最近、シャフトのことを勉強してます。というか、色々なシャフトを試させてもらうことで、かなり自分の中にシャフトの知識が蓄積されてきました。

筋トレして、ガッツリとレッスン受けて、適切な身体の動かし方が判ってくると、ヘッドスピードも速くなってくるので、シャフトの剛性、ゴルフクラブの重さのことなども色々と試したくなってきます。

ヘッドスピードが速くなったといっても、大したことないのですが。

最近、シャフトで気になってることは、走り系と呼ばれるシャフトです。
走り系というのは、先端側が撓る、先調子のシャフトのことを意味してることが殆どです。

先調子のシャフトは、ヘッドが走る、つかまる、スライスが減らすとか紹介されてることもあります。以前、この情報を鵜呑みにしてきました。標準装着シャフトなんかだと、けっこう先調子、先中調子のシャフトが多くて、ヘッドスピードが遅い自分にとっては、ヘッドスピードを速くしてくれるという補助機能もあるようです。

たしかにシャフト先端が撓る(動く)というのは、ヘッドが加速しやすくて、ヘッドが走りやすいです。だから、走り系とか呼ばれるのだろうと思います。ですが、ある程度打てるようになってくるとヘッドが戻ってこない感覚があり、待たなければいけなくなります。この間合いが合わないとスライスすることが多い気がします。

先調子=プッシュスライス というイメージが強くなりました。

M6ドライバーのSpeeder 661 Evolution V 装着モデルが、地味にスライスが出やすかったです。
直ぐに買取に出しましたけど。

うまい詳しい人に聞くと、先調子・先中調子というのは、やっぱりスライス出やすいそうです。別にスピーダーが特別ダメという訳ではありませんし、悪くいうつもりはありません。このシャフトに合う人も居ますから。

スイングのスピード、タイミングなどによっては、先調子・先中調子が合うという場合もあるので、一概に先調子・先中調子がダメとは言い切れません。私も以前は、先調子・先中調子のシャフトの方が良いと思って、先調子・先中調子のシャフトばかり使ってましたから。

先日、プロギアの最新モデルを試打させてもらったときは、スピーダー6を装着して頂けました。カタログ表記だと中調子なのですが、手元側から真ん中にかけて撓るイメージで、ヘッドの重さを感じやすいというか、トップでもヘッドの向きというか、位置を感じやすい印象がありました。

最近、シャフトの種類も加速すかのようにモデル数が増えてきてる気がします。
それだけ、選択肢が増えてきてます。が、選択肢が増えて迷いやすいというのも事実です。

そして、シャフトというのはフィッティングしてみないと自分に合ってるか判らないのですが、意外とネット通販とかで試打とかせずに、スペック表記だけ見て、さっくりと購入してしまう人も増えてるように思います。私もそのひとりですが。

ある意味、すごい時代になってきたな~と思ってます。

シャフトは、使ってみないと判らないことが多いです。シャフト変更するだけで、ヘッドスピードが速くなることもあるし、スピン減らせるし、曲がらなくなるし、飛ばせるようにもなるので、とても重要なのですが、なかなか自分に合ったシャフトを見つけるのは難しいですね。

そのときの体調によっても違ってきますから