RH23はラゲッジ蓋のマウントレールが無くなったので

花見ツーリングに向けてとっととスマホマウントやUSB電源を取り付けたいのですが、通販でポチったパーツ類の一部部品が在庫なしで取り寄せ扱いのため、先に届いた物から処理して行きます。

RC90でドライバックをマウントレールに取り付けて宿泊ロングツーリングでの積載量の補助としましたが、RH23ではマウントレールも無くなったので、サイドバッグを取り付けることにしました。

マスツーリングで他のメンバーはフルパニア率が高く、ツーリング先でガシガシ土産物買うのが羨ましかったんですよねぇ・・・。

(自分は、ヘルメットをしまう都合上トップケースは空けておきたい。)

という訳で購入したのがキジマのWP02です。

選択したポイントは

  • 防水(内部ドライバッグによる防水ですが)
  • リアシートに巻かないタイプのベルトが付属
  • 中芯入りで、型崩れし難い

です。

1点目は、急な雨でレインカバーをかける必要が無いようにです。

雨対策に関してはSHADの3Pフィッティングでサイドパニア導入も非常に悩んだのですが、スペインのSHAD本家サイトを見ると1番薄いSH38Xでも横幅96cmになるようなので諦めました。orz

2点目はもちろん、NC750Xの給油の都合です。

3点目はサイドバッグサポートが無いので、タイヤと擦れる危険性を考慮してとなります。

メーカーサイトに背面側の写真が無いので不安でしたが、1枚板状になっていてホッと一安心。

ただ、この「下部用装着保護ベルト」は酷いですねぇ。

バックルの付属漏れではないですよね?

ドリンクホルダーなんか要らんから、もっと取り付け部品を充実させて欲しい。

車体への固定

グラブバーを利用してNC750Xに取り付けると、このような感じです。

左右のバックルはグラブバーぎりぎりで、長期的に運用してみないと問題無いかちょっと分かりませんね。

リア側の固定ベルトはグラブバーからすっぽ抜けないよう、上からマジックテープのベルトを巻いています。

真ん中のバックルは、反対側のグラブバーからベルトを伸ばしてくるようなことでもしないと利用できそうにありません。

そうなるともうベルトを自作する必要があり手芸の世界ですが。

下部のDカンについては付属ベルトは使用せず、サイドバッグの取り外しを考慮しカラビナとパラコードで張っています。

(パラコードは自在結びでスライドさせて長さ調整)

トップケースフィッティングがある程度サイドバッグサポートになっているのですが、もう少し下を押さえないとサイドバッグを安定させられないんですよねぇ。

(固定ベルトをループベルトではなくただの巻ベルトに交換したら、バックルの位置をもう少し上に持って来れるだろうか?)

RC90からRH23へ乗り換えました

NC750X(RC90)の走行距離が98,000km弱なので100,000kmを達成したかったのですが、新しいNC750X(RH23)に乗り換えました。
理由は2点ありまして。
1つは100,000km到達しようとするとGW休暇のロングツーリングまで乗り続けることになり、そうするとロングツーリングに備えてフィルタ込みのオイル交換や昨年の車検時にサボったブレーキフルードおよび冷却水の交換を行うのが面倒くさい。
もう1つはその後に梅雨時期を避けて買い替えると、車検時期が夏になってしまうことです。
(現在のRC90は車検の切れ目が8月末なので、ユーザー車検がクソ暑い。)
春先は花粉症で遠出することはあり得ないので車検時期にするには適しており、いっそ乗り換えてしまおうかと。

乗り換えにより環境再構築が必要

そして本題。
RC90はバッテリー搭載位置がラゲッジスペースの前でしたが、RH23(というか先代のRH09からか)ではラゲッジスペースの後ろに変更され、バッテリー周辺の空きスペースが乏しいです。
(RC90はヒューズボックスがバッテリー横にあり、バッテリー上の空きスペースに社外USB電源の変圧回路とか余った配線とか色々押し込めることができた。)
電装品をどう付けようかとカウル外しにチャレンジして呆れ果てたので、思わずblogに記事を起こしてしまいました。

とりあえず試行錯誤でカウルを外してみる

RH23は先月発売で当然まだ情報が無いので、とりあえず行き当たりばったりにやってみたのですが...
まず目立つサイドの六角ネジを外しまして、
RC90での経験から、クチバシ裏のプッシュリベットを外します。
これで後は見えるところに固定していそうな部分が無いため、ゴム穴に突起が嵌っているだろうことを信じてカウルを引っ張ります。
(残った シェルター に思いっきり自分が映っていたので写真は省略しますが、外したミドルカウルのリア側半分はこの形で留められていました。)
そしてヘッドライト周辺は、これまたRC90と同様、爪が引っ掛けるようになっているのでフロント側へスライドさせる感じで外します。
しかしここでトラブルです、最後にウィンカーの辺りだけが外れません!
フリーになった部分の隙間から覗き込むと、どうもウィンカー周辺とミドルカウルは一体成型されているっぽい。
そうなると、ここのネジも外さないといけないのか?
スクリーンが邪魔なので、先にスクリーンを外さなアカンやんけ!
さらにウィンカーもカウルに付いてくるので、いちいちウィンカーの配線も外す必要が出てくる。
銀色の部分から外側だけ外れれば楽なのに、一気に作業が大変になりました。
まぁこれがビンゴで、ようやくミドルカウルが外れました。
(ウィンカー配線のコネクタのロック解除法が初見で不明だったため、コネクタを固定していたハーネステープを外しています。)
デイトナのD-UNIT+を設置したいのだが、いい感じのスペースも無いのでシェルターも外してラゲッジスペースの横辺りの空間を確認しなきゃだな...
ちょっとショックでやる気が尽きたので今日はここまで。

ホンダのカウル設計担当者を小一時間問い詰めたい

上に書いているように、銀色の部分を境にパーツが分割されていると、格段に整備性が良くなるんですよ。
何で赤く囲った部分を車体に残るようにしないかなぁ...
フロントウィンカー周りを別パーツに分割しても、そのパーツから固定用に足を伸ばせばちょうど共締めできそうな位置にボルトもあるので、カウル設計時に分割が難しいことも無かっただろうと思うのだが。
(ウィンカー配線のコネクタは、またやる事を考慮してハーネステープではなくマジックテープでベルト固定しています。)
カウルの銀色の部分と黒色の部分をバラして、赤線部分でカットしようか悩んだわ。
 
【関連】

構造的欠陥

トップケースの蓋には、フルオープンしてヒンジをへし折らないようストッパーが付いています。

これが樹脂製のため経年劣化で硬くなり、たいてい冬の寒い朝に出発しようとトップケースを開けると、曲がった状態で固まったまま破断するのです。

GIVIもSHADもストッパーについては補修部品を出していますが、思うところがあって自作で補修しました。

上が補修したストッパー、下がオリジナルのストッパーです。

このオリジナルのストッパーは長さを測るためヒートガンで加熱してなるべく真っ直ぐにした後ですが、普段トップケースの蓋は閉まっているから「くの字」型に曲がった状態で固まってしまっています。

不満点が正にココで、経年劣化すると曲がり癖がついているため蓋の開度が不十分になり、蓋を開けた状態をキープできないですよ。

補修については、折れたストッパーを端の部分だけ切り落とし、ドリルで穴を開けてパラコードを通しています。

パラコードだとピンと張るので、蓋は後ろ側に十分倒れて開けた状態がキープされます。

(オリジナルのストッパーは、曲がり癖があっても蓋の開度を十分にするためにもう少し長さがあるべき。)

なおストッパーが1つのトップケースなら気にしなくて大丈夫ですが、パラコードを縫い留めるのが手作業なので左右にストッパーがあるケースでは長さを揃えるのがなかなか難しいです。

パラコードではなくチェーンとかを使った方が左右を合わせ易そうですね。

また見た目を気にしないなら、補修自体プーリーだけにしてテグスで結んでしまうのが手っ取り早い。

(初トップケースのSH33ではそうしていました。)

メーカーも補修部品を出すくらいなら、樹脂の弾力任せの棒ではなくNC750Xのラゲッジスペースのようにナイロンベルトにすれば良いのに...
(あるいは百歩譲って棒のままでも、素材をシリコン等の軟樹脂に変えれば改良できそうなものですが。)
少なくともSHAD製品はSH33、SH40、SH47と使ってきて、全てのトップケースで破断を経験しています。

なんと1年以上前のネタだorz

1週間程度のロングツーリングでは

着替えの量が増えるのでトップケースにしまえるサイズのバッグでは微妙に荷物が入りきらない。

北海道に行った際はキャンプもしたので大容量のシートバッグも持ってはいるのだが、あれは雨天時のレインカバー対応が面倒でなぁ...
ウェストポーチをNC750Xのラゲッジスペース(タンク部分のいわゆるメットイン)に入れずに身に着けて、そのスペースに適当な袋に小分けした一部の荷物を入れるという案も無いではないが、たかがウェストポーチでも有無で意外に疲労度が変わる。

ということから、雨対策に気を使わないドライバッグをプラスしてみることにしました。

ドライバッグの積載位置

リアシートにツーリングネットで固定するとか、トップケースに何かしら荷掛け金具となるものを加工してトップケース外部に固定するとか、いくつか案を考えまして、NC750Xにはせっかくマウントレールがあるので今回はこれを活用する案を採用。

手持ちのゴムロープとフックベルトをマウントレールに固定します。

フックベルトは昔、RVBOX460をカラビナで取り外しできるようリアキャリアに固定するのに使用していました。

(RVBOX460はキャンプ時にイスとして使用)

ドライバッグはZak-STORAGE WRB-2Bという商品で、購入時は1,500円しなかったと思います。

夏場の着替えだと嵩張らないので3日分くらい入れられました。

常々、もっと盛り上がったタンク形状(ガソリンタンクじゃないけど)にすればラゲッジスペースを30Lくらいで確保できるのではないかと思っていたのですが、この程度の大きさのバッグでもこの位置にあると意外に邪魔に感じますね。(^-^;

九州ツーリングで使用してみて

以前はパッキングを工夫してバッグにギリギリ詰めていたのですが、宿での再パッキングが手間でした。
容量に余裕があると荷物を適当に突っ込むことができて楽ですね。
旅程の一部で生憎雨天となりましたが、ドライバッグなので何もしなくても浸水もなく、こちらも楽チン。
(線状降水帯が発生していて、直撃していれば別の意味で大惨事でしたが...)
積載問題を考えるたびパニアケースが頭をよぎるのですが、車幅が増え過ぎるので躊躇ってしまいます。

インカムをsena 50Sに買い替えたので

交換ついでに、ワイヤーマイク用の取り付けベースを作り直しました。

マスツーリングで、私の声が聞き取り難いという声がたまにあったからです。

追加購入した50Sを20Sとペアリングして自分で実験してみると、マイクの指向性が思った以上に強く、直角だと確かに反応しないことがありますね。0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_

なお内蔵型のSRL-meshではなく50Sにしたのは、ただでさえメッシュ接続はバッテリーを消費するのに、SRL-meshは50Sより稼働時間が短いからです。

という訳で、もう少し口の方を向くように角度をつけました。

実際にマスツーリングでも使用しましたが、私の声が聞き取りやすくなったと言われ結果は良好です。

既存のマイクベースに斜めにABS板を継ぎ足すことも考えましたが、専用インカム取り付け用の溝にもう少ししっかり嵌め込みたかったので、1から作り直しに。

現物合わせでの削り出しに限界を感じていたため、今回は熱可塑性プラスチックを採用しています。

30年以上前の出始めの頃は東急ハンズで自由樹脂なんて商品名で売られていましたが、現在はおゆプラ等の名前で100円ショップにもあり、扱いやすくなりましたね。

(自由樹脂の方が冷めた状態が硬質な気がするので、組成的には同じものじゃないかもだけど...)

ヘルメットにラップを敷いて押し付けるだけで、思った以上に溝の形に添った成形ができて満足です。

作業のポイントとしては、成形時はベタついて引っ付かない様にお湯で温めて、マイクを取り付けるABS板を角度調整する際はヒートガンで加熱することでしょうか。

チンガードを動かす際にチンカーテンと干渉しないようにするには、これが限界かなぁ。

ぶっちゃけベルクロがくっつく様なら、おでこの上に取り付けた方が圧倒的に楽で、音も思ったより拾ってくれます。(^-^;