はーい、2009年です!2年前で更新止まってるけど、もう結婚6年目になりました。
あのまま月0~1のエッチを繰り返しておりましたが
どうにもならず。
そして半年前から、仕事がありえない激務となり、終電、徹夜、休日出勤に。
ホルモンバランスも崩れた感じになって、これは本当にまずい、と
意を決して退職することにしました。
退職はすごく勇気がいって、
ここでやめたら、もう2度と就職できないんじゃないかと不安になりました。
それに、退職するってことは
もう子作りに対して「逃げ」が通用しなくなってくる。
「今週は仕事が忙しかったから、しょうがないよね」と思えなくなってくる。
旦那に対しても、嫌々ながらしっかり向き合わないといけない。
退職してみて、妊娠するための精神的負担から目をそらしていたことを
はじめて実感しました。
でも、もう逃げられない。
退職した月に、また不妊治療に通院する病院を探すことにしました。
それが、2008年12月のこと。
今まで、2,3軒の病院に通院してみて
嫌な思いもしてきました。もう病院に行きたくなくなるほど。
産婦人科は不妊治療をやってくれるけど、単に治療の一環であって
長い時間待っている時も苦痛だし、先生も不安が多かった。
それで、不妊治療にきちんと力を入れている病院に行こうと思いました。
知っていたのは、杉山産婦人科。
不妊治療ではとても有名で、評判もよく、知り合いにもすすめられました。
だけど治療費が高いだろうし、ものすごく待つんだろうなと躊躇。
いろいろ探したけど、やっぱりどこも不安要素が多くて
最終的にここへ行くことに決めました。
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杉山産婦人科に通いだして、今4ヶ月。
この病院にしてよかったと思うのは
完全に生殖医療科が分かれていること、待合室がリラックスできること。
お子さん連れもたくさんいるけど、気にはなりません。
飲み物を飲んだり、雑誌を読んだり、インターネットをしながら、待つことができます。
それから、先生がよかった。
全員の先生は知らないけれど、やっぱりこの治療ばかり専門にやっているので
技がたけている、と感じます。
そして重要なことは、患者の気持ちになって声をかけてくれること。
「精子の運動率悪いですね」というのではなくて
「運動率はちょっと少ないけど、これくらいなら大丈夫。人工授精するなら100点満点の精子です」
という言い方をしてくれる。
不妊治療に対する精神的苦痛を、ちゃんと理解してくれる。
これは何ものにも変えがたいと思っています。
それから、仕事をやめて通ったことも、影響しました。
今までは時間に追われていたので、早く受診できないかなと焦っていました。
こういう治療をしていると「じゃあ明日来て下さい」なんてことがよくあって
月に3~4日ぐらいは行かないといけない。
「もう5分で出なくちゃいけないんです」と泣きそうな顔の患者さんを見て、心が痛みました。
もちろん土日は非常に混んでいて、けっこう待ちます。
でも平日は思ったほど混んでいなくて、金額もべらぼうに高い、ということはなかったです。
仕事をやめると、心にもゆとりができますし、睡眠時間も取れ、
基礎体温も不安定だったのが、はっきりと高温と低温に分かれるようになりました。
こんなに違うものなんだ、とびっくりしたほどです。
もちろん、「働かずに家でぐだぐだして、主婦はいいよね」という視線を感じ
言い訳もできずに傷ついたこともたくさんあります。
今はフリーという形で、無理せずに好きな時間に少しずつ仕事をしています。
そうお金にはならないけど、自分のモチベーションの問題ですね。