ローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサート Vol.29 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

ローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサート Vol.29

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2021年8月22日(日) 開演 14:00 (開場 13:15)

 

【会場】

京都府立府民ホール アルティ

 

【演奏・プログラム】

・伊東 裕[チェロ]

カサド:無伴奏チェロ組曲
 

・リード 希亜奈[ピアノ]

シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 より 第1楽章
 

・向井 響[作曲]

向井響:“恋愛論”スタンダールによる(2021)

 ヴァイオリン 篠原 悠那/千葉 水晶

 ハープ 髙野 麗音

 

・千葉 遥一郎[ピアノ]

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章

 

 

 

 

 

京都で毎年行われている、ロームの奨学生によるコンサートシリーズ、「ロームミュージックファンデーション スカラシップコンサート」。

先日のVol.27に引き続き(その記事はこちら)、Vol.29もコロナ禍のため無観客オンライン配信による開催となった。

 

 

リード希亜奈の弾くシューマンの幻想曲が聴けて満足。

このときネット通信の悪い場所にいたので、演奏が途切れ途切れになってしまったのは残念だが、それでもこの曲で私の好きなリヒテル、アンデルジェフスキ、ティファニー・プーン、ソン・ヨルム(その記事はこちら)あたりに並ぶ名演だったように感じた。

ただ、例によって後日アーカイヴでゆっくり聴こうと思っていたのが、いつの間にか演奏動画掲載期間が終了しており何とも残念。

3年前の水野優也の名演(その記事はこちら)にも並びそうなカサドの無伴奏を弾いた伊東裕や、先日のモントリオールコンクール(その記事はこちら)と同様の見事なペトルーシュカを弾いた千葉遥一郎も含め、また復活配信などあればじっくり聴きたく思う。

 

 

 

(画像はこちらのページからお借りしました)

 

 


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