先日、バージョン 6.6 をインストールしたと思っていましたら、もう、新版 7.0 が出ていました。となれば、即、ダウンロード。何はともあれ、早速インストール作業に取り掛かりました。結果はいつもの簡単なメモに仕上げましたので、お暇なときに思い出してください。メモ


ホームページの紹介記事です。

「Linux Lite は、Windows から Linux ベースのオペレーティング システムへの移行を可能な限りスムーズにするために作成されました」。

Windows からのお客さん取り込みに躍起のようですね。
 

 

インストールしたオールドマシンはこれです。ハードオフで 2,200 円で購入した 16 年も前の Vista 世代のマシンです。HDD 無し、バッテリーがパーでした。


NEC   LaVie   LL750/S
・発売  :  2008/12
・CPU:T8100 Core 2 Duo 2.4GHz
・メモリ:4GB
・15.4"ワイド




今回も使用するツールは、「Ventoy  USB 作成ツール」です。これは USB に ISO ファイルをコピーするだけで活用できます。
 


さて、本当に羽のように軽いのか、インストールしてみることにしました。
 
1.  インストール
2.  Welcome
3.  日本語入力設定
4.  設定マネージャー
5.  メモリテスト


これから始めていきますが、インストーラは毎度お馴染みのものが使用されていますので、トラブルなくスムーズに進めていくことが出来ます。

1.  インストール 

最初にライブ版からインストーラーを起動し、作業を進めていきます。

a.  ようこそ 

一番下にある日本語を選択します。



b.  キーボードレイアウト

一番上の日本語を選択しています。


 
c.  アップデートと他のソフトウエア

ダウンロード中にアップデートするように、ここだけチェックを入れています。

 

d.  インストール種類1

マルチブートでパーテーションを使用していますので、一番下の「それ以外」を選択しています。



e.  インストールの種類2

ここからはインストール先パーテーションを、自分の環境に合わせてフォーマット、マウントポイント等の設定をします。



このように設定してみました。

・利用方法 : ext4
・初期化 : する
・マウントポイント : /

 


f.  タイムゾーン

タイムゾーンの設定はデフォルトのままです。


 
g.  情報入力

自動ログインにチェックを入れ、アカウント、パスワードを設定します。 



h.  インストール中

インストール中です。

 

i.  完成

インストール完成しました。



インストールが終わりましたので、再起動し、次へ進めていきます。

2.  Welcome
すぐにポップアップしてくるのが、「ウエルカム」画面です。初期設定は左側の「Start Here」から始められますので、「アップデート」と「言語サポート」を触ってみました。




a.  アップデート
アップデートは左欄をクリック、 Step1 から始めていきます。




アップデート中です。



アップデート終了しました。



b.  言語サポート
次は Step 4 の「 言語サポート」です。これを適用することで、「日本語入力」、「メニュー表示」の日本語関連が充実されます。これを忘れると、本当に痛い目に合わされますよ。

 



変更を適用しています。



日本語が追加されました。



極楽はぜに不要な英語関連を削除しています。



日本語を第一優先にするため、「日本語」を上へ配置します。



結果、メニューが日本語化されました。



次へ進めていきます。

3.  日本語入力設定
日本語入力設定に進みます。

a.  Mozc 確認
日本語入力を確認するためパッケージマネージャを起動してみますと、「ibus-Mozc」がインストール済でした。




b.  IM システム 変更
言語サポートで「IM システム」を確認します。ここではもちろんデフォルトの「ibus」になっていました。




c.  入力メソッド

設定 / 入力メソッドの設定をクリックし、日本語キーボードと Mozc を確認します。これを確認しないと、ツールバーにキーボードアイコンが出てきません。



何故か「日本語 Mozc」がありませんでしたので、追加しています。



d.  mozc アイコン

ログアウト / インしますと、ツールバーに mozc アイコンが出現、日本語入力が出来るようになりました。 



さて、基本設定が終わりましたので、余裕があるときにやっておきたいカスタマイズに移ります。

4.  設定マネージャー

メニューの下左側のスパナ・アイコンが「設定マネージャー」です。システム関係の設定が多くリストアップされていますので、すぐに出来そうなものを選んで動かしてみました。



a.  ライトソフトウェア

厳選されたソフトウェアがリストアップされていて、インストール、リムーブが簡単に出来るようになっています。

 Select a Task


ソフトウェアの一覧表です。




b.  ウィンドウマネージャー(詳細)

極楽はぜのオールドマシンは言うまでもなく低性能ですので、便利な機能と言われるものをほとんど外してしまっています。そんな事をしても、特に使い勝手が悪くなってはいないようです。




c.  電源管理

この電源管理では電源ボタンが押されたときの動作、システムトレイアイコンの使用、デスプレイ電源の切断時間の設定をすることができます。


 

d.  セッションと起動

ここでは自動開始アプリケーションの選択ができます。勝手に起動させたくないアプリは、ここでチェックを外すことで、無駄にリソースを消費されることを防ぐことが出来ます。




e.  ライトウィジェット
何かなとクリックしてみましたら、お馴染みの Conky が起動しました。



シンプルな表示になっています。



f.  ファイアウォール構成

「ファイアウォール構成」から、ファイアウォールを設定してみました。



設定画面が現れますが、全く内容を理解できませんのでお手上げです。ただ、デフォルトで「パブリック」設定になっていますので、なんの問題もなくこのままで使用できそうです。
 


いつもの使い慣れた設定でしたが、少しだけ自分好みにしてみました。

次へ進めていきます。

4.  メモリテスト
いつものメモリテストです。起動時とブラウザ起ち上げ時のメモリ使用量を見ているだけですか、Lite の結果は普通の Xfce 版よりやや重めでした。

# free -h


今回は、指示通りに「言語サポート」を先にインストールすることにより、日本語関係の処理をスムーズに進めることができました。極楽はぜは、いつもマニュアルなんかは見ないで、エイヤーとインストールしているのがバレてしまいました。

 

これならば、「私たちの継続的な使命は、Windows から Linux Lite への移行をできるだけスムーズにすることです」を実現することが出来そうですね。

 


近所のりんごの木は、グングン成長を早めてきているようです。


ネットニュースにこんなことがありました。
 

「りんご研究所では、本年度2回目の生産技術研修会が開かれました。研究員が、主力品種「ふじ」の一部園地で今年、受精がうまくいかず結実しない「不受精花(通称カラマツ)」が多く見られると報告しました。「昨年の猛暑やマメコバチなど受粉を担う昆虫の減少、園地の立地条件といった複数の原因が可能性として考えられる」と言うことでした」。

 

これは心配ですね。

 

最近の極楽はぜは、前立腺がんの治療ため、第二回目の新しい「抗がん剤治療」を始めることになりました。そのために一週間入院、点滴後の副作用確認などをして問題なしと判断され、無事退院することができました。これがいつまで続くのかは治療効果次第だとのことでした。では、また。

がん治療身体にライトとはいかず