インカムをsena 50Sに買い替えたので

交換ついでに、ワイヤーマイク用の取り付けベースを作り直しました。

マスツーリングで、私の声が聞き取り難いという声がたまにあったからです。

追加購入した50Sを20Sとペアリングして自分で実験してみると、マイクの指向性が思った以上に強く、直角だと確かに反応しないことがありますね。0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_

なお内蔵型のSRL-meshではなく50Sにしたのは、ただでさえメッシュ接続はバッテリーを消費するのに、SRL-meshは50Sより稼働時間が短いからです。

という訳で、もう少し口の方を向くように角度をつけました。

実際にマスツーリングでも使用しましたが、私の声が聞き取りやすくなったと言われ結果は良好です。

既存のマイクベースに斜めにABS板を継ぎ足すことも考えましたが、専用インカム取り付け用の溝にもう少ししっかり嵌め込みたかったので、1から作り直しに。

現物合わせでの削り出しに限界を感じていたため、今回は熱可塑性プラスチックを採用しています。

30年以上前の出始めの頃は東急ハンズで自由樹脂なんて商品名で売られていましたが、現在はおゆプラ等の名前で100円ショップにもあり、扱いやすくなりましたね。

(自由樹脂の方が冷めた状態が硬質な気がするので、組成的には同じものじゃないかもだけど...)

ヘルメットにラップを敷いて押し付けるだけで、思った以上に溝の形に添った成形ができて満足です。

作業のポイントとしては、成形時はベタついて引っ付かない様にお湯で温めて、マイクを取り付けるABS板を角度調整する際はヒートガンで加熱することでしょうか。

チンガードを動かす際にチンカーテンと干渉しないようにするには、これが限界かなぁ。

ぶっちゃけベルクロがくっつく様なら、おでこの上に取り付けた方が圧倒的に楽で、音も思ったより拾ってくれます。(^-^;