のPCには下記の構成がもっともコスパが良いだろうと判断。

・OS → Win7Pro 64bit
・CPU → Core i5-6500 (3.2 GHz)
・メモリ → DDR4 16GB
・HDD → SSDで250GB程度

コストだけを考えるなら、パーツ単位で最安品を探すべきだが、流石に相性問題でバタバタするのを楽しむ時間は無いのでそこはBTOでざっくりカット。
意外と第6世代Core i5 とDDR4を組み合わせてくれるショップが少ない。また、ゲーミングPCだからと無用なグラボが抜けないセットも多かった。
残ったのは、DELL、HP、mouse、ドスパラ。そして価格勝負でHPに決定。

選定した機種はHPでの法人向ローエンドデスクトップモデルとされる「ProDesk 400 G3 SFc/CT」。
ただ、上記の希望仕様を全部盛り込むと、送料込み税込みで10万6千円とやや予算オーバー。
そこで、希望スペックにアップすると合わせて+24,000円と割高感があるメモリとSSDを、アップグレードせずにデフォルトに選定しておいて、別途購入して用意する作戦とした。万が一相性問題があっても、元に戻せば最低限は動くだろうし。
その構成で、さらにネットで見つけた5%オフクーポンを使って送料込み税込みで76,496円となった。早速注文。

つぎに、別途用意するメモリとSSDの選定。
これも評判と価格を見ながら選んだ。


Crucial [Micron製] DDR4 デスク用メモリー 8GB x2 ( 2133MT/s / PC4-17000 / CL15 / 288pin / DR x8 Unbuffered DIMM ) 永久保証 CT2K8G4DFD8213
7,500円
メモリは重要なパーツなので一流品を選択。2スロットMax32Gまでのマザボなので最大ランク4までOKだろうと考え、安いDRの8Gメモリでデュアルチャネル構成とした。

Samsung SSD 250GB 750 EVO ベーシックキット 2.5インチ 内蔵型 MZ-750250B/IT
7,980円
元々、HDDやSSDは消耗品と考えているので、定時バックアップを取る。そのため、信頼性や寿命はそこそこで良い。そのかわり重視したのは、速度と消費電力。

以上、メインパーツ合計で、送料込み税込み91,976円となった。相性問題がなければ元々の4Gメモリと500GHDDはヤフオクで売って4000円は堅いはず。つまり、送料込み税込みで8万8千円となる。

再度、決定仕様のポイントだけをまとめると、

・OS → Win7Pro 64bit(メディア付)
・CPU → Core i5-6500 (3.2 GHz)
・メモリ → DDR4 16GB (PC4-17000 8GBx2 CL15 DR)
・チップセット → インテル H110
・グラフィクス → インテル HDグラフィクス530(オンボード)
・HDD → SSD 250GB(読み出し540MB/s / 書き込み520MB/s 動作時読み出し(平均):2.4W/ 動作時書き込み(平均):2.8W)
・光学ドライブ → DVDスーパーマルチドライブ
・ディスプレイ → VGA&DisplayPort搭載で2画面出力対応
・電源 → 80PLUS 180W電源 消費電力 標準16W/最大58W(どちらも数Wずつ下がるはず)
・拡張 → PCIe×2スロット
・USB → 前面 3.0×2、裏面 3.0×2、2.0×4

と言うところ。これで送料込み税込み8万8千円(税抜き本体価格のみなら79,800円レベル)なら、かなりのコスパではないだろうか。

上記の計画の元、先々週末に注文し、先週水曜に到着、その後、通常業務の合間に設置と設定をコツコツ行って、ようやくリプレイス可能な状態に仕上がった。

元々の目的は、業務作業とAndroidStudioでの開発をテキパキ行いたい、というものだった。
実際に使ってみて、その意味では、大変満足行く結果になった。感動するほどサクサク動く。むしろ、遅いPCで被ったこれまでの損失を後悔せずにはいられないレベルである。

今後はサクサクと作業も捗りそうである。ぶっちゃん、本当にありがとう。

最後に、下記に実測値をメモしておく。
項目 HP ProDesk 400 G3 SFc/CT NEC MK32L/B
スペック
CPU Core i5-6500-3.2GHz Core i3-550-3.2GHz
チップセット H110 H55
OS Win7Pro 64bit Win7Pro 32bit
メモリ DDR4 16G(8G×2) DDR3 4GB(2G×2)
HDD 250GB(SSD) 150GB
サイズ 95×299.5×270mm 98×385×343mm
重量 約4.5kg 約8.5kg
消費電力
スリープ時 1W 3W
アイドル時 15W 35W
ピーク時 35W 75W
Windowsエクスペリエンスインデックス(1~7.9)
プロセッサ 7.6 6.8
メモリ 7.9 7.2
グラフィックス 6.9 4.9
ゲーム用グラフィックス 6.9 5.3
プライマリハードディスク 7.9 5.9
OS起動時間 22秒 1分56秒
業務ソフト
起動時間 10秒 1分15秒
定型処理1 17秒 2分50秒
Android Studio
起動時間 20秒 1分40秒
ビルド1 7秒 37秒

●SSD(新PC)
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   555.839 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   528.531 MB/s
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :   396.935 MB/s [ 96908.0 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :   297.240 MB/s [ 72568.4 IOPS]
         Sequential Read (T= 1) :   519.109 MB/s
        Sequential Write (T= 1) :   488.050 MB/s
   Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :    34.935 MB/s [  8529.1 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :   128.513 MB/s [ 31375.2 IOPS]

  Test : 1024 MiB [C: 44.9% (43.2/96.2 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
  Date : 2016/04/24 10:18:33
    OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

●HDD(旧PC)
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 5.1.2 (C) 2007-2016 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :    52.513 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :    56.152 MB/s
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :     0.570 MB/s [   139.2 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.300 MB/s [   317.4 IOPS]
         Sequential Read (T= 1) :    49.704 MB/s
        Sequential Write (T= 1) :    55.162 MB/s
   Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :     0.416 MB/s [   101.6 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :     1.287 MB/s [   314.2 IOPS]

  Test : 100 MiB [C: 98.3% (41.0/41.7 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
  Date : 2016/04/20 14:44:18
    OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x86)

●USB3.0(新PC)
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :    97.735 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :    97.498 MB/s
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :     0.572 MB/s [   139.6 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :     0.957 MB/s [   233.6 IOPS]
         Sequential Read (T= 1) :    95.224 MB/s
        Sequential Write (T= 1) :    93.547 MB/s
   Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :     0.502 MB/s [   122.6 IOPS]
  Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :     0.894 MB/s [   218.3 IOPS]

  Test : 1024 MiB [G: 24.9% (116.0/465.6 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
  Date : 2016/04/22 23:36:56
    OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

夜ノヤッターマン/PrimeVideo

以前書いたように、晩の足マッサータイムにビデオを見る事にしていて、録画のTV番組やプライムビデオを重宝している。
とくに、プライムビデオは多数の作品が無料で観られるため、趣味が合わなそうなタイトルでも気軽に試し視聴ができるし、そうすると、やっぱり趣味が合わなかったな、とか、面白そうに思ったのに意外と詰まらないな、とか、大して期待してなかったのに、非常に素晴らしい作品に巡り会ったな、ということが発生して意義深い。

本作も、確かファミ通の情報コーナーか何かで放送時にタイトルを認識しており、一風変わったそのタイトルを心に留め置いていた。なので、プライムビデオのリストを眺めている時に本作を発見して、そういえば、とウォッチリストに追加しておいたのだった。ただ、正直に言うと、その時点では内容自体には、全く興味が無かった。たしかにヤッターマン世代だし、リアルタイムで視聴していた訳だが、全話きっちり見たわけでもなく、印象もそれほどなく、そもそもタツノコ系アニメはそれほど好きでも無いからだ。敢えて言うなら、ヤットデタマンの方がまだ親近感があるかな。

なので、別段何の期待もなく見始めたのだが、その寝ぼけた印象を吹き飛ばすような、大変素晴らしい作品だったので歓喜した。

実際、ここ数年に見たアニメの中では、最も感動したと思う。最終12話を見ながら、喉の奥を熱くし、涙を浮かべて、長い物語で培われた熱い思いの奔流が全て一点に昇華するカタルシスを十二分に堪能できた。

ちょっと変わったストーリーと設定である。
主人公の9歳の少女、レパードは、ドロンボー一味の領主ドロンジョの末裔である。ヤッターマンとの闘いに敗れた祖先は、何百年もお仕置きとして寒村に隔離されていた。その真実を知り、代々甘んじてきた境遇にご先祖を恨むレパード。ある日たった一人の肉親である最愛の母が病に倒れた。村には薬も無ければろくに食べるものすら無い。対岸の、煌々と輝くヤッターキングダム。そこへ行けば薬を分けてもらえるかも知れないと、お目付役のボヤッキーの子孫ヴォルクカッツェとトンズラーの子孫エレパントゥスと共に小舟で海を渡るが、そこで思い知るのは、あくまで迫害され続ける自らの宿命であった。為す術もなく母を亡くしたレパードは、無念の思いを晴らすべく、ヤッターマンにデコピンをする、という復讐を生きる糧に立ち上がる。ヤッターキングダムの奴らは良い奴では無かった。ならば、もしかしてご先祖は、悪人だったヤッターマンを倒すために戦っていたのでは?妄想を膨らませるレパードは、ドロンジョを名乗り、ボヤッキーとトンズラーを従えてドロンボーを再結成。意気揚々とヤッターキングダムに乗り込んだ。しかし、そこでドロンジョが目にしたのは、ヤッターマンに迫害され続ける人々の悲惨な暮らしであった。ロボットヤッター兵達による監視と暴力。搾取と強制労働。母ドロシーと二人で何時かゆける天国と想像したヤッターキングダムは、この世の地獄であった。ヤッター兵から逃げる際に知り合った少年ガリアと少女アルエッテ。彼らもまた両親を強制労働の事故で亡くし、ヤッター兵に怯えつつ不安な暮らしを続けていた。両親を失ったショックで失明し、いつか天使が現れてパパとママに合わせてくれると妄想の世界に閉じこもったアルエットは、自宅に忍び込んでいたドロンジョを私の天使と抱きしめる。ドロンボーをかくまった事により追われる身となったガッちゃんとアルを加えた一行は、ヤッターメトロポリスを目指す道中で、人々を救い、この世界に夜明けをもたらすため、ヤッターマンを倒す事を決意する。そうして辿り着いたヤッターメトロポリスで、彼らが目にしたものは…。というようなお話。

本作の最大の魅力は、やはり、ドロンジョであるレパードのキラキラとしたキャラの輝きだろう。母との誓いを胸に、いつでも笑って前を向く姿勢。9歳の少女が見せる初恋の戸惑いと微熱。何より、人々を救いたいと願い、悪に立ち向かう純真な正義の心。あくまでぶれないこの心意気を、あくまでぶれずに描ききる事が、たとえオールドファッションと揶揄されようと、深みが無いと蔑まれようと、アニメ作品としての、圧倒的なパワーを持つのである。

正直やや中だるみかなと感じなくも無かった中盤の旅路の描写も、最終的に、この1点へ凝集する思いのために必要なものであったのだと今なら分かる。これはストーリー計算では無く、勘とセンスで作られている作品だ。そうでなければ最終12話のあのテンションとパワーは出せっこない。伏線回収がどうたらと小賢しい事をやっていてはダメなのだ。確かに、アラもあるし、オマージュ元がコミカルアニメだとしても許容が難しいご都合主義や説明できないような展開、些末な設定の齟齬などは、数えだしたら切りが無いだろう。でもそれがどうした?あの最終回の感動を目にして、それでもそんな細かい事を気にする人間がいるだろうか?あのアニメとしての堂々の展開、圧倒的なイメージを前にしたら、最早言葉は不要である。

オマージュを下敷きにした設定からも分かるように、ヤッターマンを始め、タツノコの各作品がチラホラ登場する。ファンが見たらピンと来るシーンや展開なども多数用意されている様に思われるのだが、あまり知らないので分からなかった。分かったのは、マッハGOGOGOと、みつばちハッチぐらい。多分、ウラシマンとポリマーも出てると思う。

色彩がとても綺麗で印象的だった。OPEDとか。とくにOPは素晴らしい出来だと思う。主題歌の極限Dreamerも良かったので、mp3を購入してしまった。

先日ガルパンを見て近年出色の出来と書いたが、その思いに変わりは無い。計算され尽くしたアニメの極致だと思う。が、ことアニメの感動という意味でなら、本作が遙かに凌駕するだろうと思う。

本当に素晴らしい作品だった。観られて良かった。

夜ノヤッターマン

蒐集記録 2016/04/18

●PS2 太鼓の達人 あっぱれ三代目 \0 並品
※職場でゲット

Vita/タイムトラベラーズ/レベルファイブ

シュタゲ0も終わったし、ロデアライブアライブもそろそろ大詰めか、と新しいゲームを開始した。

いつかはプレイしようと思っていた、イシイADVである。
シリーズ元祖の「」という金字塔がそびえ、また、漏れ聞く評判(例えば街マニアである伊集院とかの)も芳しくない事は知っているが、それでもプレイしないわけにはいかないだろう。「428」も面白かったし。

2012年に3DSとPSPで発売されたゲームとあって、グラフィクスは前世代的。プレイしたのは後発のVita移植版だが、アイキャッチやシステム回り以外はグラフィクスのアップデートは無い気配である。同列のVita専用ゲーと比すと非常に厳しい感想を抱かざるを得ないが、その辺は、ゲームが面白ければすぐに慣れる部分なので大丈夫だろう。

システムは系統を踏まえ、かなり428ライクな印象。つまり、複数視点によるシナリオが要点で交差し、ある一人のシナリオがトラブルでストップした際には、別の主人公のシナリオをプレイし直して、選択肢など行動を変化させ、その影響でストップを解除する、というシステムだ。
ネタバレ上等のタイトルが、このシステム上で、どう料理されるのか楽しみではある。

まだ開始1,2時間という所で、重力研究所の大事故から十数年後の近未来が舞台と言うほかはストーリーや設定も外観しか分からないが、楽しみにしたい。

また進展があれば書こう。


レベルファイブ
タイムトラベラーズ