最近の極楽はぜは、あちこちのオールドマシンへインストールしては食い散らかすインストール・マニアになってしまいました。その結果が、USB が机の上に散乱する状態を作っています。USB の本数の多さもさることながら、どの USB が何の USB か判別がつかなくなっているのです。今回はそれを何とか解決しようとしたのがテーマになりました。どんな結果になったかは簡単メモをご覧ください。メモ

 

 

今回使用するのは初めての「Ventoy」です。Wiki にこんな説明がありました。

 

「Ventoy は、iso、wim、img、efi ファイルなどのイメージ ファイルをメディアに書き込み、起動可能なUSB ドライブを作成するために使用される、無料のオープンソース ユーティリティです」。

 

何か使えそうな予感がします。期待で胸がワクワクです。

 

 

インストール用に使用している USB 達です。足りなくなりそうなので、追加購入してストックもあります。

 

 

今回はこんな事をしてみました。初めての経験ばかりでしたので、見当ハズレのことがあるかもしれませんが、その節はあしからず。内容はアチラ・コチラからのコピペで出来上がっています。皆さん、有難うございました。

 

1.  Ventoy とは何ですか

2.  Ventoy のインストール

3.  「ブート USB 作成ツール」のセットアップ

4.  インストール用 ISO ファィルのコピー
5.  Ventoy からの起動

6.  インストール用 ISO ファィルの入替え

 

1.  Ventoy とは何ですか

Ventoy は、ISO、WIM、IMG、EFI ファイル用のブート可能な USB ドライブを作成するオープン ソース ツールです。こんな特徴があるようですが、ほとんど意味不明です。

 


ventoy を使用すると、USB を何度もフォーマットする必要がなく、ISO ファイルを USB ドライブにコピーして直接起動するだけです。一度に多くの ISO ファイルをコピー出来、それらを選択するためのブート メニューが表示されます。

 


多くの種類の OS がサポートされています。1100 以上のイメージ ファイルがテストされ、サポートされています。

 

 

2.  Ventoy のインストール

Ventoy を USB ドライブにインストールすることから始めていきます。USB メディアをセットアップするためのユーティリティは4種類あります。

・コマンドラインから起動するシェルスクリプト
・ GUI 版

・ Web 版

・Ventoy LiveCD 版

 

スクリプト等はフォルダの中にすべて準備されています。

 

 

それでは簡単なものを選んで、 Ventoy のインストールに進みます。

 

a.  GUI 版

最初は簡単そうなグラフィカル版から始めていきます。使用する USB を挿入しておくことをお忘れなく。

 

➀  サポート

Ventoy は 1.0.52 以降、Linux でネイティブ GUI プログラムを提供しています。もちろん、GTK と QT 両方がサポートされています。
 

 

②  ダウンロード
まず最初に Linux 版をダウンロードします。ここでは一般的な 64 ビット OS をたたき台にして進めていきます。

 

 

③  セットアップ

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。下記フォルダに「ventoy-1.0.95」が解凍されています、

 

# /home/usr/ventoy-1.0.95

 

/home/usr/ventoy-1.0.95

 

上記フォルダのディレクトリでターミナルを開き、下記スプリクトを実行します。もし、ディレクトリで開けないときは、ディレクトリを移動します。

 

# cd /home/usr/ventoy-1.0.95

 

下記スクリプトをターミナルへ貼り付け実行します。

 

# ./VentoyGUI.x86_64

 

root での実行が求められます。

 

 

④  完成

成功です。セットアップ画面がポップアップしてきました。実際に使用する場合は、USB を挿しておく必要がありますので、お忘れなく。

 

 

b.  Web 版

次はもっと簡単そうなウエッブ版です。

 

➀  セットアップ

Ventoy は 1.0.36 以降、Linux システムに Web ブラウザベースの GUI が利用できるようになっています。


ダウンロードしたディレクトリで、下記スクリプトをターミナルで実行します。

 

# sudo bash VentoyWeb.sh

 

 

②  ブラウザ
ブラウザを開いてアクセスします。ウィルスソフトが邪魔する場合がありますので、その時は対応が必要となります。

 

http://127.0.0.1:24680
 

③  完成

完成しました。ブラウザが開き、前項と同じ画面が開いています。

 

 

c.  Ventoy LiveCD 版

ここからは裏技です。動作は保証されていませんので、良い子は絶対に真似しないでください。万が一何かあっても、極楽はぜはジャニーズ事務所のようには損害補償には応じません。全ては自己責任で。

 

➀  LiveCD 版の背景

Windows バージョンのインストール プログラムはインストールに失敗することがよくあります。反面、Linuxシステムのインストールプログラムは、システムが提供するddコマンドを直接使用してデータを書き込むため、失敗がほとんどありません。


しかし、Windows を使用するユーザーは一般に Linux 環境を持っていないため、Windows ユーザー向けにプラン B として「 Ventoy LiveCD」を提供します。これは Windows ユーザーのための LiveCD です。

 

    

②  LiveCD ユーザーとは

LiveCD ユーザーはこんな人が対象のようです。


「Ventoy LiveCD」は Windows ユーザー専用であり、インストールが常に失敗する場合にのみ必要です。Linux ユーザーは、この LiveCD を使用する必要がなく、Linux バージョンの Ventoy を直接使用できます。
 

③  VentoyLiveCD ISO を USB に書き込む

USB イメージライタを使用して、ダウンロードした ISO ファイルを USB に書き込みます。お試しなので失敗しても全然ダメージの無いように、いつ購入したか忘れてしまった 4GB のメディアを使用しました。

 

 

④  再起動

コンピュータを再起動し、USB デバイスをブートします。
 

 

⑤  完成

LiveCD ISO を無事起動することが出来ました。Win 専用と書かれていましたが、今のところ Linux でも使用可能で、極楽はぜのツールはこれ一本槍となっています。要はインストール出来れば良しとしています。大雑把な極楽はぜでした。

 

 

これまで、簡単に起動出来そうな GUI版等を叩き台に進めてきましたが、トラブルもなく期待通りの結果になりました。

次からは 「ブート USB 作成ツール」のセットアップに移ります。

3.  「ブート USB 作成ツール」のセットアップ

それでは起動可能な「ブート USBツール 」作成していきます。

 

a.  インストール済 USB

前項で作成した Ventoy インストール済の USB を使用し、これからセットアップしていきます。ここでは GUI 版を使用し、古い 4GB の USB を活用しています。

 

 

b.  Language

最初に日本語化しておきます。上部の「Language」をクリックし、「日本語」を選択します。
 

 

c.   セットアップ開始

下側の「導入」をクリック、「「選択した機器は完全に初期化され、保存されたデータは二度と復元できません。」という確認ダイアログが表示されます。

 

 

再確認します。

 

 

d.  セットアップ中

セットアップ中です。

 

 

e.  完成 

すぐに「おめでとうございます。Ventoyの導入は正常に行われました。」というダイアログが表示されます。

 

 

これで完成です。

 

 

次へ進みます。

 

4.  インストール用 ISO ファィルのコピー

それでは、完成した USB の Ventoy フォルダを開き、インストールに使用する ISO ファイルをコピーします。

 

a.  コピー

右側のダウンロードフォルダから、左側の Ventoy フォルダへコピーします。

 

 

b.  終了

インストール用 ISO ファイルの Ventoy フォルダへのコピー終了しました。

 

 

c.  完成

インストール用 ISO ファイルの Ventoy フォルダへのコピー終了しましたら、ブート USB の作成は完了です。再起動しますと、起動メニューに先程コピーした ISO ファイルが出現しています。

 

 

ようやくインストール用 USB の完成です。次へ進めます。


5.  Ventoy からの起動

完成した「ブート USB 作成ツール」を使用してインストール開始です。

 

a.  USB 起動

USB から再起動します。起動 OS 選択画面が表示されます。今回は4個の ISO ファイルをセットしています。その中から Debian の mini-ISO をチェックしました。



b.  ブート方法選択

ブート方法を選択します。デフォルトは一番上です。

 

 

c.  Debian 起動

Debian の起動メニューが立ち上がりました。

 

 

d.  Debian インストーラー

Debian のインストーラーが立ち上がりました。


 

インストーラーを進めていき、無事、Debian をインストールすることが出来ました。

 


次は「ブート USB 作成ツール」のメンテナンスです。

6.  インストール用 ISO ファィルの入替え
ブート USB の ISO ファイルを更新したくなりましたら、単にフォルダ内の不要ファイルを削除し、新規にコピペするだけです。簡単ですね。




世の中には便利なものがあるのですね。色々と小難しいこと並べてしまいましたが、やってみると案外簡単に出来るものです。これさえあれば、あんなに何本もあった USB がたったの一本で済ませられます。残念なことに追加で購入したものが手つかずになっています。勿体ないですね。
 

近所のりんごの木は、早生品種の収穫が始まった中で自分の出番を待っているようでした。

こんな事が地元新聞のニュースになっています。

「大手食品メーカー「カゴメ」は、県産リンゴの果汁を使用した季節限定のジュース「野菜生活100 りんごミックス」を全国発売するそうです。10周年を迎えた今年の商品はトキとふじを合わせ、さわやかな甘さに仕上げました」。

そう言えば、野菜ジュースを箱買いしていた頃もありました。健康に気を使っていたんですね。


  
最近の極楽はぜは、「治験」という名の新薬の人体実験に参加し、前立腺ガンの抗ガン剤治療を受けていますが、また、副作用に悩まされています。何回も繰り返していますが、後頭部に大きな発疹が数個出来て、微熱が続くという症状です。これが始まると一日中不調で辛いです。では、また。

 
美味しいね何時でも何処でも弁当は