元野球少年のサッカー&旅日記
  • 26Jun
    • ベトナム戦争証跡博物館(ホーチミン)

      せっかくベトナムに来たので、此処は絶対見ておきたい場所でした。ホーチミンに入った3日目に此処を訪れたので、もう2週間以上前になりますが、なかなか頭の整理ができず時間が掛かってしまいました。もしホーチミンに行く機会があれば是非訪れてみてほしいですが、少し覚悟が必要かも知れません。1975年に終結したベトナム戦争は、私が物心ついた頃はすでに過去のものでした。ここでいうベトナム戦争は、アメリカが本格的に軍事介入して北ベトナムへの攻撃(北爆)を開始した65年頃から、アメリカが撤退したのち南ベトナムが降伏して北と併合された75年までを指します。この博物館はそこにフォーカスされています。実際には第二次大戦後からベトナムではずっと戦争(インドシナ戦争)が繰り広げられ、再び植民地化を狙うフランス、それが終わったら今度は南北の内戦、そして南ベトナムを支援するアメリカがその後に本格参戦した60〜70年代にかけて、壮絶さを増していきました。この戦争について知ったのは、それこそ「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「フルメタル・ジャケット」「プラトーン」といった映画からで、それらもアメリカ映画なので正確に公平に全貌を知ったとは言えません。ベトナム戦争とはどんなものだったのか、その残酷さが今なお世界に語り継がれる意味は何か、この国はどんな歴史的経緯の上に成り立っているのかを、真面目な話、今より少しでも理解したいと思いました。この博物館は、終戦後まもなく作られたそうで、元々はアメリカがいかに卑劣で、ベトナムにどんなことをしたかを示す場所だったと聞いています。しかし現在は、アメリカ側の犠牲者や、後遺症と戦う元兵士、南ベトナム側に従軍したジャーナリストなどの視点からも様々な資料や写真が展示され、この戦争自体の悲惨さと二度と繰り返してはいけないという全人類に向けての教訓の場となっています。入口前の広場には、本物の戦闘機や戦車が展示されていて、実際に「地獄の黙示録」で使用されたヘリなどもあります。1階には当時世界中で巻き起こった反戦運動の記録などが展示されています。館内を閲覧する規定の順路が一応ありますが、私は少しそれからは外れてランダムに見ていきました。それ以前の世界大戦と違い、ベトナム戦争はTVというメディアによって世界中に状況が配信されたことも、反戦運動が高まった背景にありました。(正確に情報が伝えられたかは別ですが)そして2〜3階はそれぞれいくつかの部屋に分かれていて、様々な展示がされています。戦時中に実際に使用された武器や装備、目を背けたくなるような最前線の現場写真、遺体の写真の数々(日本人の戦場カメラマンの写真も数多くあります)、アメリカ軍が使用した毒性の強い枯葉剤の影響によって奇形児として生誕した犠牲者の多くの写真などが、包み隠す事なく膨大に展示されています。ここにアップできないような凄惨な写真や、人とは思えないほどの障害を負って生まれてきた子供たちの写真も沢山ありましたが、それらは撮影を差し控えました。2時間余り館内で多くの写真や資料を目の当たりにした後、1階に下りて外に出ました。一気に目の前が明るくなり、ギラギラと照りつける太陽のもと、いつもと変わらない車とバイクが行き交う音や、人々の話し声が聞こえてきました。細かいことは抜きにしても、今この国は平和を手にしていて、さっき見た沢山の写真のように、人々が無条件に生命の危険に晒される事もありません。この国は古くから様々な理由によって、中国やフランスに支配され、第二次世界大戦の際は日本も進駐した経緯がありますが、大戦後より民族解放と独立を目指し、フランスやアメリカという大国に討ち勝って、社会主義国家として真の独立を果たしました。それは紛れもなくベトナム人の尊厳を賭けた戦いであり勝利ですが、一方でその勝利の下にどれほどの犠牲と罪なき人々の屍があったのか考えると複雑な思いにかられます。日本も同じように先の戦争で多くの命を失い、犠牲を払って、その後の頑張りで豊かになり平和を手にした国ですが、ベトナムが今年で戦後44年なので、日本に置き換えると平成元年ぐらいでしょうか。今思うとすっかり戦後という感覚も薄れてましたが、現在のベトナムもそれに近い感覚かも知れません。私もそうですが、実際に戦争を知らない世代の人間は、先祖が潜ってきた苦しみや悲しみを背負って生きているという意識はありません。今回の旅で出会ったベトナムは、美しい絶景や明るく優しい人々の印象が強く残りましたが、それと同時に記憶に確かに焼きついたのは、此処で目の当たりにした先の戦争の凄まじい記録の衝撃です。特に自分たちが生活する町や村が戦場と化し、多くの爆撃や迫害を受けた弱き人々。大切な子供を守るため必死に逃げる母親、親を失い路頭に迷う幼い子供、敵軍に詰め寄られ銃を突きつけられ恐怖に震える女性や老人、爆撃や銃弾、枯葉剤により身体の一部を失った子供たちに想いを巡らせると、胸が詰まります。戦争は絶えず世界のどこかで今も繰り返されていて、人間が存在する以上決して無くならないものだと思います。これは戦争に限ったことではないですが、自分の最も大切なものやそこにあって当たり前のもの、そして自らの命までもが、力尽くで引き剥がされ奪われることは、とても耐えられるものではありません。ベトナムにも日本にも、かつてそういう時代が現実にありましたが、今も他の国では戦争に否応なく巻き込まれ、同じ経験を強いられている私と同じ一般市民がいます。それらとは無関係に思える自分にも、改めてそのことを痛烈に再認識して考える機会を与えてもらった気がします。また長く険しい戦争の歴史をくぐり抜けて復興を果たし、今ではポジディブなイメージで海外からの観光客も多いベトナムも、一方では戦後まだまだ様々な問題を抱えていると言われていますし、もう少し深く理解することが必要だと感じました。どう結論づけるべきかも分かりませんが、たとえ無力で遠く離れた国だとしても、関心を向けたり、正しく切実に物事を理解しようとすることが、まずは大切な一歩なんだろうと思います。これにてベトナム探訪編は終わります。Cảm ơn bạn Việt Nam, gặp lại bạn.

    • ジャングルクルーズ with オテンバ娘

      過酷なベトナム苦行の旅もいよいよ大詰め。ハロン湾からハノイに戻った翌日は、ニンビンの日帰りツアーに参戦。もうこうなったら猛暑との戦いですよ、ほんま。自分で立てた予定なんですけどね…。あまりの暑さにドタキャンしようかと前夜は思案しましたが、やっぱりせっかくなので行ってきました!ハノイから南へ約90キロにあるニンビンという地域は、2014年に世界複合遺産に認定された最近話題の観光スポットで、"陸のハロン湾"と云われるチャンアン景勝地をはじめ、古都ホアルー、タムコック渓谷などがあります。この日はまた別のツーリストの現地ツアーに申し込んで、日本語ガイドのザンさんという60過ぎの叔父さんと共に、古城ホアルーを経由してタムコックへ。今回申し込んだツーリストはまさしく私だけ。申し訳ないけど、私一人の為に車とドライバーさんを出してもらって、約2時間かけてニンビンへと向かいました。朝から日差しが燦々と降り注ぎ、今日もとんでもなく暑くなりそうな気配がプンプンしてます。このツアーも途中に免税店での休憩を挟みましたが、さすがにもうその手には乗らず、そそくさと水分補給して出発を待ちます。こっち方面も大型観光バスで向かう外国人がかなりいました。古都ホアルーは、中国王朝による支配から脱し、ベトナム初の王朝を建国した地で、1010年にハノイへ遷都されるまでの約44年間という短い間ですが首都がありました。現在は、17世紀に再建された初代と2代目の皇帝の霊廟が残っています。そんな古い歴史までは興味が薄い私としては、ザンさんの説明も上の空で、すでにギラギラと照りつけるこの太陽を、午後からのタムコック渓谷のボートクルーズでどうしのぐか、そればかり考えて行商のオバさんから帽子を買ったりしてました。ホアルーは軽めに済ませて、タムコック近くのレストランで昼食。そしていよいよ猛暑との決戦の地タムコックへ。なぜチャンアン景勝地でなくタムコックを選んだかについては、何となく情報本を見てというのが正直なところで、取り立てて理由はないので割愛します。ライフジャケットを羽織って水際で少しの間順番を待ってから、いよいよボートに乗船。手漕ぎボートのコース往復時間は1時間半。その間ずっと炎天下を、降りることの出来ない、屋根もないボートの上で過ごすことになります。私のボートはもちろん私一人。ザンさんは日傘を差して、「じゃあまた1時間半後に!」と涼しげに見送ってくれました。私が乗るボートの漕ぎ手は、周りの誰よりもやたらと声が大きくて賑やかなこの元気な女性でした。名前聞くのを忘れたので「オテンバ娘」と名付けます。さすがに帽子だけでは暑いので日傘を貸してくれましたが、ほ、骨が折れてる!逆に邪魔っ!!サングラスと帽子は必須ですね〜。手で漕ぐのかと思ったら皆んな足で漕ぐんですね。上手いもんです。ただこのオテンバ娘は、すれ違う仲間一人一人に何かしら声を掛けて、ひたすら喋ってます。そんな漕ぎ手さんは、彼女だけです。若手のリーダー格、というかムードメーカー的な存在っぽいですね。みんな他の漕ぎ手も、船上の他の観光客も暑いせいもあってか、わりと静かに景観を眺めながら進んでるのに、私のボートだけ彼女のデカい声と笑いが鳴り響きっぱなしの状態で進んでいきます。すれ違ったり、前を行くボートからの注目度はナンバーワンで、私としては気にしてないフリして渓谷を見上げるしかありません。時々私の方にも「この景色どうだい!?」と水を向けてくるので、「めちゃ綺麗だねー!」「スゴイね!」と受け答え。そうするとまた嬉しそうに誰かと喋り始めます。しかし水墨画のような圧倒的な景観は見応えがあり、暑さも忘れて写真を撮りまくりました。タムコックとは"3つの洞窟"という意味らしく、水田も広がる渓谷を進みながら、この3つの穴を潜って折り返します。チャンアンとの違いは、元祖"陸のハロン湾"として有名になったのはこっちのタムコックですが、その後チャンアンも洞窟の多さと長さ、奇岩群の勇ましさなどの点で、人気が高まったようです。今は"陸のハロン湾"の称号をチャンアンに譲り、"ベトナムのジャングルクルーズ"として人気を保っています。しかしこの1時間半のクルーズ。オテンバ娘はまだまだ元気に喋くりまくってますが、終盤はさすがに私も疲れてきて耐え忍ぶのみ。暑さがそろそろ限界です。早く陸に上がりたい…。ようやくスタート地点の岸に帰還。オテンバ娘にチップを渡して、待ち構えていたザンさんと車に戻った時はもうヘトヘト。汗だくで疲れ切って目も虚ろでした。かなりハードな苦行に耐えて、ベトナムの旅もいよいよ終わりに近づきます。

  • 25Jun
    • 猛暑のハノイ街歩き&バッチャン村

      皆さんもそうかも知れませんが、初めて訪れる国や街では、まず最初にひたすら歩いて回ることをルーティンにしています。どの辺に何があるのか大まかに把握することで、翌日からのプランが立て易くなり効率が上がるし、事前情報にないスポットも自分の目で発見できるからです。だからなるべく同じ道でなく、まだ通っていない道を選んで歩くようにします。その点で今回のベトナムはとにかく暑かったので、ルーティンの街歩きがかなり堪えました。昼夜問わず蒸し暑く、少し歩いただけで汗だく。(写真からは伝わりにくいですが…)常にホテルの白いフェイスタオルを持ち歩き、歩いてはカフェでアイスコーヒー、歩いてはカフェで一服。幸いホーチミンもハノイも、カフェは沢山あるのでその点は助かりましたが。最後に訪れたここハノイでも同じ状況で、しかも2日目以降は世界遺産巡りで日中はハノイを離れてたので、主要な観光名所は回りきれませんでした。ただ限られた時間の中で、街の雰囲気を知るために頑張って歩いたので、記録として留めておこうと思います。ホーチミンに次ぐベトナム第2の都市で首都でもあるハノイは、政治と文化の中心です。歴史や旧市街の風情に浸りたい方、民芸品などを沢山ショッピングしたい方には、ホーチミンよりも見所が多いと思います。滞在先をホアンキエム湖近くの旧市街にしたので、その周辺は歩き回ることができました。ホアンキエム湖です。昼夜問わず市民の憩いの場として賑わっていて、週末などはナイトマーケットがすぐ脇の道路で開かれ混雑します。若者たちが輪になって何かを蹴り合って遊んでるので、「セパタクロー?」かと思って調べてみたら、ベトナムのスポーツ「ダーカウ」らしいです。バトミントンの羽根の大きいやつみたいなのを、かなりアクロバティックな体勢で蹴り合ってました。こういうシンプルに身体を動かせる遊びを、若い男女が一緒に楽しんでるのは良いことですね。ベトナムに来てから麺類ばっかり紹介してる気がしますが、ここでも懲りずに麺!!だって美味しそうな写真が情報本に載ってるんだもの、だって人間だもの。これは旧市街にある「ダックキム」というお店の、ミートボール?つけ麺。この汁に麺をつけて、野菜をぶっこんで食べます。サイドメニューの揚げ春巻きも頼むべし!ってことだったのでセットでいただきます。そりゃー美味いでがんす。ホテルの南側(湖からは少し離れますが)には、フランスの旧市街が広がっていて、建物も昔の面影を残しています(あまり写真は撮りませんでしたが)高級ブランド店や高級ホテルもそっちのゾーンに固まってます。そういえばハロン湾から戻った日の夕方から、ガイドのLanさんが案内してくれるというので、ハノイから車で20分程にあるバッチャン村にも足を伸ばして、その帰りにハノイ・フレンチのレストランで食事しました。この「メゾン・ヴィエ」はかなり人気らしく、夜は事前予約が必要です。本格フレンチのコース料理ですが、日本で食べるよりリーズナブル。ついでにバッチャン村も紹介しときましょう。ベトナムの数ある陶器の中でも、唯一王宮御用達のバッチャン焼きで有名な陶器の街バッチャン村。ただしバッチャン村にも正式なバッチャン焼きでない物も混ざって売られているということで、正式なものだけを取り扱っている工場併設の会社を2軒、Lanさんのツテで案内してもらい見学しました。柄が綺麗で頑丈ということで、世界的にも評価されているバッチャン焼き。偽物も多く出回ってるそうです。お土産には最適ですが、高い物は買えないので安い物を少しだけ実家用に購入。ハノイに話を戻して。ホーチミンに比べて落ち着いた街という印象があったハノイですが、ホアンキエム湖の北側のエリアは昼は問屋街でのショッピング、夜は食事や飲み歩き目的で、なかなかのカオスでした。特にマップのこの辺りは、バックパッカーも沢山集うエリアらしく、レストランやバーがひしめき合っていて、夜になると観光客がごった返して凄かったです。しかも席が外だから暑いよ!!次回来る時は、もう少し涼しい時期にゆっくり街歩きしたいものです。

  • 23Jun
    • 世界遺産ハロン湾クルーズ

      今回ベトナムに来た最大の目的であるハロン湾クルーズに行ってきました!まずはハロン湾の予備知識を簡単に。ハロン湾は、ベトナム北部の海の広大なエリアに、石灰岩からなる大小1,600もの島々が奇峰の如くそそり立つ神秘的な景観が特徴です。この風景はまさに自然の織りなす驚異であり、水墨画にも似た世界から「海の桂林」とも呼ばれています。1994年ユネスコから世界自然遺産に指定され(2000年に拡大指定)、その美しい景観は世界各地の旅行者を魅了し続けています。それから「ハロン」という地名の由来には秘められた伝説があります。その昔、隣の大国・中国からの度重なる侵略に悩まされていた時代に、この地に龍の親子が降り立ち、口から炎を吹いて敵を打ち破り、さらには吹き出した宝玉が数々の奇岩となって海面に突き刺さり、その後も長きに渡って外敵の侵入を防いだそうです。以降この地は、ハ(降りる)ロン(龍)と呼ばれるようになったとの事です。この美しく荘厳なハロン湾をロケ地にした映画としては「レッドクリフ」や「キングコング髑髏島の巨神」「インドシナ」などがありますね。今にも岩影からキングコングや、ジュラシックパークの恐竜たちが登場しそうで、興奮します。クルーズには日帰りコースもありますが、数時間だけでは物足りないので、船中泊付きの一泊二日コースを選択し、現地ツーリストの日本語ガイドさんにも同行してもらいました。ハノイから東へ約4時間、今回乗船するエメロード号(伝統あるフランス客船の復刻版)の送迎車に揺られてハロン湾へ向かいます。寄り道ですが、こういったツアーは途中の休憩場所に免税店があり、そこで名産品の買物を促されます。身体障害者の方々が、きめ細かい刺繍を施し、何日もかけて一枚の絵を仕上げるそうです。あと蓮茶やジャコウ猫のコーヒーなども魅力的なお土産ですね。そして昼前にクルーズ船の港へ到着。しばらく出港を待ちます。ハロン湾に出航する港付近は、これからホテルなどもどんどん開発されているようで、工事中の建物が目立ちました。遊覧する船は大きいのから小さいの、古いのから新しいのまで沢山ありますが、今回エメロード号を選んだのは、クラシックなヨーロピアンスタイルの客船に泊まって、かつてのフランス貴族のように(無理!)、優雅にこの景色を満喫してみたかったからです。ちなみに船内と船室はこんな感じです。私とガイドのLanさんを含めて15名で乗船。Lanさんはとても日本語が達者ですが、日本にはまだ行ったことがないとの事。ベトナムの国立大学で日本語を学んだそうです。「私はお喋りでうるさいので、Go-daさん嫌なら言ってくださいね」と何度も言われましたが、明るくてとても気遣いのある"お節介大好きお姉さん"です。彼女の知識豊富で楽しいガイドのおかげで、ハロン湾クルーズはより楽しいものになりました。出港して間もなくするともう周りが憧れの絶景に包まれます。さすが世界遺産!どこからどう眺めても美しい、惚れ惚れする絶景が広がります。たぶん写真は100枚以上撮ったでしょう。この自然の岩石が醸し出す幽玄な雰囲気と、神々しい存在感、青い海と空とそこを行き交う船とのコントラストが堪らないですね。あれこれ言葉は要りません。素晴らしい!!またこのクルーズには、ハロン湾最大の10,000㎡の大きさを誇るスンソット鍾乳洞の見学も付いてます。スンソットはサプライズの意味で、名前通りびっくりするような鍾乳洞も体験。鍾乳洞に入るまでの登り階段が結構ハードで、それだけで私もLanさんも汗だくヘトヘト。しかし此処も言わずもがな、見応え十分。暗い洞窟に光が差し込む様は幻想的です。何となく「インディ・ジョーンズ」とかのロケ地で使われてもおかしくない、地底探検してるような雰囲気です。これは鍾乳洞を抜けた先の小高い山上から見下ろしたハロン湾です。なんとまぁ美しい!!その他にも、真珠の養殖場に降りてシーカヤックに乗って岩場を遊覧したり、翌朝はティートップ島に降りて小さいビーチで海水浴も楽しめるアクティビティも付いていました。カヤックや海水浴はスマホを持って行かなかったので写真がなく残念ですが、特にカヤックは操縦法など何の説明もないまま、一人乗りの頼り無げなボートにいきなり乗せられ、30〜40分勝手に漕いでこい!って感じでハロン湾に放り出されましたが、ボートがひっくり返ることも体重で沈むこともなく、大きい船では行けない岩場が間近に迫る所までアグレッシブにガンガン漕ぎまくって楽しみました。腹筋と足の付け根が筋肉痛になりましたが。数々のアクティビティと3階のサンデッキでのフリータイムも含めて、昼夜朝のハロン湾の景色を思いきり堪能することができました。同乗したベトナム人の母娘とも仲良くなり、12歳で日本の漫画やアニメが大好きなMiちゃんは、日本について興味津々で、色々質問もされました。クレヨンしんちゃん、ドラえもん、ピカチュウ、コナンなどは勿論のこと、私の知らない漫画もベトナム語で読んでるようでした。私の名前サトシは、ポケモンに出てくるのですぐに覚えてくれました。いつか日本に留学したい!って嬉しいこと言ってくれてたので、成長したMiちゃんがいずれ日本に来られることを願っています。ただ今回も、英語の勉強と日本の漫画やアニメについての勉強がもっと必要だなーと感じた次第です。LanさんとMiちゃんのお母さんは、わざわざ衣装を着替えてお互いにベストショットでの記念写真を撮り合ってました。女性ですねー。ハロン湾は是非また来てみたい満足度でした。出来れば日帰りでなく、一泊クルーズが良いですね。またもしハノイにお越しの際に、ハロン湾やニンビンの景勝地、バッチャン村などを訪ねたい場合は、現地ツーリストのサザンブリーズのLanさんにアテンドしてもらったら、きっと楽しい旅になると思いますよ。

  • 22Jun
    • ホーチミン〜ダナン 未公開画像

      ふすでにハノイに移動しましたが、ホーチミンからダナンにかけて、記事にアップ出来てなかった情報をまとめて紹介します。まずは【ホーチミン】こちらは髙島屋、立派なお店です。私も上海に3年駐在した経験からですが、成長著しいベトナムとはいえ、日本の百貨店が海外で成功するには苦労が色々あるだろうと想像します。ホーチミンで滞在したホテルの周辺は、日本人旅行者が多い地区で、日本語の表記や日本料理のお店も沢山ありました。これはいわゆる日本風の飲み屋街で、カラオケパブや居酒屋などが並んでいます。でもそんなにまだ日本食が恋しい訳でもないので私は通りすがるだけでした。ベトナムはやはり民芸品が豊富で魅力的なので、お土産もあれこれ悩みます。ドンコイ通りにある「Butterfly」というお店は、日本語対応できるスタッフもいて、品揃えも豊富なのでオススメです。刺繍の細かさとか色使いとか、素材感とか、ベトナムの雑貨は個人的にも大好きです。ただ最近は中国がこれらもコピーして売ってるようなのでご注意を。竹内力かと思いましたが違いました。こちらは夜の食事に利用したお店。「ニャーハンゴン(Nha Hang Ngon)」というかなり旅行者には有名な定番のレストランです。広い店内の両側に食材や料理が並んでいて、そこからチョイスも出来ますし、メニューから選ぶことも出来ます。そのニャーハンゴンのすぐ隣の奥まった暗いアパートの上に、レトロな内装がお洒落な最近人気のレストラン「シークレット・ガーデン」があります。お腹は空いてなかったんですが、事前に調べて来てみたかったので、ツマミ程度だけオーダーして軽く楽しみました。店内のインテリアや食器もとても良い感じで、女性客が多かったですね。あと夜のホーチミンは、若者たちが路上(歩道)で遅くまでダベりながらコーヒーやお茶を飲む習慣があるようで、大聖堂の周りや統一会堂前の公園や庁舎前の公園などは、暗くなっても沢山の人がいました。【ダナン】リゾート地ということで魚介類が豊富で、店先で好きな物を選んで調理してもらう方式のお店が多いです。海老、蟹、貝類が特に充実してます。不思議とタコはいませんでした。こちらはダナン名物ミークアン。きしめんのような平たい麺で、色々トッピングされていて、これも野菜を混ぜて食べます。美味しいです。それからこちらはホテルの可愛いコンシェルジュが教えてくれた「マダム・ラン」というレストラン。ここは雰囲気も良くいろんな種類の料理が楽しめて、味も安定していて評価が高いお店です。ダナンに行ったら一度行ってみることをオススメします。その近くにお土産屋さんとカフェが併設された「スーベニール&カフェ」もあります。あと最後に、個人的に惹かれた面白ショットをいくつか。これは上海時代にもFacebookで取り上げたことがありますが「おもしろマネキンシリーズ第2弾」です。マネキンは世界中多彩ですね。今後も追っかけたいと思います。あとちょっと気になるBINBIN系列店?です。通りの名前かと思いましたがそうではなく、何故か同じ地区に数軒「BINBIN」を名乗る店がありました。ちなみに入る気にはなりませんでした。以上かなりランダムにご紹介しました。参考までに。

  • 19Jun
    • ホイアンの幻想的な夜

      ダナンから南へ車で約40分。旧市街が美しい世界遺産の街ホイアンを訪ねました。一緒にバルサ戦を観戦したHさんからも、絶対オススメと言われてたので、前日にホテルでチャーター車をお願いしたところ、「ホイアンに行くなら夕方から行った方が良い」とアドバイスされたので、16時出発にしました。着いたのが17時前だったので、食事の時間も含めて20時に待ち合わせ場所に戻ることにして、約3時間ぐらい街をプラプラと探索。日本にもゆかりの深い街であり、来遠橋(日本橋)はその象徴ですが、旧市街を回ると京都のような間口が狭く、奥に長い家屋や店舗が多く見受けられます。おしゃれなカフェもあり、またアートや伝統工芸品など、とても味わいがあってついつい手に取りたくなるような品々が豊富に取り揃っていて、もっとゆっくり時間をかけて吟味したくなりました。特に今回お気に入りは、この「HAHA」というお店。ベトナム版井上雄彦的なタッチのアートが施された雑貨が沢山あって、また文具類やステッカーなどを思わず買ってしまいました。この習性は治りそうにありません。3時間でも充分には回りきれなかったので、ホイアンに一泊するプランもいいかなと思いました。また夕暮れ時からはホイアン名物でもある街中に吊られているランタンに明かりが灯り、幻想的な風景が広がります。特に川沿いのレストランなどは風情があってオススメです。川にはランタンを灯した船が沢山出ていて遊覧も楽しめます。このランタンの効果って素晴らしいなーと改めて感心しました。特に木材が基調となった古い町並みに、色とりどりの灯りが見事に溶け込み、都会のイルミネーションでは出せないオーラを放ちます。いくらでも撮りたくなりますね。今回は画像のアップ数が最多かも知れません。川を挟んで向かい側にはナイトマーケットがあって、沢山の観光客で賑わっています。これはナイトマーケットの入口にあったお店で食べたCao lau(カオラウ)という、言うなれば「ぶっかけ饂飩」ですね。暗くて分かりづらいですが。これもホイアン名物らしいです。どうしても麺類が多いですが…美味しいです!帰り際に川に灯籠流しもして、夏らしい雰囲気を満喫しました。ランタンを実際に店先で作っている女性も発見。懸命に働く姿とランタンの美しさが相まって、心揺さぶられる写真です。でもランタンはさすがに見るだけで、買えないのが残念!!ダナンに来たらホイアンには絶対足を伸ばした方がいいですね。

  • 17Jun
    • オッサン・オン・ザ・ビーチ

      昔のTUBEの曲にありそうなタイトルですが。On the beachは「海辺で(海辺の)〜」や「上陸して〜」などの意味の他に、船員が陸に上がるということから「退職する」という意味もあるそうです。まさに退職したオッサンが海辺にいるって状態にぴったりの表現ですね。ベトナム中部のリゾート地ダナンは、雨季ではないので観光シーズン真っ只中です。アジア、欧米から大勢の観光客がバカンスを過ごしに来ていて、海も街も賑わっています。気温は朝から夜までずっと30度を超える暑さですが、時折心地好い海風もあってホーチミンと比べて蒸し暑さは多少薄らぐ気がします。南シナ海に面した海岸線を南北に砂浜がずっと続いていて、どの場所でも海水浴が楽しめます。一番のホットスポットは「ミーケービーチ」で、仕事や学校帰りの地元の人たちも加わる夕方頃からが一番混んでます。ベトナムは日本よりも日照時間が短く、19時にはもうすっかり暗くなるので夜が長く、ビーチには暗くなってからも人が沢山います。これは音楽を流してヨガをやってるグループです。ホテルで朝食を済ませて、午前中から目の前の海へと繰り出し、泳いだり、ビーチで寝そべって本を読んだりウトウトしてると昼になり、一旦部屋に戻って着替えてから、ランチのため海側からタクシーで市街地側へと向かいます。空港や駅がある内陸側の市街地と、海沿いの地域はハン川を隔てて、3本の橋で行き来します。宿泊場所を市街地側か海側のどちらにしたとしても、移動にはタクシーが必要ですね。ホーチミンでもっぱら使っていたヴイナサンタクシー以外にも、この緑色のマイリンタクシーも信用出来ることが分かりました。情報本で調べておいたブン・チャー・カーというダナン名物の麺料理にしてみました。地図を見ながら109というお店に辿り着きました。魚介のさつま揚げと野菜が入った米粉の麺で、スープは少し酸っぱめで美味しいです。サイズが大小あり当然ながら大にしましたが、食べごたえ的にはやや物足りない。味も正直期待してたレベルではなかったかなー。市街地の方には、ダナン大聖堂やハン市場がありますが、この市場はあのホーチミンのベンタイン市場にも引けを取らないカオス感!2階建てになっていて、1階が食品中心、2階が衣料品や雑貨になります。昔は役所?デパート?だったのか、中央階段がえらい立派です。川や海があるので釣り具や救命具、漁業関連グッズも充実してます。ホーチミンほど「お兄さん!攻撃」は激しくないのでゆっくり回遊できます。それから先日ご紹介したCONGというカフェがダナンにもあり、若者を中心にここでも大人気でした。味のあるオリジナル雑貨も販売していたので、ついつい購入。こういう好みのデザインのメモ帳やノートなど文具類があると、使わないのについ買ってしまう習性があります。この気持ち分かってもらえる文具好きの方いますか?下の包みはコーヒー豆です。ダナン滞在は基本的にビーチとホテルでのんびり過ごそうと思ってますが、少し南にあるホイアンにも半日チャーターで足を運んでみるつもりです。最後に話を戻しますが、TUBEって解散してないんですね?かつては夏の風物詩と云われ夏の時期だけヒットを飛ばす異色のグループでしたが、彼らは私よりさらに歳上なので、だんだん歳を重ねるたびに夏のビーチで恋したとか、夏だからお祭り騒ぎとか能天気に歌ってられなくなったんでしょうけど。それよりも夏のビーチやスキー場で出会って恋するとか、バブル期にはメチャクチャ持て囃されたシチュエーションも、今の時代はあまり表立って歌やドラマで取り上げられ無いような気がしますが、私も最近の情勢にイマイチ疎いので知らないだけかも知れませんね。バブル期にまさに青春絶頂期だった私は、見た目はバリバリ体育会系ですが、実は意外にそういうシーズンに乗っかった恋愛とかエピソードがない基本インドア人間なので、こうして南国のリゾート地でいい歳こいてビーチに繰り出してる自分が不思議な感じです。未だに炎天下でのBBQとかは苦手ですが、でも夏の海ってテンション上がりますね〜。笑今更ですが、こんなことを思いきり楽しめてるのも、今回の旅の収穫でしょうか。

  • 15Jun
    • スコールの洗礼とキモかわいい人形劇

      ホテルの朝食に飽きたので、朝から街に出たところ、良い匂いがするので思わず立ち止まって注文。秘伝のタレ?で煮込んだ豚肉(普通は1枚ですがプラスしました)、煮卵、野菜スープ。思った通り旨い!!でも朝から重たいですかね!?席は道端なので、横を通る車やバイクの排気ガスと、ブンブン寄ってくる元気な蝿たちとも闘います。ホーチミンは雨季なので、今の時期は観光シーズンではないそうです。突然のスコールに降られてびしょ濡れになることも。どしゃ降り具合は今回最大級でした。ホーチミン3日目は昼過ぎから夜まで、雨が断続的に降りましたが、現地入りしてから急遽VELTRAで予約した「水上人形劇&サイゴン川ディナークルーズ」という現地ツアーに参加。日本語ガイドさん付きでホテルまで迎えに来てくれたのですが、いかんせん休暇で遊びに来ている日本の観光客がそれほどおらず、手配してくれた現地ツーリストのこの日のイベント参加者は私ひとりだけ。やったー!貸切り!と喜びたいところですが、たまには誰かと交流もしたいような気分…。まずは水上人形劇が行われる劇場へ。どこかコミカルな風貌の人形たちのオブジェ(実際の劇はもっと小さい人形です)が出迎えてくれました。そして前から3列目の良席に案内されて、いざ開演。入口で貰えるパンフレットに、日本語の表記もあったので、演目の流れは大まかに把握できますが、当然ながらベトナム語なので詳細は分かりません。ただなんとなく見た目が面白い人形たち(逆に怖がる子供もいるそうです)が、水に入ったり出たりしながら、あっちへこっちへ動き回る姿は、内容が分からずとも笑いを誘います。また両サイドで演奏、台詞を担当する人たちの、どことなくユル〜く聴こえる台詞のやり取りも微笑ましいです。この人形たちは、幕の後ろに半身まで水に浸かって操作している人たちがいて、最後にその7人がカーテンコールで水に浸かったまま登場します。そして約45分の演目を終えて、港へ移動してディナークルーズへ。ガイドさんは別の部屋での食事になるので、またもや私一人です。周りは当然ツアーのグループや家族連ればかりです。川から見渡す肝心の夜景はというと、正直、出発して10分ぐらいのこのへんまでがピークでした。あとは雨も降ってわりと暗めなサイゴン川が続きます。という訳で、気分を入れ替えてまたカフェ巡り!!こちらはさっきの朝食の場所の隣にあったアパート改装型カフェ。私の好きなレトロモダン調ではなく、綺麗めフレンチカジュアル的な雰囲気でした。コーヒーはこの瓶を最初にシェイクしてから頂く方式です。もう一軒は、事前に情報本で調べてたカフェが見つけられず、たまたま疲れて入ったその近くのカフェ。表向きは誰も入りたくない感じですが、何軒もカフェやレストランがあって、若い人達に人気のようでした。でも地震が来たら一発だと思います。今日はここまで。

  • 14Jun
    • 美味しい人気店巡りとベンタイン市場

      ホーチミン2日目の夜は、Tamさんにパインセオ(ベトナムお好み焼き)の超人気店へ連れて行ってもらいました。パリッとした生地の中にモヤシや野菜が入っていて、これだけでも甘辛いタレをつけて食べれますが、テーブルに置かれた野菜に包んで頬張るのが現地流だそうです。美味しい!!店内はガイドさん付きの欧米人の団体や、中国人グループや韓国人カップルなどで賑わってました。ついでにサイドオーダーしましたが、うっかり頼みすぎてお腹いっぱい。また食べ過ぎてしまいました。これは味付き焼肉です。付け合わせの野菜と一緒にライスペーパーに包んで食べますが、もし私一人で来てたら、ライスペーパーの存在に気づかずに肉だけ食ってたでしょう。不思議な食感です。これはこちらでよくあるチキンサラダ。何かの茎(聞いたけど忘れた笑)が入っているのが特徴です。お米?のスナックに乗せて食べるそうです。パリッとしたスナックと、ジューシーな野菜がコラボされていて美味しいです。これはメニューには「うどん」と書いてましたが、ビーフンみたいな麺ですね。汁なしで麺の下に炒めた肉や玉葱、野菜が入っていて、これを麺に絡めて食べます。意外と旨いです。食後は店の近くにあった人気のカフェでコーヒーを飲もうと思いましたが、3階席まで満席とのことで持ち帰りにしました。Tamさんお薦めのココナッツコーヒー。ココナッツミルクはシャーベット状になっていて、蒸し暑い時には最適です。美味しい!!このカフェも雰囲気がとても良くて、オリジナルコーヒーやグッズもあってかなり人気が高そうです。店員は昔のベトナム軍のデザインのユニフォームを着用、店名は「CONG」(主義)です。しかし料理は野菜がたくさん使われていて全体的にヘルシーですが、アイスコーヒーを日に何杯も飲んでるのでチャラですね。それからこちらは、情報本を調べてタクシーで昼間に行ってみたカニ料理の人気店です。カニチャーハンが旨い!!あとこちらはカニの丸揚げ。さすがにハーフサイズにしました。チャーハンとカニ丸揚げハーフで1,500円ぐらいなので、ベトナムにしては高めです。Tamさんに聞いたら高いから普段は行かないそうです。それからホーチミンでは有名なベンタイン市場にも、昼と夜に足を運んでみました。昼間は倉庫のような広い建物の中に、迷路状にお店が連なっていて、ブランド品から衣料品、雑貨、土産物、食品まで何でも買えます。狭い通路を通るたびに「お兄さん!お兄さん!」と呼ばれまくるので、暑さでくたびれてる時はイラっとします。元気な午前中とかに行くのをおススメします。しかしこの活気があってカオスな感じは面白いと思います。このベンタイン市場の場内でもイートイン出来ますが、外に出て少し脇道にフードマーケットがあって、そちらの方が種類も豊富でゆっくり食べられると思います。私は数あるお店の中から「ベトナム風ピザ」というのをチョイスして、ついでに焼肉の竹筒乗せ(ビーフ・オン・ザ・バンブー)という、いかにも美味しそうなのを追加しましたが、味はどちらも大したことなかったです。ピザは生地がパリパリ過ぎてトッピングもイマイチでした。夜になるとこの市場内は閉められて、市場を挟む両側の道路に露店が並びナイトマーケットになります。ここでもお兄さん!攻撃は変わらずです。ベトナムらしい雑貨や食器などは独特の味わいがあって良いですね。ちなみに時系列は前後してますので、あしからず。

  • 13Jun
    • 〜ベトナム探訪編〜 ホーチミン=サイゴン

      以前から一度来てみたかったベトナムに、火曜日から初上陸しております。今回のベトナム来訪は、1.経済的にも成長著しいと言われるベトナムの今を体感したい!2.美味しいベトナム料理をいっぱい食べたい!3.中部のリゾート地ダナンの海でのんびり寛ぎたい(ホイアンにも行きたい)!4.旅の後半に予定しているハロン湾やタムコックといった世界遺産の絶景を満喫したい!というのが主な目的です。まずは南のホーチミンから入ります。ベトナム航空は初めて乗りましたが、機内食も含めてわりと快適でした。(ほぼ寝てた!)約6時間の移動で日本との時差は-2時間です。到着してから「あっ、そういえば入国カード書いてないわ!」と思って慌てて探しましたが、カードの提出は不要でした。Hồ Chí Minh(Saigon)「ホーチミン」は植民地時代からベトナム戦争まで、革命を率いた建国の父の名であり、市街中心部の旧称は「サイゴン」です。街の至る所に「サイゴン」という名が残っているのは、建国の父を呼び捨てにしたくない古くからの人たちが今でも「サイゴン」と呼ぶからだそうです。しかし事前情報から把握していたものの、ベトナムはとにかく暑いです!!暑すぎます!!(写真からは伝わりにくいですが…)ホーチミンは雨季に突入していて、日中に何度かザーッと降る時間帯もありますが、すぐに止みます。なので湿度も高いです。元々汗っかきの私は、持参したタオルハンカチを初日に2枚も使ってしまい、2日目からはホテルのタオルを持ち歩くことにしました。ハンカチレベルの面積では対応できません!!精力的に動き回ろうと計画してましたが、初日からこの暑さにへばり気味で、この先が思いやられます.。こう暑いと移動にはタクシーが必須ですね。でないと、ぶっ倒れます。でもタクシー会社によって信用度が異なるので、安心できるVINASUNタクシーをチョイスして利用します。幸いVINASUNはどこでも沢山走ってるので捕まえ易いです。あとアプリで呼ぶ配車サービスもあります。メーターは車体によって初乗り11〜12千ベトナムドンからスタートして、中心部であれば50千ドン以内で収まります。ちなみにベトナムドンは1,000ドンが日本円で約5円なので、千単位で切ってこれに5を掛ければ計算しやすいです。つまり250円以内で近場であれば移動できます。でもベトナムドンは単位が大きいので、慣れてないと一瞬ビビりますね。例えばコーヒー1杯3万ドンなら、計算すると150円。食べたり飲んだりするのはかなりお得です。今回旅をするにあたり、同じ英会話の先生繋がりで知り合った日本在住のベトナム人のMiさんから、ホーチミン在住で日本語ペラペラのお友達Tamさんを紹介していただきました。仕事でお疲れにもかかわらず、2日連続で夕食に付き合ってくれて、さっきのタクシーの事などベトナムについての注意点も一通りレクチャーしてもらいました。本当に有り難かったです!日本に来たら美味しい物ご馳走します。という訳で、日本でベトナム本を買ってチェックしていたお店を何軒か回ったり、市内をプラプラ探索して順次紹介していこうと思います。ただ今ホーチミンは地下鉄建設工事中で、来年に完成予定だそうです。日本企業も貢献しているようです。これは昨日Tamさんに連れて行ってもらったフォーのお店です。ついでに揚げ春巻きも。フォーはあっさりして美味しい鶏ガラ風味です。酢橘を搾ったり、香草や香辛料をトッピングすると味のバリエーションが楽しめます。あと私はカフェ巡りとベトナムコーヒーが大好きなんですが、ベトナムでは古いアパートを改装してお洒落で雰囲気の良いカフェが人気と聞いていたので、これらも探索したいと思ってます。ここはベンタイン市場の近くにあるBook Cafeです。建物入口がこんな感じで分かりづらいので、初めてで独りだと不安になる方もいるかも知れませんね。ソファーやクッションも良い色目です。この暑さには、アイスミルクコーヒーが堪りません。それからここはホテルから歩いて5分くらいの所にある「bang khuang」というカフェです。夕方だったせいか客が殆どいませんでしたが、お陰で店内もバシバシ撮影できました。ここはとても雰囲気が良くて気に入りました。また明日も来ようと思います。今日のところはこのへんで。

  • 03Jun
    • 6月1日 チャンピオンズリーグ決勝

      1 June, At Estadio MetropolitanoTottenham Hotspur 0-2 Liverpool当然ですが、またもや長文です。前回お伝えした通り、今回の決勝は"必ず勝つ""勝たなければならない"という意気込みで臨みました。おそらく世界中のリバプールサポーターが同じ想いだったと思います。だからこそ数日前から決勝会場のあるマドリッドに集まった、リバプールサポーターの盛り上がりは異様だったようです。私はというと、とんでもなく高騰したチケット、ホテル代など費用面から、決勝はマドリードでの生観戦を諦めて、新宿のパセラリゾーツ7Fガムランボールに特設された観戦会場にエントリー。あの奇跡のバルサ戦を現地で共に目撃したSさんとHさん、Sさんのご友人と待ち合わせて深夜3時からスタンバイしました。会場はスパーズファン、どちらのファンでもなくただ決勝が観たいというサッカーファンもいる中、ユニフォームを羽織って戦闘モードにスイッチオン。世界最高峰のCLファイナルとはいえ、2年連続でもあり必ず勝つという確信を持っていたので、テンション的には落ち着いた感じで試合開始を待ちました。会場に用意されたスコア予想の用紙には、2-1でリバプール勝利と自信満々に記入。(スコアは自信なさげですが)そしていよいよ試合開始。開始早々いきなりシソコのハンドでPK獲得。これを昨年無念の負傷退場で雪辱を期すサラーが叩き込んで幸先よく先制。その後、相手にポゼッションでは上回られるものの、効果的にチャンスを作りながら1-0で前半終了。気懸りなのは、パスが思うように繋がらずロングフィードのセカンドボールもことごとく相手に拾われて、シュートまでは持ち込ませないもののボールを保持できないこと。そして怪我明けのフィルミーノがゲーム感を取り戻せてないように見えたことでした。相手のエースであるケインも同じ状況でしたが、後半に入り60分過ぎにクロップ監督が先にカードを切りました。フィルミーノに代えてオリギを投入。約ひと月ぶりの実戦ということもあり、前線で動き回りながら攻守にわたって貢献するフィルミーノの良さが今回ばかりは消えてました。ここで早めに見切りをつけたクロップと、ケインを最後まで引っ張ってルーカス・モウラを後半途中までベンチに置いたポチェッティーノ。この両監督の決断の差が結果的には明暗を分けたようにも見えました。続けてワイナルドゥムに代えてミルナーも投入。追加点という意味ではワイナルドゥムを代えるタイミングが早いようにも感じましたが、いずれミルナーは絶対必要になるので、これも納得の交代でした。バルサ戦で大活躍したワイナルドゥムでしたが、こういった勝負事は続けて何回も同じことは起こらないもので、今日は彼の日ではないという決断は正しかったと思います。後半は正直こちら側にパスミスも多く、チャンスをほとんど作れず、一方相手側はソン・フンミンのドリブル突破やミドルシュートから何度もゴールに迫ります。もはや現時点で最も脅威なのはソンであり、CL決勝でその役割を担えるアジア人プレーヤーが出てきたことは素晴らしい事だと思います。それから試合途中で気づきましたが、観戦会会場が新宿ということもあり、ソンを応援する韓国人サポーターも多くいて、彼がゴールに迫るたび、私たちは「やめて!やめて!」と悲鳴を、一方の韓国人グループは歓声を上げるという状況が続きました。しかしこちらもゴールだけは割らせません。そこにはファン・ダイク、ロバートソン、マティプ、アーノルド、そしてこの日も神懸かり的なセーブを連発したアリソンが立ちはだかりました。今季のリバプールの最も特筆すべき進化は、この守備陣の強固さにあります。試合内容は決して褒められるものではなく、リーグ終了からの3週間でコンディションとメンタル面での緩みが多少出たかも知れませんが、それだけCL準決勝とプレミア最終盤の戦いがプレッシャーも激しく厳しいものだったと言えるでしょう。そこで勝星を落とさなかったウチと、リーグ終盤は連敗で4位まで順位を下げたスパーズの心身の疲労度の差が少しあったかも知れません。しかし敵の猛攻に耐えながら迎えたアディショナルタイム直前の87分、ついに勝利を手中に収める値千金の追加点をオリギが決めます。今季のオリギは出場こそ少ないものの、こういったチームの窮地で抜群の勝負強さを示してくれました。しかも追加点が奪えなさそうな行き詰まった状況ほど、彼はチームを救うゴールを突然決めるんです。シーズン前半戦のマージーサイドダービー、エバートン戦での終了間際の奇跡的な決勝ゴール。シーズン終盤の一つも落とせないニューカッスル戦での、これも80分を超えての決勝ゴール。そしてフィルミーノ、サラーが欠場したバルサ戦での2ゴール。まさに"スーパーサブ"となった彼の価値あるゴールがなければプレミアもCLもここまで来れてません。このオリギが叩き込んだ追加点に、世界中のリバプールファンが飛び上がり雄叫びを上げたことでしょう。そして試合終了。ついに我がリバプールは、何年も待ち望んだ悲願のタイトルを勝ち取りました。いつも試合終了直後はどんな劇的な試合だろうと、高揚した気持ちを消化するカタルシスに酔いしれるばかりで、嬉しさと安堵感に支配されます。しかし選手や監督の男泣きや満面の笑み、達成感を噛みしめるごとに、これまでの過程が思い出され、徐々に胸に熱いものが湧いてきて涙腺が潤み始めます。ジェラード以来14年ぶりに悲願の優勝トロフィーを力一杯掲げたキャプテンのヘンダーソンは、本当に頭が下がる努力と献身のリーダーでした。伝説の闘将からキャプテンマークを引き継いだ難しい仕事に誇りを感じ、自身も何度か放出候補として名が挙がることもありましたが、そのたびに不屈の努力とチームへの献身で誰もが認める不動のキャプテンとしてチームに力を与え続けてきました。彼の男泣きは最高に美しく、誇り高く、ずっとそんな彼を見てきたサポーターにとっては、これ以上ない感動の瞬間でした。この優勝までの道のりは本当に苦しく、長かった。その苦難の時期が長かったからこそ、この優勝の味は格別です。前回の優勝以降、リバプールはしばらくは黄金時代に手が届くところまで強さを維持し進化を見せました。しかし数年後、前オーナーの資金繰りが悪化し、チーム作りも頓挫、有力な選手を獲得できず、すべてが負のスパイラルに転じ、トーレス、アロンソ、マスチェラーノといった選手も次々と移籍し衰退していきました。スアレスやスターリングが大活躍して一時的にロジャース政権時に成績は回復しましたが、彼らもまたチームを去り、クラブは継続的な強化を図れず欧州の舞台からも遠ざかっていました。そのクラブの窮地を救ってくれたのは、現オーナーであるフェイウェイスポーツのジョン・ヘンリー氏であり、なんと言ってもユルゲン・クロップ監督だと思っています。クロップ監督の就任はまさに希望の光でした。彼の人柄と情熱と戦術、マインドすべてが、リバプールというクラブにフィットし、彼のスタイルに合う戦力の補強がクラブの全面的サポートを得て実現できました。必ずこの監督なら近い将来リバプールを長年の悲願であるプレミア制覇、世界一に押し上げてくれると心から信じられる指揮官であるクロップ監督の下、ついに我がリバプールはそのことを証明しました。クロップ監督は、彼のことが大好きで、絶大の信頼をおく選手たちの手によって胴上げされましたが、私たちサポーターの心の手も間違いなく彼の大きな身体を持ち上げていました。本当にクロップ監督には、リバプールに来てくれてありがとう!と皆が言いたいと思います。しかし今回の優勝は、ほんの序章に過ぎません。チームに欠かせない大黒柱であるファン・ダイクやサディオ・マネが語っているように、今のリバプールは来年そしてこれから数年間のプレミアとCLのタイトルを勝ち取りたいというモチベーションと、自分達ならやれるという自信に満ち溢れています。自分達のやってきたことが間違いではなかったということを世界に証明して、よりハングリーに成功を求めることでしょう。不遇の時代を長く味わった私たちサポーターも、これからのリバプールに大いに期待を膨らませています。でも今はこの優勝の達成感と幸福感にしばらく包まれて過ごしたいと思います。一夜明けた現地リバプールでは、盛大な優勝パレードが行われた模様です。この人の多さを見れば、どれだけ待ち望んだ優勝だったか分かると思います。ちょっとエグいですね。笑なんと市民の数を大幅に超える75万人だそうです。マンCのプレミア優勝パレードの約7倍。私もプレミア優勝を想定してシーズン最終節まで現地にいましたが…どうせならCL優勝を想定してこの日までリバプールに残れば良かったーー!!そんな今更ながらの後悔も少しありますが、これ以上贅沢は求めません。とにかくクロップ監督をはじめ選手たちが世界チャンピオンという称号を得て、これまでの努力が報われたのですから、これに勝る喜びはありません。本当によくやった!沢山の感動をありがとう!!そして、来年も頼んだぞ!!!You'll Never Walk Alone

  • 30May
    • 決戦まであと2日

      しばらくぶりにサッカーの話です。ハッキリ言って長いです。プレミアはシーズン終了しましたが、リバプールにはもうひとつ大一番が残ってます。6月1日(土)日本時間の深夜、いよいよトッテナムとのチャンピオンズリーグ決勝が行われます。我がクラブにとっては2年連続のファイナル。昨年はレアル・マドリーのCL3連覇を絶対阻止してくれると期待しましたが、エースのサラーが前半にセルヒオ・ラモスの反則柔道技で負傷退場させられ、GKカリウスの予想外のミス連発による失点もあり、悔やんでも悔やみきれない準優勝でした。あれほど失望感と屈辱を感じた試合はありませんでした。こんなもんじゃないのに…という歯痒さと、それを証明できなかった悔しさで、暫くはサッカーの話をするのも嫌なくらい凹みました。しかしあれから1年。チームは再びこの舞台に戻ってくると誓って、その約束通りにまた頂上決戦まで辿り着いてくれました。"今度こそ"の想いはヨーロッパのどのチームよりもウチが強いです。こうした一発勝負は、戦術や実力云々よりも勝ちたい気持ちの強い方が勝ります。そして屈辱をバネに這い上がってきたチームは、必ず一回りもふた回りも成長しているものです。14年前、前年夏にエースのオーウェンがレアルに移籍したリバプールは、スペインから招いたベニテス監督の下でリーグでは5位、CLでも明らかにダークホースでしたが、ユベントス、チェルシーといった強豪を次々破ってファイナル進出。そして当時最強だったACミランに前半3点を奪われながら、後半に若きキャプテン・ジェラードのゴールから息を吹き返して瞬く間に3-3と追いつき、延長とPK戦の末にサッカー史に残る大逆転劇でチャンピオンをもぎ取りました。これこそが「イスタンブールの奇跡」です。ミランを前になすすべもなく、やはり勢いだけのフロックかという空気が流れる中、ハーフタイムのロッカールームで全員を前に語られたキャプテンの想いと、スタンドのサポーターが力の限り歌い続けた「You'll Never Walk Alone」(君は独りじゃない)のメッセージで、後半再びピッチに飛び出したチームは見事に蘇りました。1点を返した後「まだ行くぞ!もっと俺たちに力をくれ!」と言わんばかりに、チームとスタンドのサポーターに向かってジェラードが両手を振り上げ鼓舞するシーンは、何度見ても胸が熱くなります。これは先日のバルサ戦での「アンフィールドの奇跡」でも再現されました。1stレグで0-3で負けた時、そんなに点差がついた結果にどうしても納得がいきませんでした。内容的には負けてなかったし、それほど力の差を感じた訳でもなかったからです。やはりバルサは強い、リバプールとは力の差があるという論調が大勢を占めてましたが、チームとサポーターはそれが正当な結果ではないことを証明したかったのです。俺たちはこんなもんじゃない、絶対に諦めずに取り返しに行くぞ!と。このどんな劣勢や苦境に追い込まれても諦めない、強い相手になればなるほど力を発揮する、味わった屈辱は強い気持ちで取り返すという不屈の精神は、今もクラブに脈々と息づいています。昨季のCL決勝も結果的に完敗したとはいえ、アクシデントがなければ試合の行方は分からなかったと思えてなりません。こんなもんじゃない、そのことを証明しなければ終われないという反骨心がこのクラブの原動力であり、それを証明するために今年もこの舞台に帰ってきたのです。だからウチには勝たなければならない明確な理由があります。トッテナムは確かに手強いですし、同じリーグでしのぎを削ってきた相手なのでその力はよく知っていますが、彼らとは背負ってるものや勝利を渇望する想い、使命感の大きさが違いますし、ここに至るまでの物語の深みが違うのです。例えが古い野球の話になりますが(元野球少年)、98年夏の甲子園、松坂大輔の横浜高校が最大のライバルPL学園との延長17回の死闘を制し、次の明徳義塾に大逆転サヨナラ勝ちして迎えた決勝の京都成章戦。あれで横浜が負けることは100%あり得ない。案の定、松坂はノーヒットノーランというおまけ付きで春夏連覇を果たしました。"主役感"とでも言いましょうか。勝つべき者、勝つべくしてそこに立つ者の物語の結末は決まっていたのです。今回のリバプールもそれに近い感覚があります。この舞台はリバプールの為に用意されたのだという感覚です。プレミアでもCLでも、成長した戦いぶりを見せてチームがここまで強くなったのは、すべては昨年の雪辱の想いからです。その舞台は整いました。今回は必ず勝ってくれるという"期待"ではなく、必ず勝つという"確信"を持って臨みたいと思います。以上、戦術的根拠もない、かなり精神論に偏った自分勝手な理論でした。あ、最後に一つだけ説得力あるデータを。これは各メディアどこにも書かれてないですが、2000年以降の直近18年間に限ると、バルサがCLでベスト4以上勝ち上がった9度の大会は、バルサが優勝もしくは準決勝でバルサを破ったクラブが優勝しているのです。18年という区切り方が味噌ですが…。だから、絶対勝つ!!!お後がよろしいようで(よくないか?)長々と失礼いたしました。

  • 28May
    • ロンドン散歩 〜さよならメイ首相〜

      前回に引き続き、テーマ関係なくロンドン観光のスナップを。これにてロンドンレポートは終了します。ここはコヴェントガーデンというマーケットで、センスの良いショップや飲食店が並び、オープンエリアでゆっくり寛ぐこともできます。古くは果物や野菜の卸売市場だった場所らしく、雰囲気もとても良くてオススメです。ロンドンは広い公園がいくつもあって緑も多く、天気の良い日はレンタサイクルで回るのもいいですね。中国系のMobikeも大活躍です。ガンジー像。議事堂前。メイ首相もついに退陣しましたね。滞在中は特に政治の混乱による影響は感じませんでしたが、今後の動向が気になります。先日レポートしたタワーブリッジを起点に、テムズ川沿いをのんびり歩いてみました。ロンドン橋はなんて事ない普通の橋でした。これはミレニアム・ブリッジ。正面にセント・ポール寺院が望めます。そしてこれがセント・ポール寺院。これは通りすがりの別の教会ですが、黒いロンドンバスがカッコ良かったのでパチリ。3日間ハードに歩き回ったロンドン観光でしたが、まだまだ行けなかった場所も多いので、次回の楽しみに取っておきます。では、ロンドン編はこれにて終了。さようなら。

  • 27May
    • ロンドン散歩 〜007/SOHOより愛をこめて〜

      ロンドン観光は残り2回でレポート終了。あちこち散歩した中でお見せできてない写真を、テーマ関係なく総ざらいしてみたいと思います。まずは、たまたま通りがかりに見つけた007のミュージアムをご紹介。英国と言えば…忘れてました、この有名人を。ただこのミュージアムは1Fが小さなグッズショップ、地下に下りるとほぼ007シリーズで使用されたメカニックのみに特化して展示されていました。007の全作品は観ておらず、メカに思い入れがある訳でもない私にとっては正直物足りない印象でした。タイトルバックの画面と同じ写真を撮影してくれるコーナーもあり、こういうのが大好きな私の友人Tなら間違いなく成りきってポーズを取ってるでしょう。私が初めて見た頃のジェームス・ボンドは、3代目ロジャー・ムーアでしたが、一番ボンドらしい俳優はピアース・ブロスナンじゃないかと思います。ただ一番好きなのはやはり、既成の軽妙な女好きやり手スパイからハード路線に切り替えて大成功を収めたダニエル・クレイグのボンドですけどね。まぁこれは脚本や演出、興行戦略に至るまでの変化があってこそですが、彼の存在感も相まってシリーズ自体の格を押し上げたように感じます。ちなみにD・クレイグは私と同じリバプールファンで知られています。その他スナップをランダムに。本当に晴天が綺麗です。ショップ、パブ、レストランなどが軒を連ねいつも賑わいのあるSOHO。郵便ポストもなんかお洒落。これはSOHO地区専用のレンタサイクルですが、ここだけでなく街のあらゆる所に設置されてます。SOHOにあるLIBERTYという百貨店。古い建物と内装を上手く生かしながらの、素敵な空間づくりと売場の編集がとても気に入りました。これは路面店ですが、ヨーロッパやアメリカをはじめ日本以外の国で人気の英国発アパレルブランド。極度乾燥(しなさい)という変な日本語がブランド名に付いていて、微妙なアクセントを醸し出しています。こちらは街のあちこちにもチェーン店があった、寿司をメインとしたファーストフード店「Wasabiわさび」以前中国でもよく見かけた怖いマネキン。自撮り棒など携帯グッズを勧めてますが、この生首の必要性が分かりません。そしてご存知ピカデリーサーカスの昼と夜の顔。ピカデリーからレスタースクエア方面。では、おやすみなさい zzz

  • 25May
    • タワーブリッジ開いた!!

      今回のロンドン観光で、最もたくさんシャッターを切ったのがこのタワーブリッジです。色んな角度、色んな時間帯でその顔が変わるこの橋の美しさに魅力されました。遠目から眺めるも良し、下から横から眺めるも良し、渡ってみるも良し。おそらく世界でも何本かの指に入る美しい橋でしょう。この橋の歴史や特徴などは、面倒なのであえて詳しく述べませんが、とにかく撮った写真を記念にアップしておきます。そして今や週に数回しか開閉しなくなった橋が、私が上を渡ってる最中、しかも私がちょうど警備員に「今から開くからストップ」と止められるタイミングで、船の運行により開閉しました。リバプールの生観戦7戦無敗もそうだし、バルサ戦の歴史的大逆転劇もそうだし、雨が降らない晴天続きもそうだし、今回の旅はやっぱり何か持ってるのかなーと自分の事ながら感心してしまいました。その動画もご覧ください。次回ロンドンに行った際は、夜のタワーブリッジも是非堪能したいです。

  • 24May
    • ジャパン人気とチャイナパワー

      ロンドンは言わずもがな大都会なので、リバプールとは違い日本料理のお店もあちこちにあります。寿司、ラーメン、炉端焼き、居酒屋…などなど。驚いたのがどこも人気が高くて、特に夜のディナータイムは店の前に行列が出来てたり、店内は満席だったりする店が多く見られました。やはり日本の料理は美味しくて見た目も良くて、健康にも良いというイメージがあるんだなと改めて感じました。もはや言うまでもなく日本の強みの一番手ですね。またちょうど今月末から、ロンドンの大英博物館で日本のマンガ展が開催されるというニュースが出てましたが、確かに漫画の人気も高いです。リバプールでもそうですが、書店には日本の漫画コーナーがあり、予想以上に多種多様なラインナップが並んでいます。ページをめくると当然ながら英語訳されていますが、擬音だけは日本語表記が残ってる場合もあります。きっとビジュアル的な勢いみたいなものを維持するために残してるんでしょう。それに語学学校でクラスメートだった色んな国の学生さんたちも、やはり日本の漫画やアニメについてはよく知ってました。たまたま授業でそういう文化の話になった時に、唯一の日本人である私に話の水を向けられましたが、私は普段ほとんど漫画もアニメも見ないのである程度は答えられたものの詳しくは説明できませんでした。海外で関心度の高い自国の文化については、好き嫌い関係なく、それなりに語れるぐらい知っておくことが重要だなーと痛感した次第です。例えば私がドイツ人にビールのことを聞いた時に「下戸だから知らない」って言われたり、オーストラリア人にコアラやカンガルーのことを聞いた時に「見たことないから知らない」って言われたら話題に困りますし、理解が深められません。それと同じことです。でも遠い異国の地で日本の文化が注目されてるという事実は、深く関わってない私のような人間にも少し喜ばしいことでした。ただカルチャー、コンテンツの魅力は根付いているものの、現地で日本人に会う機会はとても少なく、それは日本人にとって英国の魅力や関心度が薄いから来てないのか、昔ほど日本が豊かじゃないからなのか、色んな要素があって定かではありません。しかし一方で中国人の多さには、ここでも驚かされました。リバプールの私がいた学生用レジデンスも殆どが中国人の学生さんでしたし、大都会ではないリバプールの大学や語学学校にも多く留学していて、ロンドンでも何処を歩いても中国語が聞こえてくる状況です。あとは中東系も多いですね。サウジアラビアやUAEといった中東の裕福な国の若者も、英国に多く来ている印象でした。カルチャーの浸透度や人気、感度やクオリティーにおいては、日本は中国やアラビアの国々にはまだまだ負けないと思います。しかしこれだけの若者が海外のあらゆる国に留学、生活していて、いずれ自国に帰るのか海外で働くのか分かりませんが、グローバルな視点で世界との関わりを深め、色んなものをどんどん吸収している中国のパワーとボリュームには圧倒される思いでした。これからの時代を考えると、日本の学生さんたちにももっと積極的に海外の市場や生活を体験して、語学も勉強して、人材が育つような機会が与えられれば良いなぁと感じました。それでも圧倒的に数では負けてしまいますが。あとこれは少し話がズレるかもしれないですが、この2年のうちにラグビーW杯やオリンピックで海外から今よりも沢山の人が日本に訪れます。日本では当たり前に感じていることも、海外の人たちからすると不便に感じたり印象が悪かったりすることもあるだろうと思います。例えば海外ではそんなに高くないのでわりとタクシーを使う機会がありますが、日本のタクシーは相当高いのでビックリされるんじゃないかとか、東京の地下鉄はあまりに路線が入り組んでややこしいんじゃないかとか、ホテルは狭くて高いんじゃないかとか…。"おもてなし"というキーワードで勝ち取ったオリンピックですし、色んな国の人たちがまた日本に来たいと思える、母国に帰って「日本は素晴らしい、良かったよ」と話してもらえるように、一人一人が知恵をしぼって日本をアピールするチャンスを活かしたいものですね。それと同時に、これは今後そうあるものではない、日本にとっては逃してはならないチャンスのようにも感じました。話を戻しますが、チャイナタウンも相変わらずとても賑わっています。前にも触れましたが、リバプールにも小さいながらチャイナタウンがありましたし、世界中どこへ行ってもチャイナタウンは存在します。国内の14億人だけでなく、歴史的背景から海外に根を張るもののルーツが中国である人たちを合わせると、一体どれくらいになるのか想像に難くないですね。その中国が世界の経済をリードし、多くの中国人が世界中で活躍する今、そして今後も、改めて英語と中国語の勉強をもっとちゃんとやっといた方がいいぞ!と。これは自分への戒めですけどね…。

  • 22May
    • 世界最高峰ミュージカルをウエストエンドで

      ロンドンのウエストエンドは、ニューヨークのブロードウェイと並ぶミュージカルの本場ですが、リバプールで遅まきながら初めてミュージカルを体験して楽しかったので、ロンドンでは絶対に世界最高峰のミュージカルの名作を見ようと決めてました。「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」ロンドンで上演される主要なミュージカルは、FUN!LONDONというチケット予約サイトで事前に購入、座席指定まで出来ます。上演の際に予約済み番号の入ったEチケットを劇場のBOX OFFICEで見せればOK。とても便利ですね。でもこのウエストエンド地区には多くのチケット屋さんがあり、入手方法には事欠かないでしょう。もう少し安く購入できるかも知れません。平日まで大入り満員という訳ではないので、現地に来てからでも十分に間に合うと思います。オペラ座の怪人(ハー・マジェスティーズ・シアター)300年以上も前に建立された歴史あるハー・マジェスティーは、このロンドン生まれの世界的大ヒットミュージカルが初演された場所でもあり、超ロングランなので、もはやオペラ座の怪人専用の劇場とも言えるでしょう。つまり本家本元なわけです。ミュージカルの劇場に来て思いましたが、想像してた以上にこじんまりとしていて、舞台が近いですね。これはイギリスだけなのか、アメリカや日本でもそうなのか、今後検証してみたいです。臨場感と迫力が凄いですね。それと座席でお酒も飲めるのが意外でした。ここはオペラ座の怪人仕様の劇場とも言えるので、装置なども手が込んでいてダイナミックな演出が可能です。長い歴史に裏打ちされた重厚感ある内装も素晴らしい劇場です。オペラ座の怪人については、大まかなストーリーだけは何となく知ってましたが、細かい部分と後半の展開だけ事前にインプットし直して観賞しました。英語だけに途中で筋を追えなくなると楽しめないので。私の場合、初めて観るのでこれがスタンダードになりますが、日本版などをすでにご覧になられてる方だと比較も出来て、きっと正当な評価も出来るんでしょうね。正直言うと、音楽や演出は見事だなぁと感心しましたが、後半は若干退屈に感じました。これは素人の感想なので当てにならないですが、物語のメインが、若く美しい歌姫とその恋人、そして憎しみと復讐と嫉妬の炎を燃やす怪人の三角関係にあるので、それ以外の登場人物や背景にあまり広がりを感じられず、怪人の片想いにも今ひとつ感情移入が出来ませんでした。かなり期待値が高かっただけに、満足度とのギャップがありました。もう少し私自身の研究が必要かも知れません。レ・ミゼラブル(クィーンズ・シアター)ウエストエンド史上最長ロングラン記録を誇る、もはや語るまでもないミュージカルの名作ですね。これも1985年にここロンドンで初演され、その後ブロードウェイへ渡り世界的大ヒットとなりました。今回の二大ミュージカルともに、ロンドン発だったとは勉強不足でした。こちらは映画版を体験済みなので、ストーリーや登場人物についてはある程度の知識がありました。ここも100年以上の伝統ある劇場で、ハー・マジェスティーと同じくそんなに規模は大きくないです。これぐらいのサイズがどの階層からも舞台がしっかり観賞できて良いんでしょうね。確かにあまり広すぎて演者の顔も見えないのでは感動も薄れます。正直驚いたのは、大人になったコゼット役を黒人の女優さんが演じていたことです。調べてみると過去にもエポニーヌ役をアジア人が演じたりしたことがあるそうですが、子役が白人だったので切り替わって登場した時は少し戸惑いました。しかし歌も演技も素晴らしかったですし、最初の戸惑いはすぐに消えました。キャスティングに人種の壁を設けないスタンスは素晴らしいことだと思います。そして全体の感想としては…これはヤバいです。とにかく素晴らしかった!!!さすが世界に名だたるミュージカルの最高傑作。感動、感動、また感動。最初から最後まで、3時間の上演時間を忘れるくらい入り込みました。第1幕のフォンテーヌの「I Dreamed a Dream」からさっそく涙腺に圧力が加えられ始め、その後も何度も何度も涙腺攻撃が止みません。弱き者にふりかかる不条理なまでの悲劇、自分は犠牲になりながら愛する者へ注ぐ惜しみない愛情、何よりもそれぞれの歌、歌唱力が素晴らしいですね。また群像劇だけに登場人物も多彩だし、キャラクターも立っている。大勢が同時に舞台上に立ち、隅から隅までそれぞれの演者の動きを見ているだけで飽きませんし、それによって一場面一場面に広がりと深みが増すのでしょう。そして大勢で歌う場面と独唱の場面のメリハリが効いていて、なおかつどれも素晴らしい曲ばかり。最後のバルジャンの死と民衆の歌で、もう完全に涙腺は崩壊します。これは何度でも観たい、聴きたい名作だと思いました。超オススメです!…って、自分がレ・ミゼラブルをこんなに薦めることになろうとは思ってもみませんでした。いや~ミュージカルって凄いですね!!おそれいりました!!

  • 20May
    • アビーロードと元アップルビル

      ビートルズゆかりの地として、ロンドンではこの2つに絞って訪ねてみました。リバプールと違うのは、世界的人気者になってからのビートルズと関係があるという点ですね。アビーロードは地下鉄のSt John's Woodという駅で降りて、閑静な高級住宅街を通った先にあります。本当にそれ以外何もない普通の住宅地ですね。ここはご承知の通り観光名所になっていて、日中は常にパラパラと色んな国の方が集まっていて、アルバムジャケットと同じように横断歩道を歩く写真や動画を撮りまくってました。しかし本当に国を問わず色んな人がいて、世界中に認知されてるんだなーと、改めてビートルズ人気の幅広さを感じた次第です。中にはビートルズなんてよく知らないけど、観光名所らしいから行ってポーズ撮ろうって言われて来てる人もいるんでしょうけどね。でもここは信号もない高級住宅街の一角。しかもわりと車の往来も多いです。ここが観光名所だと知っているバスやタクシー、地元の車などは、横断歩道を渡る観光客に気を遣って止まってくれたりしますが、横断歩道上でストップモーションでタラタラ写真撮ってたら、そうでもない急ぎの車にクラクション鳴らされてムッとしてる人なんかもいました。でもストップモーションする人ってなぜか殆どが手と足が一緒に出ちゃってて、歩いてる風には見えないんですよね。8割がた手足一緒に出てました。人間の心理って不思議なもんです。ゆっくり歩いたり車を待たせて真ん中で止まって何枚も撮ってる大人たちを見て、しかも私は独りなのでアホな顔して他人に撮影してもらう気にもなれず、ジャケット写真の真似事はやめました。本当に車が次々来るのでタイミングも難しいです。次回誰かと行った時に、アホな顔して手足同時に出して撮ってこようかと思います。ちなみにこの「アビーロード」というアルバムは、4人が揃ってレコーディングした最後の作品で、数ある彼らの作品の中でも非常に評価の高いアルバムです。私も大好きですが、3番目ぐらいです。この横断歩道の横にビートルズがレコーディングを行なったアビーロードスタジオがありますが、関係者以外は中に入れないようです。ですがその横にグッズショップがあり、この店限定の物も多く、リバプールでお土産も含めて結構使ったのにまた散財してしまいました。それともう一ヶ所は、ビートルズが作ったかつてのプロダクションであるアップル。今やアップルはあっちの方が有名ですが。元アップルビルはピカデリーサーカスから歩いて5分ぐらいのサヴイル・ロウという静かなビジネス街の通りにあり、その後オーナーが変わって現在はアバクロキッズのお店になっていました。この屋上で1969年1月30日、ビートルズ最期の伝説的ゲリラ・ライブパフォーマンス「ルーフトップ・コンサート」が行われたんですね。このゲリラ・ライブを描いたドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」をかなり昔TVでやってて録画しましたが、VHSだしすでに実家のどこにあるかも分からなくなってしまいました。ビートルズものの映画やドキュメンタリー映像は、版権の問題などがありもう見れないものもあったりで残念です。一番好きなのは私がビートルズにハマるキッカケになった「コンプリート・ビートルズ」というドキュメンタリーですが、これはもうDVD化もされておらず入手困難です。これを昔NHKが「ビートルズのすべて」と題して日本語版で放映したのですが、このナレーションの江守徹が最高に良いです。が、これもYouTubeで途中までは観れますがそれ以降が見当たらず、いくら探しても入手出来そうにありません。少し横道に逸れましたが、元アップルビルは子供服店として普通に営業中なので、店内に入ってみたら1Fにビートルズ関連の展示と、またここでしか売ってない限定Tシャツが!しかもアバクロ仕様!ってことは高い?と思ったらそうでもないのでまた購入。しょうがないでしょう、ここ限定なんだから。屋上へはさすがに上がれないようなので、なるべく上まで行って3Fの汚く曇った窓から外を眺めました。ライブの時は隣のビルの屋上やらにも群衆が集まってきたそうなので、それに近い目線ということで。この屋上を観光のために開放したら、アバクロも良い小遣い稼ぎになりそうですけどね。ぜひご検討お願いしたいです。

  • 19May
    • ロンドンは晴天なり、でもビッグ・ベン工事中!

      シーズン最終戦を終えた翌々日の火曜日に、約40日間を過ごした大好きな街リバプールとひとまずお別れして、ロンドンへ移動しました。ロンドンに来てみると、リバプールが本当に小さな町だったんだなーと改めて思いますが、その小さな町からサッカーやビートルズといった世界の人々を魅了し続ける文化や歴史、そこに住む人々の情熱と誇り、リバプール愛を溢れんばかりに感じて、インスパイアされた日々でした。そしてリバプールの人たちは気さくで温かい。街や学校やスタジアムやカフェやパブやタクシーで出会ったその人たちに口々に言われた「リバプールはどう?」「良い街だろ?また来いよ」はい、また必ず来ます。Bye for now.そしてロンドンは快晴。大好きな刑事コロンボの「ロンドンの傘」を思い出しましたが、3日間雨も降らず天候には恵まれました。2日半だけの観光なので、行きたい所に絞って後はのんびり街歩きを楽しみました。これはご存知のバッキンガム宮殿。ちなみに先述した「ロンドンの傘」で出張中のコロンボが、この衛兵交代式を必死で人をかき分けながら写真を撮りまくってたシーンは笑えました。ピーター・フォークの御上りさん演技は秀逸です。しかし以前取り上げたストロベリー・フィールズもあいにく工事中でしたが、まさかビッグ・ベンもとは!なんてタイミングだ!議事堂自体があちこち工事してました。まぁイギリス政府も工事中みたいなもんですが…って、うまいこと言えてるのか言えてないのか。昼間は暑いぐらいの好天でした。気持ちいい〜!そのほか基本的には徒歩と地下鉄で、ロンドンの中心部を歩き回りましたが、一つ一つの詳しいレポートはご存知の方も多いと思いますので割愛します。タワーブリッジ、ピカデリーサーカスやSOHO、そして本場ロンドンのミュージカルと、ビートルズゆかりの地ロンドン編については、別途レポートいたします。

  • 16May
    • スカボロー・フェアの港町へ

      私、ビートルズファンではありますが、洋楽に興味を持ち始めた10代の初め、誕生日か何かで父に頼んで初めて買ってもらった洋楽アルバムはビートルズではなく、サイモン&ガーファンクルでした。当時ちょうど再結成した頃で、日本にも来日してライブをやったりして、TDKのCMでこの曲が使われていて大好きになりました。「スカボロー・フェア」昨日レポートしたヨーク観光をすることにしてからGoogle Mapを見ていたら、ノース・ヨークシャーの東の海沿いに「スカボロー」という地名が偶然出てきました。正確には「scarborough」なので「スカーボロ」或いは「スカーバラ」と呼ぶ方が近いです。でもここでは「スカボロー」と書きます。えっ?もしかして、あのスカボロー?サイモン&ガーファンクルの2人はどちらもNY出身ですが早速調べてみると、この歌は元々イギリスの古い伝統的バラッドがベースになっていて、かつてこの町の名物だったスカボロー・フェアというお祭りに行くんなら昔の恋人に伝えてほしい…みたいな内容の歌詞のようです。今はもうその祭りもかつての賑わいもないようですが、ヨークから列車で1時間の距離だし、せっかくだから行ってみたいと思い足を伸ばしてみることにしました。しかし翌朝ヨークの駅に着くと、スカボロー行きの列車は出たばかりで、次は1時間後。えぇ~1時間も待つんかよ。夕方までには帰りたいからこのままリバプール行きに乗ろうかな、どうせ行っても何も無さそうだし…と一瞬迷いましたが、いや、やっぱりせっかくだから行ってみようと思い直し、駅のカフェで連休明けの授業の予習をして時間を潰し、リバプールとは反対方向の終点スカボロー行き列車に乗り込みました。この日はビートルズを封印して、サイモン&ガーファンクルのプレイリストに乗せて。列車の車窓から、イギリスの牧歌的な田園風景と雨模様の空を眺めながら彼らの曲を聴くと、意外と合うんですよね~これが。(スカボロー・フェアだけでなくその他の曲も)あいにくの天気でしたが、3連休最終日。スカボローの街は観光客が訪れていて、それなりに活況を呈していました。名所で知られるスカーボロ城へは駅から少し距離がありますが、街の様子も見たいので雨の中を歩くことにしました。調べてみると、古く13世紀からこの町は港町として栄え、500年ほど続いた夏のスカボロー・フェアには、国内だけでなく海外からも多くの貿易商人が集まって大盛況だったそうです。今も保養地として知られ、特に海のシーズンには多くの観光客が訪れるようです。海が目の前にあって、高台にホテルらしき建物が並んで、お土産物屋さんやレトロなゲームセンター的な店も海岸線に建ち並び、日本の熱海を思わせるような風景です。砂浜もあったので水際まで下りてみたり、屋台の海鮮屋さんで新鮮な貝を軽く立食いしてみたり、少し今までの観光と違う雰囲気を楽しみました。駅から目抜き通りを通って、坂を下り、海岸線まで降りてしまったので、高台にあるスカボロー城へ行くにはまた別の坂道を登り直さなければならず、雨に濡れながら城に続く坂を延々と歩いて、若干汗ばみながらようやく城の入口にたどり着きました。すでに廃墟と化しているスカボロー城ですが、その周りを野原と城壁が取り囲み、その先にドーンと広大な北海が出現します。城から見下ろすこの景色はなかなか圧巻です。そして雨に濡れながら、わりと広く荒海を望む何もない野原をぐる〜っと歩いていると、なんだか世界の片隅に取り残されたような感覚になり、孤独感がぐんぐん増してきました。うわー、こんなとこまで来てしもた!思ってたより寂しい〜〜!!それからまた城(の残骸)に戻って海を眺めながら、しばらくの時間、城壁に手をついて物思いに耽り、ずっとサイモン&ガーファンクルを聴きました。まだ少年だった頃に、どこかもの哀しく寂しげで幻想的なメロディーと美しいハーモニーに惹かれ、歌詞の意味も分からず何度もレコードで聴いた「スカボロー・フェア」まだ12歳なのに大人っぽい映画が大好きで、毎週楽しみに観ていた土曜夜のゴールデン洋画劇場のCMでよく流れていた「スカボロー・フェア」今その題材となったスカボローに自分が立っていて、大きな海と古い港町を見下ろしながら、この曲を聴いてるのがとても不思議な気持ちでした。自分はどこから来た何者なんだろう?自分はなぜこんな田舎の港町に辿り着いたんだろう?自分は何処へ行こうとしてるんだろう?そんなことを考えてる自分の後ろを通り過ぎる色んな国の人たちも、この東洋人は何をしてるんだろうと不思議に感じたかも知れませんね。それに思いましたが、この風景なら「明日に架ける橋」もバッチリ合いますね。でも確かなのは、「たぶん何も無いし時間が勿体ないからやめておこう」と行かない理由を探すより、「とりあえずなるべく行ってみて、何も無ければしょうがない」と思って、足を運んでみることが大事だなと。面倒くさがりの私が今さら学んだ教訓です。リバプールへ帰るのは3時間の道のりなので、今度はサイモン&ガーファンクルの世界から切り替えて、日本の歌を聴きながら、日本を発つ前に後輩夫婦から貰った「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」というオードリー若林の著書を読みふけりました。現在の自分の気持ちに共通する部分もあり、楽しく読み切りました。あの夫婦、二人揃ってぽっちゃりしてるわりには本のチョイスが中々良い、たぶん嫁さんのセンスだろうなと感心しながら、もうすでにホームタウンのような安心感を勝手に感じているリバプールの街に2日ぶりに戻ってきました。Scarborough FairAre you going to Scarborough Fair? (Parsley, sage, rosemary and thyme)Remember me to one who lives thereShe once was a true love of mineスカボローフェアに行くのかい?      (パセリ、セージ、ローズマリーにタイム)そこに住んでいるあの人に伝えてほしいかつて私が真の愛を捧げたあの人に