ローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサート Vol.36
【日時】
2022年8月7日(日) 開演 15:00 (開場 14:00)
【会場】
浜離宮朝日ホール (東京)
【演奏・プログラム】
・太田 糸音[ピアノ]
ラヴェル : 夜のガスパール より 第1曲 オンディーヌ、第3曲 スカルボ
・向井 響[作曲]
向井 響 : 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
ヴァイオリン 土岐 祐奈
・香月 麗[チェロ]
メンデルスゾーン : チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58 より 第3、4楽章
ピアノ 樋口 一朗
・有冨 萌々子[ヴィオラ]
ヒンデミット : ヴィオラ・ソナタ Op.11-4
ピアノ 古海 行子
・吉見 友貴[ピアノ]
ショパン : アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
ロームミュージックファンデーション スカラシップコンサートを聴きに行った。
京都および東京で毎年行われている、ロームの奨学生によるコンサートシリーズである。
どの演奏も良いものだったが、特に太田糸音の弾くオンディーヌは、この曲にかけては少々面倒臭いほどうるさいと自覚している私も唸らされる、細やかに和音の仕上げられた名演。
私の好きな録音である、
●天川真奈(Pf) 2015年11月25日浜コンライヴ盤(CD)
にも匹敵するところだった(あともう一さじの遊び心というか、幻想味のようなものがあれば匹敵していたと思う)。
スカルボのほうも良かったし、「夜のガスパール」は今後さらに磨かれて、彼女の強力な持ち曲になっていきそうな気がする(プロコフィエフのエチュードop.2のように)。
(画像はこちらのページよりお借りしました)
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