今回の精子の運動率は、調整後で33%
以前は10%代(AIHでも難しい数値)だったことも考えれば、まあまあか?
私のほうは排卵直後とベストタイミング。
これでできなかったら、仕方ないね。

お葬式の予定が入ることになってしまったので、11日にクリアブルーで、フライング検査。陰性
遅い生理予定日ともとれるけど、妊娠してたら多少は色がつくと思うことを考えると、期待は薄いかな。
12日、出血あり。ちょっとの茶オリだったからまだ期待も残しちゃったけど、夜には赤くなって、これはもうダメだなー。

子どもが2人いる人のブログなどを見るとちょっとへこむけれど、私には一人いるだけ幸せなんだよね。
でもずっと、ひとつだけの灯が、不慮のことで消えてしまうんじゃないかと、不安でたまらなかった。
それでも、これで最後と決めたんだから、気持ちを切り替えなきゃ。
一人っ子を大事に育てていこう。

人をうらやましい、と思っても、何も変わらない。
今一瞬を大事にしないといけないね。
2人目を望まなくなることで、私自身の生き方をいいほうにチェンジしていこう。
残しておいたベビーものを処理して、家をスッキリさせたら、風通しがよくなる。
もう一人ができるかもという、仕事の逃げもなくなるし、新しいことを始めることもできる。
息子には多少お金をかけても、いいものを買ってあげよう。過剰にならない分別を持ちながら。
自分の子どもではないけれど、姉やいとこの子だってかわいがれるし、何かを教えたりして子どもと触れ合える機会はたくさんある。そうやって心を満たしていこう。

私は一人の子どもを選んだことに、後悔しないようにしよう。
すぐには立ち直れないかもしれないけど、どんな状況だって、楽しいこと悲しいことたくさんある。
育児だって介護だって老後だって、楽しめるように自分の意識を変えなくちゃね。

少し、心が穏やかになってきた。
がんばりまーす!!
さて、2人目が欲しくなって、また不妊クリニックに通い始めました。

私は30代後半に差し掛かり、年齢的にもリスクが高くなる。
ダンナは「もう1人目がいるんだからいいじゃん」と非協力的
でも結婚前から子どもが2人欲しいと思っていたし、今諦めたら後悔するなと思った。
自分が年を重ねたからこそ、兄弟の大切さが身にしみているところだった。
20代はどうでもいい。自分が家族を持つようになって、改めて兄弟とわかちあえることも、助け合えることも多くなったから。

2人目の不妊治療は、なかなか進まなかった。
ダンナが嫌がることやお金も考え、体外受精までは進めないと決めた。AIHオンリー
風邪をひいたり、疲れているときなどは、お休みにした。
それでも1年間で6,7回はAIHをしただろうか。
一度だけ、精子の運動率が50%台のことがあって「がんばってください!」と励まされたけど、妊娠にはいたらず。
そのタイミングで、ママ友に2人目ができて、落ち込んだりもした。

ダンナが提供してくれる精子は、まるで水のような液体が大さじ1/2ぐらい。
これで本当に大丈夫なの!!と何度も思ったけれど、先生は施術をしてくれていた。
HIVの検査も、卵管造影の検査もさせられたけど、問題なし。
むしろ卵管造影は、昔は痛かったのに、今回はまるで痛くなくて(通りにくい人ほど痛いらしい)、先生はやく始めてよー!!と思っただけで終わってしまった。
それでも年は確実にとっている。
最近は、生理時の経血の量が極端に減っていて、3日ぐらいですぐ終わるのが気になってた。
子宮内膜が薄いのか、赤ちゃんのお布団があまりできないってことなのだろうと思って、不妊治療の先生に「大丈夫でしょうか」と聞いたんだけど、超音波を見る限りは問題ないのだそう。
でも、なかなかできない。

卵管造影の後は妊娠しやすいからと言われ、その後3回はがんばってみることにする。
だから5月の施術を最後にすることにした。
毎回いやな顔をしながら精子を用意するダンナに
「次回が最後だから。これでできなかったら、とってある赤ちゃん用の服やおもちゃも処分するから!」と言った。

少し前は、ダンナに対してずっとイライラしていた。
一回の施術の代金だって安くないのに、採精の前日まで夜更かししたり、暴飲暴食したり。当日も2時間以内に持っていくのに、わからない時間に採ってトイレに置きっぱなしにしてしまう。
そりゃどうしても子どもが欲しくないというのなら、仕方ないと思う。
でも協力するなら、しっかり協力して欲しい。
「妻のためにいやいやながらも協力してあげる優しい夫」を演じる必要は、今はない。
全力でやってみてダメなら、少ない回数でも「がんばったけどダメだったね」と諦められる。
中途半端にするから、次回の数値はいいかもしれないと期待してしまう。

これで最後だから。
1年やってみて、自分でもちゃんと覚悟ができた。

鍼に行った翌日は、今年32になるので

大師さまに「厄除け」に出かけた。

どこの神社に行っても「子供が授かりますように。幸せな人生が送れますように」なんてことを

お願いするわけだけど、

パンパンとお参りしてたら、何かがジョバッと出た。

お、おりもの?

なんかいつもより多めのおりものが出てきてびっくりした。

うすく茶色というか、黄色というか。

なんじゃ、なんじゃ、授精の失敗か?排卵か?


ちょっとびびったけど

どうも「人工授精はなかなか実らないもので、まだ2回じゃ序の口だろう」という

考えがあるもんだから、

今回も失敗かもしれないけど、まあ気長に待ってよーぐらいの気持ちになっていた。


1週間後、またホルモン注射を受けに行く。

「ちゃんと排卵してますし、内膜も十分厚いので、妊娠できる可能性も十分ありますからね」

とやさしい言葉をかけてくれる先生。

がんばります。


翌週は、仕事で1週間続けての出張が入り、とても忙しかった。

休むまもなく飛び回り、

ホテルはとにかく【眠れるベッド】を選んで探したのが、本当に正解だった。

途中で、(なんか肛門に触るものが・・・)と思って確認したら、なんとになっておる・・・。

ぎゃーっ 人生はじめての痔なんですけど!!

体が疲れて、じんましんとか出ちゃってるんですけど!!

そんな翌日が、誕生日(まだ出張中)。うわーん。


結婚3年目の・・・なんて、ブログの説明に書いてあるけど、気づけばもう7年目になってました。

こんな32歳になる予定だったっけ。


高温期に入り、ホルモン注射の影響もあるのか、だるい。だるいけど忙しい。

そろそろ生理の開始日だけど、こないのは忙しすぎるせいもありうるなあ。

(ストレスがたまるとすぐ遅れる)

期待は高く持ちすぎず、1週間越したら、妊娠検査薬してみるか。

でも本当は、1週間が待てないのよね。

すぐにでも検査薬してみたい!でも陰性だったらがっかりだし、まだ反応でないかもしれないし。

今回も胸のハリがあって、おりものも多いけど、生理前もそうなんだよなあ。


と、思いながら、ついに妊娠検査薬。


はっ


ブルーのラインが出てる! はっきり出てる!!



やったわー・・・ついにやったわー・・・。

でもでも、子宮外妊娠かもしれないし。(←心配性)

誰にも言わずに、心の中にしまってみる(どうせ、ダンナは待ち望んでないし!)。


週末、はやる気持ちをおさえて病院へ。

おめでとうございます。2回目で授かってよかったですね。

たいのう確認しました。順調ですね。5週3日目になります」

わーわーわーわー。やったーやったー。

心拍が確認できるまで、安心はできないけど、ついにお子が。私にも子どものいる人生が。

喜びをどうあらわしていいのかよくわからない、妊婦でありました。


今回、授かることができた理由を、後からいろいろ考えてみる。

 ・やっとの決心で、激務だった仕事をやめて、体調を整えたこと。

 ・安心できる、技術力も高い不妊治療の病院に通えたこと。

 ・そのせいかわからないけど、鍼を試してみたこと。厄除けに行ったこと。

 ・いやいやだったけど、人工授精になんとか夫を同意させたこと。

自分で、行動的になれてよかった。

夢は、自分で叶えていかなきゃいけないんだな、と思う。


不妊治療で苦しんでいる人、がんばってください!

/

不妊治療専門病院に通いだして、3ヶ月。

フーナーテストをしたら、精子ゼロという結果になりました。

2回目もわずか1個。

なんとまあ。


先生が「旦那さんにはゼロだった、って言わないでくださいね。

男性はけっこう傷つく人が多いですから。

ちょっと少なめだった、という言い方をしてあげてください」と言っていた。

ああ、ちゃんと配慮してるんだなあ、と思った。


うちはもともとセックスレスのところを

「明日テストだからがんばって」とやっているので、

「今ちゃんと出した?ホントに出した?」と思っていたのだけど(あからさまですみませんガーン)。


結果的に数値が出て

「うーん、精子の運動率(と相性か)が悪いので、自然妊娠は難しいと思うんです」と言われる。

人工授精をすすめられ、まあここがステップアップどきかな、と思えた。

人工授精には、夫婦両方の同意書が必要で

旦那どのは前から「そこまでしなくていいよー」と否定的だったのだが、しぶしぶサイン。


でも、「エッチしなさい」と言われるより、「精子持ってきてね」と言われるほうが

精神的にらくだった。

人工授精は、採取してから2時間以内に精子を持っていき、それを洗浄して

器具でちゃっと子宮に入れるだけ。

あとは私の子宮にかかっていて、当日と数日後にホルモン注射を打たれる。


1回で25,000円ぐらいかかるんだけど、

そうそう成功はしないとわかっているので、まあ、これから長旅かなと思っている。

対応のいい病院になり、自分にも余裕が出て、

「どうして子どもができないんだろう。この先ずっとできないかも・・・」と不安にさいなまれることが

不思議となくなった。

年齢に余裕があるわけじゃないけど、ゆっくりがんばっていけばいいんだ、

できること、やるべきことはやってる、先生に任せようという気になった。


1回目は失敗で、生理がきてしまった。

生理がきたときは、少し残念だった。でもまあ、手始めはこんなものだ。


翌月、2回目の人工授精。


不妊治療にがいいと聞いていたので、そちらもトライしてみることにする。

近所の減灸院は、不妊の鍼治療をやっているという。1回6000円~7000円。

毎週通うには痛い出費だが、とりあえず行ってみる。

電話をすると「人工授精したすぐ後が、よく効くと言われています」と言われ

たまたま時間があいていたので、2回目の人工授精の翌日に予約。


以前、腰が痛いときにやってもらった鍼は、あまりよくなくて

あー鍼って私には合わないかも、と思っていたのだけど、

先生がよかったのか、不妊治療の鍼は痛くなくて、とても気持ちがよかった。

女性の先生で、不妊治療の具合や年数などを聞かれる。
全身に細い鍼を刺していくのだけど、主におなかまわりを温めたり

足にある婦人科系のツボを刺激したり。

1回だけでぱっと効果が出るものじゃないので、1、2週間に一度は通ってほしい

と言われました。

うん、まあ、こんな感じに気持ちいいなら、月2回くらいならいいかなー。


これが功を奏するか・・・。乞うご期待!


はーい、2009年です!2年前で更新止まってるけど、もう結婚6年目になりました。


あのまま月0~1のエッチを繰り返しておりましたが

どうにもならず。

そして半年前から、仕事がありえない激務となり、終電、徹夜、休日出勤に。

ホルモンバランスも崩れた感じになって、これは本当にまずい、と

意を決して退職することにしました。


退職はすごく勇気がいって、

ここでやめたら、もう2度と就職できないんじゃないかと不安になりました。

それに、退職するってことは

もう子作りに対して「逃げ」が通用しなくなってくる。

「今週は仕事が忙しかったから、しょうがないよね」と思えなくなってくる。

旦那に対しても、嫌々ながらしっかり向き合わないといけない。

退職してみて、妊娠するための精神的負担から目をそらしていたことを

はじめて実感しました。


でも、もう逃げられない。


退職した月に、また不妊治療に通院する病院を探すことにしました。

それが、2008年12月のこと。


今まで、2,3軒の病院に通院してみて

嫌な思いもしてきました。もう病院に行きたくなくなるほど。

産婦人科は不妊治療をやってくれるけど、単に治療の一環であって

長い時間待っている時も苦痛だし、先生も不安が多かった。

それで、不妊治療にきちんと力を入れている病院に行こうと思いました。


知っていたのは、杉山産婦人科。

不妊治療ではとても有名で、評判もよく、知り合いにもすすめられました。

だけど治療費が高いだろうし、ものすごく待つんだろうなと躊躇。

いろいろ探したけど、やっぱりどこも不安要素が多くて

最終的にここへ行くことに決めました。


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杉山産婦人科に通いだして、今4ヶ月。


この病院にしてよかったと思うのは

完全に生殖医療科が分かれていること、待合室がリラックスできること。

お子さん連れもたくさんいるけど、気にはなりません。

飲み物を飲んだり、雑誌を読んだり、インターネットをしながら、待つことができます。


それから、先生がよかった。

全員の先生は知らないけれど、やっぱりこの治療ばかり専門にやっているので

技がたけている、と感じます。

そして重要なことは、患者の気持ちになって声をかけてくれること。

「精子の運動率悪いですね」というのではなくて

「運動率はちょっと少ないけど、これくらいなら大丈夫。人工授精するなら100点満点の精子です

という言い方をしてくれる。

不妊治療に対する精神的苦痛を、ちゃんと理解してくれる。

これは何ものにも変えがたいと思っています。


それから、仕事をやめて通ったことも、影響しました。

今までは時間に追われていたので、早く受診できないかなと焦っていました。

こういう治療をしていると「じゃあ明日来て下さい」なんてことがよくあって

月に3~4日ぐらいは行かないといけない。

「もう5分で出なくちゃいけないんです」と泣きそうな顔の患者さんを見て、心が痛みました。

もちろん土日は非常に混んでいて、けっこう待ちます。

でも平日は思ったほど混んでいなくて、金額もべらぼうに高い、ということはなかったです。


仕事をやめると、心にもゆとりができますし、睡眠時間も取れ、

基礎体温も不安定だったのが、はっきりと高温と低温に分かれるようになりました。

こんなに違うものなんだ、とびっくりしたほどです。

もちろん、「働かずに家でぐだぐだして、主婦はいいよね」という視線を感じ

言い訳もできずに傷ついたこともたくさんあります。

今はフリーという形で、無理せずに好きな時間に少しずつ仕事をしています。

そうお金にはならないけど、自分のモチベーションの問題ですね。


「今日はお願いします」というメールを送る。

だから結局エッチをするのだけれど

いちいち「もう今日は眠いから、寝るから」というような言葉をかけられるのはしんどい。

そんなことを言って気分を下げさせてから、とりあえず触ってこられるのは、正直萎える。


いつから、こんなに子供っぽくなったのだろう。

大人のキスも、全身への愛撫もない。ペニスを触らせない。

2人で盛り上がれるような、気持ちのいいエッチは、もうないのだろうか。

早漏ではなかったと思うのに、気持ちよくならないうちに入れて、とっとと出すエッチ。

エッチが楽しみになって、早く子供ができるといいね、という雰囲気はもう望めないのだろうか。


エッチの相性ってあるって言うけど、こういうことなのかなあ。


仕事先の人と、話していて

某男性雑誌の企画で「2人で行ける岩盤浴やマッサージにお目当ての人を誘って、2人で半裸で気持ちよくなることをしたら、その後エッチに持ち込みやすいぞ!」というようなページを考えた人がいたそうだ。

しかし話を聞いた女性は、「本当にマッサージが気持ちよかったら、そこで“スキンシップ欲”が満たされてしまう。その後にその余韻を消すようなセックスはしたくない」ときっぱり。

けっこう目からウロコだった。


そうか。女性がエッチで満たされるのは、スキンシップ欲が満たされるからか。

ベタベタ触るという行為だけでなく、触り方によって愛情を感じたり、体の中から気持ちよさを感じたり、終わった後もやさしい言葉をかけてなでてもらったりするだけで、この上ない結びつきを感じるのだ。

これは女性特有のものなのかな?


私は以前、エッチという行為が、幸福感を満たしてくれるものだと、あんまり思っていなかった。

でも気持ちいいエッチというのは、幸福感をもたらしてくれる。

その後は元気になって、楽しくて、仕事もがんばろうという気になれる。

私が今の夫と会った時には、エッチのことをよく知らなかったから、うまく盛り上げることができなかった。

もうやり直しはできないのか。

私は話合うことで、エッチをお互いの妥協点に進化していける気がするのだが、すぐはぐらかされてしまう。


今でも覚えている。

いつだったかエッチの最中に「○○○と言ってみろ!」といわれたことがある。

私はびっくりして、素に戻って「はい?」みたいな行動を取り、嫌な顔をされたのだった。

のちのち、AVビデオなどで、SとかMとかの感情をあおるようなそういう台詞が、エッチの定番だと知った時に「かわいそうなことをしたなあ」と思ったのを強く覚えている。

だから、気持ちよくさせてあげたいなあと思ってフェラチオをした時、「AVみたいなことをしなくていい」と言われたときも混乱した。

どうすりゃええねん!

その気持ちは、今も続いている。

こないだのエッチでだいぶ安定してきましたがー。

あいかわらず痛いです

そんなにグログリやっちゃだめだー!って言ったほうがいいのかな。

事務的にやっちゃだめだー!むう。


左ワキの下に、しこりができる。

若い頃から小さいポツリがあった場所が、大きくなってきた感。ちょっと内出血もある。

ダンナに話すと、「大丈夫だと思うけど、一日も早く病院行ったほうがいい」と言う。

そうだな、と思ったが

「君が皮膚科に行ってくれたら行くよ」と言ってみた。


ダンナは足の裏がガサガサで、水虫らしきものを抱えている。

うつるから早く治して、と言っているのに、ちっとも病院に行ってくれない。

案の定、私の方が発病してしまって、女なのにしがない皮膚科通い

しかもダンナは私の薬をがんがん使う。


しかし「皮膚科は命にかかわらないけど、そっちは重要だから早く病院にいきな」と言われ、カチンとくる。

こういう時に行かせないと、本当に悪い病気になった時も、病院に行かないと言いはるに決まっている。

だいたい、インキンのごとくよく叉を掻くのも、子供が欲しい私としてはとっとと治してほしかったのだ

それを我慢しているというのに。

迷惑をかけても平気な人が、世の中で一番嫌いなのだが、許せるだろうか。

それからは何日か「病院行ってくれよぅ」「君が行ったらすぐ行くって言ってるのに」の繰り返し。

ダンナは「仕事が忙しい」と言っているが、人間本当に必要と思ったことならやれるはずなんだ。


そうして、こうして、一週間。


やっぱりダンナは口ばっかりで、私のために病院に行こうって気はないのだな・・・。



当の私は、自己管理ができているので

実はとっくに病院に行っている。

別にガンだとしても、私は逃げたりしない。残りをもっと楽しく過ごすために頭を使うだけだ。

母親も乳がんを患っているので、自分が確立が高いのもわかっている。

痛いのも死ぬのももちろん嫌だけど、人に迷惑をかけてわがままを言うのはもっと嫌だ。

多分ガンになって後悔するのは4つだけ。

子供を産めなかったこと、もっと旅行に行けなかったこと、ダンナに負担をかけること、親より早く死ぬかもしれないこと

だからこそ、早く子供を産みたいのだが・・・。


診断の結果は、粉瘤。良性の腫瘍だ。

ほうっておいても大丈夫だが、手術をするなら一日がかりだとか。

今は炎症を起こしているので、とりあえずまた抗生物質


なんとなく、母親の最期を思い出した。

父親がベッドのそばにいても、安心できないと言っていた母。

父親は一生懸命介護しているし、かわいそうだなあと思っていたけど、うちのダンナもそうなんだろう。

自分がこんなに病気で苦痛にうめいていても

夫は安心させる言葉もかけられないし、こうしてほしいと思うようには動いてくれない。

イライラしながら「あれして」「これして」と言いつけなければならない。

どうして自分の気持ちをくみ取って、動いてくれないんだろう、と悲しくなる。

相手のことを思うなら、自分のできる最大のことを努力すると思うんだけどなあ。


これは、ちょっと女性的な意見なのかもしれない。

でも、ほっと安心して甘えわがままを聞いてくれる、自分を拒否しない、そんな場所を探してしまうのも事実。

私は最近、疲れたよ・・・。

ゴールデンウィーク。

久しぶりに連続した休みが取れて、嬉しい。

旦那と一緒に遊びに行こうって約束したけど、渋滞がひどくて結局近場。

でもいいか、まあいいか。ゆっくりできたよ。


3月16日のことがあって、なんかちょっと、気持ちに余裕ができている。

旦那とのいろいろなことは解決されていないけど

そんなアクセクしても始まらない、という気持ち。

諦めたわけじゃないよ。気長にかまえよう、それだけ。

これからもきっと、まだまだ大変なことは続いていくもの。


5月5日。

すごく久しぶりに旦那からやってきて、エッチ。

多分「したくなった」ってわけじゃないんだろうけど、多少気を使ってくれたのかも。

でもそういうことが、大事。一歩目だから。

ただ、乳首をぐりぐりぐり~っとされ続けて、もう痛いのなんの。

クリもかなり濡れるまで、ぐりぐりぐり~となでている。

一生懸命努力してくれているのがわかった。

とっても不器用だけど、そうやって歩み寄ってくれるようになってちょっとほっとする。

ちょうど体温上がったときだしね。


5月12日。

知り合いの男性に子どもが生まれたというので、お祝いをあげる。

もう本当にまわりは出産ラッシュ。姉も10日に出産したし。

どの赤ちゃんも、心からかわいいと思える。どの子もやっぱり天使のようだよね。

この男性は、奥さんが妊娠してることもずっと秘密にしてたから子どもできて驚いたんだが、ずっと不妊治療していたらしい。

やっぱり。

子ども大好きそうなのに、子ども作らないから何かあるのかなと思ってた。


もう2年くらい治療していたらしい。

奥さんは働いていた仕事をあっさりやめて、ちゃんと不妊治療専門の病院に通い、ポリープの除去手術を2回受けて、

除去後すぐは妊娠しやすいからがんばって、と言われ、そのタイミングでがんばったらしい。

でも不妊治療していた人は、未熟児や障害を持った子が多いとも聞いて

生まれてくるまでは、とても人に言えなかったのだそうだ。

ちゃんと手と足があって、本当にほっとした、と言っていた。


きっと大変だった。

でも、こうやってちゃんと子どもを授かって、よかったね。

大好きな子どもに恵まれて、本当によかったね。

そう思えた。


私もがんばろう。

あいかわらず、1ヵ月に1度の私からのお願いエッチ。

うまくいくと2度くらい。

2月からダンナの方も忙しくなって、夜が遅くなってしまった。

妊娠しないもんだのう。うーん、状況悪し


でも3月末に「明日なら病院行けるんだけど」っておずおずと言っていた。

私が忙しい時期だったので、それどころじゃなかったけど、言った彼はエライ

病院をあきらめかけて努力していない時期だっただけに、びっくりした。

どこか日を決めていかないといけないのかな。


そして3月16日。

後をひくような強烈なインパクトあるできごと。


その後、楽しいエッチがしたいという話をダンナにしてみる。

何じゃそら」と言っていたから、よくわかっていないかもしれないけど。


4月7日。

エッチをしようとして、なかなかたたないダンナ。

私もあまり濡れない

ちょっとでも濡れれば入れてOKと思っているダンナは「大丈夫、大丈夫」と言う。

仕方ない…思い切って、自分で唾をつけて感じさせてみる

うわーん、かなりみじめなんだけどー!!


努力で何か変わるものだろうか。

本当に彼とエッチしたくないし顔合わせたくない気分になって、数日飲み歩く

その先で「夫婦でそこまで放任な人はまわりにもあまりいない。特殊だよ。

そんなに夫婦間のことを諦めて達観していて、本当に幸せなの?」と

まじまじと聞かれて、へこむ

しかも「欲情してくれなくなった」旨を話すと、「ええー!!!」と大驚きされる。

やっぱりおかしいの、か?

なんか帰ってきて、一人で声を出して泣いてしまったよ

ちょっと離れたほうがいいのかもしれない、と本気で思ってきた。

「同棲すると性欲がなくなる」という知り合いの話も聞いてしまったし。


4月13日。

エロオヤジ(仕事先の人)の飲み会に参加。←でもこの人たち初対面でエロ爆発し過ぎです!

既婚者エロトークをしているうちに、エロビデオを見つけて本当に嫌じゃないのかと聞かれる。

確かに、セックスレスになってから、ダンナのエロDVDの山を見つけたときの脱力感はあった。

もういろんなことに諦めちゃったんだよな…。

DVDなどを拝見して、ご乱交が好きなようだが、それができるわけでもなし。

先見のエロオヤジ様達からは、いろいろと教わって

やっぱり奥さんとのエッチと、妄想エッチ(制服~とかご乱交~とか)は違って

奥さんとはそういうことをしたくないと言っていた。

奥さんとのエッチとエロビデオとは違うのだ、奥さんとは変態的なことをしたいと思わないという。

そんなもんか。恥ずかしさからなのか?

相手が気持ちいいかどうかは、どうやって知るのかも聞いてみたら

ある人は「試してみて」、ある人は「奥さんと話しあう」という。

人にもいろいろある。マニュアルはないのだろう

私のダンナは、本当にどうしてほしいんだろう。やりたくない以外の答えは、どう引き出せるんだろう。

(ちなみに聞いてみると、まったく誘わないくせに、やりたくないわけじゃないよーと答えるだけ)


結局朝帰り。


4月15日。

吉祥寺で、本を立ち読みしていた時。

サイバーセックス依存症のようなものがあることを知った。

性欲とはちょっと別のところで、エロサイトを見ることで自分を保っている人がいるという話だ。

奥さんは自分に欲情してくれなくなって、半狂乱。毎日エロサイトは見るくせに!と思っている。

でも、よくよく調べてみると、その旦那さんは小さい頃親に暴力をふるわれ、自分の思い通りに気持ちよくなれたのがエロ本などでのマスターベーションだったため、それが心のよりどころになってしまったという話だ。

確かに、人の反応を見ないで、自分だけ気持ちよくなればいいというものであるのかもしれない。

エッチはコミュニケーションだからな…。

でも夫婦なんだからさ、それを避けないで欲しいよね。悲しくなるからね。

不妊治療、10月の約束を1回行かなくなってやめてしまいました。

再開するなら、やっぱり2人で考えていく治療にしたい。

2人とも通っていけて、セックスレスで悩んでいることもわかってくれるような

そんな病院に行きたい。

でーもねー、けっこう難しいのよねー。

そう簡単にはいかない。わかっております。

評判のいい病院が一つあるんだけれど、ものすごく待たされるしお金も高いらしい

昼過ぎに行って、診察されたのが20時ってこともあると聞いて、そりゃムリだ。


でも11、12月と、エッチは月1、2回できるようになってきました。

旦那にとっては「子どもを生みたいという妻のための行為」から脱してないけど

いきなりは無理だから、少しずつ喧嘩しつつ…。

お願いしたその日は、今日は嫌って言われることがほとんど。

それで私が不機嫌になるので、次の日に機嫌直してってやってくるパターン。

毎回疲れるけど、無視されるよりはいいのだろうな。


12月のエッチは、またそんなパターンだったけど

いつもより濡れなくて、たたなくて、ダメかっていうところで

すごーく久しぶりに上半身を脱いでみました。

※要は下しか用事がないエッチしかしてもらえなかったのねー

それで、肌と肌を重ねたら

あったかくて、

ほっとして、

気分も高揚しました。

たたないところを、ごく久しぶりにフェラチオしたりして。


もともと、肌を重ねたいとすごく思ってたんだけど、そんな状態じゃなかったから。

あとどうやったら喜ばせられるかわからなくてフェラチオをしたら

あまり喜ばれなかったので、それ以来やったことがなかったのね。

だけど今回は、すごくいいエッチだった。嬉しかった。あは。

こういう気持ちのいいのが、もっとできるようになるといいのにな。

そして相手も気持ちのいいエッチであるといいのだけど。


ところで、

旦那と思ったようなエッチが出来なくて、普段はなんとなく「いいエッチの想像」で

自分の気を紛らわせているところがあります。

相手は旦那でない時も多々あって、それはその人としたいと思っている訳でなく

ありえない展開だとしても、自分の気を高ぶらせようとしているだけ。

ところが

お正月に職場の男性と2人で会う機会がありました。

「近くに寄ったら、すっごいおいしい隠れた名店紹介しますよ」っていうのに乗ったんですね。

もともと、旦那のことを親身になって相談に乗ってくれる人で

(自分としては悩みを相談したことはないけれど、旦那の話をいろいろと話して信じがたいと言われていた)

ご飯食べて、シガーバーに連れて行ってもらって

うち泊まっていく?」と言われる展開になりました。

いやあ、正直揺れたんですけどね。心はね。

でもその直前に行った初詣で、おみくじをひいたら書いてあったんです。


今は一応満ち足りた状態。何事も一度は望みがかないます。

 しかし欲張って次へ手を伸ばしてもそれは難しい。

 日常生活は無事平穏です。平凡だということに不満を抱かずに

 小さくても幸福であることをよく噛みしめなさい。

 周囲の人に現状維持をはかれば、大きな幸運が訪れます


ぎゃー、見透かされているよ! 神様!!!

それで、まあ、さらっとお断り申し上げました。


12月の後半の生理。ちょっといつもと違う。

必ず生理の前に胸が張って痛くなるんだけれど、それがなかった。生理痛もゼロ。

でもまーたどうせ妊娠じゃあないんだろうなーと思って、期待せず。

体温測ってみたら、ずっと低いので、また頑張ります。

漢方はわりといいみたい。

だけど、やっぱり全然続いてなくて、思い出したように飲んでます。

全然別の用事で漢方薬局に行った時に

「こんな不規則な仕事をしていて、女性は特に体に悪いですよ。

 仕事が楽しいのはよくわかるわ。そういう人は、いま多いのよね。

 でもいいかげんになさい

と先生に一括されて、びっくり。いやはやごもっとも。

理屈はわかるんだけどね、そうなんだけどね。

年末、上司に「やめるって言わないでください(このところ、退社する人続出だった)」

と懇願されて、1月にも新しい人が入ってくるということで

退社への心がまた揺れはじめました。

どうする、アタシ!(ライフカードCM風に)