ドライバーの飛距離アップのコツは、スイング(打ち方)よりも、自分自身のパワーアップ(筋力増強)が要となります。実際に、筋トレをして、パワーアップして、飛距離アップすることができました。もちろん、筋トレだけではなく、ゴルフレッスンを受けて、適切なスイングで打つための練習もを取り入れてます。

 

Ameba公式トップブロガーとして色々とトライしてきたのでドライバーの飛距離アップのコツを紹介します。飛距離アップするコツとしては、(1) 基礎筋力・パワーアップすること、(2) 速く振ること、(3) 適切なスイングをすることに尽きます。

 

 

飛距離アップした効果

  • 過去 : ヘッドスピード38m/s : 約200ヤード
  • 現在 : ヘッドスピード42m/s : 約220~230ヤード

もともと飛ばないタイプでしたのでこんな感じですね。以前は、ヘッドスピードが遅くて、飛ばせませんでした。最近は、筋トレの効果、ゴルフレッスンの成果があらわれてきて、飛距離アップしました。そして、スコアもコンスタントに90切りして、80台のスコアが普通に出せるようになってきました。

 

ドライバーの飛距離アップのコツ

ドライバーの飛距離アップのコツはザックリ3つです

  1. 筋トレしてパワーアップする
  2. 適切なスイング(ドローボール)で打つ
  3. 自分のスイングパワーで叩けるシャフトにする

この3つができれば、ドライバーの飛距離アップが実現的となります。使用するドライバーに関しては、シャフトが長い方がヘッドスピードが速くなって、飛ばせます。私が使ってるドライバーは、45.75インチ、(実質46インチ)です。なので、本気で飛ばしたい場合、長目のシャフトのドライバーを使う方が望ましいです。今現在は PING 425 MAX ドライバーにPING TOUR 173-55(S)シャフトをメインに使ってます。

 

(1) 筋トレしてパワーアップする

ドライバーの飛距離アップには、今以上のパワーが必要です。ゴルフには、筋トレしても意味が無い、筋トレしても飛距離アップしないと言われたりもしますが、筋トレは効果があります。筋トレするといっても、筋肉を増強するだけでは、硬くて素早く動けない筋肉となってしまいます。ゴルフスイングに必要となるのは、素早く動ける筋肉であり、瞬発力が必要となります。

 


↑ 筋トレの効果により私としては上半身がかなりムキムキになった時期のスイングです。筋トレは、ベンチプレス、バーベルスクワット、ダンベルカール などなど、ほぼ全身を鍛えると良いです。たくさんの種目はできないという場合、ベンチプレスとバーベルスクワットだけでも効果があります。

ベンチプレスは、大胸筋を鍛えるのですが、実はゴルフスイングに必要な身体の使い方を養うことができます。腕の力、胸の力だけではなく、全身の力を使っており、下半身のパワーを上半身に伝えて、ベンチプレスを持ち上げるというキネティックチェーン(運動連鎖)を養うことができます。

ゴルフスイングも同じ原理です。ゴルフクラブを手で持ってるにも関わらず、下半身からスイング始動するとか、脚を使えと言いますか。ゴルフスイングもキネティックチェーン(運動連鎖)により、下半身のパワーを上半身に伝えて、ゴルフクラブを振ってます。

ですから、ベンチプレスで鍛えることで、キネティックチェーン(運動連鎖) を養うことができます。

バーベルスクワットに関しては、下半身を鍛えることができます。ゴルフスイングに必要となる、脚力を鍛えられます。臀部、ハムストリング、大腿四頭筋などが鍛えられます。スクワットで下半身を鍛えると、股関節伸展能力が強くなります。股関節伸展能力というのは、骨盤を寝かせたり、起こしたりする動きのことで、屈んだり伸びたりする運動のことです。ジャンプしたり、投げたり、走ったりという動作にも必要となり、パワーの源となってます。

ですので、股関節伸展能力が強いと、飛距離アップできます。

ゴルフスイングも、トップからの切り返しで、しゃがみこんで反力を利用する打ち方が主流となってます。その反力(地面反力)を活かしたスイングというのは、バーベルスクワットで鍛える筋肉を使いますし、動作も似てます。

強い脚力で踏み込むことで、ゴルフクラブを加速させやすくなり、ヘッドスピードが速くなり、飛距離アップできます。

 

(2) 適切なスイング(ドローボール)で打つ

ドライバーの飛距離アップには、インサイドから打つことが求められます。ボールを少し右に打ち出して、フック回転を発生させて、ドローボールを打つことが必要となります。手打ちで、カット打ち(アウトサイドイン軌道)では、スライスボールばかりで、飛距離アップできません。

また、適切なスイングを習得するにあたって、右手を使う打ち方も覚える必要があります。左腕主導とかいって、右手を使わせないようにするスイングが良いという風習があります。たしかに無駄に右手を使ってしまうと、ボールが曲がりやすくなります。が、ゴルフクラブを加速させるための、パワーは右手が要となります。右手で押し込むというか、ヒンジを使います。


ネット検索すると、飛距離アップできるスイング とか紹介されてますが、今すぐに飛ばすのは難しいです。ある程度の知識が必要ですし、既にある程度は打ててる必要があります。また、筋力とパワーも必要となります。本当に飛ばせる理論のゴルフスイングがあったとしても、それを習得するには、体力も筋力も必要になるということです。飛ばせる理論があっても、体力と筋力がおいつかないということが多いです。

 

実は、飛距離アップする打ち方、飛ばせるスイングを習得することがもっとも難しいです。筋トレは、時間を要しますが、継続することで筋肉増強できますし、必ずパワーアップします。

打ち方、スイングというのは、ある程度の筋力が無ければ実現できません。また、自分の頭の中でイメージが湧いてなければ、適切なスイングで打てません。そして、スイングというのは、その日の体調などによって、かなり変わってきますので、進化と変化に気付かないと、なかなか上達できません。

適切なスイングで打てるようにゴルフスクール、レッスンを受けると良いです。

 

(3)自分のスイングパワーで叩けるシャフトにする

以前は、長いシャフトが良いと考えてました。というよりも、長いシャフトの方が飛ばせてました。それは、ヘッドスピードが遅くて、パワーも無かったのでシャフトの撓りに頼っていたからです。スイングパワーが無くてもシャフトが長ければ、それだけで少しだけヘッドスピードが速くなります。

また、シャフトの撓りをうまく使うことで、打ち出し角度を高くすることもできます。デメリットは、ヘッドが動きやすく、バックスピン量が入りやすくなってしまうことです。

筋トレの効果があらわれてからは、硬くて重いシャフトを使ってます。ヘッドスピードは、それほど速くないものの、PING TOUR 173-65(S)シャフトを使ってます。これもフィッターの人が選んでくれたのですが、ぴったり合ってます。右腕のパワーを使って飛ばすことができます。今まで使っていた、長くて柔らかいシャフトでは、パワー負けしてしまって、スライスしか打てません。

ある程度、パワーがついてきたら重くて硬いシャフトにすると良いです。
ドライバーは、PING G425 MAX ドライバーに変更したことで、高慣性で曲がらずに飛ばせるようになりました。

 

飛距離アップは直ぐには難しい

ドライバーの飛距離アップは、なかなか難しいです。飛距離アップに取り組んでも、なかなか飛距離アップを実感できないこともあります。筋トレして、ゴルフレッスンを受けて、走り込んだりしてます。これだけ取り組んでるにも関わらず、ヘッドスピードは、1~2m/sくらしか速くなりません。たったの、ヘッドスピード1~2m/sしか速くならないの?と思われるかもしれませんが、ヘッドスピード1m/s速くなることで、約6~8ヤードくらい飛距離アップできます。ヘッドスピード2m/s速くなれば、10ヤード以上は飛距離アップできることになります。

ネットの飛距離アップできますスイング理論のように、簡単に20ヤード飛距離アップするかは、無理です。

ヘッドスピード1m/sといっても、かなりの努力をしなければいけませんし、継続していかなければ、意味がありません。

なので、今現在 シャフト長さ45.5インチのドライバーを使っていて、ヘッドスピード39m/sくらいであれば、長いシャフトのドライバーを使えば、簡単にヘッドスピードを速くすることができます。ただ、それはシャフトの長さが手伝ってくれているだけです。だけど、それでも飛距離アップはできます。

これからも、飛距離アップするために、様々なことに取り組んでいきますし、自分が取り組んでる内容が少しでも参考になれば幸甚です。

 

飛距離アップのための筋トレの効果

筋トレの効果が出てきました。ヘッドスピードが速くなり、飛距離アップできてます。以前のスイングと比べて、アウトサイド感が薄れてきて、少しだけインサイドから打てるようになってきました。手元が身体の近くを通るようになったということもありますし、バックスイングで捻転を深く入れられるようになってきたこともヘッドスピードを速くしてくれてます。

 

スイングデータ計測

本当は、スカイトラックが使えるところでデータを取りたかったのですが、宣言発令により臨時休業しており、データ計測できません。少し前のスイング動画とデータですが、ヘッドスピード、飛距離、ボール初速は以下の通りとなります。

以前は、ヘッドスピード38~39m/sくらいで、190~200ヤードくらしか飛ばせてませんでした。筋トレとゴルフレッスンの効果で、ヘッドスピード 40~43m/sくらいで打てるようになりました。これは、大きな進化であり、明らかに飛距離アップできてることを実感しました。

飛距離とヘッドスピードの計測には、プロギアのNEW RED EYES POCKETを使いました。
ドライバーは、テーラーメイド M2 D-TYPE ドライバー 45.75インチです。
シャフトはUSモデル装着の Fujikura pro xlr8 56です。
当たってる、打ててる、振れてる感じの音です(自我自賛じゃないです)

ヘッドスピード:42.1m/s
ボール初速:59.2m/s
トータル飛距離:246ヤード


ヘッドスピード:41.7m/s
ボール初速:56.2m/s
トータル飛距離:231ヤード


ヘッドスピード、ボール初速、トータル飛距離しか数値として見える化できてません。本当は、バックスピン量なども明らかにできると、もっとスイング修正しやすくなるのだろうと思います。バックスピン量が多くて、打ち出し角度も無駄に高いような気がします。

 

ヘッドスピードを速くするというのは、ボール初速を速くすることと同意。なので、ボール初速をどれだけ速くできるかというのがポイントになるかと思います。ヘッドスピードは自分(ゴルファー)の能力(体力)、ボール初速はゴルフクラブの性能 と 分けて考えた方が良いとアドバイスをもらいました。言葉をかえると、反発の高いクラブを使えば、もう少しボール初速が出るらしいです。ですが、結果的にバックスピン量が増えてしまうこともあるとのこと。

 

昔はヘッドスピード38m/sが限界だった

ヘッドスピード41~42m/sくらいが速いのかといえば、もっと速く振れる人も多いので、意外と普通かと思います。ただ、ブログを読んで頂いてる人は、薄々感じてるかもしれませんが、私の身長は高くありませんし、体重も軽い方です。スイング動画を見ていただければ判る通り、華奢な体格です。どちらかというと男というよりは、パワーのある女性という感じの体格です。昔は、ヘッドスピード40m/s出てないことも多かったです。飛ばないし、曲がるし、どうにもならなかったですね。

ラウンド中では、常時ヘッドスピード38m/sも出てなかったかと思います。そんな状態から、ヘッドスピード42m/sが出せるようになったのは、自分としてはかなり嬉しいですし、大きな成果を得られたと考えてます。

 

そして、ティーショットで飛ぶようになった、セカンドで持つクラブが短くなったし、レギュレーション通りにラウンドしやすくなりつつあります。次は、ショートゲーム強化課題となってきます。

 

筋トレしたドライバーの飛距離アップの効果や感じたこ

筋トレしたら飛距離アップしました。といっても、まだまだ伸びしろがあります。もともと、ヘッドスピード38m/sくらいで200ヤードが精一杯で、少しでもスライスしたらドライバーの飛距離は180ヤードくらいな感じでした。

最近は、振れば43~44m/sくらいのヘッドスピードが出ます。パワーアップした分、打ち方も考慮しないといけないかもしれません。曲がらずに、イメージしたところにボールを置きにいくとなると、ヘッドスピード40m/s前後くらいが良い感じです。

本日、何度かヘッドスピードと飛距離を計測しましたが、概ね以下のデータとなりました。室内の練習場で計測すると、いつもより2~3m/sくらいヘッドスピードが遅くなります。室内なので窮屈感を感じておもいきり振れてないか、室内だからレーザーの反射が悪いか? どちらかだと思います。

ヘッドスピード : 39.7m/s
ボール初速 : 57.9m/s
飛距離 : 240ヤード


ドライバー : テーラーメイド M2 D-TYPE
シャフト : Fujikura pro xlr8 56(S)


USモデル標準装着の仕事しないシャフトで、上述したデータが出せればかなり良い方かと自賛です。

 

筋トレと飛距離アップは、これで終わりではありません。
まだまだ、筋トレを続けていきますし、スイングの方もレッスンで調整していきます。

飛躍的な飛距離アップではありませんが、自分ではかなり効果が出てると感じてます。パワーアップすれば、ドライバーの飛距離だけではなく、アイアン、フェアウェイウッドも飛距離アップしますから、セカンドショットで選択する番手も変わってきます。以前は、飛距離が出なかったのでセカンドショットでフェアウェイウッドを使うことが多かったのですが、最近はアイアンでグリーンを狙っていけるようになりました。

筋トレしながら、ゴルフをしてきて気付いたのは、ヘッドスピードが速くなってますが、ゴルフスイングの土台となる下半身がうまく使えるようになった気がします。インパクトまで右脚踵が浮き上がらないように粘れるとか、左の壁が作れるようになったとか、ショートアイアンやウェッジなど前傾が深い姿勢でも身体が浮き上がらずに耐えられるようになったとか、耐える、粘る、我慢できるようになったように感じます。つまり、スイング軸がズレないというか、スイングエネルギーを効率よく伝達できるようになりつつあるというか、そんな感じがします。

 

ベンチプレスで鍛えた上半身

ベンチプレスで鍛えてもゴルフにはあまり効果がないと思われてることもありますが、めちゃくちゃ効果があります。ベンチプレスで上半身を鍛えることでパワフルなバックスイング、ダウスイングが可能となります。ベンチプレスは、大胸筋だけではなく、広背筋も自然と鍛えられます。大胸筋を鍛えるということは、背中を鍛えることでもあり、背中を鍛えるには、ある程度の大胸筋が無ければ鍛えられません。大胸筋と広背筋は、主導筋と拮抗筋の関係にあるからです。

 

バーベルスクワットで鍛えた下半身

今のところ下半身を鍛えてる最中ですが、バーベルスクワットで下半身を強化することで、スウェーしない粘れる脚力になりました。また、股関節を回旋させるための大殿筋(お尻の筋肉)、内転筋、大腿四頭筋などを強くすることができました。脚力が強くなれば、地面を蹴るパワーも強くなり、強いエネルギーで股関節を回旋させることができます。

今の筋トレの雰囲気からすると、これが限界ですね。筋トレの方が、停滞期 【 筋トレの停滞期(プラトー) 】 に入っており、もっと負荷をかけた筋トレが必要になります。そして、ある程度の効果が出てくるまでは、しばらく時間を要するらしいです。

なので、あまり効果を感じないけど、ハードな筋トレを続けないといけないみたいです。これからは、太もも(大腿四頭筋)、お尻の筋肉(大臀筋)などをもっと鍛えていこうという予定です。

夏くらいまでには、ヘッドスピード44~45m/sくらいは超えたいなと考えてます。

1日1ミリでも前進するゴルフで頑張ります!